路面電車乗り入れ工事の本格化に合わせて設置される仮設フェンス。JR岡山駅東口の平面駐車場は10日から利用できなくなった 岡山市が進めるJR岡山駅東口広場への路面電車乗り入れ事業の本格工事が10日始まった。公共交通の利便性や中心市街地の回遊性の向上が目的で、2025年度中には県都の玄関口は装いを一新する予定。工事期間中、平面駐車場の利用や広場内への一般車の乗り入れは順次制限される。 事業では、岡山駅前電停から軌道を駅方向に約100メートル延ばして広場内に新たな電停を設けるほか、広場南側のタクシーゾーンと北側の一般車ゾーンの入れ替えを行う。バスゾーンは現段階で変更の予定はない。 計画によると、工事は新しいタクシーゾーンの整備から始め、今年秋ごろから一般車ゾーンに移る。それぞれタクシープールと降車エリア、32台分の一般車駐車場を設ける。現行の一般車ゾーンでは平面駐車場(45台)が閉鎖となり、送迎