ブックマーク / monoist.itmedia.co.jp (60)

  • 組み込みLinuxで際立つ「BusyBox」の魅力

    いかがですか? 「へぇ~、結構使われてるじゃん!」と少しは興味を持っていただけましたか? 実際に、BusyBoxが組み込みLinuxをベースとしたさまざまな機器に搭載されていることを理解していただいたところで次にいきましょう。 なぜ組み込みにBusyBoxが使われるのか? 前述の内容で、BusyBoxが組み込みLinuxをベースとしたさまざまな機器に採用されていることが分かったと思います。 次に、「じゃあ、なぜ“組み込みLinuxの世界”でBusyBoxが広く使われているの?」という疑問がわいてくるのではないでしょうか? その理由は以下の2つにあります。 ファイルサイズを削減できる コンパイル作業が簡単 これだけではイメージしづらいと思いますので、以下でもう少し詳しくこの2つについて解説します。 ファイルサイズを削減できる 組み込み機器の場合、システムファイルを格納する補助記憶装置として、

    組み込みLinuxで際立つ「BusyBox」の魅力
  • まずは「Jetson Nano」の電源を入れて立ち上げる

    まずは「Jetson Nano」の電源を入れて立ち上げる:Jetson Nanoで組み込みAIを試す(1)(1/2 ページ) NVIDIAが価格99ドルをうたって発表した組み込みAIボード「Jetson Nano」。連載では、技術ライターの大原雄介氏が、Jetson Nanoの立ち上げから、一般的な組み込みAIとしての活用までを含めていろいろと試していく。第1回は、まず電源を入れて立ち上げるところから始める。 ⇒連載「Jetson Nanoで組み込みAIを試す」バックナンバー 2019年4月に米国のサンノゼで開催された「GTC 2019」で発表された「Jetson Nano」。メルマガの編集後記でもちょっとした試用レポートが上がっているが、国内でも既に販売が始まっている(秋葉原のショップで同年5月下旬に店頭販売も始まったが、初回出荷分は瞬殺された模様)。価格はおおむね1万2800円前後(

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  • トヨタがマイクロソフトとMRの提携を拡大、進化遂げた「HoloLens 2」も採用へ

    マイクロソフトが開発者向け年次イベント「de:code 2019」(2019年5月29~30日)を開催。初日の基調講演では、クラウドプラットフォーム「Azure」やオフィス向けスイート「Microsoft 365」、統合開発環境「Visual Studio」、2019年後半の発売を予定している「HoloLens 2」を含めたMR(複合現実)などの最新技術について、来日した米国社の担当者が紹介した。 基調講演冒頭に登壇した日マイクロソフト 社長の平野拓也氏はまず、興福寺の阿修羅像をスクリーンに投影。奈良大学と共同で、学習済みAI人工知能)サービス「Congnitive Servies」により推定年齢や感情を割り出す研究を行ったことを紹介した。そして次に、火災による大規模な焼損の修復を目指しているノートルダム大聖堂の写真を示し、GitHubに集めた3DデータからAIなどを用いて修復に

    トヨタがマイクロソフトとMRの提携を拡大、進化遂げた「HoloLens 2」も採用へ
  • 深層学習、機械学習を活用した監視機能と良否判定機能を共同開発

    ファナックは、Preferred Networksと共同開発した新しいAI機能を発表した。深層学習を活用した「AIサーボモニター機能」と、機械学習を活用した「AI良否判定機能」の2つで、機械稼働率の向上や製品の良否判定作業の効率化に貢献する。 ファナックは2019年4月8日、Preferred Networksと共同開発した、新しいAI人工知能)機能について発表した。深層学習を活用した「AIサーボモニター機能」と、機械学習を活用した「AI良否判定機能」の2つで、それぞれ同年7月と同年8月に出荷を開始する予定だ。 AIサーボモニター機能は、機械の送り軸や主軸の制御データを高速サンプリングし、これに深層学習を適用して異常度を提示する機能。機械が故障する前に送り軸や主軸の異常の兆候を知ることで、加工ラインの長時間停止などを防止する。 機械の正常動作中に、AIサーボモニターがモーターのトルクデー

