並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 40 件 / 180件

新着順 人気順

"behavioral economics"の検索結果1 - 40 件 / 180件

  • なぜゲーミフィケーションは効果的なのか?(Why Gamification Works?)

    「ゲーミフィケーション(gamification)」という言葉をなんとなくわかったつもりで、バズワード的に使う人が増えてきました。本当にそれを可能するゲームのメカニズム(game mechanics)を理解してますか?ゲーミフィケーションというすばらしいコンセプトが、自分ではゲームをやりもしない人に、ビジネス上の理由だけでバズワードとして使われてしまうのは残念です。 以前、ゲーミフィケーションについてのNOTEを書きました(「進化するゲーミフィケーション」)。ゲーミフィケーションという言葉の意味を詳しく知りたい方はこのNOTEをご覧ください。時間が経ちゲーミフィケーションという言葉を知る人も増えてきましたので、今回はそのゲーミフィケーションを効果的にするゲームのメカニズムについて、こちらの記事を参考にしながらNOTEにとりたいと思います。 [参考:Mashable「HOW TO: Gami

    • 行動経済学の死

      行動経済学の死 @79� V P�ˮ V https://www.thebehavioralscientist.com/articles/the-death-of-behavioral-economics 悪いニュースがいくつかある。 行動経済学は死んだ。 そう、それはまだ教えられている。 そう、それはまだ世界中の研究者の研究対象だ。 そう、それはまだ国をまたいで実業家や政府機関に利用されている。 明らかに生きているように見える・・・が、それはゾンビだ。内も外も。 なぜそんなことをいうのか? 理由は大きく2つだ。 行動経済学の主要な発見は何年も再現に失敗している。そして行動経済学の重要な発見*それ自体*、損失回避、ですらその土台が揺らいでいる。 その介入の影響は現実は驚くほど弱い。 これら2つのことから、これからの10〜15年、行動経済学が関心を集め現実に広く使われると私は思わない。 もし

        行動経済学の死
      • お金が貯まらない4つの理由 | 投資十八番

        古典派経済学では、人間は与えられた情報をフル活用した上で合理的にお金を使うということが前提になっていますが、実は案外そうではないことが行動経済学(behavioral economics)での各種実験で明らかになってきています。人間はエコノミストが考えるほど賢くはないようです。 人間が陥りやすい「お金」にまつわる過ちを示す、4つの興味深い実験があります。 実験対象は、米国でも屈指の名門校の学生たちです。 1:クレジットカードは金銭感覚を狂わせる MITの学生たちにオークションでボストンセルティックス(NBAのチーム)のチケットを買わせる実験をおこなった。学生の半分には現金で買わせ、残り半分はクレジットカードで買わせた。彼らがチケットに付けた値段を確認すると、クレジットカードの学生たちは平均して、現金の学生たちが示した金額の二倍の金額を喜んで払うという結果になった。 クレジットカード

        • The Death Of Behavioral Economics

          I’ve got some bad news. Behavioral economics is dead. Yes, it’s still being taught. Yes, it’s still being researched by academics around the world. Yes, it’s still being used by practitioners and government officials across the globe. It sure does look alive… but it’s a zombie—inside and out. Why do I say this? Two primary reasons: Core behavioral economics findings have been failing to replicate

            The Death Of Behavioral Economics
          • 行動経済学 - Wikipedia

            英語版記事を日本語へ機械翻訳したバージョン(Google翻訳)。 万が一翻訳の手がかりとして機械翻訳を用いた場合、翻訳者は必ず翻訳元原文を参照して機械翻訳の誤りを訂正し、正確な翻訳にしなければなりません。これが成されていない場合、記事は削除の方針G-3に基づき、削除される可能性があります。 信頼性が低いまたは低品質な文章を翻訳しないでください。もし可能ならば、文章を他言語版記事に示された文献で正しいかどうかを確認してください。 履歴継承を行うため、要約欄に翻訳元となった記事のページ名・版について記述する必要があります。記述方法については、Wikipedia:翻訳のガイドライン#要約欄への記入を参照ください。 翻訳後、{{翻訳告知|en|Behavioral economics|…}}をノートに追加することもできます。 Wikipedia:翻訳のガイドラインに、より詳細な翻訳の手順・指針につ

              行動経済学 - Wikipedia
            • Economics and Politics by Paul Krugman - The Conscience of a Liberal - The New York Times

              A message for regular readers of this blog: unless something big breaks later today, this will be my last day blogging AT THIS SITE. The Times is consolidating the process, so future blog-like entries will show up at my regular columnist page. This should broaden the audience, a bit, maybe, and certainly make it easier for the Times to feature relevant posts. It will also, for technical reasons, m

              • ECONO斬り!!

