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ブックマーク / www.kahoku.co.jp (15)

  • 岩手初感染者に中傷 知事「厳格に対処する」 | 河北新報オンラインニュース

    岩手初感染者に中傷 知事「厳格に対処する」 岩手県で初の新型コロナウイルス感染者となった盛岡市の40代男性に対する誹謗(ひぼう)中傷、個人を特定しようとする動きが過熱している。国内唯一の感染未確認県だったことで全国から注目されており、県は公式ホームページ(HP)などで冷静な対応を呼び掛ける。 男性が勤める県内の事業所は、7月29日午後11時すぎにHP上で社員の感染を公表した。インターネット掲示板で社名が取り沙汰されてアクセスが集中し、30日夜にサーバーがダウンした。 31日までに、県内外から100件近い電話やメールが殺到。「感染した人間はクビにしたのか」「従業員の指導がなってない」といった人や会社を攻撃する内容が多かった。 会社の担当者は「誹謗中傷の電話は業務に支障を来しかねず、従業員の不安をあおる。『岩手第1号』ゆえに全国的な注目を集めていると感じる」と語る。 風評被害も深刻で、濃厚接

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  • 「娘落第…寄付金3000万円返して」父が岩手医大を提訴 大学側は争う姿勢 | 河北新報オンラインニュース

    「娘落第…寄付金3000万円返して」父が岩手医大を提訴 大学側は争う姿勢 岩手医大に十分な寄付をしたのに次女が落第したとして、北海道苫小牧市の父親が大学に寄付金計3000万円の返還を求める訴訟を盛岡地裁に起こして21日、第1回口頭弁論が開かれた。大学側は全面的に争う姿勢を示し、請求棄却を求めた。 訴えによると、次女は5年生だった2014年度末の進級試験で落第。大学から「成績が悪かったのではなく、寄付金の振り込みが遅れたからだ」と指摘を受けて15年3月末、大学に1000万円を送金した。 しかし進級は認められず15年11月、それまでに寄付した全額を返還することで医学部長らと合意したという。 父親の代理人弁護士によると、次女が10年4月に入学する際、大学は6年間に計3000万円以上を寄付するよう求める文書を送付。父親は11年11月までに2000万円を寄付していた。 岩手医大の代理人弁護士は河北新

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  • 秋田県警が雇用率水増し 「眼鏡」を障害者に算入 | 河北新報オンラインニュース

    秋田県警が雇用率水増し 「眼鏡」を障害者に算入 秋田県警は14日、眼鏡を掛けて通常に勤務している行政職員8人を視覚障害者として2018年度の障害者雇用率に算入していたと発表した。いずれも障害者手帳の取得要件に該当しない程度の視力で、「法定雇用率に合わせて人数を調整し、水増ししていた」と認めて謝罪した。県警によると、少なくとも書類が残る15年度から、警務課の判断で不適正な算入を続けていた。 全職員が提出する健康状態の申告書類に記された裸眼視力を基に、警務課の複数の担当者が対象とする職員を選んでいた。 中央省庁の障害者雇用水増し問題を受けた県警の調査で発覚した。8人は障害者として申請されていたことを知らなかった。この8人以外に、病気などで手帳を取得している2人を障害者雇用の対象とした。 三浦潔警務課長は「障害の基準を定めた国のガイドラインを十分に理解できていなかった面もあるが、悪質と言われても

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  • <タリウム事件>人間のすることではない | 河北新報オンラインニュース

    名古屋地裁で2日に開かれた元名大生の裁判員裁判の第6回公判で、検察側が硫酸タリウム混入事件の被害に遭った女性(21)の供述内容を明らかにした。重い中毒症状に苦しみ、友人から突然、裏切られた苦悩がつづられていた。  元名大生と女性は仙台市の小中学校の同級生で、小学4年の時に友情が芽生えた。当時の印象を「裏表がない素直な性格。話が面白く、とても好きだった」と振り返る。  別の高校に進学し連絡が途絶えたが、2012年5月27日、元名大生から「転校前にどうしても会いたい」とうそのメールが届いた。  元名大生はカラオケ店で、硫酸タリウム0.8グラムを混ぜた飲み物を女性に手渡した。翌朝、目覚めると両手足がしびれた。「こんな痛みがこの世に存在するのか」。腹痛や吐き気、不眠などの症状にも襲われ、車いす生活に。髪は全て抜け落ちた。  「この頃、笑った記憶がない。なぜ私だけ、と一晩中泣き続ける日々」。高校生活

