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ブックマーク / blog.guts-kaneko.com (27)

  • 追悼、李登輝元台湾総統 | 金子洋一「日本経済の再生をめざすブログ」

    李登輝元台湾総統が令和2(2020)年7月30日、97歳で亡くなりました。蒋経国総統の後任として総統に就任された2か月後の1988年3月に私は初めて訪台し、その後も何回も訪台しましたが、当時から想像もつかない民主主義社会の成熟と経済成長を遂げた台湾。その礎を作った歴史的偉人です。前回の選挙の前に新聞のアンケートで、現在と過去の尊敬する政治家の名前を一人ずつ挙げろと問われたので、高橋是清と李登輝と答えました。 大変強力なリフレ政策の提唱者、反緊縮論者でもありました。 じつに私は十数年にわたり、日が経済的苦境を脱するためには、インフレ目標を設定するなど大胆な金融政策を採用すべきこと、また同時に大規模な財政出動を実施することで経済を強化することの必要性を建議してきた。 やがて日では、「デフレの原因は人口減である」という人が現れた。だが、これは問題を見誤っている。 ところが、日には多くの大学

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  • 消費増税をめぐる2つのインチキ | 金子洋一「日本経済の再生をめざすブログ」

    今回は、この二つのクイズを切り口に、なぜ消費増税が特に低所得者にとって有害なのかご説明します。 2.金子洋一とはどんな人? 私は、大学を卒業して平成元(1989)年に当時の経済企画庁に入庁しました。現在の内閣府、消費者庁です。消費者契約法が作られたときには、消費者行政第一課、消費者企画課の課長補佐としてその根回しを担当して走り回りました。また、OECD(経済協力開発機構)CCP(消費者政策委員会)の副議長やOECD(経済協力開発機構)科学技術産業局のエコノミストとして、電子商取引に関する消費者保護ガイドラインの改訂作業に携わりました。いかに景気をよくするかということと消費者保護が私の国会議員としての専門分野です。 そして、霞が関の役人という身分では自由な発言ができないことに限界を感じ、平成15(2003)年に退職し、当時の民主党で政治活動に入りました。6年間の浪人生活を経てどうにか神奈川県

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  • 私が野党の党首ならこんな経済政策を掲げます | 金子洋一「日本経済の再生をめざすブログ」

    何回もツイッターなどで書いていますが、私は今回の衆議院議員選挙には立候補しません。しかし、もし今このタイミングで野党の党首だったらどういう経済政策を掲げるだろうかというのは頭の体操としてとても興味深い問いだと思います。 アベノミクスとどう対峙するのか、希望の党や立憲民主党をはじめとする各野党はどうすべきでしょうか。文中にも書きましたが雇用や日銀関係などのデータをしっかりと見れば完全に否定することは不可能でしょう。では「お前だったらどうするのか」という疑問に答えたのがこの文章です。 一言で言えば、『金融緩和については拡充。財政政策については緊縮政策を離れる。成長戦略については金融緩和の果実を利用する』というスタンスであるべきではないかと考えます。 これ以外にもさまざまな経済政策がありえますが、正しいマクロ経済政策の枠組みの中でないと、それひとつで見ればどんなにすばらしい政策でも有害となる可能

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  • 8月13日コミケに「金子洋一コミケ事務所」出展! | 金子洋一「日本経済の再生をめざすブログ」

    これまでもお知らせしていましたとおり、平成29(2017)年8月13日日曜日、コミケ 東地区 “イ” ブロック 07bに、一日限定で「金子洋一コミケ事務所」を出展し、書き下ろしのを販売します。 もちろんまったく初めての試みですが、ミネラルウォーターと冷却材持参で売り子としてトイレ休憩以外一日中詰めます。ぜひ遊びに来てください。会場は、有明・東京ビッグサイトです。なお、当日は酷暑と大変な混雑が予想されますのではじめておいでになる方は十分ご注意ください。必ず「コミックマーケット92のご案内」をご覧ください。 会場では、「デフレ脱却戦記:消費増税をとめろ!編」(桜町書院刊 A5版ソフトカバー 153ページ 定価1000円税抜)を販売します。消費増税問題について、安倍総理、黒田日銀総裁との私の国会質疑をその背景を含め解説したものです。内容の抜粋はこちらです。 当日現場でお買い上げいただいた方には

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  • 政策は「反緊縮」のみ 労働党コービン党首勝利挨拶 | 金子洋一「日本経済の再生をめざすブログ」

