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岩田健太郎の検索結果1 - 13 件 / 13件

  • 5類移行から1年。コロナってどうなったの? コロナってなんだったの?|週プレNEWS

    5類に移行した2023年5月から感染者数が徐々に増え、夏にかけて一度流行した(第9波)。そして今年の初めにも感染拡大。ワクチン接種ないし実際の感染によって免疫を獲得している人が多いため重症化率は高くないが、感染力が落ちているわけではない 2023年5月8日に新型コロナウイルスが5類に移行してから1年。今年のゴールデンウイークは全国的に人であふれ、コロナ禍以前の景色が完全に戻った印象だ。しかし、どうしてもモヤモヤが......。コロナ禍は終わったの? そうだとしても、なかったことにするのは違くない? ■日本も世界も、まだ感染している 昨年5月8日に新型コロナが感染症法上の5類に移行してから1年が過ぎた。あのコロナ禍の日々から、日本社会も普通の日常を取り戻している。厳しい感染対策や行動制限がなくなり、暫定的に続いていた、ワクチン無償接種や高価なコロナ治療薬への補助も今年3月いっぱいで終了。 す

      5類移行から1年。コロナってどうなったの? コロナってなんだったの?|週プレNEWS
    • 「コロナが終わったような感じ」の正体。この平穏は見せかけか? それとも、ついに――? - 社会 - ニュース

      東京都の定点観測データを見ると、今年8月に感染者数が急増している。この第9波は、過去最大規模だった第8波に近い値を推移しているが、社会へのインパクトは大きくなかった。すでにピークは過ぎており、現在の感染状況は落ち着いている 中国・武漢での最初の感染から約4年が経過し、10月の訪日外国人観光客はコロナ禍前を超え、仕事もプライベートも以前の生活に戻りつつある。でも、これって5類移行によって報道が減り、僕らが気づいてないふりをしているだけで、実は医療の現場はヤバかったりする? というか、この夏の第9波は来ていたの?この「コロナが終わったような感じ」は本当に信じていいんですか......? ■第9波は来ていた! そして去っていた! 2019年末、中国の武漢からコロナ禍が始まってから約4年。繰り返されるパンデミックの波を乗り越え、今年の5月8日に、新型コロナの感染症法上の分類は季節性インフルエンザな

        「コロナが終わったような感じ」の正体。この平穏は見せかけか? それとも、ついに――? - 社会 - ニュース
      • 近藤誠と日本国紀に学ぶキャンセルカルチャー批判:「SNSで伝染する性転換ブームの悲劇」は実在する

        追記 (10:05)明らかに長く書きすぎているので短縮版をまとめておきます トランスジェンダーの命を守るためと称して、トランスヘイターには対話の場を与えない、主張の発表の場も与えないという戦略を、学者や活動家たちが実践している。 今回のKADOKAWA刊行停止はその1つの実例である。 しかしこれは30年前の近藤誠「トンデモ本」に対して日本の医学界が実践したことと同形であり、この前世紀に起きた「キャンセル」は、蓋を開けてみればむしろ失われる命や尊厳が増えたという悲劇に終わった。 キャンセルの力は「対話を重んずる側」に向かっており、患者を守ると称して守られたのは、「正しさ」をパターナリスティックに押し付ける権威のメンツだけだった。 そもそも「トンデモ本」が、日本屈指の高リテラシー層である編集者たちの会議を通り出版されようとするのは、学術界の市民に対するコミュニケーションに課題があることを示唆し

          近藤誠と日本国紀に学ぶキャンセルカルチャー批判:「SNSで伝染する性転換ブームの悲劇」は実在する
        • 「ルンバは自身の上につもったホコリを取ることができない」動物は自分の身体を洗えるけれど、ロボットは自分で自分の身体は洗えない話

