専門家の立会わない出産「無介助分娩(プライベート出産)」は国の政策やガイドラインによる規制があるにも関わらず、年々増加傾向にあります。本記事では、助産師の市川きみえ氏の著書『私のお産 いのちのままに産む・生まれる?』より一部抜粋・再編集し、「無介助分娩(プライベート出産)」経験者の声を紹介します。 【関連記事】「諦めている」育児・パート・PTAに疲弊…産後うつ女性の限界 「プライベート出産(無介助分娩)」とは? 近年増加している無痛分娩は、出産が医療の管理下に行われるものであることを前提に、医療の力で陣痛の痛みを緩和させることで満足のいく出産をしたい選択であるのに対し、プライベート出産(無介助分娩と同義:本人が意図的・計画的に医療者の立会わないプライベートな環境で出産することを決め、準備も整えて行う出産で、かつそれを当事者が自己開示する出産)は、医療の介入がない環境で出産することにより、満