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山岡淳一郎の検索結果1 - 14 件 / 14件

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山岡淳一郎に関するエントリは14件あります。 COVID-19行政東京 などが関連タグです。 人気エントリには 『東京都では「自宅療養者のフォロー」も崩壊…そのウラで際立つ「墨田区の凄まじい戦略」(山岡 淳一郎) @gendai_biz』などがあります。
  • 東京都では「自宅療養者のフォロー」も崩壊…そのウラで際立つ「墨田区の凄まじい戦略」(山岡 淳一郎) @gendai_biz

    酸素飽和度80%でも、入院できず 第五波のデルタ株の蔓延で、東京都のコロナ患者の受け皿は底が抜けた。都は約6000床の病床を確保しているが、即応できるのは半分ばかり。自宅療養者が2万人ちかくに膨張している。感染者を病院や宿泊療養ホテルに振り分ける保健所の職員は、患者の自宅放置状態をこう語る。 「先月下旬から都の入院調整本部に患者さんの入院先を求めても、38℃以上の高熱だけでは無理。重大な基礎疾患、それも大学病院や公立病院を定期受診して病歴がはっきりしていないと難しい。 先日は、血中の酸素飽和度80%の方の入院を調整本部に委ねたけど、10病院で拒否されました。まだか、まだかと催促している間に本人が救急車を呼んだ。酸素飽和度は、なんと60%まで下がっていた。救急隊が大慌てでやっと大学病院に搬送できたんです」 酸素飽和度が80%を切れば生命の危機状況といわれる。60%なら意識障害の怖れがあるとい

      東京都では「自宅療養者のフォロー」も崩壊…そのウラで際立つ「墨田区の凄まじい戦略」(山岡 淳一郎) @gendai_biz
    • タワマンの「一斉老化」が止められない…日本を蝕む「不都合な真実」(山岡 淳一郎) @gendai_biz

      東京・湾岸で起きた「異変」 8月上旬、タワー型を含む大規模開発中のマンションの販売で異変が生じた。 2020東京五輪・パラリンピックの選手村を転用して東京・晴海地区に整備されるマンション「HARUMI FLAG(晴海フラッグ)」の第1期分600戸が売り出されると奇妙な現象が起きたのである。 14階建ての最上階、レインボーブリッジや東京タワーを見渡せる1億円超の住戸は71倍もの競争率だった。その一方、応募ゼロの住戸が続出したのだ。人気、不人気の差が極端だった。消費者は人気物件以外に触手を伸ばそうとしなかった。販売主は、慌てて落選者に応募のなかった住戸やキャンセル住戸を紹介し、ほぼ売り尽くしたというが、「五輪人気で即日完売」とはならなかった。明らかに顧客は「ようす見」を決め込んでいた――。 タワーマンションの行く手に陰りがさしてきた。超高層の華やかなヴェールが剥げ、その「不都合な真実」が徐々に

        タワマンの「一斉老化」が止められない…日本を蝕む「不都合な真実」(山岡 淳一郎) @gendai_biz
      • 維新躍進のウラで…大阪の「コロナ死者数」が「日本で飛び抜けて最悪」になっている理由(山岡 淳一郎) @gendai_biz

        飛び抜けて悪い数字 総選挙で議席を大きく伸ばした「日本維新の会(以下、維新)」は、改憲論議に火をつけ、国民民主党とも連携して存在感を高めようとしている。維新の副代表、吉村洋文・大阪府知事はアイドル並の人気である。 コロナ禍で、頻繁にテレビのワイドショーに出演してメッセージを伝える姿に「率先垂範」「吉村さん、ようやってはる」と好感度はアップ。疲れて目の下に隈ができていると『#吉村寝ろ』のツイートが殺到し、「ちゃんと寝てます。しんどいのは府民、国民の皆様の方です。(略)国難を一致団結して乗り越えましょう」と打ち返す。 メディアを使った反射神経のよさが、ますます人気をかきたてる。実際、吉村氏は大わらわなのだろう。結果的に新型コロナのパンデミックが維新と吉村氏の人気を引き上げた。 が、しかし、である。マスコミがつくるイメージと客観的なデータの食い違いは大きい。 都道府県別の人口100万人当たりの新

          維新躍進のウラで…大阪の「コロナ死者数」が「日本で飛び抜けて最悪」になっている理由(山岡 淳一郎) @gendai_biz
        • また緊急事態…「ゼロ・コロナ戦略」を取らなかった日本政府の「根本的な大失敗」(山岡 淳一郎) @gendai_biz