                今年は、大晦日にしてなんと2回目のブログ投稿。長期間放置してしまいスイマセン… (noteには少し投稿しています。来年は当ブログからそちらに本格的にシフトするかもしれません) ざっくり2019年をまとめると、常に何かの締切や準備に追われ続けた1年だったような気がし いよいよ今日で平成も終わりですね。すっかり投稿がご無沙汰になってしまったこのブログも、最後くらいは何か足跡を残さないと…(違)というわけで、連休中にもオススメの【経済学本10冊】を紹介させて頂きます。 NewsPicks Magazine vol.2 Autumn 2018[雑誌] [雑誌]幻冬舎 例年通り、バタバタしているうちにアっという間に大晦日を迎えてしまいました。せめて締切を過ぎている仕事は年内にしっかり片付けたかったです… というわけで(毎度のことながら)全く成長していない自分に猛省中>< タイトル通り、ざっくりと今年

                  ECONO斬り!!
                • 行動経済学 読書案内: 大竹文雄のブログ

                  行動経済学を勉強するための読書案内をこのブログで書いたことがある。その後、多くの本が出版されたので、新しいものを含めて紹介し直そう。抜けているものがあると思うので随時追加していく予定。 ・最初の一歩 マッテオ・モッテルリーニ著『経済は感情で動く―― はじめての行動経済学』 ダン・ アリエリー著『予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』 ダン・アリエリー著『不合理だからすべてがうまくいく』 ダン・アリエリー著『ずる』 筒井義郎・山根承子『図解雑学 行動経済学』 池田新介 「自滅する選択」 ・もう少し体系的に 川西諭『よくわかる行動経済学』 このブログでの紹介 依田高典著『行動経済学』 このブログでの紹介 友野 典男著『行動経済学 経済は「感情」で動いている』 (光文社新書) このブログでの紹介 リチャード・セイラー著 『セイラー教授の行動経済学入門』 ・応用力をつけ

                    行動経済学 読書案内: 大竹文雄のブログ
                  • 冬休みに行動経済学を勉強しよう : ECONO斬り!!

                    経済学者 | 安田洋祐(やすだようすけ) のブログ。久々にデザインを変更しました!(2016年1月28日) 最近は経済学の様々な分野で、関連書籍のラインナップが充実してきました。その中でも、今年(特に下半期)は行動経済学【注】の出版ラッシュが目立っていたように思います。そこで、私自身が気になって購入した(一部の書籍は出版社の方々から頂きました。改めてお礼申し上げます!)書籍を以下でご紹介させて頂きます。 経済学に欠かせない一分野として、ようやく定着してきた感のある行動経済学。冬休みや年末年始のまとまった時間を利用して、一度本格的に勉強されてみるのも良いかもしれません。かく言う私も、こういった新しい知見はできるだけ吸収しておきたいので、ぜひ1冊でも多く読みたいです^^ (「先延ばし」しないように気をつけないと… 苦笑) 【注】「行動経済学」が何かについては、私が担当しているイミダスの該当記事

                      冬休みに行動経済学を勉強しよう : ECONO斬り!!
                    • お金の専門家に聞いた! 行動経済学が示す初心者のための「賢い投資」 | おカネと未来研究所

                      1980年代後半、バブル景気が頂点に達していたころ、テレビや週刊誌などでは、多くの識者たちが「今世紀中に株が下落することはない!」などと語っていたものでした。当時、学生だった私も「日本はしばらく景気が良さそうだな」と、信じて疑いませんでした。 しかし、いまの私たちは、その後何が起きたかを知っていて、当時を冷静にふり返ることもできます。『投資賢者の心理学 行動経済学が明かす「あなたが勝てないワケ」』(日本経済新聞出版)の著者で、経済コラムニストの大江英樹さんは、当時の日本人の多くが、行動経済学で言うところの「現状維持バイアス」にかかってしまっていたためだと分析しています。 行動経済学は、「合理的な経済人を前提とする従来の経済学とは異なり、心理学や社会学の要素を取り入れ、人間の心理・感情に焦点を当てた分析を行う経済学」と定義できます。人間はしばしば不合理な選択や行動をとるもので、なぜそうしたこ

                        お金の専門家に聞いた! 行動経済学が示す初心者のための「賢い投資」 | おカネと未来研究所
                      • List of cognitive biases - Wikipedia

