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ブックマーク / sinjowkazma.hatenadiary.org (2)

  • 伊藤計劃くんへ - 散歩男爵 Baron de Flaneur (Art Plod版)

    ――この手紙を、どうやって書き始めるべきか、解答の見つからないままとりあえず書き始めています。そもそも、「伊藤計劃くん」と書くべきか「さん」と書くべきか、あるいは「君」と呼んだらいいのか「貴方」と呼ぶべきなのか、それさえも最後まで迷っていましたし、今でも迷っています。 ひとつだけ確かだったのは、僕はこの手紙をきみの四十九日が明けてから書くのだ、ということでした。最初にきみの訃報を(あのあまりにも速くて便利すぎるtwitterを経由して)知った時、僕は当に言葉を失いました。こうして書いてしまえば、それはあまりにも陳腐で紋切り型の表現なのですが、しかし事実は事実なのですし、いずれにしても僕はその後も自分自身のたいそう陳腐で紋切り型の言動に直面することになるのですから、今さら取り繕うのは無駄なことです。この点については、きみの赦しを請う以外にありません。 僕がきみ宛の手紙で書こうと決めたことは

    伊藤計劃くんへ - 散歩男爵 Baron de Flaneur (Art Plod版)
  • われら銀河をググるべきやDo We Dare Google the Galaxy?【その06】:ラファイエットの子供たち、もしくは新たなるTweegle千年紀を礼賛してみるのこと - 散歩男爵 Baron de Flaneur (Art Plod版)

    X「というわけで*1Google×著作権問題について、俺が長期的視点から礼賛してみようと思う」 S「ホントにやるんですか?」 X「ホントにやるんだ。俺はおまえと違って、ずばりと核心に入るぞ。 すなわち、Googleが今回手に入れたのは、他ならぬググる権利……今後は複製・出版・頒布する権利に替わって検索閲覧する権利が著作者人格権の主要パートナーになりますんでよろしくねという米国司法制度からのお墨付……なのだ、というテーゼからだ。 そう、検索閲覧権だ。こいつが新たな〈人類の普遍的な権利〉の一部に加えられたんだ。なんだ、その顔は。いいか、人権てのは増えたり減ったりするもんなんだよ。プライバシーとか環境権とか見りゃわかるだろ。 そもそも著作権って代物は、なぜ保証されてきたんだ? 保証されたほうが良いんだ? 決まってる。創造的な表現を日々新たに生み出してもらうためだ。そのほうが社会が豊かになる(と誰

    われら銀河をググるべきやDo We Dare Google the Galaxy?【その06】:ラファイエットの子供たち、もしくは新たなるTweegle千年紀を礼賛してみるのこと - 散歩男爵 Baron de Flaneur (Art Plod版)
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