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宮脇昭の検索結果1 - 14 件 / 14件

  • 小さな森、猛スピードで成長中!─日本人研究者の森づくりに世界が驚いた | ヒントは日本の寺社の森に

    自然の森が成熟するまでには、少なくとも100年を要するという。だが、その「小さな森」は通常の森の10倍ものスピードで生育する──。2021年に亡くなった日本人研究者、宮脇昭が編み出した「宮脇式」森づくりが世界中に広がっている。 米マサチューセッツ州ケンブリッジ──かつてのゴミ捨て場の上に、その小さな森はある。生まれて2年にも満たない赤ちゃんだが、その森は少し、年上のように見える。 そこでは、ポプラの木は通常の2倍の速さで育ち、ウルシやユリノキもそれに追いつこうと頑張っている。雨水を流出することなく吸収し、雑草を抑え、昨年の干ばつにもめげずに森は生い茂っていった。バスケットボールコート1面分ほどの面積に1400本の若木が自生するこの森で、こうしたことが可能なのは、その肥沃な土壌と木々の密度に秘密がある。 この森は、世界中の高速道路の路肩や駐車場、校庭、ゴミ捨て場を森に変容させる一大ムーブメン

      小さな森、猛スピードで成長中!─日本人研究者の森づくりに世界が驚いた | ヒントは日本の寺社の森に
    • “宮脇方式”の「ミニ森林」が世界で増加、都市部の植樹で人気

      オランダに作られたミニ森林。同様の森林作りは、世界中に広がりつつある。(PHOTOGRAPH BY IVN NATUUREDUCATIE) ある暖かい6月の午後、オランダの町ユトレヒトでは、ニレとヤナギの茂みでカササギが鳴き、葉の上を甲虫が這っていた。すぐ隣には18階建てのビルが建ち、電車の線路が走っている。ここは、「ムジークプレイン(音楽の広場)」と名付けられた小さな人工森林だ。広さは、近くにあるバスケットボールコートとさほど変わらない。2018年に木が植えられる前は駐車場だった。 同じような「ミニ森林」は、オランダ全土で144カ所に作られ、ユトレヒトだけでも7カ所にある。同国のミニ森林計画を率いる団体「IVNネイチャー・エデュケーション」によると、2021年末までにその数は200カ所に増える予定だという。 小さな土地を活用してできるミニ森林プロジェクトは、日本の植物学者である宮脇昭氏の

        “宮脇方式”の「ミニ森林」が世界で増加、都市部の植樹で人気
      • 日本発の植樹メソッド「宮脇方式」が世界のトレンドに! アツすぎる地球に“ミニ森林”を | 温暖化対策のカギを握る

        宮脇方式だと木が10倍速く育つ 世界各地を襲う異常気象や自然災害で気候危機の脅威が高まるなか、「宮脇方式」と呼ばれる日本発のミニ森林プロジェクトが海外にも広がっている。 宮脇方式を考案したのは、日本で植樹活動に長年取り組んできた植物生態学者の宮脇昭(みやわき・あきら)だ。ミニ森林と称されるとおり、植樹する場所は、都市部の空き地や学校の校庭、道路脇など、それほど広いスペースを必要としない。ただし重要なのは、その土地にもともとある在来種の苗木を何種類も混ぜ合わせて、密に植えること。 これにより、森の自然再生力が生かされ、短期間で育つうえに生物多様性の回復にもつながるという。

          日本発の植樹メソッド「宮脇方式」が世界のトレンドに! アツすぎる地球に“ミニ森林”を | 温暖化対策のカギを握る
        • 世界で注目集める「数十年で完成する小さな森」、考案したのは日本の植物学者だった

