『北斗の拳』に覚える奇妙な既視感 儂が『北斗の拳』を読出したのは小学一年生の頃、つまり連載当初から読んでいたので、何も考えずに読んでいたのだが、中学校を卒業したくらいからだろうか、読返す度、またアニメの再放送を見る度、何やら奇妙な既視感を覚え、不思議に思うていた。はじめは原作を幾度も読返し、アニメの再放送を五度も六度も見た所為かと思うていたが、どうも違う。初対面の人の顔を見て、誰かに似ていると感じる、あの既視感だ。 儂は長い間、何だろう、何だろうと考えていた。それが或る日、ケーブルテレビであるアニメ番組をぼんやり眺めていて、ふと気付いた。 「そうだ! 『新造人間キャシャーン』だ!」 新造人間キャシャーン 『新造人間キャシャーン』は1973年十月二日から放送されていたタツノコプロ制作のテレビアニメである。数あるタツノコプロ作品の中では比較的マイナーかも知れぬが、主題歌の格好良さ、アクション
以前から疑問に思っていたのですが、最近それが再び話題になり、みなさんに聞きたいこともあってエントリしてみます。 それは「オタクは本当に差別されていたのか?」「差別されていたなら、それはいつ頃からか?」という疑問であります。 こないだの月曜日にやったロフトのイベントで、会場の参加者から壇上の我々に向かって質問がありました。どういう発言だったかディティールを忘れましたが、オタク差別に関する内容でした。どなたか補足してくだされば幸甚です。 それを受けて東浩紀君が 「確かにオタクは差別されていた。それは認めよう。でもオタク差別といっても、女性差別や人種差別のような差別とは違う。よくオタク遺伝子というものがあって、世界のどこへ行ってもオタクはすぐにわかるという議論があるけど、本当にそんな遺伝子なんてあるのか」 というような発言をしたんですよ(※記憶で書いてます。間違いがあれば訂正します)。 「オタク
プロフィール Author:クマノス 映画好きのオッさんのぼやきブログです。一応ネタバレなしです。 気軽にコメント書いてくださいね。 オッさんなので更新がいつ不意に途切れるかわからんので、リンクは保留させてください。 またアダルトや広告系のコメントは排除させていただきます。 またTBができないことがあるようですが、気にしないでください。(FC2の新規のTB設定のせいで、TBできないのがあるようです)本当に申し訳ありません。 ランキングエントリー中 FC2 Blog Ranking 人気blogランキングへ 人気blogランキングへ ロボットアニメファンには今更の話ですが、今日は「聖戦士ダンバイン」の話を書きます。 「聖戦士ダンバイン」は「機動戦士ガンダム」の流れを汲む富野由悠季監督のもと日本サンライズで製作されたロボットアニメです。 「聖戦士ダンバイン」はアニメ史上、非常に画
ネリーと比瑪との違い。それはネリーが、他のブレンたちと違い「恨み」や「憎しみ」だけでなく、生きることの「喜び」を得たいと思っているネリーブレンにネリー自身が救われたことにある。そこが(ブレンと心が通わせられるといっても)比瑪とヒメブレンとの違いである。 比瑪のその元もとのおおらかな育ち方が、ブレンたちやノヴィス・ノアのクルーたち全体に(彼女が意識してないにもかかわらず)とって「癒し」の存在(光をもたらす存在)ではあったが、ブレンも含め、個々のキャラが抱えている生き苦しさを癒すほどの力は持ってはいない。ただの一人の少女でもあり、それほど完全な女でもない。 勇がいなくなって、初めて自分の恋心に気付くような、そんな王道な少女マンガみたいな描写からもわかる通り、ただの一人の少女である。勇の方から比瑪に、いわばアプローチしてきたにも関わらず、比瑪はただその無邪気さをもって答えるだけで、勇の抱えている
「私の男」で第138回直木賞受賞 作家・36歳 「握手はだめ。そんなことをしていては勝てないよ」 1999年5月に開かれた新人クリエーターのコンテスト「第1回ファミ通エンタテインメント大賞(現エンターブレインえんため大賞)」の授賞式。ドラマ企画書部門の選考委員だった「機動戦士ガンダム」の富野由悠季監督が、受賞者との握手を促されて言った。競争の激しいエンターテインメントの世界に飛び込むなら、全員をライバルと見なし、研鑽(けんさん)を積むしかないということだ。 第138回直木賞を「私の男」(文芸春秋刊)で受賞した桜庭一樹さんは、この「第1回エンタメ大賞」で小説部門の佳作を受賞しデビューした。それから8年。ティーンの読者が中心のライトノベルで作品を発表しながら積んだ努力と経験が、エンターテインメント作家として最高と目されるタイトルを勝ち取らせた。 父と娘の情愛を描いた受賞作は、選考委員から反道徳