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  • <タリウム事件>謝罪の仕方がまだ分からない | 河北新報オンラインニュース

    元名古屋大女子学生の裁判員裁判で、元名大生(21)は7日、情状に関する被告人質問に答えた。仙台市内の私立高2年だった2012年、劇物の硫酸タリウムを2回飲まされ、視力が著しく低下したとされる元同級生の男性(21)も出廷し、処罰感情を訴えた。要旨は次の通り。 【元名大生の供述】 「人を殺したい」と思う頻度は以前と比べてかなり減ったが、最近もたまに殺人欲求が湧き上がり、人を殺す夢も見る。精神鑑定中に処方された薬を飲み始め、落ち着いてきている。 事件当時の記憶は曖昧な部分もあるが、思っていることは法廷で言えた。勾留中、遺族や被害者の気持ちを考えようと何度も試みたが、自分の考えと遺族や被害者の考えが全く異なり、あぜんとした。たとえば殺害した女性が居なくなれば、遺族は生活の不便から怒りを感じると思っていたが、喪失そのものが怒りや悲しみにつながっていると知り、驚いた。心情があまり想像できていない。遺族

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  • <タリウム事件>高校の時に妹殺そうと思った | 河北新報オンラインニュース

    <タリウム事件>高校の時に妹殺そうと思った 名古屋地裁で19日に開かれた元名古屋大女子学生(21)の裁判員裁判第2回公判で、元名大生は知人の森外茂子さん=当時(77)=を殺害した動機などを詳述した。被告人質問の要旨は次の通り。  【殺害の動機や方法】  森さんを殺害したことは間違いない。人が死ぬ過程を見たかった。一番抵抗されにくいと思う撲殺にした。森さん殺害を決めたのは犯行の1週間前。2014年12月7日、森さんに誘われた宗教の集会後に解説を頼み、私の自宅に向かった。森さんは当にうれしそうだった。途中で殺害をやめようと思ったり、迷ったりしなかった。  聖書の解説中、背後に回った。かばんからおのを取り出し、森さんの頭に力いっぱい振り下ろした。木魚をたたくような感触だった。森さんは「私を殺すの?」と聞いたので「はい」と答えた。「どうして?」との問いには「人を殺してみたかった」と答えた。  森

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  • <多賀城内館館跡>空撮で室町後期屋敷跡発見 | 河北新報オンラインニュース

    多賀城市南宮の内館館跡(うちだてたてあと)で、室町時代後期の堀に囲まれた屋敷跡が見つかった。発見の契機となったのが航空写真の分析で見つかった農地のクロップ(農作物)マーク。埋没している遺構の影響で農作物の成育に違いが出ており、その場所を調べるとマーク通りに堀の跡が見つかった。市教委は4日午後1時半から現地説明会を開く。  クロップマークは、JR東北線陸前山王駅から北西約1.5キロの水田で確認された。航空写真では、幅2~3メートルの二重の堀に囲まれた隣接する2区画の形がうっすらと浮き上がって見えた。  堀の内側にあった井戸跡などからは、漆器のわん、すり鉢型の土器、木製のげた、ひしゃくなどの生活用品が出土。柱を立てた穴も数カ所確認され、有力者の屋敷跡と推定された。  多賀城市西部は、鎌倉時代の陸奥国府留守所(るすどころ)の長官の子孫で、代々この地を治めた「留守氏」の屋敷跡がある。内館館跡は、室

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  • 河北新報 東北のニュース/山田NPO「大雪」元代表を逮捕 震災事業費、横領容疑

