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徳岡正肇の検索結果1 - 40 件 / 55件

  • 「戦争は、時間と空間のジレンマである」現代ウォーゲームが発見した“真実”——ゲームはいかに戦争の「本質」を捉えてきたか【徳岡正肇氏インタビュー】

    「戦争は、時間と空間のジレンマである」現代ウォーゲームが発見した“真実”——ゲームはいかに戦争の「本質」を捉えてきたか【徳岡正肇氏インタビュー】 去る9月1日、パシフィコ横浜にて開催された、ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2017」。取材に当たって筆者は、弊誌編集部からの指令を受けていた。 「4Gamer.netなどで活躍するライター、徳岡正肇氏にインタビューを依頼してほしい」 関西に住んでいた筆者は、この時点まで徳岡氏と会ったことは一度もない。だが、さっそく講演会場に入室すると、そこには怒濤の勢いでウォーゲームのマップデザインについて語る男がいた。 彼が指さして語るスライドに投影されていたのは、美しい3Dグラフィックでも、ピクセルアートでもない――三角形、四角形、六角形が正確に敷き詰められた、方眼紙のようなイメージだけ。彼はこのシンプルな図表を用い、マップデザインの真理につい

      「戦争は、時間と空間のジレンマである」現代ウォーゲームが発見した“真実”——ゲームはいかに戦争の「本質」を捉えてきたか【徳岡正肇氏インタビュー】
    • ポケGO、大戦略、信長の野望…古今東西のゲームマップを7分類して徹底分析。なぜ四角形や六角形のマップを、私たちは好むのか?【徳岡正肇氏:講演レポ】

      ポケGO、大戦略、信長の野望…古今東西のゲームマップを7分類して徹底分析。なぜ四角形や六角形のマップを、私たちは好むのか?【徳岡正肇氏:講演レポ】 「本講演はマップデザインにおいて、ゲームデザイナーが使える「武器」の種類を増やすことが目的である」 去る9月1日、パシフィコ横浜にて開催されたゲーム開発者向けカンファレンスCEDEC 2017にて、4Gamer.netなどのサイトでゲームライターとして活躍する徳岡正肇氏(@goodhuntstalker)が登壇した。 徳岡正肇氏 『ゲームにおける「マップ」のデザイン~アナログ(ウォー)ゲーム制作の知見から』と題された講演は、氏が得意とするボードゲーム、ウォーゲームの知見から、STG、RTSなどの一般的なマップデザインにまで、深く切り込むものだった。 「ゲームマップの構造には、マップロジックによって様々な種類がある。それぞれの種類には、また特有の

        ポケGO、大戦略、信長の野望…古今東西のゲームマップを7分類して徹底分析。なぜ四角形や六角形のマップを、私たちは好むのか?【徳岡正肇氏:講演レポ】
      • 【アニメ最終回】『幼女戦記』作者と人気ゲーム実況者グルッペン総統が対談。この歴史SLGオタクどもの濃厚トークの宴に呆れつつ放映時間を待て!?(司会:徳岡正肇)

        2016年6月からはコミック化、2017年1月からはアニメ化と急激にそのリーチを広げたこの作品は、タイトル通りに主人公こそ「幼女」(※中身は転生したオッサン)であるものの、作品全体としては政治・歴史・軍事に強く取材した重ためな展開がその魅力の一つといえる──ジャンルとしてはライトノベルの国境線のギリギリ内側くらいに存在しつつも、しばしばにしてファンからは「ヘビーノベル」と呼ばれているという現状は、作品のテイストをよく表現していると言えるだろう。 さて、そんな『幼女戦記』の作者であるカルロ・ゼン先生が、こちらのインタビューに登場するグルッペン・フューラー氏の作る一連の『Hearts of Iron 2』プレイ動画が大好きだという情報を、編集部の偉い人がキャッチ。 グルッペン・フューラー氏もカルロ・ゼン先生の作品は『幼女戦記』に限らず大好きという話を聞いていたこともあり、急遽お二人の対談をセッ

          【アニメ最終回】『幼女戦記』作者と人気ゲーム実況者グルッペン総統が対談。この歴史SLGオタクどもの濃厚トークの宴に呆れつつ放映時間を待て!?(司会:徳岡正肇)
        • ちょっとご無沙汰だった不定期連載「徳岡正肇の これをやるしかない!」は,最近注目のウィザードリィをテーマに,ゲームで「やられること」を考える

          なんと5か月ぶりのご無沙汰,「徳岡正肇の これをやるしかない」だが,世の中はまさにウィザードリィブーム。アクワイアが2009年末,PlayStation 3版「Wizardry 囚われし魂の迷宮」をリリースし,ソネットエンタテインメントがモバイル向けの「Wizardry Online Mobile」を発表。そういえば,ゲームポットが発表した「Wizardry Online」はどうなったんだろうなあ,などと思いつつ,再びウィザードリィが注目される今日この頃なのである。強引ですか? というわけで,今回はそんなウィザードリィを取り上げてみよう。ライターの徳岡氏がかつて挑戦した,ウィザードリィのエクストリームプレイを通して,かつての厳しいゲームの存在意義みたいなものを考察するのだ。 すっかりマイルドになってしまった最近のゲームでは,なかなか「ここで死ぬか普通?」という状況には遭遇しづらいが,PCゲ

