マレーシアでは18日まで降り続いた大雨によって各地で洪水が発生し、2万人を超える人たちが避難を余儀なくされたほか、幹線道路や鉄道の線路が水につかって物流にも支障が出るなど、影響が広がっています。 マレーシアでは今月17日から18日にかけて降り続いた大雨によって各地で洪水が発生し、広い範囲で住宅などが水につかりました。 マレーシアの国営通信によりますと、この影響で19日昼までに首都クアラルンプール近郊のセランゴール州を含む7つの州で、合わせておよそ2万1000人が避難を余儀なくされたということです。 さらに幹線道路や鉄道の線路が水につかったり、土砂が流れ込んだりして利用できなくなり、人の移動や物流にも支障が出ているということです。 マレーシアでは今回のようにモンスーンと呼ばれる雨季にたびたび洪水が起きていて、マレーシア政府によりますと、18日は平年の1か月分に相当する量の記録的な大雨が1日で