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岡崎図書館事件の検索結果1 - 40 件 / 53件

  • Librahack : 容疑者から見た岡崎図書館事件

    出来事の詳細 3/13 新着図書データベースを作るためクローリング&スクレイピングプログラムを作成した ちょうどその頃、市場調査を行うためにECサイトのスクレイピングプログラムを作っていた。そのついでに、前々から構想していたLibra新着図書Webサービスを作ろうと思った。市場調査プログラムの一部をカスタマイズして、新着図書データベース作成プログラムを作った。この時、市場調査プログラムと新着図書データベース作成プログラムは同じプログラム内にあり、パラメータでアクションを指定して振り分けていた。 Webサービスを作ろうと思った動機は「なぜプログラムを作ったか」の通り。 Webサービスの概要は「どんなプログラムを作ろうとしていたか」の通り。 普段読む本を入手する流れ:1. Amazonの各カテゴリの売れ筋をチェックしてレビューを確認し読むかどうか決める(または、書評ブログや新聞などのメディアで

    • 高木浩光@自宅の日記 - Anonymous FTPで公開されていたGlobal.asaが示すもの 岡崎図書館事件(6)

      ■ Anonymous FTPで公開されていたGlobal.asaが示すもの 岡崎図書館事件(6) もしや三菱電機ISのシステムはフリーソフトを使っていたりはしないかと、「WwKensaku.aspx」でググってみたところ(図1)、そこに現れたのは、 Anonymous FTPサイト専門の検索サイトだった*1。そこでさらに「WwKensaku.aspx」で検索してみると、なんとそこに現れたリンク先は ftp://210.230.245.201/ (図2)、このリンクをクリックすると図3の画面が現れた。

      • 高木浩光@自宅の日記 - 三菱図書館システムMELIL旧型の欠陥、アニメ化 - 岡崎図書館事件(7)

        ■ 三菱図書館システムMELIL旧型の欠陥、アニメ化 - 岡崎図書館事件(7) 21日の日記で示したMELIL/CS(旧型)の構造上の欠陥について、その仕組みをアニメーションで表現してみる。 まず、Webアクセスの仕組み。ブラウザとWebサーバはHTTPで通信するが、アクセスごとにHTTP接続は切断される*1。以下のアニメ1はその様子を表している。 このように、アクセスが終わると接続が切断されて、次のアクセスで再び接続するのであるが、ブラウザごとに毎回同じ「セッションオブジェクト」に繋がるよう、「セッションID」と呼ばれる受付番号を用いて制御されている。 なお、赤い線は、その接続が使用中であることを表している。 次に、「3層アーキテクチャ」と呼ばれる、データベースと連携したWebアプリケーションの実現方式について。3層アーキテクチャでは、Webアプリケーションが、Webサーバからデータベー

        • 高木浩光@自宅の日記 - 岡崎図書館事件について その1, DoS等で業務妨害罪とされた過去の報道事例, 山形の事件は悪意ある攻撃であったことを確認(21日..

          ■ 岡崎図書館事件について その1 5月26日にこんな報道があった。 図書館HPにアクセス3万3000回 愛知県警 業務妨害容疑、38歳を逮捕, 朝日新聞2010年5月26日朝刊 県警生活経済課と岡崎署によると、容疑者は、4月2日から15日にかけて、岡崎市中央図書館のホームページに、計約33,000回のアクセスを繰り返し、ホームページを閲覧しにくい状態にしたという疑いがある。(略) 同課によると、容疑者は1回ボタンを押すだけで、1秒に1回程度の速度でアクセスを繰り返せるプログラムを作っていたという。容疑者は同図書館の利用者だったが、目立ったトラブルは確認されていないといい、動機を調べている。 図書館にサイバー攻撃, 読売新聞2010年5月26日朝刊 県警は25日、インターネット関連会社社長を偽計業務妨害容疑で逮捕した。(略) 調べに対し、アクセスしたことは認めているが、動機については話して

          • Librahackメモ | Librahack : 容疑者から見た岡崎図書館事件

            出来事の詳細 3/13 新着図書データベースを作るためクローリング&スクレイピングプログラムを作成した ちょうどその頃、市場調査を行うためにECサイトのスクレイピングプログラムを作っていた。そのついでに、前々から構想していたLibra新着図書Webサービスを作ろうと思った。市場調査プログラムの一部をカスタマイズして、新着図書データベース作成プログラムを作った。この時、市場調査プログラムと新着図書データベース作成プログラムは同じプログラム内にあり、パラメータでアクションを指定して振り分けていた。 Webサービスを作ろうと思った動機は「なぜプログラムを作ったか」の通り。 Webサービスの概要は「どんなプログラムを作ろうとしていたか」の通り。 普段読む本を入手する流れ:1. Amazonの各カテゴリの売れ筋をチェックしてレビューを確認し読むかどうか決める(または、書評ブログや新聞などのメディアで

            • 高木浩光@自宅の日記 - 国会図書館の施策で全国の公共機関のWebサイトが消滅する 岡崎図書館事件(5)

