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星浩の検索結果1 - 26 件 / 26件

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星浩に関するエントリは26件あります。 政治自民党安倍晋三 などが関連タグです。 人気エントリには 『永田町で話題の菅義偉氏の内幕暴露本に見る「政治報道の落とし穴」 - 星浩|論座アーカイブ』などがあります。
  • 永田町で話題の菅義偉氏の内幕暴露本に見る「政治報道の落とし穴」 - 星浩|論座アーカイブ

    永田町で話題の菅義偉氏の内幕暴露本に見る「政治報道の落とし穴」 内容は読み応えあり。オフレコ発言の扱い、政治家と記者の間合いをどう考えるか 星浩 政治ジャーナリスト 1冊の暴露本が永田町で話題になっている。『孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか』(文藝春秋刊)。菅義偉首相を官房長官時代から担当していた日本テレビの柳沢高志氏が書いた。 岸田文雄氏への対抗心をむき出しにしたり、首相として衆院の解散・総選挙に執念を見せたりする菅氏の生々しい姿が描かれていて、迫力満点の内容であるのは間違いない。ただ問題は、オフレコを前提で聞いた話を暴露したり、官房長官の記者会見では質問を控えてその後の単独取材で本音を聞き出したりといった手法の是非である。 私もかつて、官房長官を担当し、歴代官房長官の評価などを本にまとめたことがある。その経験も踏まえて、この暴露本に見る「政治報道の落とし穴」について考えてみたい。

      永田町で話題の菅義偉氏の内幕暴露本に見る「政治報道の落とし穴」 - 星浩|論座アーカイブ
    • 石垣のりこ議員を非難する安倍応援団の倒錯! 膳場貴子や星浩にまで炎上攻撃で、安倍首相の政権投げ出し批判がタブーに - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ

      石垣のりこ議員を非難する安倍応援団の倒錯! 膳場貴子や星浩にまで炎上攻撃で、安倍首相の政権投げ出し批判がタブーに いったいこの国の言論はどうなっているのか。二度目の無責任な政権投げ出しで、流石にメディアも国民も安倍首相の無責任体質を糾弾するだろうと思っていたら、逆に安倍首相を批判した人たちが集中砲火を浴びている。 とくに、「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」とツイートした立憲民主党・石垣のりこ参院議員には、非難が殺到。石垣議員が謝罪をしたあとも批判はなりやまず、議員辞職を求める声まで広がっている。ネットだけではなく、きのうの『ワイドナショー』(フジテレビ)や『サンデー・ジャポン』(TBS)でもこの発言を取り上げ、出演者から石垣議員を批判する声が相次いだ。 この程度のツイートがなぜ、こんなふうに非難されなければならないのか、意味がわからない。 石垣議員を批判する連中はもっとも

        石垣のりこ議員を非難する安倍応援団の倒錯! 膳場貴子や星浩にまで炎上攻撃で、安倍首相の政権投げ出し批判がタブーに - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ
      • 東京高検・黒川検事長の定年延長問題が示す安倍政権の末期現象 - 星浩|論座アーカイブ

        東京高検・黒川検事長の定年延長問題が示す安倍政権の末期現象 検察官の定年延長はできないとする従来の法解釈を勝手に変更した政権に吹く強烈な逆風 星浩 政治ジャーナリスト 一人の検事の定年延長が政権を揺るがす一大事となっている。 東京高等検察庁の黒川弘務検事長。安倍政権は1月31日の閣議で、2月に63歳となる黒川氏の定年を8月までの半年間、延長することを決めた。検察庁法では、検事総長の定年が65歳、高検検事長を含む検事の定年を63歳と定めており、定年が延長されたのは初めてのことだ。 たった一件の人事案件だが、この閣議決定が世論や野党の猛反発を浴び、政権に強い逆風になるとは、安倍晋三首相も側近の菅義偉官房長官も考えが及ばなかったに違いない。この定年延長問題が映し出す安倍政権の末期現象を報告する。 菅官房長官が評価した「官邸の門番」 この問題には経緯がある。まず、黒川検事長の経歴から見てみよう。1