          • 徳岡正肇の これをやるしかない:30歳からのマルチプレイFPS入門――とくにストラテジーゲーマーに向けて

            徳岡正肇の これをやるしかない:30歳からのマルチプレイFPS入門――とくにストラテジーゲーマーに向けて ライター:徳岡正肇 ストラテジーゲーマーのあなた,マルチプレイFPSをプレイしよう 「30歳からのマルチプレイFPS入門」 2011年後半は「FPSの当たり年」といわれている。6年ぶりのナンバリングタイトルとなる「Battlefield 3」や,メガヒットシリーズの最新作「Call of Duty: Modern Warfare 3」など,数年に1度というレベルのタイトルが激突するうえ,「Crysis 2」「Bulletstorm」「Operation Flashpoint: Red River」など,ハイレベルな作品も少なくない。 しかし,シングルプレイはともかく,マルチプレイともなると,最近衰えを感じて困るという三十路プレイヤーも多いはずだ。正面切っての撃ち合いでも,ナイフさばきで

              徳岡正肇の これをやるしかない:30歳からのマルチプレイFPS入門――とくにストラテジーゲーマーに向けて
            • ハマりにハマって軽く体調を壊したライターの徳岡正肇が「World of Tanks」を徹底指南。戦車マニアの心のよりどころはここだ

              登録アカウント数6000万を誇る大人気無料戦車ゲームを,徹底指南 World of Tanks Text by 徳岡正肇 戦車ですよ,せ・ん・し・ゃ。 テレビアニメ「ガールズ&パンツァー」のヒットとともに日本,とくに茨城県大洗町に襲来した空前の戦車ブーム。筆者も久々にリアルタイムでアニメを見て,戦車の挙動や作戦にいちいち感動していたのだが,ともあれ,ある意味でとてもゲーム的な戦車戦を見ていると,見るだけではなく乗ったり戦ったりしてみたくなるのがゲーマーの性というものだ。 かくして,以前から「このゲームを真面目にプレイしたら,時間を無限に吸い取られるのは間違いないので,なるべく触らないでおこう」と固く決意していた「World of Tanks」(以下,WoT)に本格的に手をつけちゃったのが昨年(2012年)12月の末。案の定,ハマりにハマって軽く体調を崩すくらい不眠不休でプレイしていたのだよ

                ハマりにハマって軽く体調を壊したライターの徳岡正肇が「World of Tanks」を徹底指南。戦車マニアの心のよりどころはここだ
              • ついに発売された「シムシティ」に,ライターの徳岡正肇氏が挑む。軍隊も作れなければ戦争も起こせず,ひたすら人々の福利厚生を願う本作に,果たして徳岡氏は勝てるのか

                待望のシリーズ最新作で市長になって,人々の幸せを願おう シムシティ Text by 徳岡正肇 「シムシティ」は1989年に初代が発表された箱庭系ゲームの元祖である……などというと必ず元祖本家家元論争が発生するので,「元祖に近い」ぐらいにしておくが,そういう作品だ。 プレイヤーが市長となって自分の街を建設していくというテーマは,その後の作品においても一貫しており,また,とくにこれといって決まったゴールがなく,自分の好きなように遊べるシステムというのも,ゲーム史におけるマイルストーンとなっている。 「シムシティ」公式サイト そんなシムシティシリーズの最新作「シムシティ」が,オンラインプレイに対応したタイトルとして登場した。シムシティといえば,天災で街が破壊されることで知られているので,マルチプレイと聞いた時点で,これはきっと他人の街に災害を起こしたりできるに違いないと思われていたフシもあった(

                  ついに発売された「シムシティ」に,ライターの徳岡正肇氏が挑む。軍隊も作れなければ戦争も起こせず,ひたすら人々の福利厚生を願う本作に,果たして徳岡氏は勝てるのか
                • 不定期連載「徳岡正肇の これをやるしかない!」は,ウクライナの現代史をなぞる「S.T.A.L.K.E.R.」をあらゆる角度から吟味するしかない - 4Gamer.net

                  徳岡正肇のこれをやるしかない! / 第6回:「S.T.A.L.K.E.R.」でZONEをさまよってみるしかない 不定期連載「徳岡正肇の これをやるしかない!」。第6回のテーマはウクライナのゲームデベロッパ,GSC Game Worldが2007年にリリースした「S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl」である。 チェルノブイリ原発事故と,それに続く謎の大爆発によって突然出現した異世界「ZONE」を舞台に,食い詰め者や故郷を追われた者達がその日の糧を得るためにモンスターやほかの勢力と無慈悲に戦うオープンエンドのFPSである本作。一見すると「モンスターと薄汚れた男達しか出てこないゲーム」のように思えるこの作品には,ライターの徳岡氏をして唸らせる,さまざまな暗喩や寓意が含まれていたのである。 発売から約2年を経た今,真のエンディングを含むストーリーを概観することで,

                  • 仕事の振りしてCiv5を遊んだついでにゲームの話でもしようじゃないか――【切込隊長×徳岡正肇×TAITAI】が贈る年末トーク

                    仕事の振りしてCiv5を遊んだついでにゲームの話でもしようじゃないか――【切込隊長×徳岡正肇×TAITAI】が贈る年末トーク 編集部:TAITAI ライター:徳岡正肇 ライター:山本一郎 123→ 事の発端は,とある企画の打ち合わせ時に遡る。 常日頃から忙しい筆者と山本氏が,最近せかせかと遊んでいる「戦国IXA」 年末の足音が忍び寄ろうという12月某日。師走の名の通り,4Gamer編集部も加速的に忙しさが増していたころだ。ここ最近,連載の原稿が届かないことに業を煮やした筆者は,「4Gamerコラムニスト」のライター陣の一人である切込隊長こと山本一郎氏に連絡を取り,原稿の催促と次の記事のテーマについて相談をすることにした。 一応説明しておくと,筆者が主に編集を担当する「4Gamerコラムニスト」は,不定期連載のコーナーであり,とくに明確な締切り日などは存在しない,4Gamerの中でも比較的“

                      仕事の振りしてCiv5を遊んだついでにゲームの話でもしようじゃないか――【切込隊長×徳岡正肇×TAITAI】が贈る年末トーク
                    • 金剛,出撃。ついに始まった「World of Warships」クローズドβテストの第一印象を徳岡正肇氏が語る