              ■ 国会図書館の施策で全国の公共機関のWebサイトが消滅する 岡崎図書館事件(5) 平成22年4月1日施行の改正国立国会図書館法に基づき、国立国会図書館が、国・地方公共団体等の公共機関を対象に、インターネット上で公開されている資料のWebクローラによる収集を開始したという。その説明資料によると、クローラのアクセス間隔の基準は「1秒以上」だという。中野区立図書館の場合、/robots.txt が置かれておらず、セッションタイムアウトは実測で600秒*1であることから、1秒間隔でクローラが来ると*2、散発的につながらない状態がしばしば発生すると思われる。 目次 /robots.txtで自ら姿を隠す公共図書館 国立国会図書館法第25条の3第2項に違反 国会図書館が公共機関のWebサイトを消滅させる虞れ /robots.txtで自ら姿を隠す公共図書館 中野区立図書館や岡崎市立中央図書館は、三菱電機

              • 高木浩光@自宅の日記 - 三菱電機ISは結局会見で何を伝えたかったのか 岡崎図書館事件(11), 神田記者のコラムを掲載

                朝日新聞名古屋本社版2010年12月1日朝刊30面「逮捕の男性に業者側が謝罪 岡崎図書館問題「不便かけた」」 朝日新聞社データベース事業センターの許諾のもと転載(承認番号:2-2096) ※朝日新聞社に無断で転載することを禁止する また、日経新聞は「図書館システムに不具合」の見出しで、次のように報じている。 (略) 岡崎市の図書館では今年3〜5月にシステム障害も発生。これを巡り、自作の検索プログラムで繰り返しアクセスした愛知県の男性が、「サイバー攻撃」と誤解され、愛知県警に業務妨害容疑で逮捕され、その後起訴猶予処分となった。同社はこの件も「システム仕様が原因だった」とした。 男性は新着図書情報を取得するためアクセスしただけだった。同社は当初、「システムに問題はない」と市側に説明していた。門脇三雄社長は「対応が早ければ(男性に)不快な思いをさせることはなかった。誠意をもって対応したい」と謝罪

                • 高木浩光@自宅の日記 - 三菱電機ISに求められているものは何か 岡崎図書館事件(10)

                  ■ 三菱電機ISに求められているものは何か 岡崎図書館事件(10) 今日の読売新聞朝刊社会面に次の記事が出ていた。 図書館システム不具合…三菱電機系 情報流出・蔵書検索が「サイバー攻撃」か?, 読売新聞2010年11月29日朝刊社会面 図書館利用者100人以上の個人情報が流出したほか、蔵書を検索しただけで「サイバー攻撃」と誤解された男性が偽計業務妨害容疑で逮捕され、その後、システムに原因があったことも分かった。同社は近く調査結果を公表し、関係者に謝罪する。 (略)MDISは06年には不具合を改良し、その後に納入した図書館には改良版を提供していたが、今回、岡崎市から障害の相談を受けた際には「システムに原因はない」と回答。このため図書館は警察に被害届を出していた。MDISは「保守担当者がシステムをよく理解していなかった」として、逮捕された男性への謝罪の意を表明する方針。 三菱電機ISが近く発表

                  • 高木浩光@自宅の日記 - 警察と検察と裁判所で何があったか 岡崎図書館事件(2の1)

                    ■ 警察と検察と裁判所で何があったか 岡崎図書館事件(2の1) 6月20日のこと、Twitterで @librahack から言及された。見に行ってみると http://librahack.jp/ というサイトが出現していた。なんと、岡崎図書館事件で逮捕された方は不起訴処分になっていた。@librahack からフォローされていたのでダイレクトメッセージで連絡が欲しいとコンタクト。メールで何があったのか事実関係を聞かせてほしいとお願いしたところ、数日後、ご本人からのメールが到着した。 当時の中川氏は、警察にまだ何されるかわからないと恐れている様子だった。起訴猶予処分だから今後起訴される可能性も残っていると思っていたようで、ご家族への配慮や業務への影響から、「正直あまり警察を刺激したくない」とのことだった。それでも、http://librahack.jp/ を立ち上げたのは、「問題点を電話し

                    • 高木浩光@自宅の日記 - 岡崎図書館事件から3年 〜 もう一つの誤認逮捕事件, 吹田市立図書館でサイバー攻撃騒ぎ、岡崎の教訓は活きていたか? 岡崎図書館..