          東京高検・黒川検事長の定年延長問題が示す安倍政権の末期現象 - 星浩|論座アーカイブ
        • 但馬問屋 on Twitter: "#news23 星 浩氏 「事務方から多様性という言葉が上がってきて、菅総理が飛びついたらしいが、無理がある。 人文・社会科学系の6人が抜けることで、全体の多様性が損なわれた。 さらに小澤先生が抜けることで、慈恵大はゼロになった。… https://t.co/nMOZ2Nwk6N"

          #news23 星 浩氏 「事務方から多様性という言葉が上がってきて、菅総理が飛びついたらしいが、無理がある。 人文・社会科学系の6人が抜けることで、全体の多様性が損なわれた。 さらに小澤先生が抜けることで、慈恵大はゼロになった。… https://t.co/nMOZ2Nwk6N

            但馬問屋 on Twitter: "#news23 星 浩氏 「事務方から多様性という言葉が上がってきて、菅総理が飛びついたらしいが、無理がある。 人文・社会科学系の6人が抜けることで、全体の多様性が損なわれた。 さらに小澤先生が抜けることで、慈恵大はゼロになった。… https://t.co/nMOZ2Nwk6N"
          • 桜を見る会で露呈した政治劣化と安倍政権の行く末 - 星浩|論座アーカイブ

            出席者が撮影した「桜を見る会」前日の夕食会の様子。安倍晋三首相と妻昭恵氏(左から2人目)らがグラスを手にマイクの前に立っている=2017年4月14日、東京都千代田区のホテルニューオータニ 安倍晋三首相が主催する「桜を見る会」をめぐってさまざまな疑問がわき起こり、政権が苦境に追い込まれている。政府・与党は、12月9日の臨時国会の閉会で野党の攻勢も収まると期待しているが、メディアも含めて疑惑の追及は続く気配だ。 このままだと、年明けの通常国会も「桜国会」となるのはさけられず、歴代最長を誇る安倍政権は大きく揺らいでいる。政局は「ポスト安倍」に向けてじわりと動き出した。今回の問題があぶり出した政治の劣化をまとめつつ、今後の展望を考えてみたい。 共産党議員の暴露を機に始まった本格追及 「桜を見る会」については、かねて1700万円ほどの予算なのに5000万円を超える支出が続き、参加者も安倍政権以前の1

              桜を見る会で露呈した政治劣化と安倍政権の行く末 - 星浩|論座アーカイブ
            • ● The News ○ 「政治と宗教」岸田政権を直撃【星浩・望月衣塑子・尾形聡彦】

              ※一部音声トラブルがあり、数秒音が出ない箇所があります。申し訳ありません。 毎週火曜 20時〜 ライブ配信!Arc Times The News 今週のゲストは… 星浩さん(TBSスペシャルコメンテーター) 他出演者は… 望月衣塑子(Arc Times キャスター/ 東京新聞記者) 尾形聡彦(Arc Times 編集長) 始めたばかりのチャンネルです。チャンネル登録をよろしくお願いいたします。 2022.08.02 20:00〜ライブ配信

                ● The News ○ 「政治と宗教」岸田政権を直撃【星浩・望月衣塑子・尾形聡彦】
              • 安倍政権の執着が招いた黒川元検事長人事騒動の本質 - 星浩|論座アーカイブ

