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杉田俊介の検索結果1 - 12 件 / 12件

  • 「弱者男性」は「差別」されているのか? 社会から“排除”されてきた「低学歴中年男性」の支援に必要な視点 | 弁護士JPニュース

    弁護士JP 弁護士JPニュース 「弱者男性」は「差別」されているのか? 社会から“排除”されてきた「低学歴中年男性」の支援に必要な視点 近年、「弱者男性」がインターネットを中心に注目を集めている。 4月にライターのトイアンナ氏が出版した『弱者男性1500万人時代』(扶桑社新書)はAmazonの「売れ筋ランキング」の上位に入り、X(旧Twitter)でも話題になった。 『弱者男性1500万人時代』の帯文にもコメントを提供している元プロゲーマーの「たぬかな」氏は、昨年10月に「弱者男性合コン」 を主催した。一方で彼女は男性に対する暴言を多々行っていることでも知られており、2022年には「170cmない男に人権ない」 発言が問題視され、4月にも問題発言が原因 でスポンサー契約が1件解消されたという。 「弱者男性」は「チー牛 」(いわゆる「オタク」の男性を侮辱的に呼称するネットスラング)と同様の差

      「弱者男性」は「差別」されているのか? 社会から“排除”されてきた「低学歴中年男性」の支援に必要な視点 | 弁護士JPニュース
    • 天才対天才、血まみれの思想闘争――なぜ宮崎駿は手塚治虫を否定するのか(1) | 偏愛・脳汁で日常を熱くするメディア ヲトナ基地

      偏愛・脳汁を語るサイト「ヲトナ基地」では、多数の「愛しすぎておかしくなるほどの記事」をご紹介してまいります。 ヲトナ基地で今回紹介する記事は「天才対天才、血まみれの思想闘争――なぜ宮崎駿は手塚治虫を否定するのか(1)」。海燕さんが書かれたこの記事では、宮崎駿・手塚治虫への偏愛を語っていただきました! 「それでこそわが血まみれの花嫁だ 憎悪と敵意こそ真の尊敬を生む源となろう 二人してたそがれの王国を築こうではないか」 宮崎駿『風の谷のナウシカ』より、皇兄ナムリスの言葉 花は咲き、花は散る。 人は生き、人は死す。 変えられないさだめ。 それでは、人間が生きてあることの意味とは、価値とはどこにあるのだろう。恋に? 愛に? 善に? 美に? 否、そもそもそのようなものはどこにも存在するはずもない、すべては無意味にして無価値だと語る虚無の思想を、古来、人々は底知れぬ恐怖を込め、こう呼んできた――「ニヒ

        天才対天才、血まみれの思想闘争――なぜ宮崎駿は手塚治虫を否定するのか(1) | 偏愛・脳汁で日常を熱くするメディア ヲトナ基地
      • 弱者男性は「差別」されてはいない、しかし…。弱者男性問題を「有意義に論じる」ための一つの方法(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz

        この数年でしばしば目にするようになった「弱者男性」という言葉。どこか見る者を居心地悪くさせるこの言葉を、いかに有意義に論じるかについて、昨年『モヤモヤする正義 感情と理性の公共哲学』を上梓した批評家・哲学者のベンジャミン・クリッツァーさんが考えます。 「弱者男性」という曖昧な言葉 インターネットから発祥した「弱者男性」という言葉は、この数年間で世間にも定着した。 批評家の杉田俊介による『男がつらい! 資本主義社会の「弱者男性」論』(2022年、ワニブックス)やライターのトイアンナによる『弱者男性1500万人時代』 (2024年、扶桑社新書)など、弱者男性はいまや書籍でも取り上げられるテーマになっている。そして、昨年に刊行された拙著『モヤモヤする正義』でも、2章にわたって弱者男性の問題を扱っている。 一方で「弱者男性」という言葉に対する反発も強い。とくにフェミニズムを支持する人々からは「女性

          弱者男性は「差別」されてはいない、しかし…。弱者男性問題を「有意義に論じる」ための一つの方法(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz
        • フェミニストのレスバ常套手段「ガスライティング」とは何か?|rei

          Xで男性差別・女性差別の話題になる度に、ある種の女性が好んで使う論法がレスバ相手に対する「非モテ」「チー牛」「弱者男性」認定だ。使われ方としては例えば女子枠や奢り奢られ論については「そんな事を気にして文句言うのは金や学力のない弱者男性だけ。真に強い男性はそんな事を気にしないし、結局はそういう男性がモテるのだ」みたいなものだろう。 ここで「いやそんな事はない。女子枠や奢り奢られ論に反対するのは社会的弱者や非モテ男性だけではなく…」と反論しようした貴方は、まんまとガスライティングにハマってしまっている。何故なら貴方はその時点で彼女達が暗黙の前提にしている「社会的弱者や非モテ等は精神的安定性を失い、正義や論理ではなく私怨や感情でモノを言う。従ってマトモに取り合う必要はない」を認めてしまっているからだ。 当然に発言の正当性は発信者の属性が担保するわけではなく、また発言の動機も同様に発言の正誤を担保

