どうも、ShinShaです。今回は斎藤幸平の「ゼロからの『資本論』」に関する2回目の記事です。前回の記事では、資本主義の下ではあらゆるものが「商品化」され、社会の重要な富(=コモン)が失われ、労働環境が悪化するという内容でした。 今回の記事は、マルクスや筆者がどのような未来を描いているかがテーマです。残念ながら、マルクスは将来の社会像を具体的に描いていませんでした。しかし、膨大な量の研究ノートの中から彼が考えていた社会の姿が浮かび上がってきます。 それはソ連や中国のように国家が力を持った社会主義ではなく、人々のアソシエーション(= 連帯)でコモンを管理するという考え方でした。もし、この日本で大学や医療費が無料になったら、僕らの生活は大きく変わるはずです。 斎藤幸平「ゼロからの『資本論』」を読む グッバイ、レーニン コミュニズムが不可能だって誰が言った? 斎藤幸平氏著作のamazon 商品リ