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杉田俊介の検索結果1 - 12 件 / 12件

  • 「弱者男性」は「差別」されているのか? 社会から“排除”されてきた「低学歴中年男性」の支援に必要な視点 | 弁護士JPニュース

    弁護士JP 弁護士JPニュース 「弱者男性」は「差別」されているのか? 社会から“排除”されてきた「低学歴中年男性」の支援に必要な視点 近年、「弱者男性」がインターネットを中心に注目を集めている。 4月にライターのトイアンナ氏が出版した『弱者男性1500万人時代』(扶桑社新書)はAmazonの「売れ筋ランキング」の上位に入り、X(旧Twitter)でも話題になった。 『弱者男性1500万人時代』の帯文にもコメントを提供している元プロゲーマーの「たぬかな」氏は、昨年10月に「弱者男性合コン」 を主催した。一方で彼女は男性に対する暴言を多々行っていることでも知られており、2022年には「170cmない男に人権ない」 発言が問題視され、4月にも問題発言が原因 でスポンサー契約が1件解消されたという。 「弱者男性」は「チー牛 」(いわゆる「オタク」の男性を侮辱的に呼称するネットスラング)と同様の差

      「弱者男性」は「差別」されているのか? 社会から“排除”されてきた「低学歴中年男性」の支援に必要な視点 | 弁護士JPニュース
    • 『情況』に関する声明

      1968年の創刊以来、『情況』は「変革」を志向する多くの読者・寄稿者の集う雑誌として刊行されてきた。「変革のための総合誌」たることは表紙にも掲げられてきた同誌の理念である。ところが、2024年夏号「トランスジェンダー特集」はその理念を裏切る差別の容認と保守的党派性に陥っていると私たちは考える。この特集を受け、『情況』の読者・寄稿者として知り合った私たちは、同特集に対する抗議の意思を公表することにした。編集部に対し、本声明への真摯な応答と今後の方針をめぐる見解を表明するよう強く求めるものである。 1. 差別を論じる前提 「トランスジェンダー特集」は、「言論の自由」の名の下に「トランスヘイトの自由」を掲げる論考を掲載した。私たちはヘイトに反対する。差別をめぐって考慮すべき異なる立場や論点があることは、ヘイト言説を掲載する理由にならない。今回の誌面においては、「言論の自由」が差別や抑圧の是認と混

        『情況』に関する声明
      • 三井寿が湘北バスケ部を襲撃したわけと「理由なきテロル」の闇。 - Something Orange

        0.はじめに。 1.「殺すべきか、死ぬべきか、それが問題だ」。 2.『実存的貧困とはなにか』と「黒子のバスケ脅迫事件」。 3.ポストモダンの萌芽。 4.イワン・カラマーゾフとしての渡邊博史。 5.なぜ三井寿は湘北高校バスケ部を襲撃したのか。 6.自分から自分への距離は遠い。 7.「心の闇」のなかの光。 【配信サイト】 【お願い】 0.はじめに。 この記事の姉妹記事で「男性編」です。 ジョーカーのような「ダークヒーロー」をめざす犯罪者たちの「心の闇」とはなにか。その秘密をさぐろう。 ジョーカー [Blu-ray] ホアキン・フェニックス Amazon 1.「殺すべきか、死ぬべきか、それが問題だ」。 かつて、かの天才劇作家シェイクスピアが生み出した復讐の王子ハムレットは極限の苦悩に際して呟いた。 「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ。(To be or Not to be, that is

          三井寿が湘北バスケ部を襲撃したわけと「理由なきテロル」の闇。 - Something Orange
        • 総説・現代日本のカウンターカルチャー(随時アップデート予定) - 曇りなき眼で見定めブログ

          総説 左派カウンターカルチャー 古き良き左派文化論の生き残りとしての反資本主義・新自由主義論壇 ツイフェミと化したフェミニスト アベ政治を許さない系文化人 れいわ新選組など 安倍晋三語録 外山恒一 右派カウンターカルチャー 弱者男性論壇 表現の自由戦士 古き良きネトウヨから反緊縮ネトウヨへ 反アカデミズム ゲンロン界隈 『土偶を読む』 橋下徹など維新ポピュリスト ネットメディア系 ひろゆき、成田悠輔など ガーシー、コレコレ、ガレソ 立花孝志 オラオラ系YouTuber 加藤純一などの配信者 私人逮捕系 ネットのアングラ文化 淫夢 恒心教 最後に 総説 先日、弱者男性論客として有名な「小山」先生がこんなツイートをしていた。 実際今どきの高学歴男子ってこういうチンポ騎士ばっかですよね。盲目的に権威に阿り党派に順応して独自性あるカウンターカルチャーを築けるような個性は持ってない。「変人でも天才で