                      ■ 岡崎図書館事件から3年 〜 もう一つの誤認逮捕事件 一昨々日、去年の遠隔操作事件への対応で、 全署でサイバー教育へ…警視庁、誤認逮捕防止で, 読売新聞, 2013年3月13日 全警察署員に「サイバー講習」 警視庁、捜査能力向上狙う, 日本経済新聞, 2013年3月13日 という記事が出たところだが、今、日本のサイバー犯罪史上象徴的なもう一つの誤認逮捕事件、「岡崎図書館事件」から、3年が経とうとしている。図書館が最初に「ホームページにつながらない」との苦情電話を受け、担当者が三菱電機ISに対応策を尋ねたのが、3年前の今日、3月16日であった。 遠隔操作事件では犯人の取り違えであったのに対し、岡崎図書館事件は、犯罪でない行為を犯罪とみなしたと言うべき誤認逮捕であった。両者に共通するのは、捜査員や検察官の情報技術についての常識感の欠如であり、実際、振り返ってみると、どちらの事件でも、逮捕が報

                      • 高木浩光@自宅の日記 - このまま進むと訪れる未来 岡崎図書館事件(15)

                        ■ このまま進むと訪れる未来 岡崎図書館事件(15) この物語はフィクションであり、登場する団体・人物などの名称はすべて架空のものです。 2017年5月、それは新聞各社のベタ記事報道から始まった。 朝売新聞2017年5月26日朝刊 美術館の電子書籍を破壊 愛崎県警 不正指令電磁的記録作成容疑、32歳を逮捕 岡知市立美術館の電子書籍データを破壊する不正なプログラムを作成、提供したとして、県警生活経済課と岡知署は25日、不正指令電磁的記録作成及び同供用の容疑で、コンピュータソフトウェア制作会社社長を逮捕した。 発表によると、容疑者は、昨年12月、ハードディスクを繰り返し執拗に消去するプログラムを作成し、インターネットのホームページで公開していた。今年3月に市立美術館の主任主査がこれをダウンロードしたところ、美術館の電子書籍データがすべて破壊された。プログラムは35回にわたって繰り返し0(ゼロ)

                        • 高木浩光@自宅の日記 - 岡崎図書館事件(8) 警察組織に期待すること

                          ■ 岡崎図書館事件(8) 警察組織に期待すること 最初に書いたように、逮捕報道の翌々日に岡崎署に電話したが、このときは、捜査中なので基本的に内容について答えて頂けない状況で、それはしかたがないので、報道向けの警察発表に問題があるのではないかということを述べた。つまり、それが犯罪であることを示す肝心の部分(故意が疑われる事実に関する情報)が報道向けに発表されていないことが、産業の発展に対して萎縮を招くとの意見を述べたところ、その趣旨は伝わったようで、「上層部で今後検討していかなければいけない」とのお返事を得た。 その後、不起訴処分となり、「はははー。何かあるんですね?」で私が想像していたような背景というのは結局何もなかったことがわかり、それは何だったのかを確認しようと思い、6月21日に再び岡崎署に電話してみたところ、5月に話してくださった方(O氏*1)は県警本部に戻っていて岡崎署にはもういな

                          • 高木浩光@自宅の日記 - 岡崎図書館事件(2の2) 図書館はどうしたのか 前編

                            ■ 岡崎図書館事件(2の2) 図書館はどうしたのか 前編 岡崎市立中央図書館のホームページへの大量アクセスによる障害について, 岡崎市立中央図書館, 2010年9月1日 が話題になっている。 事件直後、つまり逮捕報道の翌々日の5月28日、最初に電話取材したのは岡崎市立中央図書館だった。このときは録音していたが、とくに意味のある情報が得られなかったので聴きかえすことはなかったのだが、今日改めてはじめてその内容を聴いてみたところ、図書館側の姿勢が当初から現在まで全く変わっていないことに驚愕した。この時点で既に言うべきことは言っていたが、図書館側は当初から話を受け入れる様子がまるでなかった*1。以下、正確性を期すためそのまま内容を示す。先方は、岡崎市教育委員会図書館交流プラザ中央図書館企画室の三浦氏(日経コンピュータ8月4日号の記事で図書館側として出ていた方)。 私: 情報セキュリティの研究をし

                            • 高木浩光@自宅の日記 - やはり起きていた刑事的萎縮効果による技術停滞 岡崎図書館事件(13)

                              ■ やはり起きていた刑事的萎縮効果による技術停滞 岡崎図書館事件(13) 12月12日の夕方、Twitterの#librahack界隈で以下のサイトが発掘された。 杉並区立図書館 新着図書 更新情報 (非公式), http://www.naotaka.com/library/ 更新停止のお知らせ 突然ですが、2010年6月22日をもちまして、「杉並区立図書館 新着図書 更新情報 (非公式)」の更新を停止させていただきます。 当ページをご利用の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。 6月22日といえば、librahack.jp が公開された翌々日だ。東京の杉並区立図書館といえば、使われている図書館システムは三菱電機ISのMELIL/CS(新型)だ。 このサイトの公開された当時に書かれたサービス説明が、以下にある。 杉並区立図書館の、「その日の新着図書」がわか

                              • 高木浩光@自宅の日記 - 検察は何を根拠に犯罪と判断したか 岡崎図書館事件(14)

                                ■ 検察は何を根拠に犯罪と判断したか 岡崎図書館事件(14) 中川氏が、自分がなぜ起訴猶予に(嫌疑なしでなく)されたのか、10月に検察庁に聞きに行ってきたとのことで、librahack.jp にその報告が出た。 検察庁で聞いてきました, Librahack:容疑者から見た岡崎図書館事件, 2010年12月17日 故意を認定した理由はこういうことのようです。 コンピュータに詳しい技術者なので、リクエストを大量に送りつけたら、図書館のサーバに影響が出ることを予想できた。事実、まったく予想しなかった訳ではなく、少しは影響が出ることを予想していたはずだ。それなのに、リクエストを大量に送りつけたので、「故意があった」ものと判断した。 「なぜ嫌疑不十分ではなく、起訴猶予としたか?」と問い質したの対し、検察は、 影響が出ることをまったく予想しなかった訳ではなかったから。 と回答。さらに「それは過失になり