    2017年6月9日、イギリス下院議員選挙で、議席を伸ばした最大野党・労働党のジェレミー・コービン党首はロンドン北部にある党首自身の小選挙区勝利を受けて挨拶。与党が解散総選挙を仕掛け、当初は与党勝利が予測されてきた中で、与党保守党を過半数割れに追い込んだという意味で大勝利でした。 今回の勝利の背景となっていたのはなんだったのでしょうか。それを知るために今回の挨拶から政策に関わる部分のみを抜き出しました。 この勝利宣言の中で政策に言及したのは、現在の保守党メイ政権による財政支出の過度な引き締めに反対する「反緊縮」政策だけでした。保守党を敗北に追い込んだのは緊縮財政に対する英国民の不満だったのです。 政党の選挙戦略というのは、複雑では、党の組織や候補者の末端まで届きません。ひとつの政策、しかも「反緊縮財政」というクリティカルな選択だけを掲げて戦ったところは、さすが経験豊富なリベラル政治家だと感じ

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  • 人手不足で労使の力関係を逆転させよう! | 金子洋一「日本経済の再生をめざすブログ」

    法律改正が最善の方法なのか? 「日経済は必ず復活します」というのが私の信念です。そして経済再生のためにもっとも大切なことは何といってもわれわれの生活を改善することです。その中で、どういう働き方ができるのかという問題は、単に、経済的に大切なだけではありません。 さて、今、政府の働き方改革実現会議では、「同一労働同一賃金」の導入をはじめとする働き方の改革が議論されています。バイト、パートなど非正規雇用の下で働く人々の数が全体の4割を占める今、労働条件で改善しなければならないことは山積みです。生活を人間らしいものにするためには、お給料や労働時間をはじめとしたサラリーマン・労働者の働く環境を改善することは最優先に取り組まなければなりません。 基給などの賃金は正社員、非正規の雇用形態によって一概に決めず、職務や勤続年数、配置転換の有無などの基準を定めて評価する仕組みを取り入れる。正社員と非正規で

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  • あるリフレ派によるアベノミクスの評価:金融緩和と増税の効果が拮抗 | 金子洋一「日本経済の再生をめざすブログ」

    消費再増税決定前と変わらない経済状況 消費税率10%への引き上げを2019年10月に二年半、再延期する法案が先週18日の参院会議で可決、成立しました。 私が当時与党だった2012年から、民主党党内で、あるいは党を代表した参議院会議での代表質問など国会での議論で大声で訴えていたことは、「消費税再引き上げ、つまり財政引き締めは日経済の息の根を止めてしまう」ということでした。今年1月には、私が公然と消費税再増税に反対していることを聞きつけた与党議員がわが党の国対筋に「けしからん!」と怒鳴り込んできたそうです。今回の選挙でもこの件に関係してずいぶんと私にとって不利な動きがあったことは事実ですが、また時期がくれば語ることもできるでしょう。結果的に、私は今年の夏の参議院議員選挙で落選してしまい、今回の議論には加われませんでした。残念でなりません。 安倍総理による今年6月に行われた消費増税再延期の

    あるリフレ派によるアベノミクスの評価:金融緩和と増税の効果が拮抗 | 金子洋一「日本経済の再生をめざすブログ」
  • 選挙で落選すると議員はどうなってしまうのか(私の場合) | 金子洋一「日本経済の再生をめざすブログ」

    よく「サルは木から落ちてもサルだが、政治家は選挙で落ちればただの人だ」といわれます。今回の私のように議員が選挙で落選して、議席を再び得ることができないとどうなってしまうのか、ご存じない方が多いかもしれません。 なかには党が手厚く処遇をしてくれるのではないかと漠然と思っておられる皆さんもおいでかもしれませんが、そのようなことはありません。そこで、タイトルはなにやら一般論に聞こえますが、参議院選挙後の私の近況についてご報告したいと思います。 今年の7月10日投票の参議院議員選挙で落選し、任期が7月25日に切れました。選挙の後始末もそこそこに議員会館の事務所を引き上げる作業をしなければなりませんでした。苦楽をともにしてきた大勢の事務所の仲間たちとも突然、別れを告げなくてはなりませんでした。今思い起こしても無念です。私にもう少し力があればと大変情けなく、自らを省みる気持ちでいっぱいでした。 この時

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  • ブログを再起動します | 金子洋一「日本経済の再生をめざすブログ」