            フェミニストのレスバ常套手段「ガスライティング」とは何か?|rei
          • 左派論客による「攻撃的な弱者男性」批判のここが納得できない。|海燕(オタクライター)

            「弱者男性」は、どこまで弱者か? そして「左派リベラル」は、どこまで弱者の味方なのか? ①『現代ネット政治=文化論』 藤田直哉『現代ネット政治=文化論 AI、オルタナ右翼、ミソジニー、ゲーム、陰謀論、アイデンティティ』を読んでいる。 いささか無節操なほどテーマを詰め込んだサブタイトルからもわかる通り、既存の原稿をまとめた、かなり雑然とした内容ではあるが、非常に面白い。 書き下ろしの序文「はじめに」で書かれているように、この本一冊をつらぬくテーマは「インターネットの現在」とそこでうごめく「弱者男性」たちである。 藤田は自分の来歴についてこう書く。 一時期、一年ぐらい引きこもってネットばかりやっていた。そのあと、なんとか大学に行ったはいいが、就職もせず、フリーターになり、ネットカフェ難民が「ドヤ」に使っているような歌舞伎町の漫画喫茶で店員をしながらブラブラしていた。 そのときの年収は一五〇万円

              左派論客による「攻撃的な弱者男性」批判のここが納得できない。|海燕(オタクライター)
            • 第2回 「オタク差別」は存在するか?――「覇権的男性性」と「従属的男性性」

              「女が差別されている」「いや、男の方がつらい」などと、今日もネットではバトルが繰り広げられている。統計的事実からすれば、どちらの主張も可能であるにもかかわらず、お互いに攻撃し合い、対立の度合いを深めていく泥沼とも言える事態が生じているのが現在だ。かようにネットで展開しがちな男女論、フェミニズムとミソジニストの衝突に一見見える対立を解きほぐし、丁寧に中間の領域の議論を積み重ね、対立図式からの脱却を目指す新連載。その方法論となる「男性学2.0」とはいかなる理論か。女性・男性問わず読んでいただきたい考察。 「弱者男性」は「強者男性」と戦うためにフェミニストと手を組めるか? 第一回では、「弱者男性」という言葉・概念について検証した。それは定義が曖昧な言葉だが、「つらさ」や「ネガティブさ」を抱えている男性たちが集団意識を持つための概念であり、本質主義的でポピュリズム的なフェミニズムが「男性」を一枚岩

                第2回 「オタク差別」は存在するか?――「覇権的男性性」と「従属的男性性」
              • “生きづらさ”抱え被害者意識が増幅、女性を「敵」と見なし攻撃する事態も…「弱者男性」が“闇落ち”せずに苦悩を訴える方法とは(弁護士JPニュース) - Yahoo!ニュース

                近年、日本では「男性の生きづらさ」が注目されている。 今年はライターのトイアンナ氏による『弱者男性1500万人時代』 (扶桑社新書)や、男性の自殺率の高さや孤独感について分析した心理学者トーマス・ジョイナー教授による『男はなぜ孤独死するのか 男たちの成功の代償』(晶文社) などの書籍が刊行され、いずれも話題を呼んだ。 【統計】男女ごとの自殺者数の年次推移 一方、世界では男性たちによる「女性嫌悪(ミソジニー)」への懸念が増している。 12月3日に戒厳令を宣布したことでも物議を招いた韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が2022年に選挙で勝利した一因として、尹大統領が繰り返した「反フェミニズム」の主張が韓国の男性たちの支持を集めた点があると指摘されてきた。また、今年11月のアメリカ大統領選でドナルド・トランプ氏が勝利した直後には、同国のSNSでは女性の権利を否定する意味を持つ「お前のからだ、

                  “生きづらさ”抱え被害者意識が増幅、女性を「敵」と見なし攻撃する事態も…「弱者男性」が“闇落ち”せずに苦悩を訴える方法とは(弁護士JPニュース) - Yahoo!ニュース
                • 第1回 「弱者男性」──男性には「特権」があるのか、それとも「つらい」のか

                  「女が差別されている」「いや、男の方がつらい」などと、今日もネットではバトルが繰り広げられている。統計的事実からすれば、どちらの主張も可能であるにもかかわらず、お互いに攻撃し合い、対立の度合いを深めていく泥沼とも言える事態が生じているのが現在だ。かようにネットで展開しがちな男女論、フェミニズムとミソジニストの衝突に一見見える対立を解きほぐし、丁寧に中間の領域の議論を積み重ね、対立図式からの脱却を目指す新連載。その方法論となる「男性学2.0」とはいかなる理論か。女性・男性問わず読んでいただきたい考察。 1,本連載で展開しようと思っていること 男は下駄を履かされているのか、弱者なのか 男とは、どういう生き物だろうか。 男には「特権」があるとも言われる。男女の賃金は女性の方が3割ほど低い(厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」)。国会議員の数は、女性が男性の16.1%(2024年2月時点、内