                安倍政権の執着が招いた黒川元検事長人事騒動の本質 権力についての見識と自制心を欠く安倍政権の現実 星浩 政治ジャーナリスト 安倍晋三政権が強引に進めてきた検事総長人事は、首相官邸が定年延長まで強行して推した黒川弘務・東京高検検事長の「賭けマージャン」発覚による辞任で、あっけなく頓挫した。この人事を後付けするために国会に提出された幹部検察官の定年延長法案も成立を断念、先送りされた。 一連の過程で浮き彫りになったのは、検察庁を含む霞が関の官僚の人事権をあくまで握り続けるという安倍政権の執着心である。それが、権力維持の源泉と信じているためだ。しかし、冷静に分析すると、この官邸主導人事が、霞が関に「権力による支配」という風潮を広め、政策決定をゆがめるという問題点を浮き彫りにしている。 官邸の意向にひれ伏す官僚たち いまの安倍政権は、官邸に設置された内閣人事局を中心に霞が関の官僚支配を強めてきた。各

                  安倍政権の執着が招いた黒川元検事長人事騒動の本質 - 星浩|論座アーカイブ
                • 望月衣塑子 on Twitter: "ArcTimes ⁦@ArcTimes1⁩ で星浩さん 「統一教会は、2009年の民主党政権は自分達のコネもなく非常にショックだった。第二次安倍政権で安倍氏が返り咲き、また倒れられたら大変と、安倍氏の思惑と一致。参院選比例代表で… https://t.co/NeiBJYuU2u"

                  ArcTimes ⁦@ArcTimes1⁩ で星浩さん 「統一教会は、2009年の民主党政権は自分達のコネもなく非常にショックだった。第二次安倍政権で安倍氏が返り咲き、また倒れられたら大変と、安倍氏の思惑と一致。参院選比例代表で… https://t.co/NeiBJYuU2u

                    望月衣塑子 on Twitter: "ArcTimes ⁦@ArcTimes1⁩ で星浩さん 「統一教会は、2009年の民主党政権は自分達のコネもなく非常にショックだった。第二次安倍政権で安倍氏が返り咲き、また倒れられたら大変と、安倍氏の思惑と一致。参院選比例代表で… https://t.co/NeiBJYuU2u"
                  • 安倍・菅政権で相次いだ不祥事の背景とは~2021政治決戦 何が問われるのか④ - 星浩|論座アーカイブ

                    安倍・菅政権で相次いだ不祥事の背景とは~2021政治決戦 何が問われるのか④ 森友・加計学園、「桜を見る会」、総務省接待、河井夫妻の公選法違反…… 星浩 政治ジャーナリスト 新型コロナウイルス、ワクチン、東京五輪に揺れる日本は、この秋までに重大な選択を求められる。衆院議員の任期(4年)が10月21日には満了、解散・総選挙がおこなわれるからだ。我々はこの総選挙で何を選択するのか。政治制度や外交、経済政策を含めてシリーズ「2021政治決戦 何が問われるのか」で考察する。第4回は安倍晋三・菅義偉政権で相次いだ数々の不祥事についてあらためて考える。 政治改革がめざした二大政党は幻想で終わるのか~2021政治決戦 何が問われるのか① 安倍・菅政権の政治手法は政官関係をどう変えたか~2021政治決戦 何が問われるのか② 安倍・菅政権の外交・安保政策の実態と課題~2021政治決戦 何が問われるのか③ 2

                      安倍・菅政権で相次いだ不祥事の背景とは~2021政治決戦 何が問われるのか④ - 星浩|論座アーカイブ
                    • 「Go Toキャンペーン」1兆7千億円に非難殺到、星浩も「正気か」! 一方、官邸は異常な楽観論、田崎史郎も「夏の観光に間に合うようコロナが収束」 - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ

                      「Go Toキャンペーン」1兆7千億円に非難殺到、星浩も「正気か」! 一方、官邸は異常な楽観論、田崎史郎も「夏の観光に間に合うようコロナが収束」 安倍首相が打ち出した「アベノマスク」にカビが付着するなどの不良品が見つかっていたことが報道によってあきらかになり、昨日22日、厚労省もその事実を認めた。ネット上では「アベノマスク」ならぬ「カビノマスク」などと呼ばれはじめているが、安倍政権は全戸配布の計画を撤回することなく、布マスク配布に446億円もの血税を注ぐという。 だが、「税金の使い道」として批判が高まっているのは、アベノマスクだけではない。 昨日22日放送の『news23』(TBS)では、安倍首相が時間を浪費してまとめた緊急経済対策の中身に疑義を呈した。その最たる例として挙げられたのが、「Go To キャンペーン」予算だ。 本サイトでも以前すでに取り上げたが、あらためておさらいすると、この