          再びの緊急事態宣言。が、場当たり的な対策である印象は拭えない。日本政府の対策には、根本的な方向転換が必要なのではないか。ハーバード大学公衆衛生大学院などで学び、現在は群星沖縄臨床研修センター長を務める徳田安春氏に、ジャーナリストの山岡淳一郎氏が聞いた。 いつまで同じことをくりかえすのか 一都三県に新型コロナ対策の切り札ともいえる「緊急事態宣言」が再発出されることとなった。昨年4月の宣言発出に比べれば、学校の一斉休校は回避され、飲食店の夜間営業の時短と外出自粛に的を絞った限定的なものになりそうだが、「いつまで同じことをくりかえすのだろう」と多くの国民は先行きに不安を募らせている。 こうした状況に直面して感じるのは、政府の基本的な方針が間違っているのではないだろうかということだ。根本的な軌道修正が求められているのではないか。 とにかく首都圏の感染拡大に歯止めがかからない。一日の新規感染者数が1

            また緊急事態…「ゼロ・コロナ戦略」を取らなかった日本政府の「根本的な大失敗」(山岡 淳一郎) @gendai_biz
          • 「スラム化」しかけた千葉のマンションが、奇跡の復活を遂げるまで(山岡 淳一郎) @gendai_biz

            先日、16年ぶりに千葉市美浜区の稲毛海岸駅から歩いて7〜8分の「団地型マンション」を訪ねた。1968年に建設された「稲毛海岸三丁目団地(全27棟、768戸)」である。 2000年代前半に私が取材をしていたころ、ここは大げさに言えば「スラム化」の危機が迫っていた。外壁は劣化し、給排水管の老朽化で赤水が出る悲惨な状態だった。 しかし、あれから16年、団地は建て替えたわけではないのに、見違えるような姿に生まれ変わっていた。16年の間にいったい何が起きたのか。 大量のマンションが建物と住民の「二つの老い」を抱え、スラム化、廃虚化のリスクに直面する現代ニッポン。団地の歩みは、重要なヒントになるかもしれない。 夢のような建て替え案 かつて、この稲毛海岸三丁目団地は、団地建て替えの一番星と目されていた。バブル最盛期の1990年、築後22年を迎えた団地では、通常総会で、住民の93%の賛成によって「建て替え

              「スラム化」しかけた千葉のマンションが、奇跡の復活を遂げるまで(山岡 淳一郎) @gendai_biz
            • 武蔵小杉「タワマン被災」でわかった「災害に強い」マンションの条件(山岡 淳一郎) @gendai_biz

              防災意識が高くても… 日本全国、いつどこでどんな災害が起きても不思議ではなくなった。日本の全人口の12%が暮らす分譲マンションでも「水害の怖さ」が再認識されている。 今月半ばの台風19号の風水害では、多摩川の堤防に近い川崎市中原区・武蔵小杉のタワーマンションが、地下の配電設備への浸水によって停電、断水。ライフラインが断たれ、生活不能の状態に追い込まれた。 47階建て、おそらく1500人以上が暮らすこのマンションには、取材陣が押しかけ、ワイドショーは超高層マンションの災害への弱さを強調した。住民が管理会社に維持管理を任せきりであるかのような論調もみられる。 しかし、このマンションの記録を見た限りでは、防災に特段の手抜かりがあったとは想像しにくい。区分所有者で構成する管理組合には「防災・防犯委員会」が設けられ、独自の防災マニュアルを作っていた。住居階に水と簡易トイレを置き、5階ごとの拠点倉庫に

                武蔵小杉「タワマン被災」でわかった「災害に強い」マンションの条件(山岡 淳一郎) @gendai_biz
              • コロナ再拡大へ…受け入れの大黒柱の「公立・公的病院」を削ってきた「厚労省の巨大な罪」(山岡 淳一郎) @gendai_biz

                瞬く間に病床が埋まる オミクロン株への対策が、じわじわと医療機関にプレッシャーを与えている。先月末、厚生労働省は、都道府県や保健所設置市、東京23区に対し、「オミクロン株の感染が確認された患者」の入退院に関する通知を出した。 そこには感染症法の規定に基づき、「入院期間中は個室隔離とし、他の株の患者と同室にしないこと。また、陰圧管理を行うことが望ましい」と記されている。PCR検査で陽性とわかり、ゲノム検査でオミクロンと判定された人は、無症状だろうが、軽症だろうが、病院の個室に隔離される。 感染力がデルタ株の2倍以上ともいわれるオミクロン株の広がりで、感染者の入院措置は振り出しに戻った感がある。感染が下火の間はいいが、オミクロン株が拡がれば、病院はまたぞろ個室のやりくりに悩まされるだろう。 ふり返れば、2020年春、新型コロナウイルスのパンデミックが始まった当初、感染者は片っ端から感染症指定医