          Shuuji Kajita @s_kajita 2足歩行ロボットの研究者.SF,科学書,音楽(最近は主にボカロ曲)が好き.私の発言は所属する組織の公式見解とは無関係です. www2.chubu.ac.jp/about/faculty/… 岩田健太郎 K Iwata @georgebest1969 最新刊は「手軽で便利な文献整理 ZOTEROのすすめ」。米国感染症専門医、米国内科専門医、漢方専門医など。渡航医学や感染防御も。神大感染症内科。コメントは個人の見解。 georgebest1969.typepad.jp/blog/

            「ルンバは自身の上につもったホコリを取ることができない」動物は自分の身体を洗えるけれど、ロボットは自分で自分の身体は洗えない話
          • 斎藤元彦兵庫県知事の行動よりもっと深刻…医師・岩田健太郎「何が起きても心を変えない人の大問題」 自覚なきパワハラやマンスプレイニングはこうして生まれる

            職場や共同体のパワハラはなぜなくならないのか。感染症医の岩田健太郎さんは「パワハラをする人は、どんな出来事でも自分の偏愛する理論で解釈してしまい、何が起きてもそれを問題として認識することができない」という――。 「パワハラではない」という拒絶への失望 研修医だった何十年も前、私は上級医から厳しく鍛えられた。 それは今の目から見れば「パワハラ」と認定されるようなものだったかもしれないが、教えるほうも教わるほうも、当時はそのような認識がなかった。 指導する立場になり、私も上級医の方法を真似た。それもまた、今の目から見れば「パワハラ」であったと、思い返すに冷や汗がでる。 誤解を恐れずに申し上げるならば、パワハラという現象が過去に存在したこと「そのもの」の問題自体は相対的には大きくない。あくまでも「相対的には」という話であり、決して小さい話なのではないけれども。 より大きな問題は、往時の行為をパワ

              斎藤元彦兵庫県知事の行動よりもっと深刻…医師・岩田健太郎「何が起きても心を変えない人の大問題」 自覚なきパワハラやマンスプレイニングはこうして生まれる
            • 授業時間を含めて1日たった3.5時間しか勉強しない…小中学生より短い大学生の勉強時間が示す日本のヤバさ 学びを衰退させる「理系」「文系」の区別

              日本の受験制度が社会におよぼす実害はなにか。感染症医の岩田健太郎さんは「理系だの文系だのという不要な区別が、若者の学びを歪ませ知性を痩せさせていく」という――。 受験制度が特に苛烈な韓国と日本 なぜ、日本でだけ(あるいは日本で尖鋭的に)「理系」「文系」の区別をしたがるのか。 私はこの最大の遠因は受験制度にあると思っている。 世界的に見て、受験制度が特に苛烈で、かつ公平性にこだわるのが韓国と日本である。他国では大学入学のための受験にここまで学生が血道を上げることはない。学生選抜の方法も多様であり、一発試験のウエイトは相対的に低い。学生選抜の方法が多様であるのは、そもそも「大学入学」が学生の目標ではないからだ。 本来、大学入学は手段であり、目的ではないはずだ。 大学入学後に行う学問こそが、学生の行いたい目標であるべきだ。だから、アメリカなどでは学部での勉強では飽き足らず、大学院に進学する者も増

                授業時間を含めて1日たった3.5時間しか勉強しない…小中学生より短い大学生の勉強時間が示す日本のヤバさ 学びを衰退させる「理系」「文系」の区別
              • だから「マイナ保険証」利用率は6.5%どまり…岩田健太郎「成功か失敗か吟味しない日本のお役所体質の残念さ」 マイナカード最大のメリットは「ポイント」だったという本末転倒