                        「Go Toキャンペーン」1兆7千億円に非難殺到、星浩も「正気か」! 一方、官邸は異常な楽観論、田崎史郎も「夏の観光に間に合うようコロナが収束」 - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ
                      • 安倍政治の「落とし穴」になった政権スタート時の「成功体験」 - 星浩|論座アーカイブ

                        安倍政治の「落とし穴」になった政権スタート時の「成功体験」 権力行使や人事権のあり方を軌道修正することなく歴代最長政権に幕 星浩 政治ジャーナリスト 「一強」を誇った歴代最長の政権が幕を閉じる。安倍晋三首相は8月28日、持病の潰瘍性大腸炎の悪化を理由に退陣を表明。第2次安倍政権が発足してから7年8カ月、長期に及んだ政権に終止符が打たれた。 アベノミクスによる景気浮揚にはじまり、集団的自衛権の行使を容認する安全保障法制の整備、森友・加計問題など功罪が交錯するこの政権は、日本政治の中でどんな意義を持つのか? そして今後の展望は――。随時、シリーズで考えてみたい。 異次元の緩和で上々のスタートを切ったが…… 首相官邸で行われた退陣表明の記者会見。終始、沈鬱な面持ちだった安倍首相が、誇らしげな表情を見せた場面があった。政権のレガシー(政治的遺産)は何かと尋ねられたときだ。 「20年続いたデフレに3

                          安倍政治の「落とし穴」になった政権スタート時の「成功体験」 - 星浩|論座アーカイブ
                        • YAF on Twitter: "NEWS23。任命拒否理由に「多様性」が出てきた件。星浩氏「関係者に聞いてみますと、国会答弁の検討の中で、事務方から多様性という言葉が上がってきて菅総理が飛びついた」。「多様性を確保する為に6人を任命拒否したと言うんですけど、どう… https://t.co/zxHi98b1Zk"

                          NEWS23。任命拒否理由に「多様性」が出てきた件。星浩氏「関係者に聞いてみますと、国会答弁の検討の中で、事務方から多様性という言葉が上がってきて菅総理が飛びついた」。「多様性を確保する為に6人を任命拒否したと言うんですけど、どう… https://t.co/zxHi98b1Zk

                            YAF on Twitter: "NEWS23。任命拒否理由に「多様性」が出てきた件。星浩氏「関係者に聞いてみますと、国会答弁の検討の中で、事務方から多様性という言葉が上がってきて菅総理が飛びついた」。「多様性を確保する為に6人を任命拒否したと言うんですけど、どう… https://t.co/zxHi98b1Zk"
                          • 玉木雄一郎代表が語る安倍政権の限界と野党の覚悟 - 星浩|論座アーカイブ

                            玉木雄一郎代表が語る安倍政権の限界と野党の覚悟 消費税見直し、「若者減税」、山本太郎氏との連携……。5年以内の政権交代を目ざして 星浩 政治ジャーナリスト 11月20日で憲政史上最長となる安倍晋三政権ですが、閣僚の相次ぐ辞任や「桜を見る会」の中止など、「長期政権の緩み」も見え始めています。経済政策や外交の行き詰まりも指摘されるなか、野党はどう安倍政権に対峙(たいじ)するのでしょうか。立憲民主党、社会保障を立て直す国民会議と国会で共同会派を組み、攻勢を強める国民民主党の玉木雄一郎代表に、政局の見通しや野党の戦略を聞きました。(構成・吉田貴文 論座編集長) 玉木雄一郎 たまき・ゆういちろう 1969年生まれ。国民民主党代表。当選4回。香川2区。東京大学卒後、大蔵省入省。05年に財務省を退官。2009年衆院選で民主党から初当選し、副幹事長などを歴任。民進党を経て17年、希望の党代表。18年5月、