                        Cognitive biases are systematic patterns of deviation from norm and/or rationality in judgment. They are often studied in psychology, sociology and behavioral economics.[1] Although the reality of most of these biases is confirmed by reproducible research,[2][3] there are often controversies about how to classify these biases or how to explain them.[4] Several theoretical causes are known for some

                          List of cognitive biases - Wikipedia
                        • 話題のデータサイエンティストになるには、これを読め!- #DScasual まとめ【CodeIQ提供】 #ビッグデータ|U-NOTE【ユーノート】- ビジネスマンのためのノウハウまとめを無料で

                          2013年9月6日(金)、『データサイエンティスト養成読本』出版記念イベント「Data Scientist Casual Talk 」が株式会社ブレインパッド セミナールームにて開催された。 今、話題沸騰中のデータサイエンティストがテーマということもあり、定員の60名を超える75名の参加者が駆けつけ、各社から紹介されたデータ分析・活用事例を学ぶことができる非常に濃い内容のイベントとなっていた。 今回はデータサイエンティストについて有識者が語った全5セッションをまとめたので、参加できなかった方やデータ分析に興味をお持ちの方は是非ご覧頂きたい。また今回の記事は、株式会社リクルートキャリアが運営する、ITエンジニアのための実務スキル評価サービス「CodeIQ」の提供で公開されている。ぜひ、一度アクセスしてみてはいかがだろうか。 まずセッション1では、株式会社ブレインパッドの佐藤氏より「なぜ今、デ

                          • 黒川博文 Hirofumi Kurokawa - 行動経済学の本棚

                            川越敏司(2020)「意思決定」の科学 なぜ、それを選ぶのか 行動経済学とも深くかかわる意思決定理論を15の実験を通じて学べる1冊。著者サイトではScratchとPythonによる実験を試せます。 大竹文雄(2019)行動経済学の使い方 基礎から応用まで学べて、行動経済学はこんなに使える!と思える1冊。深く知りたい方は文献解題を読み、気になった論文を読んでみることをおススメします。 依田高典(2016)「ココロ」の経済学:行動経済学から読み解く人間のふしぎ 依田高典(2010)行動経済学:感情に揺れる経済心理 友野典男(2006)行動経済学:経済は「感情」で動いている 私が行動経済学を知るきっかけになった本です。 マイケル・ルイス(2017)かくて行動経済学は生まれり カーネマン氏とトヴェルスキー氏の軌跡を追いながら、行動経済学を学べるノンフィクション。 ダニエル・カーネマン(2014)フ

                            • 「行動経済学」があなたを仕事の達人に変える! 生産性向上の意外な近道 - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習

                              上司から「段取りをもっと考えろ」と言われた……。どうしたら段取りよく仕事ができるのか知りたい。 仕事の速い人は行動経済学を学んでいるらしい……。でも行動経済学ってなんだろう? 仕事のパフォーマンスを上げたい。要領よく仕事を進めたい——このように悩んではいませんか? やさしいビジネススクール学長の中川功一氏は、行動経済学についてこう述べています。 人が経済的な活動の中で見せる独特の心理を知れば、マネジメントも、マーケティングも、意思決定も、もっと上手にできるようになる。 (引用元:やさしいビジネススクール|行動経済学(中川功一・やさしいビジネススクール学長)) 本記事では、行動経済学を取り入れて仕事のパフォーマンスを上げる方法を自分自身のマネジメントの部分に焦点をあててご紹介します。 【ライタープロフィール】 橋本麻理香 大学では経営学を専攻。13年間の演劇経験から非言語コミュニケーションの

                                「行動経済学」があなたを仕事の達人に変える! 生産性向上の意外な近道 - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習
                              • あなたがお金を増やせない理由を心理学的に説明するとこうなる、お金をためるにはどうすればいいのか?