                      金剛,出撃。ついに始まった「World of Warships」クローズドβテストの第一印象を徳岡正肇氏が語る ライター:徳岡正肇 戦艦武蔵が発見されたというニュースの衝撃もまだ冷めぬ2015年3月12日,昨年から長らく待ち望まれていたWargamingのオンライン海戦アクションゲーム「World of Warships」のクローズドβテストが始まった。 「World of Tanks」でオンライン戦車アクションに革命をもたらしたと言えるWargamingだが,果たして海戦をどう作り上げてきたのか? スクリーンショット満載の第一報をお届けしよう。 基本的なゲームの起動シーケンスは,「World of Tanks」と同様。船を選んで,「戦闘開始!」をクリックすれば,ランダムにチームが編成され,マップがランダムに選ばれ,戦闘が始まる。CBTではこのほか,Co-opも楽しめる 「World of

                        金剛,出撃。ついに始まった「World of Warships」クローズドβテストの第一印象を徳岡正肇氏が語る
                      • 徳岡正肇の これをやるしかない!:映画にもなった「ダンケルク」の戦いをアナログゲームで再現。連合軍とドイツ軍の,激戦の模様をレポート

                        徳岡正肇の これをやるしかない!:映画にもなった「ダンケルク」の戦いをアナログゲームで再現。連合軍とドイツ軍の,激戦の模様をレポート ライター:徳岡正肇 映画「ダンケルク」にかこつけてウォーゲーム「ドイツ戦車軍団」を紹介 宮永忠将氏VS.鹿内 靖氏の大撤退戦レポート 2017年9月9日,クリストファー・ノーラン監督の映画「ダンケルク」が公開された。戦争映画というだけで普段であれば,4Gamerにほぼほぼ関係のない話題なのだが,「World of Tanks」で知られるウォーゲーミングが宣伝協力をしているということもあり,もともとミリタリー好きが多い本誌でも幾度か取り上げている。 その映画の公開直前に徳岡正肇氏が,ここでやるしかない! とばかりに「ダンケルクなボードゲームの対戦企画」を放り込んできた。うーむ,タイミングを心得ておられる……というわけで,今回の不定期連載「徳岡正肇の これをやる

                          徳岡正肇の これをやるしかない!:映画にもなった「ダンケルク」の戦いをアナログゲームで再現。連合軍とドイツ軍の,激戦の模様をレポート
                        • 徳岡正肇の これをやるしかない!:夢のゲーマー向け超小型PC「GPD WIN」で,いったい何ができるのか

                          徳岡正肇の これをやるしかない!:夢のゲーマー向け超小型PC「GPD WIN」で,いったい何ができるのか ライター:徳岡正肇 カメラマン:佐々木秀二 5.5インチ液晶とゲームパッド,キーボードを持つ夢のマシン 超小型ゲームPC「GPD WIN」はゲーマーに何をもたらすか クラウドファンディングを経て日本市場へも正式に上陸した,ゲーマー向け超小型PC「GPD WIN」。New 3DS LL並みのサイズに,Atomプロセッサと5.5インチ液晶パネルとゲームパッド機能,そしてキーボードを詰め込んだ製品だが,これはゲーマーに果たして何をもたらすのか。ひたすらに使い込んだ徳岡正肇氏によるインプレッションをここにお届けする。 現代はまさにスマートフォン全盛期とも言えるが,「携帯できるコンピュータ」がここまでの大規模な普及を達成するまでには,さまざまな試行錯誤の歴史があった。 なかでもコアなハードウェア

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                          • 徳岡正肇の これをやるしかない!:VR空間内を歩き回れる夢のシステム「HTC Vive」が持つ可能性と課題について考える

                            徳岡正肇の これをやるしかない!:VR空間内を歩き回れる夢のシステム「HTC Vive」が持つ可能性と課題について考える ライター:徳岡正肇 VR空間内を歩き回れる夢のシステム 「HTC Vive」が持つ可能性と課題について考える ついに一般ユーザー向けとなるVR対応ヘッドマウントディスプレイが世界市場,そして国内市場で発売となった。どれを買おうか悩んでいる4Gamer読者も多いと思われるが,今回,徳岡正肇氏が,現時点で最も高価な一般ユーザー向けVRシステムであるHTCの「Vive」をじっくり体験したので,その内容をお届けしたい。氏は,VRシステムが持つ可能性と課題を,どう見るだろうか。 「2016年はVR(Virtual Reality,仮想現実)元年」と言われて久しい。 実際,VR対応ヘッドマウントディスプレイ(以下,VR HMD)の代名詞的存在であるOculus VRの「Rift」を

                              徳岡正肇の これをやるしかない!:VR空間内を歩き回れる夢のシステム「HTC Vive」が持つ可能性と課題について考える
                            • 徳岡正肇の これをやるしかない!:恐ろしいほど便利な“オタ向け”キュレーションサービス「ハッカドール」にWebと情報の未来がある?

                              徳岡正肇の これをやるしかない!:恐ろしいほど便利な“オタ向け”キュレーションサービス「ハッカドール」にWebと情報の未来がある? ライター:徳岡正肇 恐ろしいほど便利な“オタ向け”キュレーションサービス 「ハッカドール」にWebと情報の未来がある? 2014年の8月にサービスが始まっている「ハッカドール」の便利さにある日突然気づいたという徳岡正肇氏。氏の感じる「なぜ便利か」という部分を,開発者へのインタビューを通じて,文章化してみようというのが,今回のテーマだ。サービス開始から1年近くが経過しようとしているこのタイミングでのハッカドール考察となるが,ユーザーの人もそうでない人も,ぜひ一読を。 ハッカドールは,ディー・エヌ・エー(以下,DeNA)が2014年8月からサービスしている,ニュースキュレーションサービスだ。分かりやすく言い換えると,Webから自動的にニュースを集めてくれるサービス

                                徳岡正肇の これをやるしかない!:恐ろしいほど便利な“オタ向け”キュレーションサービス「ハッカドール」にWebと情報の未来がある?
                              • 不定期連載「徳岡正肇の これをやるしかない!」の第1回は,戦略級モンスターゲーム「グロス・ドイッチュラント2」をやるしかない!

