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古生物学の検索結果41 - 60 件 / 60件

  • 三葉虫に新たなる発見!複眼の中に複眼がある、3億9000万年前の個体が発見される : カラパイア

    今から約50年前、ドイツの化石マニアが仰天の発見をした。3億9000万年前の三葉虫の化石に視神経が残されていたというのだ。 この説は、当時の常識に反していたために、ほとんど無視されてしまったが、最近、先端技術で化石を再度検査したところ、その説が正しかったことがわかった。 しかもそれだけではない。その三葉虫が複眼の中に複眼を持つ「ハイパーアイ」の持ち主であることまで判明したのだ。

      三葉虫に新たなる発見!複眼の中に複眼がある、3億9000万年前の個体が発見される : カラパイア
    • 真夏の大発見!少年3人組が地面から突き出た「Tレックスの化石」を見つける! - ナゾロジー

      少年時代にこんな体験をしたら一生忘れられない思い出となるでしょう。 このほど、アメリカ北部ノースダコタ州にて、3人組の少年がハイキング中に地面から突き出たティラノサウルスの化石を偶然に発見したことが報じられました。 しかもこの化石は10代の若い個体のものであり、恐竜の王者たるティラノサウルスの成長プロセスを知る上で貴重な発見となっています。 報告の詳細は2024年4月6日付で米デンバー自然科学博物館(DMNS)のオンライン雑誌『CATALYST』に掲載されました。 Teen Rex Discovery Roars into the Denver Museum of Nature & Science https://www.dmns.org/catalyst/museum-stories/teen-rex-discovery-roars-into-denver/ Three boys fou

        真夏の大発見!少年3人組が地面から突き出た「Tレックスの化石」を見つける! - ナゾロジー
      • 1億年前のサハラ砂漠、史上最も危険な場所? 大型肉食恐竜が密集

        1億年前のサハラ砂漠は大型の肉食恐竜がひしめく地球上で最も危険な場所だったという/Courtesy Davide Bonadonna (CNN) 約1億年前のサハラ砂漠の一部は、大型の肉食恐竜が類をみない密度で生息し、おそらく地球の歴史上、最も危険な場所だった――。化石の分析によるそんな研究結果が専門誌に発表された。 化石の発掘現場はモロッコ南東部にあるケムケム地層。アルジェリアとの国境に近く、白亜紀にさかのぼる岩層が残っている。 分析の結果、この地域には大型の肉食恐竜や、空を飛ぶ肉食の爬虫(はちゅう)類、クロコダイルに似た捕食生物が共に生息していたことが判明。当時は砂漠ではなく川で、大型の魚類も集まっていた。 これらの生物が地球を闊歩(かっぽ)していたのは、初期人類が登場する9500万年あまり前のことだが、筆頭著者の古生物学者ニザル・イブラヒム氏は「タイムマシンでこの場所を訪れることがで

          1億年前のサハラ砂漠、史上最も危険な場所? 大型肉食恐竜が密集
        • 鹿児島県 獅子島で東アジア最古級の発見 約1億年前に生息「翼竜」の化石(KKB鹿児島放送) - Yahoo!ニュース

          続いては東アジアでもまれな大発見です。およそ1億年前に生息していた空飛ぶ爬虫類「翼竜」の化石が鹿児島県長島町の獅子島で見つかりました。 (翼竜化石の発見者 宇都宮聡さん) 『長島町獅子島は白亜紀の地層が広く分布している。海岸のいたるところで化石が拾える、まさに化石の島』 宇都宮さんは会社員として働く傍ら、趣味で化石採集をしていて、去年11月、長島町獅子島の海岸に分布する白亜紀の地層で翼竜化石を発見しました。 発見された化石は、東京都市大学の調査で長さ7センチほどの四肢骨、いわゆる翼か後ろ脚の骨と判明し、全長およそ4メートルから5メートルの翼竜「アンハングエラ」ではないかと考えられています。 翼竜は恐竜が繁栄していた中生代に生息していた空飛ぶ爬虫類で、県内で翼竜の化石が見つかったのは今回が初めてです。白亜紀の翼竜としては東アジアでも最古級とみられています。 (東京都市大学 中島保寿 准教授)