    深層学習、機械学習を活用した監視機能と良否判定機能を共同開発
  • 深層学習開発クラウドサービスで、高速かつ安価なGPUが利用可能に

    ソニーは2019年4月8日、深層学習のプログラムを生成する、同社の統合開発環境「Neural Network Console クラウド版」において、産業技術総合研究所(産総研)が運用する「AI人工知能)橋渡しクラウド(AI Bridging Cloud Infrastructure:ABCI)」のGPUが利用可能になったと発表した。 Neural Network Console クラウド版は、複数GPU(Graphics Processing Unit)による高速学習サービスだ。Webブラウザからアクセスすれば、常に最新の機能と直観的なGUI(Graphical User Interface)、クラウド上の豊富なリソースを使用して深層学習のプログラム開発ができる。 今回、学習や評価に用いる計算リソースとして、AI処理向け計算インフラストラクチャであるABCIのGPUが選択可能になった。こ

    深層学習開発クラウドサービスで、高速かつ安価なGPUが利用可能に
    prototechno
    prototechno 2019/05/07
    利用には、申し込み後に産総研でのABCI利用審査が必要となる。
  • いま話題のJetson Nano、予想以上にAI処理が速い

    この記事は、2019年4月18日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。 いま話題のJetson Nano、予想以上にAI処理が速い 米国で開催されたNVIDIAのユーザーイベント「GTC 2019」(2019年3月19~21日、米国カリフォルニア州サンノゼ)で、個人的に最もアツく感じた発表が「Jetson Nano」の登場でした。

    いま話題のJetson Nano、予想以上にAI処理が速い
  • 脳細胞の活動を深層ニューラルネットワークに写し取る手法を開発

    東京大学は、目で見た画像に対して脳細胞がどのように活動するかを深層ニューラルネットワークに写し取る手法を開発した。脳内における感覚情報の処理機構の解明や、人間に近い振る舞いをする人工知能の作成につながることが期待される。 東京大学は2019年3月7日、目で見た画像に対して脳細胞がどのように活動するかを深層ニューラルネットワークに写し取る手法を開発したと発表した。これは、同大学大学院医学系研究科教授 大木研一氏らの研究グループによる研究成果だ。 動物が視覚から物体の位置や動きなどの情報を得る際、それらの情報は大脳皮質の多くの領域で段階的に処理されている。最初の段階(1次視覚野)から何段階も先の側頭葉には、顔の画像に対して特異的に反応する神経細胞があり、こういった特定の画像に神経細胞が良く反応する性質は「反応選択性」と呼ばれている。 従来の研究では、実験に用いる画像の数が限られることや、実験者

    脳細胞の活動を深層ニューラルネットワークに写し取る手法を開発
  • 製造IoT基盤間のデータ連携、日立、三菱、ファナック、DMG森精機らが共同開発

    IVIは、DMG森精機、日立製作所、ファナック、三菱電機とともに、製造データを管理する各社のプラットフォームを超えて、製造データを相互流通可能とするフレームワークを開発したと発表した。 インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ(IVI)は2019年3月4日、DMG森精機、日立製作所、ファナック、三菱電機とともに、製造データを管理する各社のプラットフォームを超えて、製造データを相互流通可能とするフレームワークを開発したと発表した。 同事業は、日政府が提唱する「Society5.0」および「コネクテッドインダストリーズ」を実現する取り組みである「製造プラットフォームオープン連携事業」として、産業データ共有促進事業費(平成29年度補正予算)補助金を経済産業省から受けて実施したものとなる。 従来、製造業の製造情報は機密データとされており、インターネット経由での情報流通に二の足を踏む企業

