エレバン(アルメニア共和国首都) - アルメニア非常事態省は今週水曜日に日本政府から寄贈された新型消防車を公開した。これによって首都エレバンの消防能力は劇的に近代化する事になるだろう。 全28台にもなる日本製消防車は約8億円にもなり、首都エレバンの防災消防活動に加わることになる。今回の式典はアルメニアの政府高官及び駐露日本大使館の公使も参加し、首都の中心部にて執り行われた。 非常事態省職員によると、過去40年間で最悪と呼ばれるロシアの森林火災に28人のアルメニア人消防士が派遣され、今回寄贈された4台の消防車も応援に向かったと発言した。 この活動によってロシア連邦から我が国の消防士は高い評価を受けた。職員は「我々の若き仲間が何とか目的を成し遂げてくれた」とメディアに語った。 日本から消防車が寄贈されるまで首都エレバンの消防隊は36台の消防車で活動しており、それらの殆どが老朽化したものだった。