                              玉木雄一郎代表が語る安倍政権の限界と野党の覚悟 - 星浩|論座アーカイブ
                            • 桜を見る会、政策行き詰まり…「ポスト安倍」でざわつく自民党 - 星浩|論座アーカイブ

                              桜を見る会、政策行き詰まり…「ポスト安倍」でざわつく自民党 関心の的は総裁選の時期。ポスト安倍にらみ政策転換の議論も。中堅・若手はどう動く 星浩 政治ジャーナリスト 中国発の新型肺炎が世界的な広がりを見せ、日本でも感染者が拡大、政府の危機管理能力が問われている。安倍晋三首相は陣頭指揮にあたる一方、国会では野党の追及にさらされている。 その安倍首相の後継をめぐって永田町がざわつき始めている。 自民党総裁の任期は2021年9月までだが、安倍政権では「桜を見る会」の問題など不祥事が相次ぎ、政策も行き詰まってきた。今年中にも首相交代による局面転換を図るべきだという声が自民党内で出始めている。第2次安倍政権が発足してから7年余。こうした転換を求める動きが出るのは異例だ。「ポスト安倍」の政策と政局をめぐる地殻変動を探ってみよう。 野党議員にかかった涙ながらの電話 2月初め、衆議院予算委員会で「桜を見る

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                              • 「防衛費43兆円は、昨年6月ごろに米国に通告されていた」(星浩) – Arc Times

                                Arc Timesコラムニストの星浩氏は17日の番組で、岸田政権が昨年12月に決めた「今後5年の防衛費43兆円」について、実は昨年6月ごろの「かなり早い段階で米国に通告していた」と明かした。財務省の鈴木俊一財務相は20日の会見で、Arc Timesの質問に対し、「私はそういう事実は全く承知していない」と語った。財務省の知らないところで官邸などから米国に通告が行われていた可能性については、鈴木氏は「わかりませんねえ。承知してませんし」と述べただけだった。 By 尾形聡彦 Ogata, Toshihiko / Arc Times 編集長 星浩 Hoshi, Hiroshi ©️Arc Times 「43兆円、実はかなり早い段階でアメリカに通告」 TBSスペシャルコメンテーターで、Arc Times コラムニストを務める星浩氏は17日のArc Times の番組 The Newsで、「43兆円、

                                • “菅流”「小政治」の強さと弱さ~危機の時代の指導者として適任か - 星浩|論座アーカイブ

                                  “菅流”「小政治」の強さと弱さ~危機の時代の指導者として適任か コロナ感染症への対応、外交・安全保障、経済政策……「大政治」が必要な懸案が山積 星浩 政治ジャーナリスト 菅義偉政権が9月16日に発足してから3カ月になる。新型コロナウイルスの感染対策を最優先課題に掲げてきたが、「Go To トラベル」事業を中心とする経済振興策に傾斜するあまり、感染の拡大と医療の逼迫を招いている。 携帯電話料金の引き下げに代表される個別課題の解決を重視する菅首相の手法は「小政治」と言える。理念や哲学を掲げる「大政治」とは対極にある。 コロナの感染拡大と経済への打撃を乗り超えるには、PCR検査の拡充や「Go To キャンペーン」などの個別政策に加えて、コロナ感染症の本質をとらえ、対策の長期展望を示したり、国民の結束を呼び掛けたりといった「大政治」の実践も求められている。外交・安全保障や経済政策でも、「小政治」の

                                    “菅流”「小政治」の強さと弱さ~危機の時代の指導者として適任か - 星浩|論座アーカイブ
                                  • 混迷深める岸田政権と自民党の人材枯渇~なぜ代わりがいないのか(上) - 星浩|論座アーカイブ