                                by Fabian Blank 「お金をためたい」と心から思っているはずなのにお金がたまらずむしろどんどん減っていく……ということを経験している人も多いはず。なぜ人はお金の管理を苦手とするのか?ということには、多くの心理学的要素が絡んでいます。心理学的要因から自分がどのような行動を取ってしまうのかということを理解すれば、少しはお金の管理がうまくなるはず……ということで、経済関連の記者であるEshe Nelson氏が行動経済学から見た人の行動を5つに分けて解説しています。 Manage your money better with these tips from behavioral economics — Quartz https://qz.com/1264033/all-the-human-flaws-and-biases-that-prevent-you-from-managing-m

                                  あなたがお金を増やせない理由を心理学的に説明するとこうなる、お金をためるにはどうすればいいのか?
                                • 行動経済学から学ぶプロダクトマネジメントに潜むバイアスたち - もくもくプロダクトマネジメント( @Nunerm )

                                  これは何か 行動経済学をプロダクトマネジメントに活かすために、人の様々な行動パターンやバイアス、そしてその活用方法を自分なりに整理したものです。 ※記事の最後に参考にした文献を記載しています。 ※とてつもなく長いのでブックマークして必要な時に参照するのがオススメです。 ※今後も日々更新・追記していく予定です。 インデックス 更新履歴 行動経済学とは何か プロダクトマネジメントとどう関係するのか 前提:システム1とシステム2 人は選択の機会を欲しながら意思決定を避ける 人は集団に左右される 人はすぐに思いつくものに左右される 人はイメージに左右される 人は感情に左右される 人は損をすることを嫌う 人は所有物を過大評価する 人は後から辻褄を合わせる 人はピークを評価する 人は状況を評価しない 人は相対的にしか評価できない 人は全体を無視し一貫性を追い求める 人は難しい問題を回避したがる 人はお

                                    行動経済学から学ぶプロダクトマネジメントに潜むバイアスたち - もくもくプロダクトマネジメント( @Nunerm )
                                  • 行動経済学 読書案内: 大竹文雄のブログ

                                    行動経済学を勉強するための読書案内をこのブログで書いたことがある。その後、多くの本が出版されたので、新しいものを含めて紹介し直そう。抜けているものがあると思うので随時追加していく予定。 ・最初の一歩 マッテオ・モッテルリーニ著『経済は感情で動く―― はじめての行動経済学』 ダン・ アリエリー著『予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』 ダン・アリエリー著『不合理だからすべてがうまくいく』 筒井義郎・山根承子『図解雑学 行動経済学』 池田新介 「自滅する選択」 ・もう少し体系的に 川西諭『よくわかる行動経済学』 このブログでの紹介 依田高典著『行動経済学』 このブログでの紹介 友野 典男著『行動経済学 経済は「感情」で動いている』 (光文社新書) このブログでの紹介 リチャード・セイラー著 『セイラー教授の行動経済学入門』 ・応用力をつける 『実践 行動経済学』紹介

                                    • ところで「体験」ってなんですか?

                                      Daniel KahnemanThe riddle of experience vs. memory Using examples from vacations to colonoscopies, Nobel laureate and founder of behavioral economics Daniel Kahneman reveals how our “experiencing selves” and our “remembering selves” perceive happiness differently. This new insight has profound implications for economics, public policy — and our own self-awareness. 「よりよい体験を提供する」 という言葉を耳にすることがありますが、

                                        ところで「体験」ってなんですか?
                                      • 行動経済学を学ぶための本: 大竹文雄のブログ

                                        「行動経済学に関心があるが、何から読めばいいのか」、という質問を受けた。 そこで、レベルや関心別に、行動経済学の本を紹介してみたい。 ・最初の一歩 マッテオ・モッテルリーニ著『経済は感情で動く―― はじめての行動経済学』 ダン・ アリエリー著『予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』 ・もう少し体系的に 友野 典男著『行動経済学 経済は「感情」で動いている』 (光文社新書) リチャード・セイラー著 『セイラー教授の行動経済学入門』 ・応用力をつける Richard H. Thaler and Cass R. Sunstein 著 "Nudge: Improving Decisions About Health, Wealth, and Happiness" ・大学学部レベルの教科書 Nick Wilkinson著"An Introduction to Behavi

                                          行動経済学を学ぶための本: 大竹文雄のブログ
                                        • 日本経済研究センター JCER 大竹文雄の経済脳を鍛える 7月24日 行動経済学の成果を教育に活かす

                                          人はインセンティブで動く 経済学は、人間のインセンティブを考える学問である。人々は誰でも幸福になりたいという意欲をもっている。ゆったりと余暇を楽しみたいという望みと同時に、様々なモノやサービスを購入して楽しい消費生活を送りたいという望みももっている。様々なものを購入するには、お金が必要だ。お金を手に入れるには、余暇の時間を削って働く必要がある。 人は賃金が高ければ、余暇時間を削って働く時間を長くして、モノやサービスをより多く購入できるようにするか、少なく働いてより長時間の余暇を楽しむことになる。前者のタイプの人を雇用している企業なら、より一生懸命働いてもらうために高い賃金を提示するだろう。真面目に働いているかどうかがわかりにくいのに、固定賃金を払う契約をしているなら、労働者は仕事の手を抜いて実質的に余暇時間を長くしようとするだろう。 固定賃金だと労働意欲が減ってしまう労働者には、成果主義賃