                    第1回 「弱者男性」──男性には「特権」があるのか、それとも「つらい」のか
                  • 『情況』に関する声明

                    1968年の創刊以来、『情況』は「変革」を志向する多くの読者・寄稿者の集う雑誌として刊行されてきた。「変革のための総合誌」たることは表紙にも掲げられてきた同誌の理念である。ところが、2024年夏号「トランスジェンダー特集」はその理念を裏切る差別の容認と保守的党派性に陥っていると私たちは考える。この特集を受け、『情況』の読者・寄稿者として知り合った私たちは、同特集に対する抗議の意思を公表することにした。編集部に対し、本声明への真摯な応答と今後の方針をめぐる見解を表明するよう強く求めるものである。 1. 差別を論じる前提 「トランスジェンダー特集」は、「言論の自由」の名の下に「トランスヘイトの自由」を掲げる論考を掲載した。私たちはヘイトに反対する。差別をめぐって考慮すべき異なる立場や論点があることは、ヘイト言説を掲載する理由にならない。今回の誌面においては、「言論の自由」が差別や抑圧の是認と混

                      『情況』に関する声明
                    • “生きづらさ”抱え被害者意識が増幅、女性を「敵」と見なし攻撃する事態も…「弱者男性」が“闇落ち”せずに苦悩を訴える方法とは | 弁護士JPニュース

                      近年、日本では「男性の生きづらさ」が注目されている。 今年はライターのトイアンナ氏による『弱者男性1500万人時代』 (扶桑社新書)や、男性の自殺率の高さや孤独感について分析した心理学者トーマス・ジョイナー教授による『男はなぜ孤独死するのか 男たちの成功の代償』(晶文社) などの書籍が刊行され、いずれも話題を呼んだ。 一方、世界では男性たちによる「女性嫌悪(ミソジニー)」への懸念が増している。 12月3日に戒厳令を宣布したことでも物議を招いた韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が2022年に選挙で勝利した一因として、尹大統領が繰り返した「反フェミニズム」の主張が韓国の男性たちの支持を集めた点があると指摘されてきた 。また、今年11月のアメリカ大統領選でドナルド・トランプ氏が勝利した直後には、同国のSNSでは女性の権利を否定する意味を持つ「お前のからだ、俺の選択」とのフレーズが多数投稿され

                        “生きづらさ”抱え被害者意識が増幅、女性を「敵」と見なし攻撃する事態も…「弱者男性」が“闇落ち”せずに苦悩を訴える方法とは | 弁護士JPニュース
                      • 絶滅的正義のために――日本絶滅肯定論|杉田俊介

                        ★以下は、「ぬかるみ派」のイベント、幸村燕×杉田俊介「なぜ・今・絶滅なのか――ケアと絶滅をめぐるトークセッション」(ミズサー、2023年11月10日)に際して作成した資料です。長い上に未完成のまま、当時のままですが、よろしければどうぞ。 『絶滅的正義のために――日本絶滅肯定論』 【Ⅰ】絶滅的正義のために――日本絶滅論 【Ⅱ】加速主義と減速主義、そして脱出主義 【Ⅲ】三島由紀夫と絶滅――虚無を文化防衛する 【Ⅰ】絶滅的正義のために――日本絶滅肯定論 私たち日本人は未曽有の人口減少社会の中で生きている。極度の少子高齢化と人口縮小過程を現在進行形で経験している。これは地球上の先進国の中でも最先端の実験の一つである。 人口学の専門家によれば、日本の人口の適度な回復はもはや手遅れである。人口研究や社会保障の専門家たちは、ずいぶん前から、日本の出生率が回復しても、もはやあまり意味がないだろう、という悲

                          絶滅的正義のために――日本絶滅肯定論|杉田俊介
                        • 「弱者男性」としてのバトーは、いかにしてその生をまっとうするのか──押井守『イノセンス』再考

                          アニメは人並み程度には見ているが、声優への関心は希薄だ。というよりも、そもそも誰でも知っているような有名声優でも名前と声とが結びつかない、そうしたセンスが欠落しているのだが、不思議と田中敦子さんの声はしっかり聞き分けることができた。 それはひとえに『攻殻機動隊』シリーズの、草薙素子少佐の存在によるものだ。だから田中敦子さんの訃報を知ったときは、まるで『イノセンス』での、バトーのような気持ちになってしまった。 目次繋がりへの期待を放棄した『イノセンス』時代に遅れ、時代を見送った押井守の『イノセンス』再考救いがなく、惨めで、光の当たらない人生をおくる「弱者男性」としてのバトー押井守と、ミソジニー的こじらせの問題「主体を救い出す」ハードボイルドという試みハードボイルドの美学とは? 反発生んだアルトマン版『ロング・グッドバイ』我々はいかにして、孤独な生をまっとうすればいいのか草薙素子の「守護天使」

                            「弱者男性」としてのバトーは、いかにしてその生をまっとうするのか──押井守『イノセンス』再考
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