16日未明、千葉県富津市のJR内房線の線路で、変圧器の部品交換を行っていた男性が、誤って感電して死亡しました。 16日午前1時半ごろ、富津市竹岡のJR内房線の竹岡駅と上総湊駅の間の線路上で、変圧器の部品交換をしていた作業員が感電したと、消防に通報がありました。 事故にあったのは、東京 葛飾区の会社員、谷澤勇太さん(28)で、病院に運ばれましたが、その後死亡しました。 警察によりますと、当時は5人の作業員が、高さおよそ3メートルの電柱に設置された、変圧器のコードなどを交換する作業を行っていて、同僚は谷澤さんの胸に変圧器のコードがぶつかったと話しているということです。 警察は、作業の安全管理に問題がなかったかなど、当時の状況を詳しく調べています。 JR東日本千葉支社によりますと、この事故の影響で、内房線の大貫駅と館山駅の間の上下線で始発から3本に遅れが出ました。