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柴田聡子の検索結果1 - 33 件 / 33件

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柴田聡子に関するエントリは33件あります。 音楽music*Music などが関連タグです。 人気エントリには 『叶姉妹を敬愛する柴田聡子 夢のファビュラス人生相談 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー』などがあります。
  • 叶姉妹を敬愛する柴田聡子 夢のファビュラス人生相談 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

    ナタリー 音楽 特集・インタビュー 叶姉妹を敬愛する柴田聡子 夢のファビュラス人生相談 柴田聡子「Your Favorite Things」 PR 2024年4月30日 2021年8月よりSpotifyで毎週火曜に配信されているPodcast「叶姉妹のファビュラスワールド」。叶姉妹の世間の想像の遥か斜め上を行くアメージングなトークが“大人気・大絶賛・超話題”となり、著名人を含む幅広いファンを生み出し続けている。最新アルバム「Your Favorite Things」で今注目を浴びているシンガーソングライターの柴田聡子もその1人だ。 文芸誌「文學界」に連載していたエッセイで、柴田は「叫び疲れた魂を最近つかずはなれず慰めてくれるのが、Spotifyオリジナルポッドキャスト番組『叶姉妹のファビュラスワールド』」と紹介。これをきっかけとして、2022年2月にはPodcastに電話出演する機会を得て

      叶姉妹を敬愛する柴田聡子 夢のファビュラス人生相談 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
    • 柴田聡子と夏目知幸対談。長い付き合いの中で初めて語る、お互いの音楽と人生の移ろい | NiEW(ニュー)

      柴田聡子が、7枚目となるアルバム『Your Favorite Things』をリリースした。前作『ぼちぼち銀河』から表面化してきたダンスミュージック〜R&B的な志向が、ライブでも演奏をともにする岡田拓郎との共同プロデュースによってより一層鮮やかに開花し、柴田のキャリアにおける新たな転換点というべき作品となった。その一方で、繊細なサウンドメイクにもさらに磨きがかかり、一個のアルバム作品としての完成度もかつてないレベルに達している。 また、彼女の歌唱にもこれまでにない細やかなニュアンスが宿っている上、そこに乗せられる言葉の機微も一段と切れ味を増し、一人のシンガーソングライターとして新たな「ゾーン」に突入したことを告げている。 そんな柴田の才能をかねてより高く評価し、シャムキャッツとして活動していた時代から度々共演を重ねてきたのが、夏目知幸だ。彼もまた、ソロプロジェクトSummer Eyeのデビ

        柴田聡子と夏目知幸対談。長い付き合いの中で初めて語る、お互いの音楽と人生の移ろい | NiEW(ニュー)
      • 柴田聡子が明かす〈みんな人間やりすぎ〉の辛さ、そこから生まれた『ぼちぼち銀河』の希望 | Mikiki by TOWER RECORDS

        柴田聡子は〈不思議〉な人だ。その人となりがそうであるというより、〈不思議〉をキャッチする感度の高さがすさまじいという意味で、〈不思議〉だと思う。 アコースティックギターを携え、あらゆる場所で鮮烈な歌声と言葉を発射していた初期から彼女の才能におののいてきた私は、以後の音楽家としての急成熟ぶりにもずっと驚き続けてきた。メロディー、ハーモニー、歌声、言葉、その全部が類まれな才気の標となって、キラキラと光を放っている。彼女は、この世界に漂う驚きや不思議を巧みにすくい取りながらも、彼女自身もまた驚くべき存在として聴くものの生活に刺激を与えてきた。いや、刺激だけではなく、ときには(あえてこの使い古された言葉を持ち出させてもらうなら)〈癒やし〉をも運んでくれた。 2022年5月25日、前作『がんばれ!メロディー』(2019年)以来3年ぶりとなるアルバム『ぼちぼち銀河』を発表するにあたり、これまでの10年

