プロボクシングで具志堅用高さんなど多くの世界チャンピオンを輩出した「協栄ジム」が近く活動を休止することになりました。ジムの金平桂一郎会長は、「支援者などを募ってジムの再建を目指したい」と話しています。 東京 新宿区にある協栄ジムは、昭和34年に前身のジムが設立され、世界タイトル13回連続防衛の日本記録を持つ具志堅用高さんや3階級制覇を達成した亀田興毅さんなど、13人の世界チャンピオンを輩出しました。 プロボクシングを統括するJBC=日本ボクシングコミッションによりますと、ジムが活動休止となった場合、所属選手は新たなジムに移籍しなければ、試合に出場できないということです。 金平会長は、「運営会社との間で双方が代理人を立てて協議してきたが、進展は見られずやむをえないと判断した。選手やファン、業界の方々にジムを代表しておわびしたい。スポンサーや支援者を募り、ジムの再建を目指したい」と話しています