                                • 高木浩光@自宅の日記 - 逮捕時報道で疑問を挟めなかったメディアは一般紙だけではなかった 岡崎図書館事件(9)

                                  ■ 逮捕時報道で疑問を挟めなかったメディアは一般紙だけではなかった 岡崎図書館事件(9) このところ、公安資料Winny放流事件のこともあり、新聞社やテレビ局から何度か取材や問い合わせを頂く機会があったが、そういうなかで、記者から岡崎図書館事件のことについて触れられることもあり、新聞が最初の逮捕時報道で疑問を挟めずに警察発表をそのまま流したことを恥じ入るといった趣旨の言葉を頂くこともあった。 その一方で、「技術屋と法律屋の座談会(第2回)」で会場のフリーライターの方から「マスコミ報道が悪いと言われても、まあストレートニュースってそういうものよね」という発言が出たように、警察発表を短時間で記事にしていくという警察担当記者の日常作業からすれば、たしかにそんなものなのかもしれない。実際、警察がそういう発表をしたという事実は伝えられるべきであるし、もしあの報道がなければ、私たちはそういう逮捕事案が

                                  • 私にとって重要なポイント(朝日新聞記事) | Librahack : 容疑者から見た岡崎図書館事件

                                    12月8日の朝日新聞記事には「私にとって重要なポイント」「皆さんにお伝えしたいこと」が書かれていないので補足します。 岡崎図書館事件の真実を検証 「起訴猶予の男性が被害届の撤回要求」についての補足 本日12月8日の朝日新聞に岡崎図書館事件の記事が載りました。(見出し「起訴猶予の男性が被害届の撤回要求」) 記事には、7日の定例会見で岡崎市長が図書館事件について話したことに対する私のコメントが含まれています。 この記事には、「私にとって重要なポイント」「皆さんにお伝えしたいこと」が書かれていないので、ここで補足します。 私個人としては、「障害発生当時はお騒がせしてすいませんでした」という気持ちがありますので、謝罪云々ということにはこだわっていません。 それよりも、これが前例となって、他の技術者の皆さんに迷惑がかかることを心配しています。今後ほかの技術者の皆さんが、同じ状況に出くわしたときに、私

                                    • このサイトをご覧の方々へ | Librahack : 容疑者から見た岡崎図書館事件

                                      この事件に関して、ニュースを見て違和感を覚えた方、Twitterでつぶやいた方、似たようなことやっている方など、比較的ネットに詳しい方々へ。 岡崎図書館事件の真実を検証 サイトの目的と読者 このサイトの読者は、この事件に関して、ニュースを見て違和感を覚えた方、Twitterでつぶやいた方、似たようなことやっている方など、比較的ネットに詳しい方々を想定しています。 5月25日に偽計業務妨害罪で逮捕され、20日間の勾留と取り調べを経て、6月14日に不起訴処分(起訴猶予処分)となりました。これで事件は一応終結したと解釈しています。 留置場内ではマスコミ報道やネットの情報など外のことを全く知ることができません。出てきた後、Twitterなどネット上で騒がしくなっていたことを知りました。 騒がしくなった原因は、コンピュータやネットを生業とする方々と、新聞記者を含む一般の方々との、知識のギャップにある

                                      • 検察庁で聞いてきました | Librahack : 容疑者から見た岡崎図書館事件

                                        「なぜ起訴猶予になったのか?」を聞きに検察庁へ行ってきました 朝日新聞 神田さんや岡崎市立中央図書館事件等 議論と検証のまとめの杉谷さんの取材では「私が罪を認めたので起訴猶予になった」とのことです。 朝日新聞 神田記者による検察への取材より 不起訴とした理由は「強い意図は証拠上認定できなかった。どれくらい業務に支障があったかという点でも、検索システムの障害になったのは比較的短時間だった。業務妨害罪としてそれほど悪質なものではない。本人も反省している。」 ”嫌疑不十分”でなく”起訴猶予”とした理由は「本人が罪を認めているから。」 杉谷氏の愛知県警への取材より 「攻撃ではない、と認識していながら、嫌疑なしではなく起訴猶予処分となった理由はなんですか」 との問いに対して、愛知県警は「故意が認められたということで、警察としてはそう判断している」 Librahackメモの通り、自分では罪を認めたつも

