「もしかしたら、彼のように追い込まれていたかもしれない」。両親が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者で、幼少期から教義を学んだ北九州市の自営業男性(24)は、旧統一教会への恨みを募らせ安倍晋三元首相を銃撃したとされる山上徹也容疑者に自身を重ねる。そして「洗脳や献金の問題は家族だけでは解決できない。行政など社会の支援が必要だ。政治家もマスコミも一過性の問題で終わらせないでほしい」と訴える。(望月衣塑子)
タグ検索の該当結果が少ないため、タイトル検索結果を表示しています。
世界平和統一家庭連合、旧統一教会の信徒の子どもたち、2世への取材を続けている。 安倍晋三元首相を殺害した、山上徹也容疑者と同じ40代の元信徒が、自分にできることが何か考え行動したいと、今回、匿名で取材に応じてくれた。 今は教団を離れ、旧統一教会とは関係のない相手と結婚。 相手の両親には出自を明らかにしていないことなどから、匿名での発信となった。 普段から自分の過去に関わる話を避け、出自がわかる写真などは残しておかないよう、気をつけて生きてきたという。 悩みや葛藤を自分の心の中に仕舞い込みここまで生活してきたと打ち明けてもくれた。 仮名は、やまもとゆきさんとした。 旧統一教会で何が起きていたのか、2世から見た教会の実態、政治家との距離についても語ってもらった。 インタビューの一部を今朝のTOKYOMX「堀潤モーニングFLAG」で放送した。このYahoo!ニュース個人では取材でのやり取り全てを
記者会見する世界平和統一家庭連合の教会改革推進本部の勅使河原秀行本部長(左)ら=22日午後、東京都渋谷区 親からのお仕着せの「信仰」に、人生を奪われたくない-。霊感商法や高額献金が問題になった旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)を巡り、その信者を両親に持つ「宗教2世」が始めた署名活動に共感が広がっている。親からの信仰の強制は児童虐待にあたるとして、行政の介入や法規制を求める内容。インターネットを通じて呼び掛けを行うある2世は「恋愛すら許されない苦しみを理解してほしい」と訴える。 関東地方に住む20代の高橋みゆきさん(仮名)は安倍晋三元首相が奈良市で銃撃された翌日の7月9日、署名サイト「Change.org」で、「#宗教2世に信教の自由を」と題した活動をスタートさせた。 事件で逮捕された山上徹也容疑者(42)=殺人容疑で送検、鑑定留置中=の家庭では、母親が旧統一教会に傾倒し、約1億円の巨額
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く