                                    混迷深める岸田政権と自民党の人材枯渇~なぜ代わりがいないのか(上) 危機を乗り越える政治のエネルギーが乏しい現状と背景を探る 星浩 政治ジャーナリスト 安倍晋三元首相が銃撃事件で死去し、岸田文雄政権を取り巻く政治状況は様変わりした。安倍氏が密接な関係を持っていた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党との関係が厳しく批判され、十分な調査や清算に踏み出せない岸田首相に対する世論の不満が募っている。 内閣支持率は低下し続け、岸田首相の求心力は弱まっている。「岸田政権は持つのか」という声が聞かれる半面、「代わりがいない」というのが自民党内の大方の反応だ。かつて自民党は、政治の危機のたびに現職首相に代わるリーダーが名乗りを上げた。政策面でも新しい旗印を掲げる動きも出て、党内抗争が繰り広げられた。いまやそうしたエネルギーは乏しい。 トップリーダーを目指す人材の不足が際立っている。長く自民党をウォッ

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                                    • 自民党、衆参3選挙全敗の衝撃 政治の地殻変動は起きるのか?  - 星浩|論座アーカイブ

                                      自民党、衆参3選挙全敗の衝撃 政治の地殻変動は起きるのか? 菅政権に対する有権者の不満が表れた結果か。総選挙に向けて自民、立憲はどう動く? 星浩 政治ジャーナリスト 参院長野選挙区と衆院北海道2区の補欠選挙、参院広島選挙区の再選挙が4月25日に投開票され、自民党が長野と広島で野党候補に競り負け、候補者を出さなかった北海道2区と合わせて「3敗」となった。 今回の補選・再選挙は、新型コロナウイルス対策で苦戦している菅義偉政権の評価が問われたとともに、今秋までには行われる衆院の解散・総選挙の行方を占うものと言える。「全敗」は菅政権に対する有権者の不満が表れただけでなく、民意の地殻変動が起きているとも読み取れる。選挙結果と今後の政治の動向を読み解いてみよう。 国民の不満のマグマが招いた自民党の敗北 投票結果は以下の通りだ。 ・衆院北海道2区:当選=松木謙公氏(立民、元)59664票 次点=鶴羽佳子

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                                      • 総務省接待問題、安倍・菅政権のコロナ対応があぶり出す「時代遅れ」な日本 - 星浩|論座アーカイブ

                                        総務省接待問題、安倍・菅政権のコロナ対応があぶり出す「時代遅れ」な日本 官僚の機能不全と自民党の政策提示力の低下に打つ手はあるのか 星浩 政治ジャーナリスト 総務省幹部が放送関連会社の役員を務める菅義偉首相の長男らから接待を受けていた問題は、国会で追及され、総務省幹部の懲戒処分や内閣広報官の給与返納などに発展した。外務事務次官を務めた藪中三十二氏は民放テレビの報道番組で「官僚の接待が問題となった20年前の感覚がいまだに残っていることが驚きだ」とコメントしていた。まさに時計の針を戻したような接待スキャンダルである。 おりしも、新型コロナウイルス対策をめぐるデジタル化の不備や世界的に進む温暖化対策への対応の鈍さなど、日本政治の立ち遅れが表面化している。安倍晋三政権とそれを引き継いだ菅政権が招いた「時代遅れの日本」があぶりだされてきたといえる。 旧態依然の接待が繰り返された総務省 総務省幹部の接

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                                        • 安倍「一強」が終焉、混迷期に入る日本政治。「ポスト安倍」は? 総選挙は? - 星浩|論座アーカイブ

