インド東部コルカタの病院で眠る新生児(2011年10月31日撮影、資料写真)。(c)AFP/Dibyangshu SARKAR 【3月28日 AFP】インド東部オディシャ(Odisha)州の村で、生まれたばかりの女の赤ちゃんが砂の中に生き埋めにされているのが見つかり、保護された。地元当局が27日明らかにした。インドでは男の子を望む親らによる「女児殺し」が後を絶たない。 保護されたのは生後6時間程度とみられる女児。貧困州として知られる同州ジャジプル(Jajpur)の村で25日、砂の中から足が出ているところを通行人が発見した。 地元の医療関係者はAFPの取材に「女児の容体は安定しており、どの数値も正常だ」と述べた。正期産児で体重は2500グラムほど。病院に運ばれてきた時には「へその緒が付いたままで、体は胎脂に覆われていた」という。 女児は退院後、州の保護施設に預けられる。 警察は女児について、