フィンランド・ヘルシンキ沖のバルト海の氷上を滑るアイスサーファーら(2021年2月28日撮影)。(c)Sam KINGSLEY / AFP 【3月14日 AFP】仮にあなたがウインドサーフィンが大好きで、自分がいる国の海が1年のうち何か月間も凍るとしたら、どうするだろうか。 フィンランドの人々が考え出した答えは、ウインドサーフィン用ボードにスケートブレードを取り付け、氷上を滑走することだった。最高時速は100キロに達する。急成長中のこのスポーツが楽しめるのは、世界中ごくわずかな場所しかない。 ブレード3枚とウインドサーフィンの帆を取り付けた自家製ボードを指さしながら、フョードル・グルビッツ(Feodor Gurvits)さんは「幸せマシンと呼んでいます」と語った。「やってみると、みんな思わず笑ってしまう。すごく楽しいんです」 グルビッツさんとアイスサーファー仲間が、ヘルシンキのヘルネサーリ