道南の鹿部町でホタテの水揚げが今月から始まり、出荷作業が盛んに行われています。 鹿部漁港では、養殖のホタテの水揚げが今月から始まり、4日も朝からおよそ100トンのホタテを港にあげ、地元の加工業者や卸売業者がせりを行っていました。 新型コロナウイルスなどの影響で価格が低かった去年に比べて、ことしは中国での需要の高まりなどから5割ほど高く取り引きされているということです。 地元の水産会社には水揚げされたばかりのホタテが運び込まれ、従業員がへらを使って身を手際よく取り出すとパックに詰めていました。 水産会社「海鮮商店」の木元秀耶さんは、「ことしは身が厚く甘みと弾力があり食べ応えがあります。刺身やバター焼きで食べるのがおすすめで、お酒やごはんにも合うので食べてみてほしいです」と話していました。 鹿部町のホタテは4月下旬ごろまで全国に出荷されるということです。 【道の駅ではホタテ丼提供】 鹿部町の道