激レアな平面ループカーブの紹介は、前回で終わった。 それはかなり麓に近い位置にあり、簡単に辿り着けた。 今回の探索の目的は早くも達成したが、私はそこで引き返さず、さらに先へ進んだ。 動機は一つ、こんな珍しい線形を有する道の先行きが気になった。 この道は地理院地図に描かれていないが、グーグルアースのような航空写真を見ると、山のずっと上の方にある何かの施設(その建物は地理院地図にも描かれている)まで、ずっと続いていた。 しかし、ストリートビューも入っていないので、実景を確かめるには自分自身でこの道を行くしかなかった。 もっとも、終点まで行って、本当に何も変わった景色がなければ、わざわざこの回を書こうとは思わなかったに違いない。前回の最後に終点の写真を1枚貼り付けて終わりだったろう。 少なからず、見せたい、共有したいと思える道路風景があったので、“付録編”という形で、この回を書いた。 それでは、