                                            日本経済研究センター JCER 大竹文雄の経済脳を鍛える 7月24日 行動経済学の成果を教育に活かす
                                          • Irregular Economist 〜hicksianの経済学学習帳〜

                                            ●Tyler Cowen(2004), “A Road Map to Middle Eastern Peace? - A Public Choice Perspective”(Public Choice, Vol. 118, No. 1/2, pp. 1-10)/〔2022年6月23日〕訳を全面的に修正。 イスラエルとパレスチナの間で和平がなかなか達成されずにいるのは、なぜなのだろうか? ブッシュ大統領が提案する「中東和平のロードマップ」は和平の達成につながるだろうか? これらの疑問に答えるにあたり、本論文では、中東問題の細々とした論点からはちょっと距離をとった上で、公共選択論の観点から、戦争や対立(conflict)に関する基本的な問いに思いを巡らせてみようと思う。本論文では、「そもそも戦争が起きるのはなぜなのだろうか?」、「和平交渉に臨む各国がしばしば『取引の利益』(gains fro

                                              Irregular Economist 〜hicksianの経済学学習帳〜
                                            • データよりもストーリーを、相関よりも因果を。

                                              この記事に関連する話題: プロダクト開発者に求められる、これからの「倫理」の話をしよう。 Netflixの "Inside Bill's Brain" で Think Week に入るビル・ゲイツの映像を見た。これに影響されて、今年のゴールデンウィークは家にこもり、スマホとPCの電源を完全に切って本を読み込んでいた。 最近の個人的な興味は、物事の裏側にある「ストーリー」や「コンテクスト」の持つ力にある。 ストーリーを伝えられないプロダクトの虚しさ データ時代の「リアル」の価値 “いいもの”ってなんだろう 表面的なデータ分析では測ることのできない、もっと深いところにある“なにか”。顧客に寄り添い、個の存在を重んじ、パーソナライズされた体験を提供する・・・その意義はなんとなく分かるのだけど、同時に、こういう話はどうも抽象的で掴みどころがない。誰かその本質をもっと論理的に説明してくれないだろうか

                                                データよりもストーリーを、相関よりも因果を。
                                              • 経済政策運営のためのマクロ経済学理論の再構築 - himaginary’s diary

                                                一昨日スティグリッツのNBER論文を紹介したが、以下はスティグリッツが9月にアップした別のNBER論文「Reconstructing Macroeconomic Theory to Manage Economic Policy」の要旨。 Macroeconomics has not done well in recent years: The standard models didn't predict the Great Recession; and even said it couldn't happen. After the bubble burst, the models did not predict the full consequences. The paper traces the failures to the attempts, beginning in the 197

                                                  経済政策運営のためのマクロ経済学理論の再構築 - himaginary’s diary
                                                • RIETI - 行動経済学の光と影 期待過剰は信頼失墜もたらす

                                                  2002年にノーベル経済学賞を共同受賞した心理学者で米プリンストン大学名誉教授だったダニエル・カーネマン氏が3月27日、90歳で亡くなった。行動経済学を切り開いたことで世界的に著名な研究者だった。 米ジャーナリストのマイケル・ルイス氏は、カーネマン氏を世界的な「人間の間違いについての権威」と表現する(1)。米国で行動経済学のコンサルティングに携わる研究者、相良奈美香氏がたたえるように、その研究は人の意思決定に対する社会の理解を根本から大きく変えた(2)。 ルイス氏によると、ユダヤ人であるカーネマン氏は、第2次世界大戦時の壮絶なホロコーストを命からがら生き延び、幼い頃から誰も信じてはいけないと教えられていた。自分の記憶さえ信じなかった。「14歳という年齢にして、ダニエルは少年というよりも、少年の体に閉じ込められた知識人だった」。ルイス氏は、カーネマン氏の友人のこんなコメントを紹介している。

                                                  • 2008-09-14 - Irregular Economist 〜hicksianの経済学学習帳〜 #コメント tanakahidetomi  コウェンとグラザァの「尊重と無知」論文にもあるけれども、自分自身の尊厳だとかプライドだとかそういっ

                                                    ●Scott Beaulier and Bryan Caplan, “Behavioral Economics and Perverse Effects of the Welfare State(doc)” Abstract: Critics often argue that government poverty programs perversely make the poor worse off by encouraging unemployment, out-of-wedlock births, and other "social pathologies." However, basic microeconomic theory tells us that you cannot make an agent worse off by expanding his choice set.