    山田NPO「大雪」元代表を逮捕 震災事業費、横領容疑 岩手県警に逮捕され、捜査員と自宅から出る岡田容疑者=4日午前10時30分ごろ、旭川市(写真を一部加工しています) 岩手県警は4日、東日大震災の緊急雇用創出事業の事業費を私的に流用した業務上横領の疑いで、同県山田町から事業を受託したNPO法人「大雪りばぁねっと。」(北海道旭川市、昨年5月解散)元代表理事の岡田栄悟容疑者(35)=旭川市=を逮捕した。  県警は町の刑事告訴を受け、同日、岡田容疑者の自宅など旭川市内の関係先を家宅捜索した。  捜査関係者によると、岡田容疑者は2012年度の事業費約7億9000万円のうち、3000万円を旭川市のリース会社「タレスシステムファシリティーズ」の口座に振り込み、私的に流用した疑いが持たれている。  法人は事業費を12年11月時点でほぼ全額使い切っており、タレス社はその約2カ月前の9月5日に設立された。

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  • 河北新報 東北のニュース/福島第1原発1号機 燃料震災前破損70体 全体の4分の1

    福島第1原発1号機 燃料震災前破損70体 全体の4分の1 福島第1原発1号機の使用済み燃料プール内にある燃料棒70体が東日大震災前から損傷していたことが15日、分かった。プール内に保管されている使用済み燃料292体の4分の1に相当する。損傷した燃料棒を取り出す技術は確立しておらず、2017年にも始まる1号機の燃料取り出し計画や廃炉作業への影響が懸念される。  東京電力は、15日まで事実関係を公表してこなかった。同社は「国への報告は随時してきた」と説明している。  東電によると70体の燃料棒は、小さな穴が空いて放射性物質が漏れ出すなどトラブルが相次いだため、原子炉から取り出してプール内に別に保管していたという。  18日に燃料取り出しが始まる4号機プール内にも損傷した燃料棒が3体あり、東電は通常の取り出しが困難なため、対応を後回しにしている。  損傷した燃料棒は1、4号機プールのほかにも2

  • 河北新報 東北のニュース/寒迎?雪と桜競演 4月下旬の積雪 仙台で66年ぶり

    寒迎?雪と桜競演 4月下旬の積雪 仙台で66年ぶり 季節外れの雪が満開の桜に積もった=21日午前8時15分ごろ、仙台市泉区南中山1丁目 東北地方は21日、南部を中心に各地で雪が降り、平野部でこの時期としては珍しい積雪が見られた。三陸沖を低気圧が北上したのに伴い、上空700メートル付近に寒気が流入した影響で雨が雪へと変わった。  仙台管区気象台によると、仙台では午前10時、1センチの積雪を観測した。4月下旬(21日以降)としては1947年(4月23日)以来66年ぶりの積雪で、観測史上2番目に遅い記録となった。満開の桜に雪が積もり、珍しい光景にカメラを向ける人の姿もあった。  仙台の最低気温は0.8度と平年より6.2度低く、最高気温も7.5度と3月上旬並みの寒さとなった。  各地の午前11時時点の積雪は、石巻3センチ、栗原市駒ノ湯5センチ、山形6センチ、米沢12センチ、会津若松6センチ、福島3

  • 河北新報 東北のニュース/山元町社協 使途不明金は5420万円 震災寄付金も流用か

    山元町社協 使途不明金は5420万円 震災寄付金も流用か 職員の私的流用などによる多額の使途不明金が判明し、記者会見で頭を下げて陳謝する山元町社協の鈴木会長(中央)ら幹部 宮城県山元町の町社会福祉協議会(鈴木敏勝会長)の使途不明金問題で、町社協は25日、現時点で判明した2010年度から12年度の不明金の額が約5420万円に上ることを明らかにした。このうち約2430万円は、会計責任者の男性主査(35)が私的に流用したことを認めているという。町社協は主査を同日付で懲戒解雇処分とし、県警に被害届を提出することを検討している。  鈴木会長らによると、主査は10年5月から昨年12月まで計128回、不正に持ち出したキャッシュカードで町社協の12口座から1回当たり3万円~33万2000円を引き出した。  12口座の一部には、東日大震災に伴う全国からの寄付金計1685万円が入金されており、主査が善意の寄

