もはや日本のオフィス業務で欠かせない存在となったExcel。表計算ソフトウェアの枠にとどまらず、そこで行われる業務は多岐にわたる。データ集計/分析、プロジェクト管理、資産管理、勤怠管理をはじめ、リポート機能を駆使して、Excel自体を販売や会計などにおける業務文書/帳票、設計書、納品資料として扱う例もある。 さまざまな業務で扱われるExcelだが、その操作や入力は、マウスやキーボードで行われることが多く、多少詳しい人でも、数式や関数、入力規則を使う程度だろう。繰り返される手作業に「時間の無駄」「人的コストの増大」を嘆く方も少なくないはずだ。 だが、これらの問題を解決する機能をExcelは持っている。それが、マクロ/VBA(Visual Basic for Applications)だ。業務で行う操作を一度マクロとして記録し、そこで生成されたマクロコードを編集することで自動化できる業務は多く
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