            鹿児島県 獅子島で東アジア最古級の発見 約1億年前に生息「翼竜」の化石(KKB鹿児島放送) - Yahoo!ニュース
          • 女化石屋メアリー・アニング(1799-1847)(科学史入門)

            メタデータをダウンロード RIS形式 (EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)

            • 恐竜類の分岐分類におけるクレード名の和訳について

              Online ISSN : 2424-2632 Print ISSN : 0022-9202 ISSN-L : 0022-9202

              • Nature ハイライト:飛行への道:初期の飛行性脊椎動物に最も近縁な動物 | Nature | Nature Portfolio

                Cover Story:飛行への道:初期の飛行性脊椎動物に最も近縁な動物 2020年12月17日 Nature 588, 7838 翼竜類は動力飛行(羽ばたき飛行)を進化させた最初の脊椎動物だが、その正確な進化的起源をたどるのはこれまで困難だった。今回M Ezcurraたちは、表紙の想像図で描かれているlxalerpeton polesinensisなどの、ラゲルペトン類(lagerpetid)と呼ばれる肢の長い華奢な体の動物の一群が翼竜類の姉妹群である可能性が非常に高いことを示して、この空白を埋めるのを助けている。著者たちは、マイクロコンピューター断層撮影(マイクロCT)と骨格の化石の3D再構築を用いることで、内耳の形をはじめ、ラゲルペトン類と翼竜類に共通する数々の特異な特徴を特定した。陸生の脊椎動物と飛行性の脊椎動物の間の正確な遷移はまだ分かっていないが、今回著者たちが集めた証拠は、翼

                  Nature ハイライト:飛行への道:初期の飛行性脊椎動物に最も近縁な動物 | Nature | Nature Portfolio
                • ペンギン絶滅の危機-動物の進化速度と「普通が最強?」 - プロレスリング・ソーシャリティ【社会・ニュース・歴史編】

                  誰でも知っている、そして人気動物の一角を占めているペンギンが、最近の急激な気候変動(温暖化)により、それに適応できず絶滅の危機を迎えているという。 その理由は、ペンギンが鳥類の中で最も進化速度が遅い(適応性が劣る)からだという。 (⇒ ナショナルジオグラフィック 2022年7月22日記事:ペンギンは温暖化を乗り切れない? 進化速度が鳥で最も遅かった) ペンギンはあまりに有名すぎるから、あんまりそうは思われていないが…… 人間にとって、この世で最も意外性のある動物の一つだと思う。 なんたって、「空を飛ぶはずの鳥」が「海で生活」するのである。 それも哺乳類のカイギュウみたいなモッサリした泳ぎ方ではなく、「弾丸魚類」と言いたくなるほどすごいスピード(と、人間には見える)で泳ぐのだ。 むろん哺乳類には、クジラ類という完全水中生活者がいる。 そしてペンギンと同じレベル――出産や交尾は陸上でする――に

                    ペンギン絶滅の危機-動物の進化速度と「普通が最強?」 - プロレスリング・ソーシャリティ【社会・ニュース・歴史編】
                  • ネアンデルタール人はアフリカ象の2倍もの巨象を集団で狩っていた | TEXAL

                    約12万5000年前のゾウ70頭の骨を新たに分析した結果、当時のネアンデルタール人について興味深い新事実が判明した。彼らは協力して大きな獲物を狩るだけの知能を持ち、これまで考えられていたよりも大きな集団で行動していた可能性がある。 この骨は、肩の高さが約4メートルもあった、現在では絶滅した種である直牙ゾウ(Palaeoloxodon antiquus)のものであった。これは現在生息しているアフリカゾウの約2倍の大きさで、1頭から約4トンの肉が採取されたと考えられている。 この象の肉を剥がし、乾燥させるか燻製にするのに25人のチームで3〜5日かかったと推定されている。このことから、ネアンデルタール人の大集団が近くにいたこと、あるいは、膨大な量の肉を保存する方法を持っていたことが判明したのだ。つまり、初期の人類は、我々が考えるよりも遥かに高度な技術と知能を持ち合わせていたことが分かる。 ドイツ

