オランダ・アムステルダム国立美術館で、欠損部分を復元された巨匠レンブラントの作品「夜警」(2021年6月22日撮影)。(c)Remko de Waal / ANP / AFP 【12月9日 AFP】オランダ美術の巨匠レンブラント(Rembrandt)の大作「夜警(The Night Watch)」(1642年)の何層にも重ねられた絵の具の下から下絵が発見された。修復を行っているアムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)が8日、発表した。 同美術館のタコ・ディビッツ(Taco Dibbits)館長は、制作過程を知ることができる「大発見」だと語った。これまでも、極めて複雑な構図の夜警を描き始める前に下絵を描いたと考えられてきたが、証拠はなかったという。 下絵には、背景の人物のヘルメットに羽根飾りが、主役2人の間に剣が描かれていた。 同美術館の絵画部門責任者ピーター・ルロフス(Piete