話題元はこちらから。 ●サニーデイ - 無言のトラックバックは「土足で踏み込む」行為? (http://d.hatena.ne.jp/sunny/20050826/1124985244) ブログについて、基本的に「従来のWebサイトよりはつながりを重視している」という認識はわりと共通なもののような気がします。ただ、雪乃さんのところには目撃したコメントの例として 「個人のお部屋のようなもの」 とあるし、自分のブログを部屋とか庭とかそういうごくプライベートなもの、自分が好むつながりだけでつながるもの、と認識しているひとは多いのかもしれません。 ここからは流行りの箇条書き*1で。 こういった傾向のひとつの原因として「ブログを装飾するパーツの増加」があるかも。 ブログとは庭造り。 庭でペットを飼う。庭を華やかにする。生け垣を高くする。立て札(注意書き)を立てる。友だちの写真を飾る。自分の写真を飾る
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
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http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20080126/tomino.htm 個人的に思うところを抜粋 自分の心からの叫び、自分固有だと考える気持ちをそのまま作品に作り上げることができるような、“日記風”のコンテンツを作品にすることができるのは限られた天才しかできない。 「ケータイ小説」や「Youtube」作品から大ヒットに繋がった作品はあるが、それはツールがメジャーになる過程で天才が作品を生み出したと言うだけで、ツールを使う全ての人が作る日記的コンテンツが全て高い評価を受けるわけでは決してない。 「我々が作品を作る上、技能を行使する上で必要なのは、『わかって欲しい』と思うことではないでしょうか」 100万人に通じる言葉の使い方、表現をしなくては自分の主張は、作品は絶対に伝わることはないという。 富野氏にとって、「100万人に伝わる表現方法」が“
宣伝用ビデオです。 3巻で会社が倒産したOVAに宣伝用ビデオが2つもあるというのは非常に不条理な気がします。 また、価格も4000円以上すると言うのは非常に不条理かつ殿様商売な気がします。だから潰れるんだよ!西崎義展受刑囚奴! まあ、僕は京都精華大学で無料で見たわけですが。フヒヒ。 なぜ、このようなものを見たのかと言うと、もちろんヒゲのためです。 そもそも、企画がヒゲガンダムっぽい。 最初のヤマトが1974年に放送! このボリューム0が発売されたのは、1994年! 宇宙戦艦ヤマト20周年記念、ヤマトビッグバンプロジェクトですよ! しかも、メカデザインはシド・ミード。 ∀ガンダムはパクリすぎる。 スタッフ 企画 / 原作 / 製作総指揮:西崎義展 フューチャーコンセプトデザイン:シド・ミード ヤマト・オリジナルデザイン:松本零士 総監督:白土武 監督:西崎義展、影山楙倫 監修:舛田利雄 脚本
もう一週間前のことだが、プレス試写で『ひぐらしのなく頃に』映画版を鑑賞。面白かった。何を見せたいのか、ものすごく分かりやすい演出だったから。例えば、注射器に毒薬が入っている。その毒薬の色が、黄緑に近いような黄色……って、それはもう、毒以外の何物でもないでしょう。怖がらせるシーンでは、ばーんと照明が変わり、部屋の中だろうと構わず“もや”が立ち込める。もう「分からせる」ことにかけては、容赦ない映画。これでダメだったら何がOKなのか、俺には分からない。 高校生が友情プライスで観に行って、「キャーッ」と叫ぶのに、これ以上ないほど明快なつくりだ。 ただ、最初に『ひぐらし』を知った時の違和感――ハイパー・グラフィア(過書症)的なテキストの膨大さ、どちらかというと稚拙な絵。あの「ここから先はオヤジお断り」な雰囲気はない。あのハイパー・グラフィアというかオーバー・テキストの洪水に溺れたのは、PS版の『To
ファイブスター物語は「シティハンター」と「水戸黄門」で出来ている。 「おちゃらけたスケベなキャラ」が飽きもせず登場する。でも実はただ者ではない。 「ゲッ、もしやあなたは三大騎士団○○○の○○様ではないですか!」 「エクセレントファティマ○○を作り、なおかつ三本線マイトのドクター○○では!」 万事この調子。毎回コレ。 主人公に一番最初に瞬殺されたキャラが再登場すると「実は悪魔の様にデタラメな強キャラ」だった事が判明する。 じゃあ主人公はもうどんだけなんだよ!パワーインフレとか全然無視! また時空が歪むぐらいの超兵器「バスターランチャー」を登場させて「ココが天井なのかな?」と読者に思わせといてから、いきなりソレを百発連射する超絶ロボットが平気で登場する。(一発で十分なのに何故百発も?) そしてその呼び名もコロコロと変わる。ヤクトミラージュやオレンジライトは分かるが、何だよ?「錨は巻き上げられ、