    ご無沙汰しています。 この夏の私の参議院議員選挙ではお力添えをいただき、大変にお世話になりました。皆さまからは大変大きなお力添えをいただきました。約45万票というほかの選挙区ならば悠々と当選できる票数を与えていただきました。それでも私の力が足りず落選いたしましたこと、心からお詫び申し上げます。 しかし、わが国の経済を再生させなければならないという、政治を志した思いに変わりはありません。 落選後も、ツイッターやフェイスブックページでの発信は続けていましたが、これからブログも再発進します。 ブログは、2003年の三重5区での衆議院議員選挙初挑戦のときから書き続けてきました。しかし、2010年の参議院選挙2期目の当選のころから、発信が少しずつSNS中心になってきました。内容についてもこれまでの活動の中でも私の以前の選挙区についての記事などが多く掲載され続けてきましたが、年月もたち、今となっては価

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  • 附則18条(景気条項)は増税派への時限爆弾 | 金子洋一「日本経済の再生をめざすブログ」

    消費増税法案には「附則第18条(注)」がある。これは民主党政権時、党内の法案審議のなかで、「デフレ不況から脱却していない今はまだ消費増税をすべきではない」と考えたわれわれ増税反対派が、財政緊縮に前のめりの執行部と対決して、当時の前原誠司政調会長に直接申し入れるなどして採用させたものだ。 その内容は、一年間の名目経済成長率で3%程度かつ実質経済成長率で2%程度の経済成長を目指し経済運営を行うことと、消費増税を決定する前に「経済状況などを総合的に勘案した上で、その施行の停止を含め所要の措置を講ずる」ものだ。つまり、景気がよくないと判断される場合には、増税を見送るという「景気条項」が盛り込まれているのだ。 この数値目標は、名目成長が実質成長を上回るという条件も課している。つまり、デフレ脱却を増税の条件としていることになる。この附則18条がまともに実行されれば、デフレ不況下での増税は避けることがで

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  • 財金委員会でのオリンパス社問題質疑全文 (金子洋一「エコノミスト・ブログ」)

    10月27日の参議院財金委員会の質疑で、国会での質疑としてはじめてM&Aにからむ不透明な資金の流れが指摘されているオリンパス社の問題を取り上げました。また、タイ洪水での日企業への損害の問題、EFSF債購入も別途取り上げました。 日銀総裁にも米国FRBの対応への評価について質問がしたかったのですが、当日が金融政策決定会合にあたり、どうしても勘弁していただきたいとの日銀からの申し出でしたので見送りました。 持ち時間は40分でしたが、取材など非常にたくさんのマスコミの反応があり、ネット上にも記事がたくさんありました。リアクションが多いとやりがいがありますね。 ○金子洋一君 お疲れさまでございます。民主党の金子洋一でございます。 今日は実は、M&A資金の不透明な流れが指摘をされておりますオリンパスの問題を中心に取り上げさせていただきますけれども、その前に二点お尋ねをしたいと存じます。 (タイの洪

  • TPPのISD条項をめぐってまかり通る「霊感商法」 | 金子洋一「日本経済の再生をめざすブログ」

    TPP(環太平洋経済連携協定)が国会で審議されています。私は政党間の駆け引きや対決といった側面については関心がありません。私はTPPを推進すべきだと考えます。今回、これまで重商主義者のような発言を繰り返してきたトランプ氏が次期大統領と決まったため、自由な貿易を守ることがますます大切になってくるからです。トランプ氏のこれまでの発言から判断すると、日米貿易摩擦以上の混乱があるいは生まれないとも限りません。だからこそできるだけ関税を低くして自由な貿易を実現することや、内外無差別といって国内外の企業に対して平等に扱うことを求めているTPPはますます大切になります。 しかし以前から大変気になっていることは、この問題を議論するときに「霊感商法」的論法を悪用している人が多いことです。 よくご存知のように、「霊感商法」とは、ニセ霊能者が「あなたは霊に憑依されている。その憑依霊を供養しなければ、大変な不幸が

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    prisoneronthewater
    prisoneronthewater 2011/11/05
    双務的なものを不平等条約とかいう人って何考えてるんでしょうね。
  • デフレ脱却議連「日銀はQE1、QE2相当の緩和策を」 (金子洋一「エコノミスト・ブログ」)