          <広さはテニスコート1面分ほど。通常なら数百年かかる「極相」の形成を驚異的に速められる植樹方法――「宮脇方式」が世界各地に広がっている> 英ロンドン南東部の緑豊かなケイター公園で今年6月、131本の木が違法伐採される事件が起きた。取り返しのつかない行為に住民は憤慨し、悲しんでいたが、その思いをバネに官民連携のユニークな復旧策が立ち上がった。 それが伐採現場近くのテニスコート1面分ほどの土地に約600本の木を植え、「小さな森」(tiny forest)を作るプロジェクトだ。 環境団体のアースウォッチ・ヨーロッパ、公園の友の会、ブロムリー・ロンドン特別区(公園がある行政区)、地元議員などが中心となり、クラウドファンディングを実施。2023年11月14日までの42日間で243人から3万1927ポンド(約600万円)を集め、目標額を達成した。植樹は2024年2月24日に行われる予定だ。 植樹を主導

            世界で注目集める「数十年で完成する小さな森」、考案したのは日本の植物学者だった
          • 街の中心部に野生環境を、各地で進む「都市の再野生化」

            街の中に小規模な緑の空間を設けることで、自然を取り戻し、持続可能性を高めることができるという/IVN Natuureducatie (CNN) 未来都市のイメージというと、天にも届く高層ビルや空飛ぶ車、持続可能性の問題を解決するハイテク技術を思い描きがちだ。 だが、これとは違うイメージがある。そこでは都市が建設される前の野生環境が復活し、長らく失われていた森や動物も勢ぞろいしている。こうした未来は「都市の再野生化運動」という形をとって、世界の大都市で実現に向けて動き始めている。 こうした最近の流れの先駆者に、植物学者の宮脇昭氏がいる。同氏は日本の植生を研究していた1970年代、重大な発見をした。ずいぶん前に耕作地から姿を消した古代原生林の生態系が、寺や墓地など放置された場所で存続し、繁栄していることに気づいたのだ。 宮脇氏は国内の小規模な場所で、その土地ゆかりの土壌や植物を使った日本の自然

              街の中心部に野生環境を、各地で進む「都市の再野生化」
            • ヨーロッパで、日本発「宮脇方式」の植樹が急速に拡大。従来の10倍の速さで成長し、地球環境保全の切り札に|FINDERS

              CULTURE | 2020/07/06 ヨーロッパで、日本発「宮脇方式」の植樹が急速に拡大。従来の10倍の速さで成長し、地球環境保全の切り札に 2018年に宮脇方式で植樹されたベルギーのミニ森林 文:仲田拓也 生物や植物の多様性を保護したり、地球温暖化の原因の... 2018年に宮脇方式で植樹されたベルギーのミニ森林 文:仲田拓也 生物や植物の多様性を保護したり、地球温暖化の原因の二酸化炭素を吸収したり、地球環境にとって重要な存在である森林。しかし、現実には森林の面積は減少しているのが現実だ。 そんな中、日本の植物学者が考案した植樹方法が注目を集めている。 日本生まれの植樹手法「宮脇方式」 世界的に森林が減少する現状にゲームチェンジャーとして注目を集めているのが、日本の植物学者である宮脇昭氏の研究に基づいた「ミニ森林」だ。宮脇昭氏はその土地本来の樹木に、さまざまな種類の植物を混ぜて植樹を

                ヨーロッパで、日本発「宮脇方式」の植樹が急速に拡大。従来の10倍の速さで成長し、地球環境保全の切り札に|FINDERS
              • アツすぎる地球を救え! 日本のミニ森林「宮脇方式」が世界で注目されているワケ(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース

                世界各地を襲う異常気象や自然災害で気候危機の脅威が高まるなか、「宮脇方式」と呼ばれる日本発のミニ森林プロジェクトが海外にも広がっている。 【動画】世界が大注目の「宮脇方式」は何がそんなにスゴいのか? 宮脇方式を考案したのは、日本で植樹活動に長年取り組んできた植物生態学者の宮脇昭(みやわき・あきら)だ。ミニ森林と称されるとおり、植樹する場所は、都市部の空き地や学校の校庭、道路脇など、それほど広いスペースを必要としない。ただし重要なのは、その土地にもともとある在来種の苗木を何種類も混ぜ合わせて、密に植えること。 これにより、森の自然再生力が生かされ、短期間で育つうえに生物多様性の回復にもつながるという。 英紙「ガーディアン」も「宮脇方式は従来のやり方よりも成長が10倍速く、30倍密になり、生物多様性は100倍になるとされる」と報じ、こう続ける。 「そのような生態系は気候変動対策の目標を達成する