エニグマ (enigma) とは、西洋語で「謎」、「なぞなぞ」、「パズル」等を意味する。古代ギリシア語の αἴνιγμα(ainigma、「謎めいた言葉」「なぞなぞ」などの意)がラテン語を経て転訛したもの。この名を冠した事物に、以下のようなものがある。 エニグマ (暗号機) - 第二次世界大戦のときにドイツが用いていたことで有名なローター式暗号機のこと。幾つかの型がある。 エニグマ (映画) - ロバート・ハリスの小説『暗号機エニグマへの挑戦』を映画化した2001年公開の映画。 エニグマ (ミュージシャン) - 1990年に結成された、ドイツを活動拠点とするヨーロッパの音楽プロジェクト。 エニグマ (戦車) - 湾岸戦争時イラク軍が使用したT-55の独自改修型に多国籍軍が付けたコードネーム。 エニグマ変奏曲 - イギリスの作曲家、エドワード・エルガーの楽曲『創作主題による変奏曲』の通称。
続編の増加 深夜アニメでも、続編が多くなってきた。 競争が激化する中で、すでに実績があり確実な売上が見込めることが製作を後押しする主要因だろう。 また、2クール一度に作るよりも1クール作って様子を見て、人気が出るようであれば2期目を製作すると行ったオプション的な考え方もあるように思う。 それとは少し毛色が違う気がするのが、去年の今頃放送されていた『コードギアス』と今放送中の『ガンダム00』。 両方とも4クールの作品なのだけれど、2クールずつにわけて半年から1年の間隔を開けて2回の放送になるようだ。 十分な質を確保するために4クール連続での制作が難しいというのが第一の理由だろう。 続編における寿命を延ばす効果 これらの作品については、手堅い商売をするため・質を確保するためという要素に加えて、作品自体の寿命を延ばすという効果もある。 アニメにおいてヒットをさらなる大ヒットに拡大するためには、D
もちろん知っている。それがただの絵、ただの音声、ただの記号に過ぎないことは。 もちろんわかっている。その物語が荒唐無稽、現実離れした御伽噺に過ぎないことは。 しかし、すべて知り、わかった上でなお、ぼくはキャラを愛し、物語を楽しむことが出来る。なぜだろう? 特に下のとか完全なネタ動画なはずなのに、ネタで手を叩いて大笑いするよりも「あー春香かわいいよ春香」って気持ちのほうが先に来てるんだよね、素で。キャラには興味ないんじゃなかったんでしょうか。 ……しかし、冷静に考えればそれも無理のないことではあります。半端じゃない根気と時間をかけてわざわざMADなんか作る作者たちはそりゃもう筋金入りのファンで、病気なくらいにキャラに惚れちゃってる人がごろごろいるわけです。 そんな人たちの作る動画を四六時中見まくってごらんなさい。ネタ動画だとしても所々に「俺の育てた春香のこんな仕草はかわいいだろ?」「ほらこの
たった2分でオリジナルiGoogleテーマを作れるサイトを2つ紹介 管理人 @ 1月 21日 10:54am iGoogle 先日からiGoogleのテーマディレクトリが公開され、ユーザーが作ったテーマもアップできるようになったiGoogleですが、すごいサイトが登場しました。 『igThemer v0.1a』は、なんと、誰でも簡単にiGoogleテーマを2分で作ることができるのです! ヘッダーの色を指定したり、アイコン、背景の画像をアップロードしてプレビュー(Refreshボタン)で確認していくと、はい完成! 最後に「Creat」ボタンを押すと、完成です。 「Preview The Skin at iGoogle」リンクをクリックすると、自分のiGoogleへ反映されます。 作ったテーマは友達へ紹介したり、iGoogleのテーマディレクトリへ投稿したりできます。 ちなみに作ったスキンのU
1月24日〜28日 開催 会場:台北世界貿易中心 入場料:大人200台湾ドル(約700円) 子供100台湾ドル(約350円) 「Taipei Game Show 2008」では今年より世界各地から著名人を呼び講演を行なうという「デジタルコンテンツフォーラム」を開催している。日本からは「機動戦士ガンダム」などの監督として知られる富野由悠季氏が招かれ、講演を行なった。台湾はここ数年ゲームに限らず、アニメ作品やデジタルコンテンツのクリエイター育成に政府主導の形で力を入れている。 「Taipei Game Show 2008」では国際動漫(アニメ・漫画)作品館としてコーナーを作り、韓国や中国などアジア各国から作品を募集し、コンテストを行なった。富野氏は日本動漫大師(日本のアニメ・漫画の大家)であり“鋼弾之父(ガンダムの父)”として登壇し、「多様な文化の融合が漫画やアニメの新しい時代を
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