    製造IoT基盤間のデータ連携、日立、三菱、ファナック、DMG森精機らが共同開発
  • 「速いマシンは美しい!」と何度でも言おう

    「速いマシンは美しい!」と何度でも言おう:車を愛すコンサルタントの学生フォーミュラレポ2018(2)(1/4 ページ) お待たせ! 恒例企画。車とバイクが大好きなモノづくりコンサルタントから見た「全日学生フォーミュラ大会」。2018年も楽しくレポートします! さて第2回はどの大学が登場するでしょうか。 2018年9月4~8日、静岡県袋井市・掛川市内の小笠総合運動公園(通称「エコパ」)で「第16回 全日学生フォーミュラ大会」(以下、学生フォーミュラ)が開催され、2017年に引き続き最終日にMONOist編集部の小林由美さんとの取材をしてまいりました。2018年もピットレポートを中心に学生さんの熱き思いを伝えていきたいと思います。車両のレギュレーションや審査ルールなどは全日学生フォーミュラ公式サイトをご覧ください(関連記事:学生フォーミュラ2018、前例のない事態の中で阪大が優勝、海外

    「速いマシンは美しい!」と何度でも言おう
  • グーグルはなぜ「オンデバイスAI」を志向するのか (1/2) - MONOist(モノイスト)

    グーグルGoogle)は2018年11月21日、東京都内で会見を開き、同社のスマートフォン「Pixel 3/Pixel 3 XL」で採用したAI人工知能)利用の方向性である「オンデバイスAI」について紹介した。 グーグルGoogle)は2018年11月21日、東京都内で会見を開き、同社のスマートフォン「Pixel 3/Pixel 3 XL」で採用したAI人工知能)利用の方向性である「オンデバイスAI」について紹介した。 会見には、グーグルAI部門であるGoogle AIの特別名誉科学者であるブレイス・アグエラ・イ・アルカス(Blaise Aguera y Arcas)氏がビデオ会議で登壇し説明を行った。まず、イ・アルカス氏は、AIが注目される背景に半導体技術の進化における変曲点が大きな影響を及ぼしたことを指摘した。「1970年代から、1年半ごとにトランジスタ数が2倍になるというム

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  • なんだこの異次元な動き、浮遊体で運ぶベッコフの新リニア搬送システム - MONOist(モノイスト)

    平面タイル上を浮遊する搬送システム ベッコフオートメーションが新たに開発した「XPlanar」は、配置された平面タイルの上を自由に浮遊する可動部を、高度な制御技術により精密に位置決めすることによって実現した新たな搬送システムである。浮遊する可動部は2Gの加速度、4m/sの速度、±50μmの精度で位置再現が可能となる。非接触であるため、摩耗や汚染物質の排出なども抑えられる。 基盤となる平面タイルは240×240mmで任意の形状に配置が可能。タイル内には電子機器が組み込まれており、新たに発表された高速のEtherCAT G通信に対応する。水平方向だけでなく垂直方向、また逆さまに設置して使うことなども可能だ。平面タイルの上を動く可動子は、95×95mmで可搬重量0.4kgの小型タイプ、155×155mmで可搬重量1.5kgの標準タイプ、155×275mmで可搬重量3kgのロングタイプ、275×2

    なんだこの異次元な動き、浮遊体で運ぶベッコフの新リニア搬送システム - MONOist(モノイスト)
  • 軽量Rubyのmrubyをさらに小型化、「mruby/c」は16ビットマイコンにも実装可能 - MONOist(モノイスト)

    軽量Rubyのmrubyをさらに小型化、「mruby/c」は16ビットマイコンにも実装可能:ET2018 しまねソフト研究開発センターは、「Embedded Technology 2018/IoT Technology 2018(ET2018)」において、軽量Rubyとして知られるmrubyをさらに小型化した組み込み機器向けプログラミング言語「mruby/c」の展示を行った。IoT(モノのインターネット)に用いられるセンサーなどエンドポイントデバイスへの適用を想定している。 しまねソフト研究開発センターは、「Embedded Technology 2018/IoT Technology 2018(ET2018)」(2018年11月14~16日、パシフィコ横浜)において、軽量Rubyとして知られるmruby※)をさらに小型化した組み込み機器向けプログラミング言語「mruby/c」の展示を行っ

    軽量Rubyのmrubyをさらに小型化、「mruby/c」は16ビットマイコンにも実装可能 - MONOist(モノイスト)
  • IoTとARを活用したスマート工場を体験できる「X-Factory」、双腕ロボットも奮闘

