5年前、和歌山県内の海岸で死亡した信者の男性2人に自殺をそそのかしたとして、占い師として活動していた62歳の容疑者らが逮捕された事件で、容疑者が当時、男性の名前で「コロナ不況で仕事が取れなくなった」などという内容の遺書を偽造していた疑いがあることが警察への取材で分かりました。 5年前の2020年8月、和歌山県広川町の海岸で60代の元会社社長と、50代のアルバイトの男性が死亡しているのが見つかり、警察は2人に「命を捨てて悪いものを取り除く」などと伝えて自殺をそそのかしたとして、占い師として活動していた大阪 河内長野市の濱田淑恵 容疑者(62)ら2人を自殺教唆の疑いで逮捕しました。 このうち濱田容疑者が元社長の名前で、「コロナ不況で仕事が取れなくなり、私の夢は打ち砕かれた」という内容の遺書を偽造した疑いがあることが警察への取材で分かりました。 遺書には死後の手続きなどを別の信者に一任するとも書