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2010年11月24日のブックマーク (12件)

  • http://econdays.net/?p=2223

  • 北朝鮮 飢餓の政治経済学

    北朝鮮の経済がどんな状況にあるのか。特に90年代における数十万人から数百万人の人々が死亡した大飢饉とその現在までの波及を、独自の視点からまとめた重厚な著作である。大学の講義の基礎資料として購入していたが、昨日の北朝鮮からの砲撃事件を契機にこのをここで取り上げておきたい。 書では北朝鮮の飢饉は、十分な糧供給があり、なおかつ都市部の家計でも、料の分配制度(公的な分配制度と市場を通じた経路)が機能しないとき、つまり書の専門用語では「料確保の権利」entitlementが毀損するときに生じるとしている。 北朝鮮経済はGDPの6割ほどを公的部門がしめ、さらにその公的部門の中で軍事部門のしめるウェイトが非常に大きい。と同時に書では朝鮮戦争後の急速な重化学工業路線をうけて都市化が急速にすすんでいると指摘している。そして北朝鮮の飢饉の特徴は農村だけでなく都市部でも飢饉の被害が出たことを指摘し

    北朝鮮 飢餓の政治経済学
  • 【民主党政権下の日本】国会同意人事の異常事態は仙谷長官が過去にまいた種 今も尾を引く日銀総裁選び - 政治・社会 - ZAKZAK

    ねじれ国会で話題になるのが国会同意人事だ。国会同意人事とは、衆議院・参議院の会議での同意を経て内閣、内閣総理大臣又は各省大臣が任命する人事のことをいう。両院で過半数の賛成が必要で、衆院の優越規定がないため、野党優位の参院が大きな影響力を行使できる。  政府は4日、今年6月から空席となっている預金保険機構の理事長に、同機構の元理事で元日銀信用機構局長の田辺昌徳氏をあてるなど国会同意人事案を提示した。しかし、同理事長ポストをはじめ、48人分の人事が宙に浮いて協議に入れない状況だ。  これは、過去の苦い経緯がある。2008年の福田政権での日銀総裁人事だ。武藤敏郎氏、田波耕治氏と、財務(旧大蔵)次官経験者が次々拒否され、戦後初めて日銀総裁が空席になった。現白川方明総裁が同意されるまで異常事態は3週間続いた。結局、衆参ねじれになって以降、自公政権では合計28人の人事案が否決されている。  仙谷由人

    prisoneronthewater
    prisoneronthewater 2010/11/24
    白川法皇誕生の経緯とか振り返るにつけ、チーム仙谷ってまさしく暴力装置だな。
  • OECDによる日銀への政策提言 - keiseisaiminの日記

    OECDはEconomic Outlook 88を発表し、日銀へ政策提言をしている。 The Bank of Japan should implement more ambitious quantitative easing measures to relax monetary conditions in the face of entrenched deflation and maintain such policies until underlying inflation is significantly positive. (http://www.oecd.org/document/59/0,3343,en_2649_34109_45268539_1_1_1_1,00.html) 日銀行はもっと大々的に量的緩和策をして、デフレが定着した金融状況を和らげるべきである。 そして、大幅な

    OECDによる日銀への政策提言 - keiseisaiminの日記
  • Nicholas Crafts and Peter Fearon 「記憶にとどめておくべきエピソード;1937~38年のアメリカの不況から得られる教訓」

    Nicholas Crafts and Peter Fearon 「記憶にとどめておくべきエピソード;1937~38年のアメリカの不況から得られる教訓」 Nicholas Crafts and Peter Fearon, "A recession to remember: Lessons from the US, 1937–1938"(VOX, November 23, 2010) 今般の世界的な経済危機と1930年代の大恐慌(Great Depression)を比較する言説はしばしば目にするが、「1937年の不況」についてはそれほど広範には論じられていない。稿では、「1937年の不況」からどのような教訓が得られるかについて検討する。「1937年の不況」は、世の政策当局者たちに対して、①財政再建は先延ばしすべきではない、②財政再建に向けて財政刺激策から手を引く「出口戦略」に乗り出す場合は

    Nicholas Crafts and Peter Fearon 「記憶にとどめておくべきエピソード;1937~38年のアメリカの不況から得られる教訓」
    prisoneronthewater
    prisoneronthewater 2010/11/24
    1937年不況について。
  • SYNODOS JOURNAL : 都道府県議選・参院選挙区の定数不均衡について考える 菅原琢