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                • 駅前から考える未来の都市

                  ▽駅前はどのような姿が理想なのか。一般的には商業施設、医療、学校、駐車場など様々なものが集約しているほうが便利だと思う。小さな駅ならあまり便利さを求められていないのかもしれないし、自動車文化が定着して以降、郊外型の大型店舗の出現で寂しくなっている駅も多い。私もスーパーカブに乗るようになってからは電車に乗る機会はほとんどなくなってしまった。経営悪化により路線自体が廃止になり、駅自体がなくなるケースもある。 wisdomhttps://wisdom.nec.com/ja/feature/smartcity/2021011501/index.htmlスマートシティとは?一人ひとりの生活様式にあった持続可能な都市づくりコロナ禍で住民生活や企業活動が大きく転換していく中、生活向上や社会課題の解決を図る「スマートシティ」について紹介します。 将来的に鉄道はどのような姿になるのだろうか。新しい町のあり方

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                  • おしくらガーデニング - 人と栖と

                    たいした根拠はないのですが、庭の木はある程度密に植えた方が良い気がしていました。 一刻も早く木陰をつくりたい(酷暑対策)、とか防風林(西風対策)に育てたいとか、実利的な目的もあるのですが、おしくらまんじゅうをしているように、賑やかな方が元気になる気がしていたのです。 実際、元気です。 ただ、造園の教科書や雑誌を読んでみると、やはり我が家の庭はいささか密すぎるようです。 木を植えている作業中も、ご近所の先輩方に 「これはちょっと近いな!。あと1メートルは離さないと。」 などとアドバイスをいただいたりしました。 そのままでは先輩に失礼にあたるかと思い、70cmくらい(笑)離したりしました。 話は飛ぶのですが・・・。 札幌の放送局に勤務していた頃、東京から転勤してきた上司がいつもこんなことを言っていました。 上司 「東京の通勤ラッシュが懐かしいよ。」 私  「札幌の地下鉄も結構混んでませんか?」

                      おしくらガーデニング - 人と栖と
                    • “宮脇方式”の「ミニ森林」が世界で増加、都市部の植樹で人気

                      オランダに作られたミニ森林。同様の森林作りは、世界中に広がりつつある。(PHOTOGRAPH BY IVN NATUUREDUCATIE) ある暖かい6月の午後、オランダの町ユトレヒトでは、ニレとヤナギの茂みでカササギが鳴き、葉の上を甲虫が這っていた。すぐ隣には18階建てのビルが建ち、電車の線路が走っている。ここは、「ムジークプレイン(音楽の広場)」と名付けられた小さな人工森林だ。広さは、近くにあるバスケットボールコートとさほど変わらない。2018年に木が植えられる前は駐車場だった。 同じような「ミニ森林」は、オランダ全土で144カ所に作られ、ユトレヒトだけでも7カ所にある。同国のミニ森林計画を率いる団体「IVNネイチャー・エデュケーション」によると、2021年末までにその数は200カ所に増える予定だという。 小さな土地を活用してできるミニ森林プロジェクトは、日本の植物学者である宮脇昭氏の

                        “宮脇方式”の「ミニ森林」が世界で増加、都市部の植樹で人気
                      • 海外「日本人は素晴らしいアイディアを持っている!」日本の生態学者、宮脇昭博士が考案した素早く森を育てる『宮脇方式』に対する海外の反応 : すらるど - 海外の反応

                        2023年10月10日20:25 海外「日本人は素晴らしいアイディアを持っている!」日本の生態学者、宮脇昭博士が考案した素早く森を育てる『宮脇方式』に対する海外の反応 カテゴリ人、モノ土地・自然 sliceofworld Comment(75) image credit:youtube.com 2021年に亡くなった横浜国立大学名誉教授、故・宮脇昭博士はその土地に育つ植物を高密度に植えることで自然では200~300年かかる森の育成を20~30年という短い期間で達成する方法を考案しました。この方法は『宮脇方式』、『Miyawaki Method』と呼ばれ、現在では海外でも広く実践されています。『宮脇方式』に対する海外の反応です。wikipedia:宮脇昭 Miyawaki Method of Plantation I Afforestation I Akira Miyawaki I Man