                                不定期連載「徳岡正肇の これをやるしかない!」の第1回は,戦略級モンスターゲーム「グロス・ドイッチュラント2」をやるしかない! ライター:徳岡正肇 不定期連載「徳岡正肇の これをやるしかない!」の第1回を掲載する。これは,独特の切り口でゲームを語るライターの徳岡氏が,要するに独特の切り口でゲームを語るという連載だ。第1回のテーマはボードゲーマーの視点から見た「グロス・ドイッチュラント2」である。いささか古いタイトルではあるが,発売以来,依然として日本有数の大戦モノシミュレーションであることに間違いはない。むしろ,長い時間をかけて遊び,さまざまな資料を渉猟し,多くの実験を重ねたからこそ見えてくることがあるってもんだ。 おや,勝っているのに軍隊が減っていくぞ。あれ,戦闘に負けていないのにジリ貧だぞ。ということが普通に起きる本作。PCストラテジーゲームの「お約束」からはどうも理解しがたい話だが,

                                  不定期連載「徳岡正肇の これをやるしかない!」の第1回は,戦略級モンスターゲーム「グロス・ドイッチュラント2」をやるしかない!
                                • [CEDEC 2021]開発者が知っておくべき,マーケティングの12の知見。徳岡正肇氏がインディーズゲーム戦国時代のサバイバル術を語る

                                  [CEDEC 2021]開発者が知っておくべき,マーケティングの12の知見。徳岡正肇氏がインディーズゲーム戦国時代のサバイバル術を語る ライター:箭本進一 開発者向けカンファレンス「CEDEC 2021」の最終日,2021年8月26日に開催された講演「ゲームを作り始める前の『マーケティング』 〜開発者が知っておきたい12の知見」をレポートする。 マーケティングといえば広告がらみの話だし,専門の部署が存在するのになぜ開発者がそんなことを気にかけないといけないだろうか。そんな疑問に答えてくれるのが,この講演というわけだ。 スピーカーである徳岡正肇氏は,海外のゲーム事情やシミュレーションゲームなどに造詣が深く,弊誌やGamesIndustry.biz Japan Editionでもライターとして活躍するゲームジャーナリスト/シナリオライターだ。 講演では,氏が海外取材を通して得たマーケティングに

                                    [CEDEC 2021]開発者が知っておくべき,マーケティングの12の知見。徳岡正肇氏がインディーズゲーム戦国時代のサバイバル術を語る
                                  • 【書評】ソーシャルゲーム業界最新事情(徳岡正肇・著) - やまもといちろうBLOG(ブログ)

                                    我らが稲シップのインタビューが掲載されているというので無事購入。と思いきや、業界分析のところから結構面白くて熟読してしまいました。なるほど、これはレッドオーシャンな感じで実に素晴らしい雰囲気で。 徳岡氏得意のゲームの歴史的な部分からソーシャルゲームの設計、他タイプのゲームアーキテクチャの比較など、いわゆるゲーム企画からデザインまでの内容を判断するにはもってこいの内容と言えます。 もっとも、狭い意味でのソーシャルからオンラインゲーム界隈、基本無料のビジネス考察、コンソール向けソフトのDLCシフトなど、この業界で働く、または働こうとしている人が基本として抑えるべき事項がみっちりと論じてあって、少しお腹一杯の状況に。まあ、この辺は著者の業界への造詣の深さや知識量の豊富さの裏返しではあるんだけど、こりゃかなり踏み込んで業界に浸かろうとしている人でないとなかなか消化できんのではないか、と思うわけでね

                                      【書評】ソーシャルゲーム業界最新事情(徳岡正肇・著) - やまもといちろうBLOG(ブログ)
                                    • 徳岡正肇の これをやるしかない!:実はクラウドゲームのプラットフォームではなかった!? 「シンラ・システム」の正体に迫る

                                      徳岡正肇の これをやるしかない!:実はクラウドゲームのプラットフォームではなかった!? 「シンラ・システム」の正体に迫る ライター:徳岡正肇 クラウドゲームサービスにして,クラウドゲームプラットフォームにあらず!? 「シンラ・システム」の正体に迫る 2013年までスクウェア・エニックスの代表取締役だった和田洋一氏の率いるシンラ・テクノロジーが,開発中のクラウドゲームシステム「シンラ・システム」において,独立系開発者の受け入れを発表した。大手企業に所属していなくても,自作のゲームタイトルをクラウドで配信できる可能性が出てきたわけだが,そもそもシンラ・システムとは何であって,どういう可能性があるのか。徳岡氏が話を聞いた。 クラウドゲーム(Cloud Gaming)という試みは,これまでもさまざまな形で実施されてきており,現在も行われている。ユーザーからしてみると,ローカルのPCやスマートフォン

                                        徳岡正肇の これをやるしかない!:実はクラウドゲームのプラットフォームではなかった!? 「シンラ・システム」の正体に迫る
                                      • 「空母決戦」のSi-phon谷村氏,エレメンツ石川氏に鈴木銀一郎氏を交えて徳岡正肇が聞く空母ゲームのあれこれ