                                        • 高木浩光@自宅の日記 - 岡崎図書館事件 日記予定

                                          ■ 岡崎図書館事件 日記予定 「岡崎図書館事件について その1」に続く今後の日記予定。 岡崎図書館事件(2) 何があったのか、図書館はどうしたのか、事実関係の聴き取り 6月20日のこと、Twitterで @librahack から言及された。見に行ってみると http://librahack.jp/ というサイトが出現していた。なんと、岡崎図書館事件で逮捕された方は不起訴処分になっていた。@librahackからフォローされていたのでダイレクトメールで連絡が欲しいとコンタクト。メールで何があったのか事実関係を…… 岡崎図書館事件(3) 業務妨害は故意がなくても犯罪だというデマの蔓延 Twitterで「逮捕はしかたない」と言う人が何人もいて驚いた。刑事責任と民事責任を混同している人、刑法の過失犯の概念を理解していない技術系と思しき人々がいる中、法律に詳しいと自称する人が、「業務妨害罪は危険犯

                                          • 高木浩光@自宅の日記 - 「岡崎図書館事件はまだ終わっていない」WEBRONZAに掲載

                                            ■ 「岡崎図書館事件はまだ終わっていない」WEBRONZAに掲載 朝日新聞社のWEBRONZA編集部から昨年末にインタビューがあり、岡崎図書館事件について語ったものが記事になりました。 岡崎図書館事件はまだ終わっていない, 朝日新聞社WEBRONZAスペシャル, 2011年1月18日 あいにく後半の5分の3ほどが有料となってしまいました。最安で262円*1で読めるようです。後半の内容がどんなものになっているか、ハイライトシーンをごく一部だけ引用しておくとこんな感じです。 ◇閲覧障害はなぜ起きたか◇ (略)これが、三菱電機ISの図書館システムの構造では、同一人物からの1千回のアクセスが「1千人からの別々のアクセス」として処理されてしまって、障害が起きたわけです。つまり、利用者数が実際の1千倍に見えたということです。(略) ――しかし、愛知県警は前出のように「それまで正常に動いていたのが,一部

                                            • 高木浩光@自宅の日記 - 岡崎市に求められているものは何か 岡崎図書館事件(12)

                                              ■ 岡崎市に求められているものは何か 岡崎図書館事件(12) 9月の20日の週、遅れた夏休みをとって帰省した私は、東海環状道をひとっ走りして、岡崎市立中央図書館を訪問した。そこのカフェで中川氏と面会するためだった。中川さんからは、じっくり事件の詳細*1をうかがったのだが、せっかく図書館にいるのだからということで、その場の思い付きで、三浦主任に会ってみますかという話になり、カウンターに伝言を残したところ、三浦主任はカフェまでお越しくださり、夜遅くまで3人でお話をした。 実は、中川さんは、釈放されるときに、真っ先に図書館へ謝りに行く*2つもりだったのだそうだ。ところが、釈放の間際に、O警部補から「図書館には行かなくていいから」「俺が代わりに伝えておいてやるから」「図書館には言っておくから」と、止められたのだという(「Librahackメモ」の6/14「不起訴で釈放された」に詳細な記述がある)。

                                              • 高木浩光@自宅の日記 - りぶらサポータークラブで岡崎図書館事件を考えるフォーラム

                                                ■ りぶらサポータークラブで岡崎図書館事件を考えるフォーラム 岡崎市立中央図書館のある建物「りぶら」には、図書館本体以外にも「市民活動総合支援センター」などがあり、「りぶらについて」には、「図書館交流プラザが出来上がるまでには、設計から管理運営の計画まで、多くの市民が関わっています。」と謳われている。そんな岡崎市で活躍されている市民団体の一つに「りぶらサポータークラブ」がある。そのりぶらサポータークラブの主催で、先々週の土曜日に「図書館未来企画フォーラム『ネット時代の情報拠点としての図書館』―― “Librahack” 事件から考える――」が開催され、私も講演者として参加してきた。 このときの様子は、朝日新聞三河版で次のように報道された。 図書館アクセスで起訴猶予 男性、被害届取り下げ求める, 朝日新聞三河版2010年12月19日朝刊 岡崎市立中央図書館のコンピューターシステムに問題があり

                                                • アニメでわかるMELIL旧型の欠陥(岡崎図書館事件)

                                                  http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20100829.html の動画版です。BGMは自分で再生してね。

                                                    アニメでわかるMELIL旧型の欠陥(岡崎図書館事件)
                                                  • 岡崎市立中央図書館と相互確認したこと | Librahack : 容疑者から見た岡崎図書館事件

                                                    この声明はりぶらサポータークラブのコーディネートのもと、多くの事実の積み重ねと当事者同士によるオープンな話し合いを経て作成されました。 岡崎図書館事件の真実を検証 Librahack共同声明 図書館交流プラザを中心とした市民活動を支援する目的で設立された市民団体「りぶらサポータークラブ」のコーディネートのもと、岡崎市立中央図書館と次の内容について相互確認いたしました。 岡崎市立図書館ホームページ閲覧障害に係る経過等について 閲覧障害につながった行為 図書館Webサイトへのクローリングは技術的に一定の配慮が施されたものだった。 障害と混乱の原因 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社の不十分な対応が周知のような残念な状況へ導いた。 調査の結果、閲覧障害の真因は三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社の図書館システムにあった。 ご本人様の名誉回復 ご本人様の社会的名誉が回復されること

