自民党は14日までに西川公也元農相を幹事長特別参与に起用した。党幹部が明らかにした。西川氏は内閣官房参与だった昨年7月、鶏卵生産大手「アキタフーズ」(広島県福山市)グループ元代表から豪華クルーザーで接待を受けたことが判明。同12月に「一身上の都合」として辞任した経緯があるだけに、党内外から批判も出…
タグ検索の該当結果が少ないため、タイトル検索結果を表示しています。
「週刊文春」12月17日号で報じた鶏卵生産大手アキタフーズの“裏帳簿”と“裏手帳”。吉川貴盛元農相の現金授受疑惑を裏付ける重要証拠だが、実は他にも政治家の名前が――。 ◆◆◆ 裏帳簿にはアキタ代表(当時)の秋田善祺氏が現金を支出したとされる日付が、裏手帳には秋田氏の日程が記されている。 「お金が支出された一両日中に、秋田氏と面会した政治家が現金を受け取ったとされます。捜査の過程で、手帳にも頻繁に登場する吉川氏の名前が浮上した。農相在任中、秋田氏は大臣室などで計500万円を手渡していました」(捜査関係者) 裏帳簿に登場するのが、西川公也前内閣官房参与と野村哲郎参院議員。裏帳簿には〈H30 2/14 500,000 西川、野村?(ママ))〉とある一方、裏手帳にも同日の予定として〈18:00 西川・野村先生 会食(北京)〉と記されていた。「北京」は帝国ホテルの高級中華だろう。
自民党衆院議員の吉川貴盛元農相(70)=北海道2区=に現金を提供したとされる大手鶏卵生産会社「アキタフーズ」(広島県福山市)グループの元代表が、内閣官房参与を辞職した西川公也元農相(77)を交え、吉川氏ら複数の農水族議員と会食していたことが判明した。元代表は西川氏に現金を渡したと周囲に説明しており、農水族の重鎮とされる西川氏を政界交渉の足がかりにしようとした可能性がある。 関係者によると、業界団体「日本養鶏協会」の特別顧問だった元代表は2018~19年、農相在任中の吉川氏に現金500万円を渡したと東京地検特捜部に説明しているほか、西川氏や複数の現職の国会議員にも現金を提供したと周囲に話しているという。
大手鶏卵生産会社「アキタフーズ」グループを巡る汚職事件で、農水省は25日にもアキタ社側と会食したとされる職員を処分する方針を固めた。政府・与党関係者が24日、明らかにした。業界との関係を巡っては、放送関連会社「東北新社」から接待を受けた総務官僚が、24日に減給などの処分を受けた。自民党幹部は「総務省と同じ基準になる」との見方を示した。 野上浩太郎農相は1月、大臣在任中に現金500万円を受け取ったとして収賄罪で在宅起訴された元農相の吉川貴盛被告と贈賄罪で在宅起訴されたグループ元代表の秋田善祺(よしき)被告の会食に、同省の枝元真徹事務次官ら幹部が同席していたと公表。2019年9月の会食に水田正和生産局長、渡辺毅畜産部長ら職員5人が出席。18年10月の会食には、枝元氏と畜産部長だった富田育稔氏ら職員4人が参加した。会食費については「…
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く