  • 河北新報 東北のニュース/主婦の知恵 捕獲器有効 ハエ大量発生の気仙沼

    主婦の知恵 捕獲器有効 ハエ大量発生の気仙沼 ハエの駆除のためペットボトルを物干しざおにつるす小野寺さん=15日、気仙沼市 津波で流され、腐敗が進む水産物から大量発生しているハエを駆除しようと、宮城県気仙沼市階上地区の主婦小野寺恵子さん(64)が身近な調味料などを使って始めたハエの捕獲法が評判となり、地域で広がりをみせている。  使うのは砂糖100グラム、日酒70cc、酢50ccを混ぜた溶液。穴を開けた2リットル入りペットボトルに少量ずつ入れ、物干しざおにつるしたり自宅の周りに置いたりしている。  酢や酒のにおいに寄ってきたハエが中に入り、出られなくなってペットボトルにたまる仕組み。5日から始めた小野寺さん方では、1日置いただけでボトル半分ほどのハエがたまるという。  この方法を小野寺さんから聞いた地元町内会長が回覧板で紹介したことから、「ハエ取りペットボトル」が地区内に広がったという。

  • 河北新報 東北のニュース/安否不明の町長生還 骨組みだけの庁舎で一夜 宮城・南三陸

    安否不明の町長生還 骨組みだけの庁舎で一夜 宮城・南三陸 災害対策部で打ち合わせをする佐藤町長(右)=13日午後1時ごろ、宮城県南三陸町のベイサイド・アリーナ 「生きていたのか!」。たどりついた避難所で町民に驚かれた。  庁舎が津波の直撃を受け、安否不明になっていた宮城県南三陸町の佐藤仁町長(59)が生還した。骨組みだけになった庁舎3階の鉄骨の上で夜を明かし、避難所にたどりついたという。人口約1万8000の南三陸町では依然、町民約1万人と連絡が取れない。「拾った命。町民のために全力を尽くす」。佐藤町長は13日、公務に復帰し陣頭指揮を執った。  地震が起きた11日は町議会3月定例会の最終日だった。閉会のあいさつで前々日の津波に触れ、「引き続き災害に強いまちづくりを進めよう」と訴えている最中に、激しい揺れが襲った。  「ついに来た。宮城県沖だ」と確信。町議らとともに総合防災庁舎に移動した。津

  • 河北新報 東北のニュース/児童ポルノ 宮城県「単純所持」禁止へ 来年度条例化目指す

    児童ポルノ 宮城県「単純所持」禁止へ 来年度条例化目指す 子どもが被写体のわいせつな画像や映像など児童ポルノの規制で、宮城県は個人が趣味で持つ「単純所持」の禁止を含めた条例制定の検討に入った。違反した場合の罰則も設け、2011年度内の成立を目指す。子どもに対し、恐怖心を与える行為(威迫行為)の禁止も盛り込む方針。  児童買春・ポルノ禁止法は、販売や提供目的の所持を禁じているが、単純所持は対象外となっている。宮城県が目指す条例は独自の上乗せ規制で、児童ポルノを県内で所持、保管すると原則的に処罰される。  単純所持を規制する場合、個人的収集をどう摘発するかや迷惑メールで送り付けられた場合も対象になるかなど、運用面で解決すべき課題が多い。関係者の間には、実効性を疑問視する見方もある。  全国では奈良県が05年、「子どもを犯罪の被害から守る条例」を制定し、初めて単純所持を禁止した。宮城県は奈良県の

  • 河北新報 東北のニュース 賃金未払い告訴されたゼンショー 従業員を逆告訴

    残業代などが未払いだとして、牛丼チェーン「すき家」を経営する外大手「ゼンショー」(東京)を告訴した仙台市のアルバイト従業員福岡淳子さん(41)が、逆に同社から告訴され、不起訴処分になっていたことが15日、分かった。福岡さんらを支援してきた首都圏青年ユニオン(東京)は「従業員への報復、どう喝で許されない」と反発している。  関係者によると、同社は2月、福岡さんが(1)休日に勤務したかのような勤怠報告書を出し、賃金をだまし取った(2)店の材を勝手にべた―として、詐欺と窃盗の疑いで仙台地検に告訴した。  福岡さんは地検に「報告書の一部に誤記はあったが、実際に働いていた。4時間以上の勤務者は事が認められている」と説明し、3月末までに不起訴となった。  福岡さんはほかの従業員2人と昨年4月、時間外割増賃金などが未払いだと、労働基準法違反容疑で同社や社長らを仙台労働基準監督署に告訴。労基署から

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