                                                      2008-09-14 - Irregular Economist 〜hicksianの経済学学習帳〜 #コメント tanakahidetomi  コウェンとグラザァの「尊重と無知」論文にもあるけれども、自分自身の尊厳だとかプライドだとかそういっ
                                                    • 週刊医学界新聞〔対談〕社会疫学が解明する「健康格差」とその対策(近藤克則,イチロー・カワチ)

                                                      近藤 克則氏(千葉大学予防医学センター社会予防医学研究部門教授/同大大学院医学研究院公衆衛生学教授/国立長寿医療研究センター老年学・社会科学 研究センター老年学評価研究部長) イチロー・カワチ氏(米国ハーバード公衆衛生大学院 社会・行動科学部長/社会疫学教授) “健康の社会的決定要因”を研究する学問「社会疫学」の進歩により,日本でも健康格差の問題が脚光を浴びている。健康格差の縮小に向けて医療者は何ができるのか,興味を持つ人も増えてきているのではないだろうか。 本紙では,社会疫学研究の第一人者であるイチロー・カワチ氏と,このたび『健康格差社会への処方箋』(医学書院)を刊行した近藤克則氏に,健康格差社会の解消に向けた社会疫学の最新知見をお話しいただいた。 近藤 カワチ先生との対談は2004年以来です(本紙第2566号『「社会疫学(Social Epidemiology)」とは何か?』)。当時の

                                                        週刊医学界新聞〔対談〕社会疫学が解明する「健康格差」とその対策(近藤克則,イチロー・カワチ)
                                                      • 今年のノーベル賞「行動経済学」:オススメ文献 : ECONO斬り!!

                                                        経済学者 | 安田洋祐(やすだようすけ) のブログ。久々にデザインを変更しました!(2016年1月28日) スウェーデン王立科学アカデミーは10月9日、2017年度アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞(通称「ノーベル経済学賞」)を米シカゴ大学のRichard H. Thaler氏に授与すると発表しました。受賞理由は、彼の行動経済学(Behavioral Economics)への貢献に対して。詳細(英語)についてはこちらのウェブサイトから閲覧することができます。 行動経済学について日本語でざっくりとその内容を掴みたいという方は、ひとまずは以下の拙稿をご参考ください。私が5年前にイミダスへ寄稿した記事になります。 行動経済学 [Behavioral Economics] 伝統的な経済学(しばしば新古典派経済学 [neo-classical economics] と呼ばれる)に

                                                          今年のノーベル賞「行動経済学」:オススメ文献 : ECONO斬り!!
                                                        • 経済学はどこで間違えたのか - 池田信夫 blog

                                                          クルーグマンが、大恐慌以来の経済学の変化を振り返り、もう一度ケインズの直面した問題に立ち戻るべきだと論じている。As I see it, the economics profession went astray because economists, as a group, mistook beauty, clad in impressive-looking mathematics, for truth. Until the Great Depression, most economists clung to a vision of capitalism as a perfect or nearly perfect system.新古典派経済学の欠点は、その理論が単純すぎて実証的テストに耐えないため、何が正しいかではなく何が美しいかによって理論が選ばれることだ。ケインズは経済を非合理な「カ

                                                          • 経済学はイノベーションに失敗しつつあるのか、成功しつつあるのか? - himaginary’s diary

                                                            経済学の現状について、モハメド・エラリアンとノアピニオン氏が、ほぼ同時期にかなり対照的なブルームバーグ論説を書いている。 以下はエラリアンの4/27付け論説「Why Innovation Tends to Bypass Mainstream Economics」からの引用*1。 Mainstream economics hasn’t done well in recent years, failing to predict major shifts that have caused significant damage to society. This breakdown sheds light on a more general question: Why have certain fields and activities been unable to benefit sufficie

                                                              経済学はイノベーションに失敗しつつあるのか、成功しつつあるのか? - himaginary’s diary
                                                            • Who's downloading pirated papers? Everyone | Science | AAAS

                                                              Just as spring arrived last month in Iran, Meysam Rahimi sat down at his university computer and immediately ran into a problem: how to get the scientific papers he needed. He had to write up a research proposal for his engineering Ph.D. at Amirkabir University of Technology in Tehran. His project straddles both operations management and behavioral economics, so Rahimi had a lot of ground to cover