                  コロナ再拡大へ…受け入れの大黒柱の「公立・公的病院」を削ってきた「厚労省の巨大な罪」(山岡 淳一郎) @gendai_biz
                • PCR検査を阻む「感染症利権」と安倍総理の政策センスのなさ<『ドキュメント感染症利権』著者・山岡淳一郎氏> « ハーバー・ビジネス・オンライン

                  ―― 山岡さんは新著『ドキュメント感染症利権』(ちくま新書)で、日本の新型コロナウイルス対策がうまくいかない背景を、歴史にさかのぼって描いています。安倍政権のコロナ対策の最大の問題は、PCR検査が一向に増えないことだと思います。この原因はどこにあるのですか。 山岡氏の新刊『ドキュメント 感染症利権』(ちくま新書)。新型コロナ感染爆発に際して露わになった、危機下における医療と政治のせめぎ合い。公平な医療を阻む政官財学の構造的絡まりによる邪悪な「利権の闇」「見えない壁」を暴き出す。 山岡淳一郎氏(以下、山岡):PCR検査の精度がよくないとか、偽陽性や偽陰性が出るだとか、様々なことが言われていますが、ネックになっているのは厚生労働省と文部科学省の縄張り争いです。 もともと日本の感染症対策は、厚生省と国立感染症研究所(感染研)、国立国際医療研究センターが主軸となって行うことになっています。感染研が

                    PCR検査を阻む「感染症利権」と安倍総理の政策センスのなさ<『ドキュメント感染症利権』著者・山岡淳一郎氏> « ハーバー・ビジネス・オンライン
                  • 第6波も敗戦濃厚…なぜ政府はコロナ対策で失敗を繰り返すのか? 山岡淳一郎氏に聞く|注目の人 直撃インタビュー

                    オミクロン株が猛威を振るう新型コロナウイルス第6波の脅威がつづく。感染力の強いオミクロン株の猛威によって感染者数はケタ違いに増え、高齢者を中心に重症者や死者も急増している。100人に3人しか入院できず、自宅で亡くなるケースも相次いでいる。第6波も「敗戦濃厚」だ。コロナに襲われ2…

                      第6波も敗戦濃厚…なぜ政府はコロナ対策で失敗を繰り返すのか? 山岡淳一郎氏に聞く|注目の人 直撃インタビュー
                    • コロナで大逆境の「木下サーカス」、一人もクビにせず「奇跡の復活」へ…!(山岡 淳一郎) @gendai_biz

                      年間120万人を動員する 百年企業の木下サーカスは、浮き沈みの激しいショー・ビジネス界でオンリーワンの地位を保ってきた。 岡山市に本社を置き、アーチストと呼ばれる演者と舞台スタッフ、運営社員たちは、ほぼ3か月おきに全国の都市から都市へ、約2000人収容の仮設劇場である巨大テントとともに「場越し(移動)」する。8頭のライオンとシマウマ3頭、象2頭、ポニー2頭も一緒だ。テントに隣接したコンテナハウスで団員と家族は暮らす。 年間観客動員数は約120万人。宝塚歌劇団の本拠、宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)が1年に集める観客と同等の観客数であり、世界のサーカス界で屈指の集客力を誇る。 その木下サーカスが、新型コロナウイルス感染症の拡大で、2月28日の福岡公演を最後に現在まで5か月間、糧道を断たれている。3月には福岡から金沢へ、数百トンの機材を大型トラックやトレーラー100台に積んで場越しした。3月下旬に観

                        コロナで大逆境の「木下サーカス」、一人もクビにせず「奇跡の復活」へ…!(山岡 淳一郎) @gendai_biz
                      • 神宮外苑再開発の陰で蠢く政治家たち<ノンフィクション作家・山岡淳一郎氏> | 日刊SPA!