                      ネアンデルタール人はアフリカ象の2倍もの巨象を集団で狩っていた | TEXAL
                    • 甲羅部分はカメそっくり、構造はアルマジロ 日本初公開グリフォデルマ・カンギ 福井県立恐竜博物館で展示 | 催し・文化 | 福井のニュース | 福井新聞ONLINE

                      約2億5千万年前に陸から海へ“進出”した爬虫類(はちゅうるい)は、やがてどんどんと多様化していった。全長約90センチの全身が岩に封入された「グリフォデルマ・カンギ」もその一つで、日本初公開となる。中国・雲南省の約2億3800万年前(三畳紀中期)の地層から発見された。 「板歯(ばんし)類」という絶滅した爬虫類の一種で、石畳のような板状の歯が並ぶ特徴を持つ。ただ下あごの先には歯がなく、口先で海底の泥などを払い、貝などを食べていたとみられるという。 板歯類は進化するにつれ、背中に薄い板状の骨「皮骨」が甲羅のように発達していった。属名の「グリフォデルマ」は、細かな凹凸模様が刻まれた皮骨という意味。その意味通り、甲羅部分に多角形のごつごつした凹凸がびっしりと広がる。カメそっくりだが、実はカメと異なり、背骨や肋骨(ろっこつ)が甲羅につながっておらず、現代のアルマジロの構造に近いという。 ⇒「海竜~恐竜

                        甲羅部分はカメそっくり、構造はアルマジロ 日本初公開グリフォデルマ・カンギ 福井県立恐竜博物館で展示 | 催し・文化 | 福井のニュース | 福井新聞ONLINE
                      • 世界で最初に恐竜の化石が発見されたのはいつ?|恐竜・古生物 Q&A|FPDM: 福井県立恐竜博物館

                        世界で最初に恐竜の化石が発見されたのはいつ? はっきりとわかりませんが、恐竜の化石はどうやら数千年前には発見されていたようです。中央アジアでは、恐竜の卵を使った装身具が作られましたし、北米に住んでいたインディアンは、恐竜の骨をバッファローの祖先のものと考えていました。また、1500年以上前の中国では、恐竜化石の宝庫として知られている四川省から、竜骨(恐竜の骨)を発見したことが報告されています。しかし、いずれの地域でもこれらが絶滅した動物、つまり「恐竜」のものとは考えられていませんでした。 最初に恐竜の骨が図示されたのは、オックスフォード大学のロバート・プロットによる1677年の本です。ここで示されたのは、イギリスのコーンウォールから発見された恐竜の太ももの骨(大腿骨 ( だいたいこつ ) )でした。後にメガロサウルスのものではないかと考えられたこの化石は、ローマ治世の象の骨と考えられていま

                          世界で最初に恐竜の化石が発見されたのはいつ?|恐竜・古生物 Q&A|FPDM: 福井県立恐竜博物館
                        • 古生物学者、絶滅の危機!?――『古生物学者、妖怪を掘る』『古生物学者の40億年』荻野慎諧×泉賢太郎 特別対談|本がひらく

                          古生物学者、絶滅の危機!?――『古生物学者、妖怪を掘る』『古生物学者の40億年』荻野慎諧×泉賢太郎 特別対談 古生物学の視点から古文書に書かれた不思議な生物や怪異を見てみると、おもしろいことがさまざまに見えてくる――。発売から約6年の時を経て再びSNSを賑わし、この度増刷した荻野慎諧さんの『古生物学者、妖怪を掘る――鵺の正体、鬼の真実』(NHK出版新書)。本書の増刷を記念し、5月に『古生物学者と40億年』を刊行した泉賢太郎さんとの特別対談が実現しました。華やかに見える古生物学の世界ですが、次代に古生物学をどう受け継いでいくか、試行錯誤の只中なようで――。著書では書けなかった、お二人のここだけの話をお届けします。 ◆ジャンルの裾野、どう広げるか?編集部 古生物学をテーマにした新書はいくつか出版されていますが、お二人の共通点は新書のタイトルに「古生物学者」を冠しているところですよね。それぞれ異