                                                                Who's downloading pirated papers? Everyone | Science | AAAS
                                                              • Theory and Practice of Mechanism Design

                                                                メカニズムデザインの理論と実務 メカニズムデザインの理論に関する文献はいろいろありますが、理論によって解 明されている知識と実務で必要とされている知識との間に溝があるという印象を 抱きました。そして理論と実務とを橋渡しすることが必要だと感じるようになり ました。本稿ではこの理論と実務との溝に着目し、実務のためのメカニズムデザ インの構築を目指します。本文中の話題の元ネタの論文を輪読すれば大学院2年 生向けのメカニズムデザインの授業になり、あるいは元ネタのモデルを簡単に解 説すれば大学院1年生向けのマイクロの授業の後半になるようにデザインされて います。若い研究者がメカニズムデザインの研究に新しい物の見方を導入するこ とを支援するのも本稿の目的です。(2007年10月13日) 目次 経済学におけるメカニズムデザイン メカニズムデザインの理論のあらまし メカニズムデザイン理論の定番テクニック

                                                                • Jon Kleinberg's Homepage

                                                                  Tisch University Professor Department of Computer Science Department of Information Science Cornell University Ithaca, NY 14853 I am a professor at Cornell University. My research focuses on algorithms and networks, the roles they play in large-scale social and information systems, and their broader societal implications. My work has been supported by an NSF Career Award, an ONR Young Investigator

                                                                  • 感染症対策のための規制、ナッジ、データそして民主主義/成原慧 - SYNODOS

                                                                    新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、さらなる蔓延を防止するために、人々の行動制限や行動変容が求められている。法は、どこまで人々の行動を規制すべきなのだろうか。また、「ナッジ」と呼ばれる一見して柔らかな介入手段は、どこまで人々の行動の変容を促すことができるのだろうか。 本稿では、国内外における新型コロナウィルス対策のための取組を例にして、規制とナッジのあいだの役割分担と距離、両者のあいだで舵取りを行うための指針となるデータの収集・利用、危機における民主的な政策決定プロセスのあり方について考えてみたい。 人々の行動を制限する上で、中心的な役割を果たすのは、やはり法律による規制であろう。だが、日本の現行法では、感染症の蔓延防止という目的で人々の行動を制限するためにとりうる措置はかぎられている。 たとえば、本年3月に、新型インフルエンザ等対策特別措置法が改正され、暫定措置として、新型コロナウィル

                                                                      感染症対策のための規制、ナッジ、データそして民主主義/成原慧 - SYNODOS
                                                                    • 「となりの人は石鹸で手を洗っていますか?」新型コロナウイルス対策にも。手洗いを促す行動経済学とナッジ(竹内幹) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                      手洗いは感染症予防の基本。行動経済学や「ナッジ(行動変容を促すちょっとした仕掛け)」を使って手洗いを促す施策と研究を紹介します。例えばメッセージでは「となりの人は石鹸をちゃんと使って手を洗っていますか?」などが有効。 ここではトイレでの手洗いを促進するためのナッジ9件を紹介します。いずれも、(1)液体石鹸の使用量を測定したり、手洗いを実際に観察したりして、ナッジやポスター・メッセージの効果を推定する点、(2)ポスターなどを掲示しない「統制群(コントロールグループ)」を設けて、そのグループとの差によって、ナッジの効果を推定する点に、特長があります。 1) 床に矢印ステッカーを貼って洗面台に誘導Blackwell, et al. (2018) "Nudges in the restroom: How hand-washing can be impacted by environmental c

                                                                        「となりの人は石鹸で手を洗っていますか?」新型コロナウイルス対策にも。手洗いを促す行動経済学とナッジ(竹内幹) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                      • 平野晋(中央大学総合政策学部)「法と〝認知〟科学」の研究、「法と〝行動主義〟」の研究

                                                                        "[Law is] the enterprise of subjecting human conduct to the governance of rules." Susumu Hirano, Professor of Law, Faculty of Policy Studies, Chuo University (Tokyo, JAPAN); Member of the New York State Bar (The United States of America) . Copyright (c) 2005-2011 by Susumu Hirano. All rights reserved. 但し作成者(平野晋)の氏名&出典を明示して使用することは許諾します。 もっとも何時にても作成者の裁量によって許諾を撤回することができます。当ページ/サイトの利用条件はココをクリック。Terms