            総説・現代日本のカウンターカルチャー(随時アップデート予定) - 曇りなき眼で見定めブログ
          • イーロン・マスクが百田尚樹に引用して「Uso o kakuno~」っていってるのはコラだよ - 電脳塵芥

            まあ、ネタとわかっているとは思うが中にはバズっている投稿もあって「おもしろい画像」であることは違いないのだけど、それはともかく今後残って出回ってしまうかもしれないので一応指摘しておく。 1)「Elon Musk@elonmusk」及び「百田尚樹@hyakutanaoki」に該当投稿がない まずいずれのアカウントにも当然ながら該当投稿はない。たとえばイーロンマスクは「uso」で検索、百田尚樹は「コミュニティノート」を検索しても該当投稿はない。当然、存在しないのだからリンクやアーカイブもない。日本で拡散され始めたのが2月15日だが*1、マスクの投稿は2月13日で実在するならば日本で話題になるのが遅すぎる。ちなみに百田尚樹からの一方的なイーロン・マスクとの絡みは存在しており、それが下記の投稿。 https://twitter.com/hyakutanaoki/status/16211514790

              イーロン・マスクが百田尚樹に引用して「Uso o kakuno~」っていってるのはコラだよ - 電脳塵芥
            • 『男が男を解放するために』刊行記念対談 | ele-king

              外側の制度や法律を変えることと、内側の意識や欲望を変えること、それらの両輪が大事だという感覚が自分にはあって。(杉田) 男性の駄目さみたいなものをどうすくい上げて、それを断罪する形でなくどうほぐしていけるかを考えていた。(木津) 『男が男を解放するために 非モテの品格・大幅増補改訂版』の杉田俊介と、『ニュー・ダッド──あたらしい時代のあたらしいおっさん』の木津毅による対談をお届けする。 昨年9月に発売された杉田俊介著『男が男を解放するために 非モテの品格・大幅増補改訂版』。本書は集英社新書から2016年に刊行された『非モテの品格』に、副題のとおり大幅に描き下ろしを加えた増補版となる。原著の1~3章に加えて「4,5章」として書き加えられたパートはおよそ9万字。実質的に原著のほぼ2倍の分量になっている。 現代社会において男性が直面する数々の生きづらさについて、「弱さ」という観点から考えたオリジ

                『男が男を解放するために』刊行記念対談 | ele-king
              • 多摩川から考える(1)──ビートたけし/北野武における境界性とその寓意について|壱村健太 | 週末批評

                ※本記事には、関係者の名誉やプライバシーの保護等に鑑み、編集者による検閲(伏字)が一部施されています。 文:壱村健太 また多摩川はどうしても武蔵野の範囲に入れなければならぬ。六つ玉川などとわれわれの先祖が名づけたことがあるが武蔵の多摩川のような川がほかにどこにあるか。その川が平らな田と低い林とに連接する処の趣味は、あたかも首府が郊外と連接する処の趣味とともに無限の意義がある。 国木田独歩「武蔵野」1 アレゴリー的芸術作品は批評的解体を、ある意味ではすでに自身のうちで被っている。 ヴァルター・ベンヤミン『ドイツ悲劇の根源』の「要旨」2 はじめに いきなりだが断言したい。 漫才師、コメディアン、テレビタレント、国民的スター、文化人、映画監督、役者、演出家、歌手、小説家……。肩書はなんでもよいが、戦後日本が輩出したもっとも偉大な表現者のひとりであるビートたけし/北野武。この「ほとんど戦後日本の神

                  多摩川から考える(1)──ビートたけし/北野武における境界性とその寓意について|壱村健太 | 週末批評
                • 「安楽死が合法の国で起こっていること」 「安直」で「安価」な代替案になってしまう実態 杉田俊介が選ぶ新書2点|好書好日

                  『安楽死が合法の国で起こっていること』 目を逸(そ)らさず読んでほしい。児玉真美『安楽死が合法の国で起こっていること』(ちくま新書・1034円)によれば、安楽死の対象は終末期のみならず、子ども、認知症患者、精神/発達/知的障害者、QOLの低い人などに拡張されつつある。一般の人々が「素朴な善意」でそれを後押しする。尊厳死、安楽死、医療幇助(ほうじょ)自殺、緩和ケアなどの区別すらろくに知らないままに。その時安楽死は福祉や医療資源の不足に対する「安直」で「安価」な代替案となる。「患者の自己決定権」すらなし崩しの日本では、死ではなく本人・家族の生の「引き裂かれの痛み」にこそ真の尊厳がある、という確認が何より大切だ。 ★児玉真美著、ちくま新書・1034円 『ダーウィンの呪い』 千葉聡『ダーウィンの呪い』(講談社現代新書・1320円)によれば、ダーウィンの思想は様々に誤解され誤読されつつ、善意によって