                成功するために必要なものは何か。医師・岩田健太郎さんは「どうしたら失敗するのかを熟知することこそ、成功への最良の方法だ。しかし日本のお役所仕事には成功の条件が設定されないままプロジェクトが始まることが多い。成功したか失敗したか総括しないままに、『仕事をした』ことになる。マイナカードはそのよい事例だ」という――。 マイナンバーカードにビジョンなし 日本の役所は成否を吟味しない。いろいろなプロジェクトを立ち上げるが、「成功の条件」が明示されることはほとんどない。したがって「絶対に失敗しない」。そのプロジェクトが「成功したか」「失敗したか」を総括しないのだ。 仮に「総括」したとしても、「それなりに成果はあった」という詭弁を用いて終わりだろう。アウトカムを設定していない以上、「それなりにがんばった」と言うだけで成功したふりはできるから。 もちろん、日本の役人はとても勤勉だから、「そこまでやらなくて

                  だから「マイナ保険証」利用率は6.5%どまり…岩田健太郎「成功か失敗か吟味しない日本のお役所体質の残念さ」 マイナカード最大のメリットは「ポイント」だったという本末転倒
                • コロナ最前線で治療に当たった感染症専門医・岡 秀昭教授、SNS誹謗中傷との死闘の400日 - 社会 - ニュース

                  感染症専門医・岡秀昭氏がSNS誹謗中傷との闘いを語る 昨年5月に新型コロナが5類に移行し、もう街中はアフターコロナのムードだが、まだ終わっていない闘いがある。 それは、日本中が未知の感染症に混乱する中、緊迫するコロナ病床で現場を指揮し、正しい情報を世間に懸命に伝えようとSNSで発信し続けた岡 秀昭医師と、そんな彼にいわれのない誹謗中傷を送り続けた匿名アカウントたちの裁判。その死闘の400日について直撃した。 ■「家族への脅迫は見過ごせない」 昨年5月に新型コロナが感染症法上の5類に移行してからもうすぐ1年2ヵ月。約4年に及んだコロナ禍が終わり、日常を取り戻したかに見える日本で、今なお"コロナの亡霊"との死闘を続けている、ひとりの感染症専門医がいる。 埼玉県川越市にある埼玉医科大学総合医療センターの総合診療内科・感染症科で、コロナ禍の当初から治療の陣頭指揮を執り続け、メディアやSNSを通じて

                    コロナ最前線で治療に当たった感染症専門医・岡 秀昭教授、SNS誹謗中傷との死闘の400日 - 社会 - ニュース
                  • 行動制限は有害無益だったが、ワクチンは有害有益だった

                    コロナが5類に移行して1年たったが、あの騒ぎは何だったのか。騒ぎの張本人だった西浦博氏は、日本の感染症対策を自画自賛している。 週プレ故にグラビア優先。 しかし、おそるべし。 内容が正確だ。。https://t.co/3Wpv7OaC9I — Hiroshi Nishiura (@nishiurah) May 31, 2024 行動制限も緊急事態宣言も有害無益だった この記事に登場する岩田健太郎氏はこう振り返る。 こうしてなんとかコロナ禍を乗り越えた今だからこそ、これまでの対策や政策の中で、どこが正しく、どこが間違っていたのか? 何が有効で、何がムダだったのか? コロナ禍の約4年間を振り返り、しっかりと考えるべきだと思うのですが、日本では国もメディアも『もう終わったこと』にして振り返ろうとしない。 とんだブラックユーモアである。岩田氏は、かつて激しくロックダウン(刑事罰による行動制限)を主

                      行動制限は有害無益だったが、ワクチンは有害有益だった
                    • 岩田健太郎 合理的にリスクを取って豊かな日常生活を(中央公論) - Yahoo!ニュース

                      「日本では好き嫌いや快不快の問題が、容易に良い悪いの問題に変換される傾向がある」と指摘する、感染症専門医の岩田健太郎・神戸大学教授。「自分の好き嫌いは、果たして公共に適用できる類いの価値の問題なのか、個人的な好みでしかないのかはしっかり吟味しなければならない」と語る。 (『中央公論』2023年12月号より) コロナ下で迫られた「価値の交換」 健康や病気について考える時、いや、生活のあらゆる側面で、「価値の交換」を意識して判断することが重要だと私は考えている。 例えば、新型コロナウイルスが世界的に広まり、ご高齢の方、特に80歳以上の方の死亡リスクが非常に高かった2020年ごろの状況を思い出してもらいたい。まだワクチンもなく、先の見えない中で、私たちは、高齢者の生命という「価値」と、行動制限によって失われる「価値」のどちらを取るかという価値の交換の議論を迫られた。 結果としてアメリカでは100

                        岩田健太郎 合理的にリスクを取って豊かな日常生活を(中央公論) - Yahoo!ニュース
                      • 減少する街の書店への経産省の支援は国営図書館化の第一歩か?