                                          安倍「一強」が終焉、混迷期に入る日本政治。「ポスト安倍」は? 総選挙は? 隠されていた現実をあぶりだす新型コロナ危機。ざわつき始めた自民党 星浩 政治ジャーナリスト 新型コロナウイルスの感染拡大による危機は、隠されていた現実をあぶりだす。安倍晋三首相による「一強」政治は、危機への対応策が整っておらず、政策的な成果も乏しいことを露呈した。長期政権に伴う腐敗も表面化してきた。権力に安住してきた自民党は、新総裁選びと衆院の解散・総選挙をにらんで、ざわつき始めた。 日本政治は「一強」支配から混迷期に入る。 官僚の忖度と官邸主導人事がいびつな形で合体 2012年に発足した第2次安倍政権は、大規模な金融緩和を軸とした経済政策「アベノミクス」を展開。円安、株高を実現して、高い支持率を維持した。外交では日米同盟の再構築を進め、「安定感」をアピールした。 政権運営としては、中央省庁の幹部人事を首相官邸直轄の

                                            安倍「一強」が終焉、混迷期に入る日本政治。「ポスト安倍」は? 総選挙は? - 星浩|論座アーカイブ
                                          • コロナに立ちすくみ米中対立の渦に巻き込まれる菅政権の今ここにある危機 - 星浩|論座アーカイブ

                                            コロナに立ちすくみ米中対立の渦に巻き込まれる菅政権の今ここにある危機 後手に回るコロナ対策。支持率低迷にざわつく自民党。初の日米首脳会談でも難題が…… 星浩 政治ジャーナリスト 菅義偉政権が新型コロナウイルスの感染拡大に立ちすくんでいる。緊急事態宣言が解除されたばかりなのに、感染の急拡大を受けて、6都府県を対象に「まん延防止等重点措置」に踏み切らざるを得なくなった。 今夏の東京五輪・パラリンピックは開催できるのか。そして衆院の解散・総選挙、自民党総裁選というハードルをどう乗り越えるのか。菅首相が明確な見通しを示せない中で、日本は米国と中国との対立の渦に巻き込まれようとしている。内政、外交の危機に瀕(ひん)する日本政治の現状を読み解いてみよう。 「岸田や石破では、コロナ危機を乗り越えられない」 菅首相は最近、親しい国会議員に昨秋の自民党総裁選に立候補した時の心境を振り返って、こう語った。 「

                                              コロナに立ちすくみ米中対立の渦に巻き込まれる菅政権の今ここにある危機 - 星浩|論座アーカイブ
                                            • 菅首相就任1カ月 学術会議の任命拒否で露呈した「総論なき各論政権」の限界 - 星浩|論座アーカイブ

                                              菅首相就任1カ月 学術会議の任命拒否で露呈した「総論なき各論政権」の限界 個別政策は打ち出すが、理念が求められる「総論」は見えずに過った判断が横行 星浩 政治ジャーナリスト 菅義偉政権が発足して10月16日で1カ月。この間、この政権の内実を示す象徴的な出来事が続いた。 役所ではんこを使用する機会を極力減らして、行政改革を進めようという動きが急速に進み、世論調査では好評だった。その一方で、日本学術会議の会員選出をめぐり、会議側が推薦した105人中6人の任命を拒否し、同会議や各種学会などから「学問の自由への介入」と強い反発を受けている。 脱はんこなど「各論」の個別政策は次々と打ち出すものの、学問の自由といった理念が求められる「総論」は見えず、過った判断が横行する。10月26日からの臨時国会、年明けの通常国会、そして来年秋までには必ずある衆院の解散・総選挙を乗り切れるのか。「各論政権」の前途は多

                                                菅首相就任1カ月 学術会議の任命拒否で露呈した「総論なき各論政権」の限界 - 星浩|論座アーカイブ
                                              • 安倍首相が強調する憲法改正ができない政局的事情 - 星浩|論座アーカイブ