                        ―― 明治神宮外苑の再開発に伴い、東京都が約1000本の樹木を伐採しようとしていることが明らかになりました。山岡さんはこの問題を取材し、YouTubeの番組「山岡淳一郎のニッポンの崖っぷち」で解説されていますが、再開発の背景について教えてください。 山岡淳一郎氏(以下、山岡) 事の発端は2003年まで遡ります。この年にJEM・PFI共同機構という団体が「東京都防災まちづくり計画事業提案書」なるものを作成します。この団体は平田篤胤を祀った平田神社の中に事務所があり、ゼネコンなどが加盟していました。彼らは神宮外苑を防災拠点にするために再開発を行うように求め、周辺に高層マンションを建設することを計画していました。 この提案は小泉内閣が推進した規制緩和の流れの中から出てきたものです。当時、不動産や建設業界はバブル崩壊のあおりを受け、大量の不良債権を抱え込んでいました。そこで、小泉内閣は都市再生を掲

                          神宮外苑再開発の陰で蠢く政治家たち<ノンフィクション作家・山岡淳一郎氏> | 日刊SPA!
                        • 検証・コロナvs政治 海堂尊×山岡淳一郎(前編)||海堂 尊,山岡 淳一郎|webちくま(1/4)

                          2020年4月、「緊急事態」が宣言される中リアルタイムで執筆され、急ぎ出版された2冊の本。無為無策の政治風景と医療現場の緊迫を克明に描き出した小説『コロナ黙示録』海堂尊著と、感染症という科学的事象に右往左往する国の有り様を追い医療を蝕む闇を衝いたノンフィクション『ドキュメント感染症利権』山岡淳一郎著だ。両作品の著者が縦横無尽に問う「この国はなぜコロナと闘えないのか」―― ▼「緊急事態」下に書かれた2冊 海堂尊    ご著書の『ドキュメント感染症利権』(ちくま新書、2020年8月10日刊)を読んで本当に腑に落ちるところがたくさんあり、とにかくこれは現場の医師に広めなきゃいけない必読書だと思いまして、色々お話を伺いたく思っています。 山岡淳一郎    ありがとうございます。私も『コロナ黙示録』(宝島社、2020年7月10日刊)、一気に読ませていただきました。非常に面白かったです。とにかく出てく

                            検証・コロナvs政治 海堂尊×山岡淳一郎(前編)||海堂 尊,山岡 淳一郎|webちくま(1/4)
                          • 岡田晴恵氏が田村厚労相とのやりとりを明かした「衝撃の記録」、その強烈なメッセージ(山岡 淳一郎) @gendai_biz

                            白鴎大学教育学部教授の岡田晴恵氏が上梓し、大きな話題を呼んでいる『秘闘 私の「コロナ戦争」全記録』(新潮社)。新型コロナウイルスの対策について長く取材をし、『コロナ戦記 医療現場と政治の700日』(岩波書店)の著書もあるノンフィクション作家の山岡淳一郎氏が評する。 岡田氏に偏見を抱いていたが… 岡田晴恵・白鴎大学教育学部教授といえば、2020年初頭からテレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」や「グッド!モーニング」を中心に連日、テレビ番組に出演し、新型コロナウイルス感染症の解説をしておられた。テレビをつければ「岡田さん」が現れ、ネットには「売名行為」「恐怖を煽っている」とネガティブなコメントが溢れた。生放送の番組のなかで、事実誤認と指摘される発言もあった。 デイリー新潮などは『コロナバブル「岡田晴恵」教授が語る“あか抜けた理由” 満身創痍の日々(2020年05月12日)』とか、『コロナ第3

                              岡田晴恵氏が田村厚労相とのやりとりを明かした「衝撃の記録」、その強烈なメッセージ(山岡 淳一郎) @gendai_biz
                            • マスコミの罪…薬物乱用の「処罰報道」が、依存症患者に与える苦しみ(山岡 淳一郎) @gendai_biz

                              「処罰せよ!」と言うことの意味 最近、元タレントとスポーツ選手が覚せい剤所持や大麻輸入の容疑で相次いで逮捕された。テレビのワイドショーは連日、過去の映像を交えて、知人の「がっかりした」「反省しろ」といった類のコメントを放送している。底に流れているのは「処罰感情」だ。 薬物の乱用は、本人の脳や神経、内臓を侵し、ときには窃盗や暴力などの犯罪を誘発して社会秩序を乱す。だから厳しく罰しなくてはいけない、大ごとだ、といった感情が働いている。私自身も、以前はそのような思い込みをしていた。 が、しかし、薬物問題でメディアのさらし者になる有名人の多くは「薬物依存症」という疾病にかかっている。病気からの「回復」をどう支えるのか、社会全体で薬物依存のリスクをどう減らすのか、という広い意味での「医療(ケア)」の視点から眺めると、どうもようすが違ってくる。 私は犯罪行為を擁護するつもりはないが、メディアの制裁的な

                                マスコミの罪…薬物乱用の「処罰報道」が、依存症患者に与える苦しみ(山岡 淳一郎) @gendai_biz
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