インターネット上になりすましの犯行予告が書き込まれていた事件で、犯行に使われたウイルスには、2000年頃に登場したコンピューター言語が用いられていたことが情報セキュリティー会社の解析でわかった。 解析者は「比較的若く、一定レベルの技術を持った人物が作ったのでは」と推測する。プログラムにJR東日本のICカード乗車券「Suica(スイカ)」という言葉が埋め込まれていたことも判明。「関東に居住か?」「複数犯では?」など様々な「犯人像」が取りざたされている。 情報セキュリティー会社「シマンテック」によると、今回のウイルスに使用されたのは「C#(シー・シャープ)」と呼ばれるコンピューター言語。2000年頃からパソコンのソフトウエア製作などに用いられるようになったという。 今月9、10日に弁護士などに届いた犯行声明とみられるメールでは、〈(ウイルスは)私が一から開発したものです〉と書かれていたが