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  • 「異世界×日本スゴイ」に秘められた“欲望”とは...ラノベ界→純文学界へ“転生”した市川沙央が読む『大転生時代』(島田雅彦 著) | 文春オンライン

    大型トラックに轢かれて異世界に転生し、電車にはねられて異世界に転生し、通り魔に刺殺されて異世界に転生し、頭を打ったり、病気になったり、過労死したり、はたまた特に何もなくても転生してしまう。水洗トイレに流されたのは転生じゃなくて転移ものだったっけ。異世界転生と呼ばれる物語群は、今日も今日とて右から左へこちらからあちらへ転生者を送り出して大繁盛しているようだ。今さら説明の必要も薄いかと思われるが、異世界転生の中でも「なろう系」と称される種類の群れは、すなわち小説投稿サイトの先発「小説家になろう」において発祥し、あまたのアマチュア作家たちによって書かれ、WEB小説読者たちに読まれ、出版前からあらかじめ高い人気を得ている作品を書籍化して売るという、きわめて民主的かつ商業主義なやりかたで市場を拡大していったものだ。これは、「書籍化」や「作家」という言葉の意味さえ変容させてしまうほどの現象だったと言う

      「異世界×日本スゴイ」に秘められた“欲望”とは...ラノベ界→純文学界へ“転生”した市川沙央が読む『大転生時代』(島田雅彦 著) | 文春オンライン
    • 白人酋長って、純文学作家様なら土人が書いてる転生モノで新しい作品が書けるはず、って発想のことだよね

      「異世界×日本スゴイ」に秘められた“欲望”とは...ラノベ界→純文学界へ“転生”した市川沙央が読む『大転生時代』(島田雅彦 著) | 文春オンライン この記事が代表的なんだけどさ、ブコメがすでに多数指摘してる通り、「なろう系」を語る批評家って、「なろう系」全然読んでなさそうだな……ということがありありと伝わってくるよね。 まあ、なろうなんて安っぽい娯楽でごぜぇますから一生読まなくてもいいと思いますけども、それでも読んでもない人には「なろう系は〇〇ばかり」とか「なろう系にはない発想」とかいう表現は使ってほしくないわけだ。 純文学というハイカルチャーの一員だから、遥か下に位置する(ナ)ローカルチャーなんて数作読めば語れると思ったか、白人さましゅごいです!!! 市川沙央の書評にツッコミを入れていく(主に男性向けを念頭に置いて解説する。実は2024年の小説家になろうはほぼほぼ女性向けサイトなのだけ

        白人酋長って、純文学作家様なら土人が書いてる転生モノで新しい作品が書けるはず、って発想のことだよね
      • 「ぐりとぐら」作者、児童文学者の中川李枝子さん死去…89歳

        【読売新聞】 野ねずみの双子が活躍する絵本シリーズ「ぐりとぐら」の作者として知られた児童文学者の中川李枝子(なかがわ・りえこ)さんが14日、老衰で死去した。89歳だった。 代表作の絵本「ぐりとぐら」は、食べることと料理することが大好

          「ぐりとぐら」作者、児童文学者の中川李枝子さん死去…89歳
        • ノーベル賞2024 文学賞に韓国の現代文学代表する作家 ハン・ガン氏 | NHK | ノーベル賞2024

          スウェーデンのストックホルムにある選考委員会は日本時間の10日午後8時すぎ、ことしのノーベル文学賞の受賞者に、韓国の現代文学を代表する作家のハン・ガン(韓江)氏(53)を選んだと発表しました。 ハン氏は1970年韓国の南西部クワンジュに生まれ、首都ソウルの大学で文学を学びました。 1993年に詩人としてキャリアをスタートし、その後、小説家としての活動を始めました。 代表作には2007年に発表された小説で、ある日、突然肉食を拒否するようになった女性の行動をきっかけに、家族の葛藤や、精神が崩れていく主人公の姿を描いた小説「菜食主義者」があります。 この小説が高く評価され、2016年、ハン・ガン氏はアジアの出身者としては初めてイギリスで最も権威ある文学賞の翻訳部門にあたる「ブッカー国際賞」を受賞し、世界的に注目を集めました。 多くの作品が日本語に翻訳され、日本でも人気の高い作家です。 韓国人がノ

            ノーベル賞2024 文学賞に韓国の現代文学代表する作家 ハン・ガン氏 | NHK | ノーベル賞2024
          • “文学の極北”こと『フィネガンズ・ウェイク』が電子書籍化 海外文学に活況の動き

            世界文学を代表する作家のジェイムズ・ジョイスさんが最後に遺した作品『フィネガンズ・ウェイク』が、電子書籍化して9月27日(金)より発売開始となった。 『フィネガンズ・ウェイク Ⅰ・Ⅱ』が6930円(税込)、『フィネガンズ・ウェイク Ⅲ・Ⅳ』が5390円(税込)となる。 原典の発表から100年、日本語での全訳完結から30年を記念して、3月に復刊を発表。8月26日に満を持して河出書房新社から復刊を果たした『フィネガンズ・ウェイク』が、ついに電子書籍として楽しめるようになった。 【画像】電子書籍化した『フィネガンズ・ウェイク』の書影ジェイムズ・ジョイスによる圧倒的難解小説『フィネガンズ・ウェイク』 日本では柳瀬尚紀が完訳『フィネガンズ・ウェイク』は、アイルランドの作家で、20世紀の世界文学を代表する作家の一人、ジェイムズ・ジョイスさんが手がけた代表作の一つ。執筆開始から約17年を経た1939年5

              “文学の極北”こと『フィネガンズ・ウェイク』が電子書籍化 海外文学に活況の動き
            • ノーベル文学賞の韓江さん、会見しない意向 父が代わりに取材応じる | 毎日新聞

              ノーベル文学賞の受賞が決まった韓江(ハンガン)さん(53)の父で小説家の韓勝源(ハンスンウォン)さん(84)は11日、メディアの取材に応じ、韓さんの小説について「娘の文章はとても繊細で美しく悲しい」と語った。 勝源さんによると、韓さんは当初、記者会見をする考えもあったが、ロシアによるウクライナ侵攻やパレスチナ自治区ガザ地区の戦闘で「毎日多くの死があるのに、何が楽しくて記者会見をするのか」と思い、会見をしない方向で考えているという。このため、勝源さんが代わりに取材に応じることにしたと明かした。 勝源さんは「韓国語は韓国語なりの独特な感性がある」としながらも、イギリスやフランスの翻訳家によって翻訳されたことで韓さんの小説が国際的に知られ、数々の賞を受賞するようになったと指摘。「作家は自分の作品が世界的に知られるためには良い翻訳者に会わなければならない。翻訳家が娘の文章の繊細さと美しさ、そして悲

                ノーベル文学賞の韓江さん、会見しない意向 父が代わりに取材応じる | 毎日新聞
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