プロダクトマネージャーとUXデザイナーの仕事は線引をすることが難しく、正解はないと思っています。プロダクトマネージャーがワイヤーを引くところまで担当する現場もあれば、アウトカムからアウトプットまで一貫してUXデザイナーが担当する現場もあり、様々なグラデーションが存在しています。そのグラデーションの具体⇔抽象のサンプルを作成しましたので、協業時のたたき台にご利用いただけますと幸いです。 例とするグラデーション フードデリバリープロダクトを例にして、「売上を上げる」という最終的な目標を達成するために「スタンプカード」という機能を実装する間のユーザー体験のグラデーションを取り上げます。 ① プロダクト指標を決める 売上を上げるための戦略が必要です。高級料理に特化するならプロダクト指標として単価を持つこともあるでしょう。今回の施策がプロダクト指標のどこに貢献するものであるのかを定めることが1つ目の