大阪市で6日、パトカーの追跡を振り切った乗用車がアーケード街などで6件のひき逃げや当て逃げを繰り返したとみられる事件があり、警察は、22歳の男をひき逃げの疑いで逮捕しました。 警察によりますと男は「いわゆる脱法ハーブを吸って、誰かに追われている気持ちになり、ひたすら逃げた」と供述する一方、ひき逃げの容疑については否認しているということです。 6日午前9時40分ごろ、大阪の東心斎橋で、乗用車が一方通行の道路を逆走し、パトカーの追跡を振り切って逃走しました。 乗用車はその後、大阪・福島区で車の通行が禁止されたアーケードの商店街を暴走し、78歳の女性ら2人に重軽傷を負わせるなど、およそ50分間に、ひき逃げや当て逃げの事件を6件繰り返したとみられています。 警察は、現場近くに乗り捨てられたレンタカーが事件に使われたとみて捜査し、7日朝、出頭してきた大阪・平野区の塗装工、小泉武容疑者(22)を女性を