3分間ドラッカー 「経営学の巨人」の名言・至言 マネジメントの父と称されたドラッカーの残した膨大な著作。世界最高の経営学者であったドラッカーの著作群の中から、そのエッセンスを紹介する。 バックナンバー一覧 「何百年かに一度、際立った転換が行われる。社会は歴史の境界を越える。次の新しい時代のために身繕いをする」(『P.F.ドラッカー経営論』) こうして社会は、世界観を変え、価値観を変え、政治と社会と経済の構造を変える。そして50年後あるいは60年後には、新しい社会へと生まれ変わる。 1960年代の半ば、ドラッカーは、政治、経済などあらゆるものがいっせいに変わり始めたことを察知し、「数百年に一度の転換期が始まった」と確信した。 そしてこの転換期を、地底の奥深くのプレートが動き、群発地震が起きるさまにたとえて、「断絶」と名づけ紹介した。 ドラッカーによると、今度の転換期は65年頃に始まり、201