                                        「空母決戦」のSi-phon谷村氏,エレメンツ石川氏に鈴木銀一郎氏を交えて徳岡正肇が聞く空母ゲームのあれこれ ライター:徳岡正肇 123→ 2008年,太平洋戦争における日米の空母戦を描いた「空母決戦」でデビューした新生PCゲームメーカーSi-phon。「低スペックのマシンでもプレイ可能」「高い年齢層を狙った作品」「硬派なストラテジーゲーム」「短時間でプレイ可能」と,これまでにあるようであまりなかった組み合わせでゲームを作ってきたこのメーカーは,拡張パックを無料のパッチとして配布するなど,大胆な展開を続けている。 そこで今回は「空母決戦」の最新版,「空母決戦2.0」および「空母決戦キャンペーンシナリオキット」などを発売した,Si-phon代表取締役の谷村勝一郎氏と,開発を担当するエレメンツ代表の石川淳一氏,そしてこの二人が「空母決戦」を作っていくにあたって大きな影響を受けたというボードゲー

                                          「空母決戦」のSi-phon谷村氏,エレメンツ石川氏に鈴木銀一郎氏を交えて徳岡正肇が聞く空母ゲームのあれこれ
                                        • 徳岡正肇氏がまとめた書籍「ゲームの今 ゲーム業界を見通す18のキーワード」が発売中

                                          徳岡正肇氏がまとめた書籍「ゲームの今 ゲーム業界を見通す18のキーワード」が発売中 編集部:松本隆一 →Amazon.co.jpで購入 断じて筆者のことではないが,「ゲームに詳しい」などと言う人に限って案外,「Ingress」と「LINE」の区別がついていなかったりする。もちろん,多くの読者にとってそれは大した問題ではない。知り合いなどとゲーム談義に花を咲かせるとき,ゲームやゲーム業界についての知識が少しぐらい間違っていても構わないのだ。 だって,ゲームだもん。 しかし,「ゲームで生きていこう」と考えている人にとっては,問題になりかねないというか,割と致命傷になる。ネットの断片的な情報や「友達がそう言ってた」的な知識でゲーム業界に身を投じるのは(基本的に個人の自由だが)とても危ないことなのだ。 4Gamerで,さまざまな記事を書いているライターの徳岡正肇氏がまとめた「ゲームの今 ゲーム業界

                                          • 徳岡正肇の これをやるしかない!:独ソ戦からガルパン、そしてその先へ。伝説のウォーゲームデザイナー,中黒 靖氏ロングインタビュー

                                            徳岡正肇の これをやるしかない!:独ソ戦からガルパン、そしてその先へ。伝説のウォーゲームデザイナー,中黒 靖氏ロングインタビュー ライター:徳岡正肇 12→ 独ソ戦からガルパン,そしてその先へ。 ウォーゲーム界の生きる伝説に話を聞く ゲームデザイナー,中黒 靖氏ロングインタビュー 「徳岡正肇の これをやるしかない!」は,「徳岡正肇氏のやりたいこと」ベースで掲載している不定期連載だが,今回取り上げるのは「こと」ではなく「人」だ。ゲームマーケットを中心に,アナログゲーム,そしてウォーゲームが復権しつつある中で,「日本におけるウォーゲーム冬の時代」を生き抜いた伝説的ゲームデザイナーに登場していただいた。 どんなゲームジャンルであろうとも,ブームがあれば,低迷期だってある。そして低迷期に差し掛かるや,少なからぬ人々が「もうこのジャンルはおしまいだ」と言い始める。 米国では1970年頃,日本では19

                                              徳岡正肇の これをやるしかない!:独ソ戦からガルパン、そしてその先へ。伝説のウォーゲームデザイナー,中黒 靖氏ロングインタビュー
                                            • Amazon.co.jp: チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4-1: 東浩紀 (著), 津田大介 (著), 開沼博 (著), 速水健朗 (著), 井出明 (著), 新津保建秀 (著), 上田洋子 (著), 越野剛 (著), 服部倫卓 (著), 小嶋裕一 (著), 徳岡正肇 (著), 河尾基 (著), 東浩紀 (編集): 本

                                                Amazon.co.jp: チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4-1: 東浩紀 (著), 津田大介 (著), 開沼博 (著), 速水健朗 (著), 井出明 (著), 新津保建秀 (著), 上田洋子 (著), 越野剛 (著), 服部倫卓 (著), 小嶋裕一 (著), 徳岡正肇 (著), 河尾基 (著), 東浩紀 (編集): 本
                                              • 「ゲームからきちんと帰還する」徳岡正肇氏のつぶやきまとめ

                                                m.tokuoka @goodhuntstalker ゲームの奥を浅くしろ。ゲーム業界の次の一手を考える。 #BLOGOS http://t.co/P4PiOsm2 まぁでもこの結論は「言うは易し」の一言に尽きますわなー 2011-12-15 18:34:42 m.tokuoka @goodhuntstalker 「あんなのはゲームじゃない」っていうのは、ゲームならではの面白さを提供していないのではないか、と感じられる作品に対して発せられる疑問だから、実はとてつもなく面倒くさくて敷居の高いゲームに対しても同じ評価がくだされることがあるのですよね。 2011-12-15 18:43:50

                                                  「ゲームからきちんと帰還する」徳岡正肇氏のつぶやきまとめ
                                                • 徳岡正肇の これをやるしかない!:簡単導入で低コストなゲーム実況システムの構築を目指す(前編)

                                                  徳岡正肇の これをやるしかない!:簡単導入で低コストなゲーム実況システムの構築を目指す(前編) ライター:徳岡正肇 カメラマン:佐々木秀二 いますぐゲーム実況でニコ生配信したい人に,あえて遠回りしつつ解説 「簡単導入で低コストなゲーム実況システム」の構築を目指す(前編) 以前と比べてハードルが大きく下がった「ゲーム実況」だが,ゼロから始めようとした場合,なにかとハードルがあったりするのも事実だ。そんな2015年4月にあって,「とにかく簡単に,とにかく低コストでゲームの配信を行う」ことを考えてみようというのが,不定期連載「徳岡正肇の これをやるしかない!」における,今回のテーマである。 徳岡氏が絡んだ時点で,「ゲーム実況でニコ生デビューしたい? ならこの順番でソフトをセットアップしてね♪」という,通り一遍な感じの記事にならないことは想像できると思うが,気がつくとPCメーカーも巻き込む話となっ