    2010/11/247:0 都道府県議選・参院選挙区の定数不均衡について考える 菅原琢 ◇統一地方選挙の前哨戦、茨城県議選◇ 都道府県議会の議員選挙は、東京都、茨城県、沖縄県を除き、4年に一度の統一地方選挙の際に行われている。統一されていない3都県のうちのひとつ、茨城県議選は今年12月に行われることになっており、来年4月に行われる統一地方選挙の前哨選挙として注目されている。 ◇茨城県議選の有権者数と選挙区定数◇ 12月に行われる予定の選挙での茨城県議会の議員定数は65人である。同選挙では、この定数を36の選挙区に分けて選出することになっている。 茨城県選挙管理委員会が2010年9月2日に選挙人名簿登録者数を発表したので、これをもとに各選挙区の有権者数を集計し、次項で説明するいくつかの方法で定数を配分し直したのが次の表である。なお、筆者のブログにも同様の表をアップしたので、データを使いたい場

  • 各種マクロ計量モデル(メモ)

    DSGEモデル周りについて興味深いエントリを矢野さんが幾つかされており(例えばこことかここ)、中々キャッチアップするのが大変ではあるのですが、以下はもう少しDe Macro(松尾先生風味)なマクロ計量モデルや折衷型(ハイブリッドタイプ)の論文も含めつつメモ代わりにまとめてみます。ほとんどのペーパーはネットで手に入れられる筈。 1.全般的な話 De Macroなマクロ計量モデルは少なくとも我が国の政策分析においては現役です。なぜなのかは色々と理由があるのですが、直感的に分かりやすく扱いやすいということに尽きるのかなと思います。各官庁等で用いられているモデルについては以下が参考になるかと。後はDe Macroなバックワードルッキングモデルではなく、De Macroな意匠を維持しつつフォワードルッキングを取り入れたモデル(伴先生らが開発しているもの)もありましたね。そしてDSGEモデルといったと

  • 「激突討論!2011年の日本経済」(Voice12月号)を読む(その1)

    先日の竹森俊平氏の論考に引き続き、特集の中身について紹介しつつ感想交じりでまとめておこう。テーマは7つであり、円高、日株、財政、デフレ、成長戦略、米国経済、新興国というものだ。いずれも2010年に話題になった話であり、来年も引き続き話題となるだろう。(その1)では円高と日株の二つについてみていこう。 1.円高 最初の点は円高である。円高は現在ややその勢いを弱めているものの、83円台が続く状況であり、楽観視することはできない状況だ。このテーマでは榊原英資氏と北尾吉孝氏が論考を寄せている。 榊原英資氏は、現在は円高というよりもドル安の状況にあると説く。だが二国レートが円とドルといった二つの通貨の交換比率である以上、この区分は意味がない。加えて円高が進む状況では円が独歩高の状況だったが、ドルはそうとはいえない。榊原氏の論説はこの意味で事実認識を欠くものである。榊原氏は史上最高値である一ドル=

    「激突討論!2011年の日本経済」(Voice12月号)を読む(その1)
  • https://www.jsports.co.jp/press/column/article/N2010112211585902.html

  • https://www.jsports.co.jp/press/column/article/N2010111801263302.html

  • 財政政策の効果に関する論文のアブストラクトだけ訳してみた - A.R.N [日記]

    矢野先生が、「大不況(the Great Recession)とDSGEモデル」というエントリを書いておられる。ゼロ金利下だと高い財政乗数が得られるという話に多少興味があったので、アブストラクトだけ訳してみた(書くまでもなく私は英語が苦手なので品質は保証しない)。 でも、これだけじゃ、よくわからんね。うーむ、やっぱり文読まなきゃ駄目か。 政府支出乗数が大きくなるのはどんな時か? 名目金利が一定になるときです。 どんな財政政策がゼロ金利下で有効なのか? ニューケインジアンビジネスサイクルモデルによれば、短期名目金利がゼロとなっている場合 減税は不況を深刻化させる。収縮的な減税の例としては、所得税の縮小が挙げられる。この減税はデフレ圧力を増加させるため不況を深刻化させる。別の例として資産課税を挙げる。この減税ではもっと支出が必要とされるその時に支出させず貯蓄させるよう仕向けることで不況を深刻

    財政政策の効果に関する論文のアブストラクトだけ訳してみた - A.R.N [日記]
  • 竹中平蔵『経済古典は役に立つ』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    経済政策の担当者としての実務の経験、そして経済理論家としての分析的視点を、アダム・スミス、イギリス古典派経済学、ケインズ、シュムペーター、ハイエク、フリードマンなどの古典を一冊かけて読むという趣向である。元は大学の講義がベースということもあり、編集の貢献も大きいのだろう、とても読みやすい。 書に取り組んだ竹中氏の意図は以下の発言に表れている。 「略 経済政策の話をするときに、一方で経済思想として話をする人がいることが気になっていたからである。いまの日経済の問題をどう考えたらよいのだろうかというときに、思想のなかに逃げ込む人やハウツーもので安易に物事を解決する人がいる」 例えば「市場原理主義」とか「リフレ派」などというだけで批判した気になる人たち、経済政策の問題なのに人格や政治的立ち位置をことさら強調して、経済問題なのに安易なイデオロギーや好き嫌いの判断に持ち込む人は実際に多い。僕はそれ