テレビは相変わらず8時0分の「ゼロ打ち」をやって、ドヤ顔をしています。 投票率が低調だなんて言って、嘆いてみせたりしていますが、その原因のひとつが「ゼロ打ち」だってことは、よくわかっているはずなんです。 確信犯ですね。 投票箱が開きさえもしていない、閉じた瞬間に「当確」を出しているんですから、何のために投票してるんだろうって、誰でも思ってしまいますよね。 「ゼロ打ち」は、猛暑の中、這うようにして投票所にむかった60%の有権者を愚弄し、投票しなかった40%の絶望感をさらに深める、有権者に「無力感を刷り込む」ための強力なツールになっています。 昔、(お金をとるケチな)放送局に勤めていた頃、選挙のたびに開票速報の雑用に駆り出されました。 報道に関係ない部署でも、問答無用です。 報道は「偉い」のです。 出口調査とか、開票所で票の束を数えて、わざわざ回線をひいた電話(携帯のない時代です)で局に伝えた