                                                安倍首相が強調する憲法改正ができない政局的事情 衆院解散・総選挙をにらんで憲法改正論議は下火に。首相退陣で活路を開くか? 星浩 政治ジャーナリスト 通常国会が1月20日に召集された。安倍晋三首相主催の「桜を見る会」での公私混同、カジノを含むIR(統合型リゾート施設)の誘致に絡む贈収賄事件、河合克行前法相夫妻の公職選挙法違反など政治とカネをめぐる問題……。野党やメディアにとっては「突っ込みどころ満載」の国会である。6月17日までの150日間、与野党の攻防が熱を帯びるのは間違いない。 そうした「疑惑」をよそに、安倍首相は「憲法改正」を進めようと躍起だ。憲法9条に自衛隊の存在を明記する改正を繰り返しアピールしている。20日の施政方針演説でも、日本がどのような国を目指すのかという案を示すのは国会議員の責任だとして、憲法審査会の場で議論を進めるよう呼びかけた。 だが、自民党総裁の任期切れを2021年

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                                                • 新型コロナで逝く。岡本行夫氏が夢見たものは…… - 星浩|論座アーカイブ

                                                  新型コロナで逝く。岡本行夫氏が夢見たものは…… 外交でも趣味でも「夢」を語る快男児。理想から離れゆく現実に何を思ったか 星浩 政治ジャーナリスト 世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスは、日本の論客の命も奪った。 岡本行夫氏。 4月下旬に感染し、入院。あっという間に容体が急変したという。74歳だった。 外務省で対米外交の中枢を担ったが、国際貢献に踏み出せない日本の「限界」を痛感。40代半ばで退官し、在野から発信を続けた。橋本龍太郎政権などで沖縄の米軍基地問題に取り組み、沖縄の人たちから信頼を集めた。 最近は、トランプ政権のアメリカについて、「私の好きだった古き良きアメリカはどこかへ行ってしまった」と残念そうに語っていた。ダイビング好きで美しい水中写真を多く残した。外交でも趣味でも「夢」を語る快男児だった。 自分の頭で考えることが大事 岡本氏と初めて会ったのは34年前だった。私は当時、朝日新

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                                                  • 但馬問屋 on Twitter: "#news23 “二階氏、安倍氏の不起訴で「一区切り」” 星 浩氏「一区切りどころではない。今後は市民団体が想起したものを検察審査会が調べて、市民目線で判断するということで、1年ぐらいかかる。そもそも桜を見る会に800人招待の公… https://t.co/TX4zwYbm75"

                                                    #news23 “二階氏、安倍氏の不起訴で「一区切り」” 星 浩氏「一区切りどころではない。今後は市民団体が想起したものを検察審査会が調べて、市民目線で判断するということで、1年ぐらいかかる。そもそも桜を見る会に800人招待の公… https://t.co/TX4zwYbm75

                                                      但馬問屋 on Twitter: "#news23 “二階氏、安倍氏の不起訴で「一区切り」” 星 浩氏「一区切りどころではない。今後は市民団体が想起したものを検察審査会が調べて、市民目線で判断するということで、1年ぐらいかかる。そもそも桜を見る会に800人招待の公… https://t.co/TX4zwYbm75"
                                                    • 総裁選から見える人材の払底と政策の行き詰まりという自民党の「素顔」 - 星浩|論座アーカイブ

                                                      総裁選から見える人材の払底と政策の行き詰まりという自民党の「素顔」 課題は厳しくなっているのに自民党政治家の力量は弱まっているギャップこそが課題 星浩 政治ジャーナリスト 総裁選は自民党の素顔を見せる――。政治記者として長年、自民党を取材してきた身として実感することだ。岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、河野太郎規制改革担当相、野田聖子幹事長代行(立候補表明順)の4人が争う今回の総裁選。17日に告示され、29日の投開票に向けた論戦が続く。 このところ、テレビや新聞は連日、各候補の動きを派手に伝えている。だが、目を凝らしてみると、見えてくるのは、自民党の政策の行き詰まりと人材の払底という「素顔」である。 総裁選の原点は政府・自民党の「コロナ失政」 そもそも、この総裁選はなぜ行われているのか。 仮に菅義偉政権の新型コロナウイルス対策が万全であれば、①首相就任から1年に過ぎない菅氏は、無投票で

                                                        総裁選から見える人材の払底と政策の行き詰まりという自民党の「素顔」 - 星浩|論座アーカイブ
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