練習で滑るロシア・オリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワ選手=11日/ANNE-CHRISTINE POUJOULAT/AFP/GETTY IMAGES (CNN) 北京冬季五輪に出場しているフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ選手(15)のドーピング問題で、同選手の検体から心臓病の治療に使われる計3種類の薬物が検出されていたことが分かった。 ワリエワ選手は昨年12月の検査で禁止薬物の狭心症治療薬「トリメタジジン」の陽性反応を示していたことが分かり、五輪出場資格をいったん停止されたが、スポーツ仲裁裁判所(CAS)の判断で引き続き出場を認められている。 CASがこのほど公開した文書によると、同選手の検体からはほかにも、禁止対象ではない心臓の薬「ハイポクセン」と「L―カルニチン」が検出された。 CNNが閲覧した資料によれば、ハイポクセンについては米反ドーピング機関(USADA)が2