開幕まで1週間となった東京オリンピック。きょうの動きをまとめました。 【主な内容】 ○ウガンダ選手が行方不明に 大阪 泉佐野 ○バッハ会長 広島へ 抗議や中止求める声も ○病床ひっ迫への懸念 危機感強める病院 ○まだ「誰が泊まるか分からない」ホテル ○無観客なのに 首都高 日中1000円上乗せ ○過去最大規模の警備体制 その詳細は 選手たちは最終調整に
東京オリンピックの開会式のショーディレクターを務めていた小林賢太郎氏が、過去にユダヤ人の大量虐殺をやゆするセリフを使用していたとして解任されたことを受けて、大会組織委員会が開会式の演出内容を精査した結果、小林氏が1人で演出を手がけている部分はなかったとして、23日の開会式は予定どおり実施すると発表しました。 東京オリンピックとパラリンピックの開会式と閉会式でショーディレクターを務める予定だった小林氏は、過去のコントでナチス・ドイツによるユダヤ人の大量虐殺をやゆするセリフを使用していたとして、22日、解任されました。 組織委員会の橋本会長は記者会見で「全体を見直しながら、どのようにしていくかを協議し早急に結論を出したい」と述べ、演出内容の見直しに含みを持たせていました。 その後、組織委員会が開会式の演出内容を精査した結果、さまざまな分野のクリエーターが検討を重ねて制作したもので、小林氏が1人
IOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長が14日、菅総理と会談した際に、コロナの感染状況が改善した際には観客を入れてほしいと要望していたことが明らかになりました。 バッハ会長は、14日午後に菅総理と会談し、「今回の東京大会はいろいろな意味で歴史的な大会となる」などとして、大会を成功させるため協力を呼びかけていました。複数の関係者によりますと、会談でバッハ氏は観客の受け入れについて、“状況が改善した際には観客を入れることも考えて頂きたい”と菅総理に要望したということです。 これに対して菅総理は、感染状況について大きな変化が生じた場合には改めて5者協議を開いて対応を検討する、としたこれまでの5者協議の合意事項について説明したということです。 オリンピックでの観客受け入れをめぐっては、首都圏の1都3県のほか、北海道、福島で完全無観客での開催が決まっていて、大会組織委員会幹部は観客受け入れの見直
東京・渋谷のスクランブル交差点を歩く大勢の人たち。電光掲示板(右上)は過去最多となった東京都の新型コロナ感染者数を表示していた=27日午後 2848人と、今年1月の過去最多を328人更新した東京都の27日の新型コロナウイルス新規感染者数。インド由来で感染力がより強いデルタ株が、今回の「第5波」の脅威を別次元まで高めている。政府はワクチン接種の他に新たなすべを持たず、東京五輪開催中の首都圏の病床逼迫(ひっぱく)という「最悪のシナリオ」(官邸筋)がにわかに現実味を帯び始めた。 【写真】秋田時代、友人と実家近くの川で捕ったマスを手にする菅氏 この日夕、菅義偉首相は田村憲久厚生労働相や西村康稔経済再生担当相ら関係閣僚を官邸に呼び、急きょ協議を持った。終了後、記者団の取材に応じ「デルタ株の割合も急速に増加しており、(25日までの)4連休の人出も含めて分析していくことにした」。警戒感を強調したものの、
● 「予言」的中!攻守逆転した賛成派と反対派 「いやー、やっぱチョロいっスね、日本人は」 「メダルラッシュでガラッとムード変わりましたもんね」 「命を軽視するなとかヒステリックに怒ってたのはなんだったの?」 …なんてナメきった会話が、IOC幹部たちの間で交わされているのではないか。ある「予言」が、見事に的中しているからだ。 というのも、五輪の中止・延期を望む意見が国民の半数以上を占めていた今年4月、IOCのコーツ副会長は「日本の選手が活躍すれば国内の世論は変わる」と自信満々で言ってのけた。まさにその通りになった。 ご存じのように、連日のメダルラッシュで日本中が祝賀ムードに包まれている。もちろん、「俺は五輪など見ていない、まわりもシラけてるぞ!」という方もたくさんいらっしゃるだろうが、少なくとも1、2カ前まであった「アンチ五輪」の勢いは目に見えてトーンダウンしている。 むしろ、「アンチ五輪」
IOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長の歓迎会があす夜、東京の迎賓館で開かれることがわかった。菅総理や小池知事ら40人余りが参加する見込みだ。 【映像】無観客に米紙「チケット減収分は日本人が補うことになるだろう」 関係者によると、あすの夜、IOCのバッハ会長らを招いた組織委員会主催の歓迎会が東京の迎賓館赤坂離宮で行われるということだ。出席者は橋本会長のほか、菅総理や小池知事など40人余りになる見込み。 新型コロナウイルスの感染予防のため食事や酒の提供はなく、参加者がそれぞれ挨拶するだけになっている。迎賓館赤坂離宮は1964年の東京大会で組織委員会が置かれたオリンピックゆかりの場所。歓迎会のために以前から組織委員会が押さえていたということだ。(ANNニュース)
早速電話はしたけど、またメモを読んだだけ?(日本勢第1号金メダリスト、柔道の高藤直寿選手を祝福する菅首相)/(代表撮影) 「あれでは逆効果になりかねない」――首相周辺から懸念する声が上がっている。25日、菅首相は、東京五輪で日本勢第1号の金メダルを獲得した柔道男子60キロ級の高藤直寿選手(28)に、公邸から電話をして祝福した。もちろん、狙いは支持率アップだ。 90kg級・向が全柔連を誹謗中傷…男子柔道は“問題児”だらけ しかし、電話のやりとりを見た自民党内からは、「逆効果だ。やめた方がいい」との指摘が出ている。 ■またメモを読んだだけか 「電話は2分程度のものですが、会話というより、総理が一方的に話していた。しかも、自分の言葉ではなく、秘書官が用意したメモを読んでいるように見えた。恐らく、高藤選手のこともよく知らないのでしょう。お祝いの電話なのだから、少しは感情を出せばいいのに、話し方にも
新型コロナウイルスと東京五輪・パラリンピックで失政が続き、支持率も低迷し、もはやレームダックとの声も上がる菅義偉首相。人気浮揚でも狙ったのか、7月9日に経済産業省の元官僚でテレビコメンテーターとして活躍する岸博幸・慶応大大学院教授を内閣官房参与にすると発表した。 【写真】テレビを見ていて信用できるコメンテーターは? 5月に問題発言で辞任した高橋洋一嘉悦大教授の事実上の後任となるが、この決定にある政府関係者はため息交じりにこう話す。 「高橋氏に続き、また竹中平蔵氏の影が見えてしまう。総理には竹中グループ以外に人脈がないんでしょうか」 岸氏と言えば、小泉純一郎政権時代、竹中総務相の秘書官を務めたことで知られている。菅首相は先月26日に岸氏、翌27日に竹中氏と相次いで面会しており、決定に竹中氏が関与した可能性は高そうだ。 ただ、折しも五輪の無観客と、東京都に4度目の緊急事態宣言を発令することが決
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く