    われわれ民主党デフレ脱却議連の会長以下の有志で日銀に対して格的な金融緩和を行うべきだとする以下のような声明を発表しました。 NY市場で1ドル75円台にとうとう突入し戦後最高値を更新しました。この円高は、日銀が金融緩和に腰を入れていれば十分に避けることができたはずです。今後長期間この水準が続けば、短期的な景気の悪化のみならず、中長期的な産業の空洞化を免れません。いったん海外へ進出した企業は日には戻ってきません。 円高対策として日銀は今月4日追加金融緩和として資産買い入れ基金の10兆円増額を決めました。しかし、それは無力だと私は国会でも指摘しました。日銀のバランスシートの大幅拡大なくしては歯止めにならないからです。残念ながらその通りになってしまいました。前回同様の対応策では今回も無意味です。 今必要なことは日銀が「円高克服のため長期国債、買えるだけ買います。」と宣言すること。 こういうこ

    prisoneronthewater
    prisoneronthewater 2011/08/25
    徹底的に圧力をかけて下さい。
  • 参議院財政金融委員会での質疑 (金子洋一「エコノミスト・ブログ」)

    お盆休みも大半の職場で終わったようで、多くの方々はリフレッシュした気持ちでお仕事に戻られたことと思います。皆さんはどのようにお過ごしになられたでしょうか。ただ、今年のお盆は、東日大震災を経験しただけに特別なものを感じました。犠牲になられた方々のご冥福をあらためてお祈り申し上げます。 さて、8月9日(火)に参議院財政金融委員会で質問に立ちました。持ち時間は30分。平成21(2009)年10月の初当選以来、財金委員会での質問はこれで4回目になります。野田佳彦財務大臣、日銀行の白川方明総裁のほか、新任の日銀審議委員お二人に対して、震災復興の財源問題や円高対策などについて、見解を質しました。今回のメールマガジンでは、若干の解説を加えながら、ポイントをご紹介いたします。(質疑の全文についてはこちらをご覧ください。) 野田財務大臣にはまず、震災からの復興財源を増税に頼らないためにも、国債整理基金特

  • 菅首相の即時退陣を強く求める決議文 (金子洋一「エコノミスト・ブログ」)

    11名の民主党若手国会議員とともに菅総理に即時退陣を求める決議文に署名し、仙谷代表代行に手交しました。マスコミでも報道されましたが、誤解が多いようですので、その全文をアップします。 賛同議員リスト 衆議院議員 吉良州司、長島昭久、石関貴史、北神圭朗、鷲尾英一郎、網屋信介、勝又恒一郎、杉和巳、長尾敬、山剛正 参議院議員 金子洋一 平成23年7月13日 菅直人 内閣総理大臣殿 『菅総理の即時退陣を求めるの議』 国益を考える会 我が国統治の根を踏み外し、国民生活、経済産業に致命的打撃を与える菅総理の即時退陣を求め、新しい体制の下で推進すべきエネルギー・経済政策を提言する。 1.菅総理の即時退陣を求める 今回の佐賀・玄海原発の再稼動をめぐり、菅内閣の機能は完全に崩壊した。菅総理は一旦自ら「浜岡原発以外は再稼動させる」と表明した。これを受け、海江田経済産業大臣は安全性を確認の上、玄海原発を再稼

    prisoneronthewater
    prisoneronthewater 2011/07/18
    頼んます。
  • 菅首相に対する即時退陣要求について (金子洋一「エコノミスト・ブログ」)

    皆様へ 3月11日から4か月が経ちました。この度の東日大震災により被災された皆様に衷心よりお見舞いを申し上げます。関東、東北では梅雨明けを迎えたようですが、まだまだ蒸し暑い日々が続きます。今年の夏は、大震災に伴う節電の影響で、被災地の方々はもとより、日中の人々が例年にもまして寝苦しい夜に悩まされそうですが、体調にお気を付けください。私も、国政に携わるものの一人として一刻も早い復旧復興を実現してまいります。  さて、一昨日13日、私を含む衆参11名の民主党若手国会議員が、菅首相に対して早期退陣を求める意見書を提出いたしました。菅政権がこれ以上続くと、国民生活、経済、震災復興に致命的打撃を与えかねないという切羽詰まった思いからの行動です。テレビや新聞などでも報道されたので、ご覧になった方も多いと思います。 <http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20

  • デフレ脱却国民会議が震災復興財源で緊急アピール (金子洋一「エコノミスト・ブログ」)