                            古生物学者、絶滅の危機!?――『古生物学者、妖怪を掘る』『古生物学者の40億年』荻野慎諧×泉賢太郎 特別対談|本がひらく
                          • グレゴリー・ポール翼竜事典 - 共立出版

                            本書は、2020年刊行『グレゴリー・ポール恐竜事典』の姉妹事典となる翼竜に特化した『グレゴリー・ポール翼竜事典』である。古生物骨格図や復元図を専門とする画家であり、古生物研究者でもあるグレゴリー・ポール氏による 115 種の翼竜の精密な骨格図と復元図が掲載されている。恐竜関連の学術書は数多くあるが、本書のように骨格図や復元図を伴う網羅的な翼竜事典は世界的に見ても例がなく、古生物学を志す学生や若手研究者、博物館関係者、古生物愛好家にとってのリファレンスになる稀少価値が極めて高い翼竜学術書である。 翼竜は、コウモリ程度の軽量のものから翼開長 10 m以上という空を飛ぶ動物としては史上最大の大きさまで巨大化したものまで現れている。滑空やたどたどしい飛翔しかできなかった古典的で低代謝の空飛ぶ爬虫類とされているが、一般に現代の爬虫類と考えられているものと近縁でなく解剖学的にも似ていない。研究者の大多

                              グレゴリー・ポール翼竜事典 - 共立出版
                            • 4億年前の「謎の古生物」正体解明 ミッシングリンク埋める存在:朝日新聞デジタル

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                              • ティラノサウルスを発見した男 バーナム・ブラウン|国書刊行会

                                発売日 2024/04/25 判型 四六変型判   ISBN 978-4-336-07582-6 ページ数 512 頁   Cコード 0044 定価 3,300円 (本体価格3,000円) 1902年、米・モンタナ州ヘルクリークで、 ティラノサウルス・レックスが発見された―― 伝説の恐竜ハンター、バーナム・ブラウン! 愛称はミスター・ボーンズ! 新種を次々と発見する天才的嗅覚。 アメリカのみならず、パタゴニア、インド、アフリカ…… 世界をまたにかけ、悪地であればあるほど冴えわたるフィールドの申し子。 あらゆる場所から標本の木箱が雪崩のように届き、 アメリカ自然史博物館の化石標本コレクションの礎が築かれた。 現在もバーナム発見の組み立て標本が50点以上展示されている。 ティラノサウルスの発見で一躍有名になったバーバムは、 トレードマークのビーバーの毛皮をまとって発掘現場に現れる。 恐竜のみな

                                  ティラノサウルスを発見した男 バーナム・ブラウン|国書刊行会
                                • 史上最大翼竜は「飛べない翼竜」化していたか-いわゆる移行型の不思議 - プロレスリング・ソーシャリティ【社会・ニュース・歴史編】

                                  史上最大の飛行生物として有名な「ケツァルコアトルス」は、男子のロマンを掻き立てる点においてティラノサウルスに匹敵する魅力がある。 あれほど巨大な生物が空を飛ぶという勇姿は、間違いなく恐竜時代のハイライトの一つである。 ところかそのケツァルコアトルスは、実は「少しばかりは飛べたが、しかしたいていは地上で暮らしていた」とする新説が発表された。 (⇒ 朝日新聞 2022年5月16日記事:ケツァルコアトルスは飛ぶのが苦手? 史上最大の翼竜に新説発表) しかしこれは、必ずしも新説とは言えない。 なぜなら「(大型の)翼竜は、実は飛べなかった」のではないかという説は、ずっと昔から言われ続けてきたからである。 tairanaritoshi-2.hatenablog.com 我々がケツァルコアトルスの大きさ(翼長10メートル、立った高さ6メートルでキリン大)、そして復元図を見るとき、誰でも思うことがある。

                                    史上最大翼竜は「飛べない翼竜」化していたか-いわゆる移行型の不思議 - プロレスリング・ソーシャリティ【社会・ニュース・歴史編】
                                  • 白亜紀「地獄アリ」の口は上下に開いた-それは左右開きに劣るのか? - プロレスリング・ソーシャリティ【社会・ニュース・歴史編】