                                                    • 高木浩光@自宅の日記 - 「ウイルス作成罪」と岡崎図書館事件(日記予定)

                                                      ■ 「ウイルス作成罪」と岡崎図書館事件(日記予定) 「岡崎図書館事件(15)」として「ウイルス作成罪」(不正指令電磁的記録作成等の罪)の件について書こうと思っていたところ、ちょうど今日、法務省の検討状況の続報が出た。 法務省、ウイルス作成罪新設へ 来年、法案を提出意向, 共同通信, 2010年12月22日 法務省は22日、インターネットを通じたハイテク犯罪防止のため、コンピューターウイルスの作成、保管などに対する刑事罰の新設や、電子データの差し押さえをしやすくする刑法や刑事訴訟法などの改正案を来年の通常国会に提出する方針を固めた。民主党法務部門会議で明らかにした。 ウイルス作成罪の件は頓挫しているとの噂を耳にしたばかりだったので、安堵した。 私は、ウイルス罪新設刑法改正は早く成立させるべきだと思っているが、ただし、これまでに提出されてきた法案のままでは危険であり、目的要件を修正することが必

                                                      • 岡崎図書館事件について 高木浩光氏から学生へのヒアリング

                                                        Hiromitsu Takagi @HiromitsuTakagi 講演後の懇親会で、法学部で学んでいる弁護士志望の若い学生さん達とお話しした。岡崎図書館事件知ってる?と来たところ、知らないですとのこと。事件の逮捕までの概略を話して、率直な感想をきいてみた。こちらから説明したことは、次の通り。まず、… #librahack Hiromitsu Takagi @HiromitsuTakagi …まず、いやその前に前提としてその学生さんたちについて。普段はIT関連でない活動をしている方々で、インターネットくらいは使うけれど、パソコンのことはよくわからないという方々。(たとえば「フォトショップ」の語が通じない。)以下は、ご本人に「ネタにしたいいか」と了解を得て書くもの。… Hiromitsu Takagi @HiromitsuTakagi …まず、図書館サイト使ったことある?と尋ねたところ、ある

                                                          岡崎図書館事件について 高木浩光氏から学生へのヒアリング
                                                        • Blog vs. Media 時評 | 岡崎図書館事件を知るとIT立国など到底無理

                                                          << June 2010 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >> Dando's Site インターネットで読み解く! 《教育・社会》  《食・健康》 非婚化なら《人口・歴史》New!! Japan Blogs Net…ブログ界を分野別に定点観測 サイエンスネット…幻ネット復刻 Japan Research & Analysis…英語版サイト Category 月別エントリー一覧 (27) 社会・教育・文化 (66) 政治・経済 (81) 食・健康・医療 (61) ネット (72) 科学・技術 (35) 資源・環境・災害 (16) 人口・歴史・スポーツ (11) Archives June 2010 (10) May 2010 (11) April 2010

                                                          • 高木浩光@自宅の日記 - 修正されつつある未来 岡崎図書館事件(17), りぶらサポータークラブによる“Librahack”フォーラムの公式記録 岡崎図書館事件(16)

                                                            ■ 修正されつつある未来 岡崎図書館事件(17) 先週の参議院法務委員会の参考人意見陳述では、具体的な事件のことに触れるのはよろしくないと思い、配布資料に図書館事件のことは書き込まなかったし、冒頭の意見陳述でも触れなかった。ところが、意外なことに、委員の方々から率先して岡崎図書館事件に触れられ、質問されることとなった。尋ねられたものに答えないわけにはいかないので、可能な限り主観を排して答えた。奇しくもこの6月14日は、岡崎図書館事件で起訴猶予処分が下されて一周年にあたる日であった。 ○有田芳生君 (略)やはりきっちりしたすばらしいように見える法律であっても、現場レベルでなかなかその趣旨を徹底することができなくて、恣意的な運用がなされたり、あるいは放置をされたりということはありました。(略) そのように、この法律ができたとして、やはり現場レベルで恣意的に運用してしまうというようなケースが例え

                                                            • 各社新聞記事の比較 | Librahack : 容疑者から見た岡崎図書館事件

                                                              岡崎図書館事件について各紙が報じたものを調べました。すべて逮捕された翌日の朝刊に掲載されたものです。 朝日新聞 図書館HPにアクセス3万3000回 愛知県警 業務妨害容疑、38歳を逮捕 愛知県の岡崎市立図書館のホームページに集中的にアクセスし、閲覧しにくくしたとして、愛知県警は25日、ホームページ作成会社社長を業務妨害の疑いで逮捕し、発表した。 県警生活経済課と岡崎署によると、容疑者は、4月2日から15日にかけて、岡崎市中央図書館のホームページに、計約33,000回のアクセスを繰り返し、ホームページを閲覧しにくい状態にしたという疑いがある。 同図書館のホームページ管理用サーバーには、3月中旬からの約1ヶ月間に、容疑者の自宅のパソコンなど特定の端末から計約64,000回のアクセスがあり、その影響でホームページの閲覧は21回停止されていた。 同課によると、容疑者は1回ボタンを押すだけで、1秒に