                          海外「日本人は素晴らしいアイディアを持っている!」日本の生態学者、宮脇昭博士が考案した素早く森を育てる『宮脇方式』に対する海外の反応 : すらるど - 海外の反応
                        • 森の力 - 星たちの座談会 ☆ ★ ☆ ☆ ★ ☆ 地球号の未来

                          新幹線の車窓から時折見える、ほっこらした小さな森。 よく見ると、ちっちゃな鳥居や社が見えます。 鎮守の森! 何故かホッとします。 宮脇 昭さんの [森の力]によると 神奈川県では2846あった鎮守の森(何とか鎮守の森の形を留めているもの・多層群落のシステムが維持されている樹林)は、1970年代には40しか残っていないとのこと。 全国では、どれだけの鎮守の森が消えてしまったのでしょうか。 森は[いのち]を守るじゅんかんシステムの母体。 永年、森づくりを指導・実践されてきた 宮脇さんの [ふるさとの森]とは、 ・ホンモノの森のこと ・多層群落の森のこと ・自然植生に基づく土地 本来の森のこと ・あらゆる[いのち]を守 る森のこと ・長持ちする森のこと ・人の手をかけずに 100年、1000年生き抜 く森のこと 進化の学校の山は、 日本一のシリブカガシの群生地、その森には 合歓の木 とちのき ア

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                          • ヨーロッパで、日本発「宮脇方式」の植樹が急速に拡大。従来の10倍の速さで成長し、地球環境保全の切り札に(FINDERS) - Yahoo!ニュース

                            生物や植物の多様性を保護したり、地球温暖化の原因の二酸化炭素を吸収したり、地球環境にとって重要な存在である森林。しかし、現実には森林の面積は減少しているのが現実だ。 そんな中、日本の植物学者が考案した植樹方法が注目を集めている。 日本生まれの植樹手法「宮脇方式」世界的に森林が減少する現状にゲームチェンジャーとして注目を集めているのが、日本の植物学者である宮脇昭氏の研究に基づいた「ミニ森林」だ。宮脇昭氏はその土地本来の樹木に、さまざまな種類の植物を混ぜて植樹を行い、森をつくる「混植・密植型植樹」を提唱。これまでアジア各地に1700以上の森を作ってきた人物だ。 学校の校庭や道路沿いに設置されることが多い「宮脇方式」の森は、従来の方法で植林を行った場合に比べ、10倍の速さで成長、30倍の密度と100倍の生物多様性を持つという。また、昨年発表された研究によれば、自然林は単一種の植物で構成された植林

                              ヨーロッパで、日本発「宮脇方式」の植樹が急速に拡大。従来の10倍の速さで成長し、地球環境保全の切り札に(FINDERS) - Yahoo!ニュース
                            • 熱帯林再生など指導 宮脇昭さん死去 93歳 横浜国立大名誉教授 | 毎日新聞

                              土地本来の樹木で森を再生する植林活動に長年取り組んだ植物生態学者で横浜国立大名誉教授の宮脇昭(みやわき・あきら)さんが7月16日、脳出血のため死去した。93歳。葬儀は近親者のみで営んだ。喪主は妻ハルさん。 岡山県出身。広島文理科大(現広島大)卒で1973年横浜国大教授。96年国際生態学会会長などを務めた。 毎日新聞社が創刊135年を記念し2006年に始めた植樹キャンペーン「My Mai Tree」では当初から4年間にわたって、参加した市民らに現地で植樹を指導。ノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんとも毎日新聞社での対談を機に親交があり、ケニアの熱帯林再生の植樹をするなど貢献した。

                                熱帯林再生など指導 宮脇昭さん死去 93歳 横浜国立大名誉教授 | 毎日新聞
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