連載概要 本連載はPythonについての知識を既にある程度は身に付けている方を対象として、Pythonでデータ処理を行う上で必須ともいえるNumPyやpandas、Matplotlibなどの各種ライブラリの基本的な使い方を学んでいくものです。そして、それらの使い方をある程度覚えた上で、それらを活用してデータ処理を行うための第一歩を踏み出すことを目的としています。 前回はカリフォルニア州の住宅価格を予想するモデルを単回帰分析という手法を用いて作成してみました。今回は話をガラリと変えて、NumPyにおける日付の扱いを紹介します。 NumPyで日付を操作する NumPyには日付や時刻、その差分を扱うために次の2つのクラスが用意されています。