                                                              • 岡崎図書館事件で、岡崎市と中川氏からの共同声明 | スラド IT

                                                                昨年何度かストーリーに取り上げられている、岡崎市立中央図書館のWebサイトで発生した障害に関連して利用者の中川氏が逮捕された件が、ようやく大団円を迎えたようだ。 岡崎市内の市民団体「リブラサポータークラブ」のコーディネートのもと、岡崎市立中央図書館長と中川氏の共同声明「"Librahack"共同声明」が発表された( "Librahack"共同声明、 岡崎市立中央図書館の発表 、中川氏による告知)。 なお、図書館側は被害届を取り下げない理由について次のように記述している。 当館は、ご本人様に事案発覚当時の状況とあわせて提出した被害届を取り下げないことについて説明いたしました。ご本人様は、安全で安心な市民生活を実現するため、行政として被害届を提出する必要性があると判断すれば躊躇することがないようにとの思いを込め、当館の判断に理解を示してくださいました。 これはつまり、「これで被害届の取り下げな

                                                                • 岡崎図書館事件、もう一つの真相(フィクション) - hatenablog.utashiro.com

                                                                  先週末、情報ネットワーク法学会とデジタルフォレンジック研究会共催の「技術屋と法律屋の座談会」というイベントに参加してきました。パネルディスカッションの中で、これからの利用者が考えるべきことというようなお題で、次のような意味の意見を表明させて頂いた。 利用者として、自動化がどこまで許されるかについては慎重に考える必要がある。自分では当たり前だと思っても、他の利用者からすると何かずるをしているように見られる可能性もある。電車の席に座ろうとしたら、若者が後ろから走ってきて座ってしまったというような印象を受ける人がいるかもしれないことにも配慮すべきだ。 この考えをもう少し進めると、岡崎図書館で起きた事件にもう一つのシナリオが見えてくる。それは図書館関係者は、初期段階からクローリングの意図を知っていたというものだ。 最初は原因不明のトラブルだったのかもしれない。図書館が運用業者に問い合わせてログ情報

                                                                    岡崎図書館事件、もう一つの真相(フィクション) - hatenablog.utashiro.com
                                                                  • 岡崎図書館事件 超解説 : Resto運営日記

                                                                    2010年08月22日23:59 カテゴリ時事 岡崎図書館事件 超解説 はじめはただ単なるDoS攻撃を仕掛けた人が逮捕されたということで,気にもとめなかった. ところが,ここへ来て事件は新たな局面を見せた. 私はこう見えてもウェブプログラマーの端くれ. ウェブに詳しくない方が「アレは事件で,犯罪者が捕まったんだ」と思われるのは本意ではない. はっきりいって他人事じゃないので. というわけで,ここではウェブに詳しくない方に向けて事件を解説していく(つもりだ). 1.事の発端 すでに記事が存在しないため,引用させていただく. なお,記事中の本名,住所は削除させて頂く. ------------------------------------------------------------------------------------- > 愛知県の岡崎市立図書館のホームページに集中的にアクセ

                                                                    • 岡崎図書館事件を知るとIT立国など到底無理 - ガジェット通信

                                                                      今回は団藤保晴さんのブログ『Blog vs. Media 時評』からご寄稿いただきました。 岡崎図書館事件を知るとIT立国など到底無理 岡崎市立中央図書館のホームページに多数のアクセスを繰り返して、利用者が閲覧しにくくした偽計業務妨害容疑で38歳の会社社長が愛知県警に逮捕される事件が5月に起きました。20日間も拘留されて不起訴処分(嫌疑不十分)になったご本人の説明では、新着蔵書を自動チェックしてリスト化していただけです。本件について図書館に電話で説明を求めた専門家がいて、その回答を知れば、日本にグーグルのような企業が育つわけがないと知れます。司法、マスコミを含めた社会全体のデジタルデバイドは深刻で、これじゃIT立国など到底無理です。 ご本人がネット上への説明用に作ったウェブが『Librahack』です。逮捕翌日の朝刊記事を集めた「各社新聞記事の比較」には“図書館にサイバー攻撃”、“図書館H

                                                                        岡崎図書館事件を知るとIT立国など到底無理 - ガジェット通信
                                                                      • サイト名から「大量アクセス」を削除しました | Librahack : 容疑者から見た岡崎図書館事件

                                                                        サイト名を「Librahack:岡崎市立中央図書館HP大量アクセス事件」から「Librahack:容疑者から見た岡崎図書館事件」へ変更しました。 岡崎図書館事件の真実を検証 「大量アクセス」削除 サイト名を「Librahack:岡崎市立中央図書館HP大量アクセス事件まとめ」から「Librahack:容疑者から見た岡崎図書館事件」へ変更しました。以下、その理由について。 釈放後サイトを開設した時、このサイトのタイトルは次の通りでした。タイトル「Librahack:岡崎市立中央図書館HP大量アクセス事件まとめ」、サブタイトル「マスコミ報道だけでは分からない岡崎図書館事件」。 3ヶ月が経過し、いろいろな事実が明らかになり、周知されてきました。このサイトの当初の目的は達成されつつあります。 次の2つの理由から「Librahack : 容疑者から見た岡崎図書館事件」にタイトルを変更しました。理由1.