    PTCは、年次テクノロジーカンファレンス「LiveWorx 2018」(2018年6月17~20日、米国マサチューセッツ州ボストン)の展示コーナー「Xtropolis」において、スマートファクトリーのコンセプト展示「X-Factory」を公開した。 X-Factoryは、同社のIoT(モノのインターネット)プラットフォーム「ThingWorx」やAR(拡張現実)開発プラットフォーム「Vuforia」を活用したモノづくりを体験できる製造ラインになる。来場者は「シグマタイル(Sigma Tile)」と呼ぶエッジデバイスを、ThingWorxのアプリケーションで指示される手順に従って製造していくことになる。 展示ブース内は、5つの製造ステーションと、バックヤードの倉庫、ステーション間での部品の搬送に用いる双腕ロボット搭載AGV、ロボットコントロールセンターから構成されている。 最初の2つは、3D

    IoTとARを活用したスマート工場を体験できる「X-Factory」、双腕ロボットも奮闘
  • Armの「世界初」のIoTプラットフォームは何ができるのか (1/2) - MONOist(モノイスト)

    Armの日法人アームは2018年8月22日、東京都内で会見を開き、トレジャーデータの買収に合わせて発表した新たなIoTプラットフォーム「Arm Pelion IoT Platform」について説明した。同日からパートナーなどを通して国内提供を始めている。 Armは2018年8月22日、東京都内で会見を開き、トレジャーデータ(Treasure Data)の買収に合わせて発表した新たなIoT(モノのインターネット)プラットフォーム「Arm Pelion IoT Platform(以下、ペリオンIoTプラットフォーム)」について説明した。同日からパートナーなどを通して国内提供を始めている。 会見には、Arm IoTサービスグループ プレジデントのディペッシュ・パテル(Dipesh Patel)氏と、トレジャーデータ創業者でArm IoTサービスグループ データビジネス担当バイスプレジデント兼ジ

    Armの「世界初」のIoTプラットフォームは何ができるのか (1/2) - MONOist(モノイスト)
  • 小型IoT機器向けに、低コストで音声合成機能を実装できるミドルウェアを開発

    アクエストは、日音声合成ミドルウェア「AquesTalk」をベースとした、省メモリで動作する日語テキスト音声合成ミドルウェア「AquesTalk-KM(仮称)」を開発した。日語解析処理のデータ構造や使用メモリの管理方法を改良している。 アクエストは2018年8月27日、省メモリで動作する日語テキスト音声合成ミドルウェア「AquesTalk-KM(仮称)」を開発し、組み込み機器の開発メーカーを対象にライセンス提供を開始した。同製品により、クラウド型の音声合成が使用できないLPWA通信のIoT(モノのインターネット)機器なども、低コストで音声合成機能を実装できる。 同社の日音声合成ミドルウェア「AquesTalk」をベースとし、日語解析処理のデータ構造や使用メモリの管理方法を改良。SDメモリカードやSPIフラッシュメモリなど、比較的低速な外部メモリに辞書データを配置可能にし、処

    小型IoT機器向けに、低コストで音声合成機能を実装できるミドルウェアを開発
  • 少ない学習データでも活用できる3つの機械学習技術を開発

    NECは、機械学習技術で必要とされる大量のデータが得られない状況でも活用可能な3種類の機械学習技術を開発した。同技術により、従来の機械学習技術では効果が十分に発揮できないような場面でも、機械学習の活用が期待される。 NECは2018年7月10日、機械学習技術で必要となる大量の学習データが得られない状況でも活用できる、3種類の機械学習技術を開発したと発表した。従来の機械学習技術では効果が十分に発揮できないデータ収集の初期段階や、データ収集コストが高い環境でも、機械学習の活用が可能になる。 今回開発した技術は、(1)学習効率の高いデータを能動的に収集して学習する技術、(2)収集データを基にパラメータの修正を自動で繰り返し、正しいパラメータを推定する技術、(3)AIの分析結果に基づく意思決定時に、少数データの偏りに影響されにくい意思決定を可能にする技術の3つとなる。 (1)では、各業務・領域で専