                                                                        • 【訃報】心理学者・行動経済学者のダニエル・カーネマン氏が90歳で死去、行動経済学の発展に貢献しノーベル経済学賞を受賞

                                                                          by nrkbeta 「すべての経済的意思決定が厳密に合理的であるとは限らない」という理論を提唱した心理学者・行動経済学者のダニエル・カーネマン氏が、2024年3月27日に90歳で亡くなりました。 Best-selling psychologist and Nobel economist Daniel Kahneman dies at 90 : NPR https://www.npr.org/2024/03/27/1241206604/thinking-fast-slow-psychology-behavioral-economics-daniel-kahneman-obit-nobel Daniel Kahneman – Biographical - NobelPrize.org https://www.nobelprize.org/prizes/economic-sciences/20

                                                                            【訃報】心理学者・行動経済学者のダニエル・カーネマン氏が90歳で死去、行動経済学の発展に貢献しノーベル経済学賞を受賞
                                                                          • 英語の名言:人類には実際に衝動を抑えてくれる「ナッジ」が必要だ(リチャード・セイラー) - tsuputon's blog

                                                                            June.22.2018 リチャード・セイラー氏は,1945年 アメリカ生まれの経済学者です 2017年, 行動経済学における功績により ノーベル経済学賞を受賞されています とりわけセイラー氏が 評価されましたのは, 「ナッジ」理論と呼ばれるものです nudge とは「肘で軽く突く」という意味で, nag「ガミガミ言う」より, ちょっとした後押しとなった方が 人の行動を変え, より良い結果が生まれるという理論です 例としてセイラー氏は, 男子トイレの小便器にハエの絵を描いた場合を 取り上げられています この絵を描くことにより 「的に狙いを定める」という人間心理を 誘導して,殿方は床に飛び散らないように 自然となってしまうのです 結果,アムステルダムの スキポール国際空港の清掃費は 80%削減されました… また来日された際に, 相田みつを美術館に行かれ, 「しあわせはいつも じぶんのこころが

                                                                              英語の名言:人類には実際に衝動を抑えてくれる「ナッジ」が必要だ(リチャード・セイラー) - tsuputon's blog
                                                                            • 学会 カテゴリーの記事一覧 - shorebird 進化心理学中心の書評など

                                                                              War and Peace and War: The Rise and Fall of Empires (English Edition) 作者:Turchin, PeterPlumeAmazon ターチンは格差拡大,マタイ原理の原因について,それは交易がポジティブフィードバックを作り出すために生じるというアイデアを取り上げる.そしてそれを考察するための非常に単純化したモデルを提示していくことになる. ここではマタイ原理についてこの本が参照されている.The Wisdom of Crowds 作者:Surowiecki, JamesAnchorAmazon 第10章 マタイ原理 なぜ豊かなものはより豊かになり,貧しきものはより貧しくなるのか その2 マタイ原理は交易する商人の貧富にだけかかわる原理ではない.それはすべての不平等が生まれる一般的なメカニズムでもある. ではそれは本書が焦点をお

                                                                                学会 カテゴリーの記事一覧 - shorebird 進化心理学中心の書評など
                                                                              • 行動経済学とは?マーケティングで絶対役立つおすすめ本【8冊】 - Web活用術。

                                                                                行動経済学の知識があれば、マーケティング活動を有利に進めることができます。なぜなら行動経済学とは、人がお金を使う時の心理を扱っているからです。 例えば、消費者は価格の違いをどのように感じるのか? どのような条件の違いで金額を支払っても良いと感じるのか? といったことをテーマに、数々の研究が発表されています。 また行動経済学は、お金を使う時の心理だけではなく、日常的にある交渉・説得や、恋愛の場面でも役に立ちます。 たとえば、あなたが大好きな女性にプレゼントをあげたいと思った時に、喜んでもらえる効果的なタイミングは、デートで会ってすぐでしょうか? それとも別れ際でしょうか? この答えは、行動経済学を学ぶことで分かります。 この記事では、行動経済学についての解説と、行動経済学を学ぶ際におすすめできる本を紹介します。人間の意思決定に関わる心理の知識を手に入れて、マーケティングや交渉を優位に導いてく

                                                                                  行動経済学とは?マーケティングで絶対役立つおすすめ本【8冊】 - Web活用術。
                                                                                • Herding Lions

                                                                                  Hi! I'm Ben. I make software in Durham, North Carolina. This is my site where I write about engineering leadership and productive product teams. If you're interested seeing more, feel free to subscribe. First time on the site? Start here. 3 Pillars For Effective Work Jan 13, 2023 There are 3 primary reasons why one human may be more effective than another in a given work situation. Caring - All th