                                                                        • なぜプログラムを作ったか | Librahack : 容疑者から見た岡崎図書館事件

                                                                          プログラムを作ろうと思った動機は、Libraの新着図書ページが使いにくかったので、自分専用サイトを作りたかったこと。 岡崎図書館事件の真実を検証 目的は自分専用サイトを作ること プログラムを作ろうと思った動機はこんな感じです。 岡崎市立中央図書館(通称Libra)のヘビーユーザーだった Libraの新着図書ページが使いにくかった(特に、最近入った本を探すことができなかった) そこで、自分専用サイトを作ることにした 最近入った本を探すことができなかった理由はこんな感じ。 新着図書が多すぎる(各カテゴリに200冊ぐらい) 新着図書の対象期間が長すぎる(3ヶ月とか) あいうえお順に並んでいる(新着順にソートとかがない) そもそも新着(入荷)した日付がないので、いつ入ったか不明 ちなみに、現在はJavaScriptへ 2010年6月21日 現在、新着図書ページにある書名にアンカーリンク(詳細ページ

                                                                          • Blog vs. Media 時評 | 岡崎図書館事件を朝日新聞が独自取材で追及

                                                                            << August 2010 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >> Dando's Site インターネットで読み解く! 《教育・社会》  《食・健康》 非婚化なら《人口・歴史》New!! Japan Blogs Net…ブログ界を分野別に定点観測 サイエンスネット…幻ネット復刻 Japan Research & Analysis…英語版サイト Category 月別エントリー一覧 (29) 社会・教育・文化 (72) 政治・経済 (87) 食・健康・医療 (64) ネット (73) 科学・技術 (36) 資源・環境・災害 (16) 人口・歴史・スポーツ (13) Archives August 2010 (6) July 2010 (13) June

                                                                            • プログラマでもSEでもないので岡崎図書館事件の意味がよくわからない

                                                                              岡崎市立図書館の事件があまりにも専門用語が多すぎてチンプン カンプンだったので調べてみました一生懸命。自分なりに。 えっと。。。要はアレですか? 岡崎市立図書館に電話が10台と電話番号が10個あって、 librahackさんは、全自動で電話をかける機械を作って、1秒に1回 電話をかけては要件を聞いて電話を切る、をするシステムを開発。 ま、営業電話だの迷惑電話だのでよくある感じのオートコール的な。 で、その電話が鳴って、要件が終わって、librahackさんは電話を切る。 んでも、図書館の人がすっとぼけてて、受話器を下ろしてくれない。 それがまぁ数分間とか、おろしてくれないのかな? んで、librahackさんは次の番号、次の番号って電話をかける。 その都度図書館の人は電話にでて、応答してくれて、そのまま受話器 あげっぱなし。 で、そのうち全回線がふさがって、どの番号にかけても話し中になっち

                                                                                プログラマでもSEでもないので岡崎図書館事件の意味がよくわからない
                                                                              • むすび | Librahack : 容疑者から見た岡崎図書館事件

                                                                                逮捕されたことについて不満はございません。大変なご迷惑をお掛けしました事、深くお詫び申し上げます。 岡崎図書館事件の真実を検証 この事件のまとめは終わりです 以上でこの事件のまとめは終わりです。 逮捕されたことについて不満はございません。 限られた予算(税金)で運営されている公共施設のサービスに、大手企業のサービスと同じような感覚でアクセスしてしまった、 相手サーバのパフォーマンスを自分勝手に予測し、レスポンスに気を配らなかった、 相手サーバからのレスポンスHTTP500を細かくハンドリングせず単にスキップだけしていた、 固定IPのレンタルサーバ(3月14日から3月31日、cronで起動)と、プロバイダより割り振られるIPの自宅や実家(4月2日から4月15日、Thinkpadを持ち運んで自宅と実家から手動で、日毎にどちらか一方から)、合計3カ所からアクセスしていた、 などなど私に配慮が足り

                                                                                • 負荷について考えたこと | Librahack : 容疑者から見た岡崎図書館事件

                                                                                  スクレイピングスクリプトを作る際、それぞれのコンピュータにかかる負荷について、次のようなことを考えました。 リクエスト数:10カテゴリ×約200ページ=約2,000ページ 自分側サーバの負荷限定:30分間ぐらいで終わるように。約2,000リクエスト / 1,800秒 = 約1リクエスト/秒 相手側サーバの負荷限定:シリアルアクセス(リクエストは同時に複数送信しない、リクエストの応答が返ってきてから次のリクエストを送信する) 単位時間あたりリクエスト数を限定:リクエストとリクエストとの間に適当な時間間隔(ウエイト)を作る また、アンカーリンクのURLからTosCodeでのデータベース検索が予想できましたので、データベースの負荷は限定的であろうと思っていました。 http://www.library.okazaki.aichi.jp/tosho/Asp/Syousai_g.asp?TosCod