    少ない学習データでも活用できる3つの機械学習技術を開発
  • 日本は既にディープラーニングで後進国となりつつある――東大松尾教授

    生産設備から社会インフラ、各種災害対策まで「メンテナンス」「レジリエンス」に関する最新の製品や技術、サービスを一堂に集めた展示会「メンテナンス・レジリエンスTOKYO2018」(2018年7月18~20日、東京ビッグサイト)の特別講演に東京大学大学院 工学系研究科 特任准教授の松尾豊氏が登壇。「AIの発達によりわれわれの生活・産業がどのように変わるのか」をテーマにディープラーニング研究の重要性について紹介した。 生産設備から社会インフラ、各種災害対策まで「メンテナンス」「レジリエンス」に関する最新の製品や技術、サービスを一堂に集めた展示会「メンテナンス・レジリエンスTOKYO2018」(2018年7月18~20日、東京ビッグサイト)の特別講演に東京大学大学院 工学系研究科 特任准教授の松尾豊氏が登壇。「AI人工知能)の発達によりわれわれの生活・産業がどのように変わるのか」をテーマにディー

    日本は既にディープラーニングで後進国となりつつある――東大松尾教授
  • 金型を3DスキャンしてCADデータ化、リバースエンジニアリングの実践

    金型を3DスキャンしてCADデータ化、リバースエンジニアリングの実践:金型設計屋が見たDMS 2018 ケイズデザインラボは「第29回 設計・製造ソリューション展」(以下、DMS2018、2018年6月20~22日、東京ビッグサイト)に出展。同社が販売する3Dスキャナーを中心としたリバースエンジニアリング製品を披露した。 ケイズデザインラボは「第29回 設計・製造ソリューション展」(以下、DMS2018、2018年6月20~22日、東京ビッグサイト)に出展。同社が販売する3Dスキャナーを中心としたリバースエンジニアリング製品を披露した。 金型とリバースエンジニアリング 今、リバースエンジニアリングが注目されている。データのない大昔の金型をデータ化したり既存の製品をデータ化しそこから新しい製品を作り出したりその展開は実は幅が広い。リバースエンジニアリングを行うためには、データを取るためのスキ

    金型を3DスキャンしてCADデータ化、リバースエンジニアリングの実践
  • デンソーが導入したカシオの2.5Dプリンタ、エンボス加工が50分の1の費用と時間で

    電装部品大手のデンソーが2018年4月から、カシオ計算機(カシオ)の2.5Dプリントシステム「Mofrel(モフレル) DA-1000TD」を導入した。モフレルは専用紙「デジタルシート」に近赤外線を照射することで塗布してある熱膨張性マイクロカプセルが発泡して隆起するという同社独自の「電磁波造形技術」を採用し、皮や紙、木材といった素材、エンボスやシボなどの加飾の面性状や質感を細やかに表現可能なことを特色とする(関連記事:カシオの2.5Dプリンタで触感を伴う試作品を手軽に製作)。デジタルシートの基材には上質紙、PET、PO(ポリオレフィン)がある。同製品の体価格は500万円(税別)。 デンソーは要素技術開発および製品試作でモフレルを活用していく。同社は「モノづくりにおける新たなイノベーションを起こすツール」として2.5Dプリントシステムに着目したという。アイデアを短時間かつ低コストで具現化で

    デンソーが導入したカシオの2.5Dプリンタ、エンボス加工が50分の1の費用と時間で
  • 車載Linux「AGL」が音声認識と車両クラウド間接続にフォーカス

    車載システム向けLinuxの共同開発プロジェクトAutomotive Grade Linuxは、音声認識にフォーカスしたSpeech EGと、車両クラウド間接続にフォーカスしたV2C EGという2つのエキスパートグループを発足した。 Automotive Grade Linux(AGL)は2018年2月28日(現地時間)、音声認識にフォーカスしたSpeech EGと、車両クラウド間(V2C)接続にフォーカスしたVehicle-to-Cloud EG(V2C EG:車両クラウドEG)という2つのエキスパートグループ(EG)を発足したことを発表した。AGLは、車載システム向けLinuxの共同開発プロジェクトだ。 Speech EGは、Amazon Alexa、Nuance Communications、Voicebox Technologiesが主導し、あらゆる車載アプリを発話対応にすることを

    車載Linux「AGL」が音声認識と車両クラウド間接続にフォーカス