                                                    徳岡正肇の これをやるしかない!:簡単導入で低コストなゲーム実況システムの構築を目指す(前編)
                                                  • 「World of Warships」でおなじみのウォーゲーミングジャパンでミリタリーアドバイザーを務める宮永忠将氏に,徳岡正肇氏が話を聞いた

                                                    「World of Warships」でおなじみのウォーゲーミングジャパンでミリタリーアドバイザーを務める宮永忠将氏に,徳岡正肇氏が話を聞いた ライター:徳岡正肇 カメラマン:増田雄介 「World of Tanks」に「World of Warships」と,リアルかつ独特なテイストを持ったゲームを提供するベラルーシのゲームメーカー,Wargamingだが,社員の中にはゲームを開発するわけでもなければ,販売するわけでもなく,純粋に史実のリサーチに専念するスタッフ達がいる。同社の日本支店であるウォーゲーミングジャパンで,「ミリタリーアドバイザー」を務める宮永忠将氏もその1人だ。 「World of Warships」公式サイト かつてアナログのウォーゲーム専門誌の編集者として活躍していた宮永氏だが,現在,数あるゲームメーカーの中でも,割と尖った部類に属するウォーゲーミングジャパンで働くとい

                                                      「World of Warships」でおなじみのウォーゲーミングジャパンでミリタリーアドバイザーを務める宮永忠将氏に,徳岡正肇氏が話を聞いた
                                                    • 【4Gamer.net】 [特集]切込隊長 vs. 徳岡正肇。「ハーツ オブ アイアンII」お茶の間コアゲーマー対談(前編)

                                                      会場となったのは,徳岡氏が所属するアトリエサードのイベントスペース「タナトス6」。舞踏や演劇,ときにボードゲーム関連のイベントも開催される,ちょっと個性的な空間だ 聞く人ごとに,思い浮かべるエピソードが違うだろうなと思えるほど,blog論客「切込隊長」こと山本一郎氏の活動は,さまざまな場面で人目を引いてきた。大型掲示板「2ちゃんねる」におけるひろゆき氏との協力と訣別しかり,経済と投資に関する何冊もの著書しかり,である。 その一方で山本氏は,ゲームデベロッパ イレギュラーズアンドパートナーズの代表として,システムソフト・アルファーのSFストラテジー「インペリアルフォース2 cosmic interceptor」をはじめとするゲームの制作を手がけており,自身のblogサイトである「俺様キングダム」ではしばしば,氏が最近プレイしたゲームについての所感が披瀝されている。そうしたblog記事を比較的

                                                      • 不定期連載「徳岡正肇の これをやるしかない!」は,日本語Xbox 360版の発売を記念して,「トロピコ3」を考える「なるほど! ザ・トロピコ3」だ

                                                        カリブ海に浮かぶ美しい島国を舞台に,独裁者となったプレイヤーが,アメリカとソ連,二つの超大国にコビを売って支援を受け,さまざまな要求を訴える住民には八方美人で接し,選挙結果をごまかし,やばくなったら軍隊出動,という国家経営を繰り広げる「Tropico 3」(以下,トロピコ3)。白い砂,青い海,涼しげなパームツリー。陽気なラテン音楽に乗って,マンガチックな独裁者を演じつつ,どこか現実とクロスする絶妙のゲーム性を持つ本作の奇妙な魅力を,ライターの徳岡正肇氏が解き明かしていく。 ちなみに,ブラックなユーモアがあちこちにちりばめられたトロピコ3だけに,英語PC版ではそれなりの読解力を求められたのも事実。5月20日にラッセルからリリースされる予定の日本語Xbox 360版ではそんな心配はないので,興味がおありならぜひ試してみよう。 トロピコ3は,カリブ海に浮かぶ小国を支配する独裁者となって開発や独裁

                                                        • Amazon.co.jp: ソーシャルゲーム業界最新事情: 徳岡正肇: 本

                                                            Amazon.co.jp: ソーシャルゲーム業界最新事情: 徳岡正肇: 本
                                                          • 不定期連載「徳岡正肇の これをやるしかない!」は,「Mafia Wars」でブラウザゲームの新たなトレンドを探ってみるしかない

                                                            不定期連載「徳岡正肇の これをやるしかない!」の本日のテーマは,“ブラウザゲーム”。そして,数あるブラウザゲームの中から,ライターの徳岡氏が選んだのはZyngaの「Mafia Wars」だ。 同じ時間に多数のプレイヤーがゲームに参加する“同期型”ではなく,自分のペースでプレイが可能な“非同期型”のゲームシステムを持ったMafia Wars。このシステムがブラウザゲームの「新たなスタンダードになる(というか,すでになっている)」と言い切るライターの徳岡氏の根拠とは? このところ,日本でも急激にプレイヤー数が増えているブラウザゲーム。認知度が本格的に上昇したのは,「Travian」あたりからだと思われるが(それ以前にも「箱庭諸島」などが存在したが,規模は小さかった),ブラウザゲームは,重厚長大の一途をたどっているPC/コンシューマゲームのメインストリームに対し,「ブラウザが動く環境であれば,ど