    Top >  1.経済 >  デフレ脱却国民会議が震災復興財源で緊急アピール 2011年04月27日 Tweet デフレ脱却国民会議が震災復興財源で緊急アピール 日、デフレ脱却国民会議(呼びかけ人代表 勝間和代さん)と超党派の国会議員が共同で記者会見を行い、東日大震災の復興財源として日銀引き受け震災復興国債を発行すべきだと緊急アピールを発表しました。 実は、3月11日の午前中に日とほぼ同じ超党派メンバーで、民主党、自民党をはじめとする各党の政調を訪れ、円高デフレ脱却のために日銀による金融緩和の実施を訴えて歩いたのですが、その午後に発生した東日大震災のためにその後、活動が一時中断されていたものです。 私は以前から震災復興国債を日銀引き受けで発行すべきだと主張をしてきましたが、今回のアピールはその線に沿ったものです。 参加者は、民主党から小沢鋭仁前環境大臣(デフレ脱却議連特別顧問)、石

  • 震災復興の財源は日銀引き受け震災復興国債で (金子洋一「エコノミスト・ブログ」)

    Top >  1.経済 >  震災復興の財源は日銀引き受け震災復興国債で 2011年03月23日 Tweet 震災復興の財源は日銀引き受け震災復興国債で 先に20兆円規模の「日銀引き受け震災復興国債」を発行せよとして、提言原案をアップしましたが、今回の提言はその後、大勢の政府与党関係者との議論を経て、現在私が根回しに使っている現時点での最新版です。 成果はといわれると未だ明確なものはありませんが、ただ、「増税か日銀引き受けか」が可能性のある選択肢として検討されたことは戦後一度もなかった中で、現在、マスコミを含めて多くの皆さんに検討していただいていることは確実な前進であり、もう一歩の努力をせねばと痛感しています。皆さんもぜひご支援ください。 なお、政府与党関係者への根回し用資料ですので、表現は政治家向けで、かつ、与党の立場に立った書き方になっていますのでその点お含み置きください。 震災復

    prisoneronthewater
    prisoneronthewater 2011/03/23
    "霞ヶ関や日銀官僚の唱える「日銀券の信任」、「市場の不信感」など中身のない空虚な言葉に束縛されて、わが国の復興に携わる政権与党としての責任から逃れてはならない。"
  • 日銀、財務省に「日銀引き受け震災復興国債」発行の申し入れ (金子洋一「エコノミスト・ブログ」)

    Top >  1.経済 >  日銀、財務省に「日銀引き受け震災復興国債」発行の申し入れ 2011年03月18日 日銀、財務省に「日銀引き受け震災復興国債」発行の申し入れ 今回の大震災の復興財源として、20兆円規模の「日銀引き受け震災復興国債」の発行が必要だと考え、根回しをしているところですが、今日午後2時から、川上義博参議院議員とともに民主党幹事長、党災害対策部、財務大臣、財務事務次官、金融担当大臣、金融庁長官、日銀総裁に「日銀行のあり方を考える議員連盟」による提言と私の個人的なメモとして「震災対策の経済政策について」を手交してまいりました。 なお、私は日銀行のあり方を考える議員連盟でも、山岡賢次会長の下で事務局長を仰せつかることになりました。また、デフレ脱却議員連盟もこの件で動きます。 「日銀行のあり方を考える議員連盟」による提言は以下の通りです。 東北地方太平洋沖地震に係る経

  • 「日本銀行のあり方を考える議員連盟」設立趣意書 (金子洋一「エコノミスト・ブログ」)

    Top >  1.経済 >  「日銀行のあり方を考える議員連盟」設立趣意書 2011年02月10日 「日銀行のあり方を考える議員連盟」設立趣意書 最近、ブログの更新が滞ってしまい久しぶりとなってしまいました。さて、今回アップするのは、私も発起人の一人とならせていただいた、「日銀行のあり方を考える議連」の設立趣意書です。なお、会は、デフレ脱却議連とは問題意識を共有しているものの直接の組織的な関係はありません。 また、現在、参加者を募集している段階ですので、メンバーや規模は未確定ですが、党内のいろいろな方々から日銀の金融政策を問い直す動きが出てきていることに対して大変心強く感じます。 なお、デフレ脱却議連もさらにパワーアップしていくことをお約束いたします。 「日銀行のあり方を考える議員連盟」(仮称)設立趣意書(案) 現在政府は、新成長戦略実現に向けた3段構えの経済対策を実行しています