                    「安楽死が合法の国で起こっていること」 「安直」で「安価」な代替案になってしまう実態 杉田俊介が選ぶ新書2点|好書好日
                  • 国のために死ねるか、人のために生きられるか。戦後右翼も左翼も超えてゴジラが平和と愛国を問い直す! - Something Orange

                    映画『ゴジラ-1.0』(以下『マイナスワン』)を批判する動画を見ました。 非常に面白い。 ある種の政治的観点からこの映画を批判する意見は当然、出て来ると思っていました。 単なる難癖に過ぎないような批判は無数にあるけれど、この動画はきわめてロジカルだし、非常に説得力がある感じ。 そしてその上で、まったく共感できない(笑)。 この動画は主に映画の「リアリティ」と「人間ドラマ」について批判しているのですが、物凄く丹念に批判されているにもかかわらず、ほとんど納得がいかない。 ほんとうに作品の本質が理解されていない、何ひとつ伝わっていないんだなあといっそ感心するくらい。 そしてまた、山崎貴という監督はほんとうに舐められている、あなどられているんだということもあらためて感じますね。 小説でもマンガでもそうだけれど、カルト的に「とがった」作家に比べ、一見して「わかりやすい」エンターテインメントを展開する

                      国のために死ねるか、人のために生きられるか。戦後右翼も左翼も超えてゴジラが平和と愛国を問い直す! - Something Orange
                    • 情況出版 “変革のための総合誌”

                      【目次】 【特集】トランスジェンダー 特集によせて トランスジェンダーの権利擁護と、開かれた議論のために 塩野谷恭輔 「焚書」のレトリックに踊らされないために 『トランスジェンダーになりたい少女たち』宣伝手法の問題について ベンジャミン・クリッツァー リベラルとトランスジェンダー 斎藤貴男 トランスジェンダーの「沼」 岩波明 トランスジェンダリズムとは何なのか? 白井聡 [書面インタビュー]笙野頼子 女消しに抗して、世界権力に異議を 自由に対する左からの脅威 アビゲイル・シュライアー本をめぐる諸問題 森田成也 成立から二十一年、「GID特例法」の今 三橋順子 LGBTの非存在について 安冨歩 インタビュー よだかれん トランスジェンダー当事者の可視化で広げる人々の理解 ポストモダンとトランスジェンダー 小谷野敦 [鼎談]子ども向けのLGBT入門絵本から読み解く日本の性的マイノリティ運動の歩

                      • 宮崎駿の神と革命(ノート)――『君たちはどう生きるか』から『風の谷のナウシカ』へ|杉田俊介

                        ★以下は、学習院大学での講演@二〇二三年十一月二五日のために事前に準備したノートです(ディスカッションを受けて、後日の加筆修正あり)。いつか書かれるべき『ナウシカ論』のための助走用のノートでもあります。ご批判を受けながら時間をかけて書き進めていくつもりです。よろしくどうぞ。(現状約32,000字) こんにちは。本日はお招き頂き、ありがとうございます。在野で、独学で批評を書いて生業にしている杉田俊介と言います。 まずは個人的な話からはじめます。私はこれまでに『宮崎駿論――神々と子どもたちの物語』(二〇一四年)、『ジャパニメーションの成熟と喪失――宮崎駿とその子どもたち』(二〇二一年)という本を刊行しました。『宮崎駿論』は幸いにも繁体字と簡体字に翻訳され、後者はまもなく繁体字版が刊行されます。後者の「あとがき」にも書いたのですが、わたしの宮崎駿論は三部作の構想になっています。もう一冊、『千と千

                          宮崎駿の神と革命(ノート)――『君たちはどう生きるか』から『風の谷のナウシカ』へ|杉田俊介
                        • 映画『ルックバック』論。あるいはなぜこのめちゃくちゃででたらめな世界で、なぜ「それでも」真摯に生きようとこころみるのか。 - Something Orange

                          ルックバック (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:藤本タツキ 集英社 Amazon 初めに、退屈なほど自明の事実をひとつ。 『ファイアパンチ』、『チェンソーマン』などの長編で知られる漫画家藤本タツキが2021年に発表したマンガ『ルックバック』はまさに記憶に残すべき傑作だった。 ファイアパンチ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:藤本タツキ 集英社 Amazon チェンソーマン 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:藤本タツキ 集英社 Amazon 幼くして画業に優れたあるふたりの少女が漫画家をめざし、幾たびとなく成功と挫折をくり返しながら前へ、前へ進んでゆこうとするこの物語は、発表からわずか30分(!)でTwitterにおけるトピックのランキングで2位にまで上昇するという快挙を生み、いまではなかば伝説的に語られることとなっている。 悪ふざけとリリシズムを巧みに

                            映画『ルックバック』論。あるいはなぜこのめちゃくちゃででたらめな世界で、なぜ「それでも」真摯に生きようとこころみるのか。 - Something Orange
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