                        街の書店が減少を続けていますが、経済産業省が大臣直属の「書店振興プロジェクトチーム」を設置して、本格的な支援に乗り出すとのことです。 全国で減少する街の書店について、経済産業省が大臣直属の「書店振興プロジェクトチーム」を設置し、初の本格的支援に乗り出します。書店は地域文化を振興する重要拠点と位置づけ、読書イベントやカフェ運営など、個性ある取り組みを後押しする方策を検討していきます。 https://t.co/PM9qghY0YX — 読売新聞 文化部 (@YOL_culture) March 5, 2024 読書イベントやカフェギャラリーの運営など、個性ある取り組みを後押しする方策を検討するということですが、当然ながら批判が高まっています。 また利権ではないかという意見が多く見られます。 ま~た利権 — 魏徴X (@GICHOGI) March 5, 2024 なぜ街の書店だけなのでしょう

                          減少する街の書店への経産省の支援は国営図書館化の第一歩か?
                        • 中外医学社 | お知らせ一覧

                          2024.08.06 2024年 中外医学社 夏季休業についてのお知らせ 2024年の中外医学社の夏季休業についてお知らせいたします。 本年8月は暦通りの平日営業となっております。 祝日・休日にいただきましたご注文・お問い合わせ等は翌営業日以降の対応となります。 よろしくお願い致します。 2024.07.31 「看護師のための臨床輸血 第3版」〈3版1刷〉変更点のお知らせ 「看護師のための臨床輸血 第3版」〈3版1刷〉にご愛顧賜り誠にありがとうございます。 本書の内容につきまして一部変更点がございますため、下記よりご参照頂きますようお願い申し上げます。 「看護師のための臨床輸血 第3版」〈3版1刷〉変更点一覧(2024年7月現在) 2024.01.06 被災地医療の関連記事を無料公開致します(1/9コンテンツを追加) このたびの能登半島地震にて被災された方々には、心からお見舞い申し上げます

                          • 「研修医の誤診で高校生死亡」と報じるマスコミの罪…岩田健太郎「目の前の事実を正確につかむ思考法」 誤診が死亡の「原因」であるかのように報じるのは悪質

                            奇っ怪なのは、報道である。 多くのメディアが本件を「研修医の誤診」で高校生が死亡したと報じた。しかし、救急外来受診の段階では患者の容態は安定しており、「誤診」が死亡をもたらしたとは考えにくい。それをあたかも「研修医が見逃したせいで死んだのだ」と言わんばかりの、因果関係をほのめかす報道は適切ではない。 誤診は望ましくはないが、誤診をしない医者は皆無だ。誤診は一定の頻度で起きる。超一流のバッターでも全打席でヒットが打てないのと同じで、これは厳然たるファクトである。特に、初対面の患者の容態を救急外来で正確に診断することは、ましてや稀な疾患であるSMA症候群であると言い当てるのは、ベテランの優秀な診療医でも困難であろう。 医療者とメディアのミッションは同じである そういう誤診が「ある」という前提で、我々医療者は行動する。繰り返しの診療の中で、当初分かっていなかった現象をつかみ取り、最終的には正しい

                              「研修医の誤診で高校生死亡」と報じるマスコミの罪…岩田健太郎「目の前の事実を正確につかむ思考法」 誤診が死亡の「原因」であるかのように報じるのは悪質
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