                                                            • 徳岡正肇の これをやるしかない!:「SHIELD Tablet」を使った“ごろ寝ストラテジーゲーム環境”の構築を本気で考える

                                                              徳岡正肇の これをやるしかない!:「SHIELD Tablet」を使った“ごろ寝ストラテジーゲーム環境”の構築を本気で考える ライター:徳岡正肇 カメラマン:佐々木秀二 PCにもディスプレイにも縛られないゲームプレイスタイルを求めて 「“ごろ寝ストラテジーゲーム環境”の構築を本気で考える」 ゲーマー向けタブレットとして,NVIDIAの「SHIELD Tablet」が国内発売になったのは2014年秋のことだが,その時点で,異様なほど本機への食いつきを見せていた人物が,4Gamer関係者に一人いた。それが,ストラテジーゲーマーあるいはストラテジーゲームクリエイターであるライターの徳岡正肇氏だ。 なんでまたそんなに? と,話を聞いてみたところ,SHIELD Tabletは,これまでの常識を打ち破るゲームプレイスタイルを構築できる可能性があるという。なんと3年半ぶりの復活となる不定期連載「徳岡正肇

                                                                徳岡正肇の これをやるしかない!:「SHIELD Tablet」を使った“ごろ寝ストラテジーゲーム環境”の構築を本気で考える
                                                              • 今回の「徳岡正肇の これをやるしかない!」は,「世界樹の迷宮III 星海の来訪者」で,理想の3DダンジョンRPGを考える

                                                                「タンネンベルクラインが……」とか「まさに二つの思想の角逐といえるだろう……」とか,そういう記事の多いライターの徳岡正肇氏だが,意外(?)にも携帯ゲーム機でRPGを熱烈プレイし,しかも世界樹の迷宮シリーズのヘビーユーザーだったりするから,人は見かけによらないというか。というわけで,シリーズ最高の作品になったと徳岡氏が太鼓判を押す「世界樹の迷宮III 星海の来訪者」を紹介するしかないのが,今回の「徳岡正肇の これをやるしかない!」である。 「ウィザードリィ」に代表される3DダンジョンRPGは,それこそPCゲームの黎明期から存在する歴史の長いゲームジャンルだ。だがふと見ると,そんな3DダンジョンRPGが,最新の携帯用ゲーム機向けのタイトルに意外と多いことに気づく。 「世界樹の迷宮III 星海の来訪者」(以下,世界樹の迷宮III)は,そんな「携帯ゲーム機で楽しめる3DダンジョンRPG」の,代表作

                                                                • Amazon.co.jp: ゲームの今 ゲーム業界を見通す18のキーワード: 徳岡 正肇: 本

                                                                    Amazon.co.jp: ゲームの今 ゲーム業界を見通す18のキーワード: 徳岡 正肇: 本
                                                                  • 徳岡正肇氏による新刊「アプリでボドゲ」が9月5日に発売。知られざる“名作”含む卓上ゲームアプリ45本の特徴や遊び方を丁寧に解説

                                                                    徳岡正肇氏による新刊「アプリでボドゲ」が9月5日に発売。知られざる“名作”含む卓上ゲームアプリ45本の特徴や遊び方を丁寧に解説 編集部:yusuke 書苑新社は,4Gamerでもおなじみのライター・徳岡正肇氏による新刊「アプリでボドゲ〜スマホやタブレットで遊ぶ卓上ゲーム」を,2013年9月5日に発売する。 本書では,スマートフォンやタブレット端末で遊べる卓上ゲームアプリの特徴や遊び方を徳岡氏が丁寧に解説。「カタン」や「人狼」から,知られざる“名作”まで45本が特集されている。 卓上ゲームに関心を寄せる人や,徳岡氏のファンはチェックしてみてほしい。 製品概要ページ: http://athird.cart.fc2.com/ca4/82/p-r4-s/ Amazonで購入する ■「アプリでボドゲ〜スマホやタブレットで遊ぶ卓上ゲーム」 世界にはこんなに面白いゲームが! 特徴や遊び方を丁寧に解説。

                                                                      徳岡正肇氏による新刊「アプリでボドゲ」が9月5日に発売。知られざる“名作”含む卓上ゲームアプリ45本の特徴や遊び方を丁寧に解説
                                                                    • 不定期連載「徳岡正肇の これをやるしかない!」の第2回は,アナログとデジタルの狭間に立つVASSALをやるしかない!

                                                                      上の写真を見てほしい。左は実際のボードゲームのワンシーン。右が今回紹介するツール,「VASSAL」のスクリーンショットである。VASSALとは何か? それは……まあ本文を読んでいただくとして,というわけで,不定期連載「徳岡正肇の これをやるしかない」の第2回はそんなVASSALをサカナにしてみる。「場所」を共有しなければどうにもならなかったアナログ丸出しのボードゲーム世界を,デジタルツールが広げつつあるのだ。紹介するだけでなく,導入から使用方法,そして実際のプレイレポートまで織り交ぜて,みっちり解説するしかない! しかないったらない! 4GamerはPCとコンシューマのゲームを扱っているサイトだが,広い意味で「ゲーム」というときに指すそれが,PCやコンシューマ機に依存しているというわけではもちろんない。野球やサッカーといったスポーツはゲームの一種だし,将棋やチェスといった非電源系ゲームもた

                                                                      • 4Gamer.net ― 今,時代はCo-op! 不定期連載「徳岡正肇の これをやるしかない!」。今回は「再び注目を集めつつあるCo-opについて考えてみる」(後編)だ(Left 4 Dead 日本語版)

                                                                        今回の「徳これ」(徳岡正肇の これをやるしかない! の省略形)は,前回に引き続き,Co-op(協力プレイ)について考察してみよう。「Left 4 Dead」の大ヒットで俄然注目を集めているCo-opだが,元をただせば「ほかのプレイヤーと協力する」というフィーチャーを持ったゲームは星の数ほどあり,けっして,新しい考え方ではないのだ。そんな古くて新しいCo-opの将来の姿とは? ちなみに,前編を読んでいないと論旨が分かりにくいので,「まだである」という人はそっちを先に読むしかない! さて,8月3日に掲載した前編ではCo-opをメインとする二つのFPS「Left 4 Dead」と「Killing Floor」を紹介したが,実際のところCo-opというアイデアそのものは――ゲーム全般においてはもちろん,シューティングにとってさえ――新しい概念ではない。プレイヤーがオンラインでゲームを始める前の時代

