焚き火のまえで【 別館 blog 】 焚き火のまえで、酒を飲みながら夜更けまでしゃべってる気分で綴るページ。アウトドア旅、手掘り温泉、ファーストエイド、医療系の話題など 東京大学は博物館としてもおもしろい。 帝国大学時代から、日本の最高学府として日本の歴史が蓄積されている。 いつだったか雑誌「芸術新潮」の特集で、「東京大学のお宝」みたいな特集が組まれたことがあった。 東大にはとにかく膨大な資料・標本が眠っている。中には変わったものも少なくない。夏目漱石の脳味噌や、全身イレズミのなめし革だとか... 東大所蔵の資料のほとんどは東京大学総合研究博物館が管理している。しかし唯一の例外が医学部標本。そう、先の傑出人の脳やイレズミ、人体標本などだ。さすがにこれらの資料は一般展示に供するものではないということで、医学部が標本室を設けて独自に管理している。 そんな東大医学部の標本室に入ったことがある。本