                                    アメリカはニュージャージー工科大学は8月6日、 「9900万年前(白亜紀)の地獄アリ(ヘル・アント)が、獲物の昆虫に噛みついたまま閉じ込められた琥珀」 を発見した、と発表した。 その地獄アリというのは(何と)、口が左右に開くのではなく、上下に開くようだとのこと。 加えて、現存のアリにはない「角(ツノ)」も備えているという。 nlab.itmedia.co.jp 我々は、昆虫もムカデもサソリも、その口器は「左右に開く」のが当たり前だと感じている。 それが「上下に開く」というのは、ちょっと思いつかない光景である。 それはつまり、かつて存在した上下開きの口器を持つ昆虫――間違いなく、今回の地獄アリだけではないはず――が全滅し、左右開きの昆虫しか生き残らなかったことを意味する。 おそらく、昆虫がこの世に出現したとき、既に口が「左右開き」か「上下開き」かの分岐があったと思われる。 そうでなければ左右

                                      白亜紀「地獄アリ」の口は上下に開いた-それは左右開きに劣るのか? - プロレスリング・ソーシャリティ【社会・ニュース・歴史編】
                                    • 先史時代 | 世界の歴史まっぷ

                                      先史の世界 最古の人類 地球上に人類の祖先(猿人)が誕生したのは、今から500万年以上も昔のことである。その後、人類は原人・旧人へと進化し、4万〜1万年前にやっと現在のわれわれとほぼ同じ骨格の新人が誕生したと考えられる。この気の遠くなるような長い間、人類は採集と狩猟・漁労による生活をおこなってきた。まだ文字を知らず、呪術的意味をもつ絵画・彫刻の他には、記録を残すことはなかった。こうした時代を先史時代という。 先史時代年表 実年代 (年前)地質 年代史的 年代考古 年代人類経済・社会・文化

                                        先史時代 | 世界の歴史まっぷ
                                      • 機能獲得の進化史 | 化石に見る「眼・顎・翼・あし」の誕生 | みすず書房

                                        生命史において、最初に「眼」や「顎」を、「あし」や「翼」などの機能を獲得したのはどのような生物だったのだろう。そしてその始点に、化石記録によってどこまで迫ることができるのだろうか。 新たな機能を獲得した種の出現によって、その生態系での生存のルールが一変することがある。たとえば約6億年前には、眼も手足もない生物たちが海で暮らしていた。しかしひとたび眼を持つ生物が出現すると、生態系が激変した。弱肉強食の世界に変わったのだ。 その後も、たとえばあしを転用することで陸上生態系への進出が、乾燥に耐えうる卵を生むことで完全な陸上生活が可能になった。巣を作ることで、生存の難しい地域に進出できるようにもなった。 飛行能力、暗視能力、反響定位能力。新たな生存のルールのもとで、生物は次々に新たな機能を獲得していき――そして現在、生物は地球上の至るところにはびこっている。44点の古生物イラストとともに、6億年の

                                          機能獲得の進化史 | 化石に見る「眼・顎・翼・あし」の誕生 | みすず書房
                                        • 《子供の科学 深ボリ講座》アーティファクトって何?

                                          『子供の科学』2024年7月号では『古生物学者が教える“とっておき”自由研究!』と題し、相場大祐先生と木村由莉先生に化石にまつわるいろいろなお話をうかがいました。その中でも、木村先生が熱く語っていたのがヤベオオツノジカの化石に付け足された「アーティファクト」。ここでは、本誌に載せきれなかったアーティファクトの秘密について深ボリしてお伝えします! アーティファクトって何? 「アーティファクト」という言葉には人工物や工芸品といった意味があります。古生物学の世界では「化石に人工的に付け加えられたもの」、特に「化石の欠損 《けっそん》部を補うための人工物」という意味で用いられることがあります。 生物の骨が完全な形状のまま化石として発見されることはまれで、砕けたり欠けたりした状態で見つかることが一般的です。このため、骨格全体を復元する前に破損した骨ひとつひとつの形態を復元し、まるごと失われた骨を補填