                                                                        • 「艦これ改」は“兵站”と“軍事行動”のゲーム。徳岡正肇氏によるレビューを掲載

                                                                          「艦これ改」は新しい面白さをもたらしてくれる兵站と軍事行動のゲームに 艦これ改 Text by 徳岡正肇 2016年2月18日,「艦隊これくしょん -艦これ-」(以下「艦これ」)ファンが待ち望んだPS Vita用ソフト「艦これ改」が角川ゲームスより発売された。発売当初はいくつかの不具合が残るなどしていたが,2016年4月現在,2回のパッチを経て,だいぶ安定してきたようだ。 さて,発売が何度も延期され,しばしば「本当に発売されるのだろうか?」的な冗談がけっこう真面目な顔でやり取りされてきた本作だが,蓋を開けてみると,「艦これ」をベースにしつつも,実は根底部分で異なるゲームとして仕上がっている。 ちなみに,本家ブラウザ版の「艦これ」では,5月2日から実施予定の期間限定イベントの終了後に,Android版の先行運用の開始が予定されており,「持ち運んで遊べる艦これ」がいよいよ出そろうというタイミン

                                                                            「艦これ改」は“兵站”と“軍事行動”のゲーム。徳岡正肇氏によるレビューを掲載
                                                                          • お待たせしました! 徳岡正肇氏待望の新連載「ハーツ オブ アイアンIII なるほど! ザ・ワールドウォーII」第1回「最強国家・アメリカ編」スタート

                                                                            この連載は,第二次世界大戦およびその前後の歴史に関わった,いかなる国や民族,集団,個人をおとしめる意図も持っていません。ときに過激な表現が出てくることもありますが,それはあくまでゲームの内容を明確に説明するためのものですので,あらかじめご了承ください。 さてさて,のっけからいきなりで申し訳ないが,「ハーツ オブ アイアンIII」(以下,HoI3)は,たぶんほとんどのPCゲーマーにとって「難しすぎるゲーム」であると思われる。それもゲームそのものの難度が高いというわけではなく,どちらかといえば「何をやっていいか皆目見当がつかない」という点において,難しいゲームなのだ。 実際,前作「ハーツ オブ アイアンII」(以下,HoI2)をさんざんプレイしてきた筆者でさえ,HoI3には面食らうことが多すぎる。極端な話をすれば,「HoI2であれば何の問題もなく攻撃参加させられた部隊が,HoI3ではなぜか攻撃

                                                                            • 不定期連載「徳岡正肇の これをやるしかない!」第5回は,いろいろすごすぎるWWII陸戦RTS「シアター・オブ・ウォー」をやるしかない!

                                                                              「シアター・オブ・ウォー」(以下,ToW)は,ロシアの1C Companyと,コンバットミッションシリーズで知られるBattlefront.comが協力して開発した戦術級RTSだ。日本ではドライブが日本語マニュアル付き英語版で発売している。 1Cといえば,「IL-2 シュトルモヴィク 1946」など,リアリティ命のWWIIコンバットフライトシムが有名なパブリッシャである。そのプロダクトに「コンバットミッション」のBattlefront.comが参画するのだから,どこをどうひねっても,ライトな要素が忍び込みそうにないセッションである。その期待(?)にたがわず,ToWは実に硬派な仕上がりのRTSとなっている。 とはいえ,RTSであるという段階で,普通はある程度ゲーム的色彩が強くなるものだ。例えば第二次世界大戦当時において,戦車同士の交戦距離はだいたい1000mである。歩兵の交戦距離にしても,塹

                                                                              • 不定期連載「徳岡正肇の これをやるしかない!」第7回は,地獄の東部戦線を骨の髄まで体験できる「Red orchestra」をやるしかない

                                                                                不定期連載「徳岡正肇の これをやるしかない!」第7回は,Tripwire Interactiveが2006年にリリースした「Red orchestra: Ostfront 41-45」をやっつけよう。もともとミリタリーゲームファンが「Unreal Tournament 2003」のMODとして制作したものだけに,商売っけ抜きの徹底的なリサーチが行われ,あの手この手で東部戦線が再現されている。プレイヤーは「その他大勢」で「一山いくら」の歩兵となり,実にあっけなく撃ち倒される。そんなゲームが面白いの? という人もいるだろうが,そんなゲームが面白いのだ。それはなぜか? というのが今回のテーマである。

                                                                                • 今,時代はゾンビ! 不定期連載「徳岡正肇の これをやるしかない!」の第8回は,「Left 4 DeadとKilling FloorでCo-opを考える」(前編)をお届け

                                                                                  不定期連載「徳岡正肇の これをやるしかない!」第8回のテーマは,FPSにおける“Co-op”(協力プレイ)。取り上げるタイトルはValveの人気作「Left 4 Dead」とTripwireがリリースした「Killing Floor」の二本。いずれも大量に襲ってくるゾンビを撃ち倒すホラーテーマのサバイバルFPSであり,しかもメインとなるゲームモードはCo-op。これだけを取り上げるとそっくりなゲームに思えるが,プレイした感覚はぜんぜん違う。というわけで,まずはこの二本についてライターの徳岡氏が語る。 Xbox 360が市場を獲得するのに比例して,“Co-op”(協力プレイ)が着実な浸透を見せてきた。Co-opは,PCのオンラインFPS黎明期から存在するゲームモードであり,一時期は非常にスタンダードだったが,やがて対応するソフトが減り,それに比例して人気も下降したという歴史を持っている。理由