Marc Seidner, chief investment officer of non-traditional strategies at PIMCO. Photographer: Demetrius Freeman/Bloomberg 米国債利回り曲線の逆転は無視するべきではないが、米リセッション(景気後退)が近いことを示唆する確実な手段ではないと、パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のマーク・サイドナー氏は指摘する。 PIMCOで非伝統的戦略の最高投資責任者(CIO)を務める同氏は「状況が変わったというだけで逆イールドを度外視するべきではない」とブログに記述。「同イールドカーブが示唆するところは過去に比べて明確でない可能性がある」との見方を示した。その上で、足元で起こっている逆イールドの一部は「リセッションというよりも、むしろ警告シグナルを送っている」と分析し