          柴田聡子が明かす〈みんな人間やりすぎ〉の辛さ、そこから生まれた『ぼちぼち銀河』の希望 | Mikiki by TOWER RECORDS
        • 柴田聡子が話す「奇をてらわない」ことと「現実的に考える」ということ。腰を据えて音楽に対峙する | CINRA

          「これほどぎりぎりまで作業したのは、初めてでした」。7枚目のアルバム『Your Favorite Things』の制作について、柴田聡子はそう話す。 これまでにない試行錯誤を経て生まれたというこのアルバムの話を聞くなかで、パラフレーズしながら繰り返し話されたのは、「奇をてらわない」ということと「現実的に考える」ということ。奇をてらわず、現実的な方法でより力強い夢を見るために、音楽家、そして一人の大人として、自身について省みることや、変わってゆくことに、柴田聡子はいま、本格的に腰を据えて対峙しているようだった。 まっすぐで研ぎ澄まされた、けれども肩の力の抜けたこのアルバムが、これまで以上に音楽をつくることに邁進し、真摯に向き合おうとする姿勢から生まれたことが、インタビューを通じて垣間見えた。 ─今回のアルバムは、どんなふうにできあがっていったんですか? 柴田:前作までは自分のもの過ぎて、恥ず

            柴田聡子が話す「奇をてらわない」ことと「現実的に考える」ということ。腰を据えて音楽に対峙する | CINRA
          • 柴田聡子の言葉の正体。油断せず、心して向き合った先で生まれる | CINRA

            柴田聡子は、歌詞を書くとき「油断しないように、心してかかっている」のだと言う。その「油断しない態度」は、彼女が書く歌詞の世界にもまた、当てはまるように思う。隣にいる友人や家族や恋人が、本当にはどんなことを考えているかなんて絶対にわからないし、なんなら自分だって、誰にも見せない顔を持っている。柴田聡子の歌にいつもはっと立ちすくんでしまうのは、私たちを取り囲む世界がいかに親しげであったとしても、いつだって他者であるということ、そして自らも誰かにとっての他者として、ときに世界に対して多かれ少なかれ悪の要素をはらんで関わっている可能性が、愛と明るさと真摯なユーモアをもってあらわにされているからなのだと思う。 そんな柴田聡子による、先行配信の“変な島”を含む全4曲が収録されたチャーミングな新作EP『スロー・イン』。<どうしてひとりにしてくれるの / 私は泥棒かもしれないのに / どうしてなにもかもの

              柴田聡子の言葉の正体。油断せず、心して向き合った先で生まれる | CINRA
            • 柴田聡子『ぼちぼち銀河』合評 ひとりぼっちの「島」を飛び出し10年、バンドを引き連れ「銀河」へ | CINRA

              デビューアルバム『しばたさとこ島』のリリースから10年、柴田聡子はふと自分の口から出た「あ〜、もう、ぼちぼち銀河だわ〜」という言葉にはっとした。「ぼちぼち銀河」とは一体何なのか? そのことに向きあい探求しながらつくり上げた6枚目のアルバム『ぼちぼち銀河』が、5月25日にリリースされた。 そんな新作『ぼちぼち銀河』評、そして柴田聡子の10年について、柴田を長らく追い続けてきたライターの村尾泰郎と、ココナッツディスク吉祥寺の矢島和義が綴る。 柴田聡子(しばた さとこ) シンガーソングライター / 詩人。北海道札幌市出身。1986年札幌市生まれ。武蔵野美術大学卒業、東京藝術大学大学院修了。2010年、大学時代の恩師の一言をきっかけに活動を始める。2012年、三沢洋紀プロデュース多重録音による1stアルバム『しばたさとこ島』でアルバムデビュー。文芸誌や新聞への詩作の寄稿や『文學界』でのエッセイ連載

                柴田聡子『ぼちぼち銀河』合評 ひとりぼっちの「島」を飛び出し10年、バンドを引き連れ「銀河」へ | CINRA
              • 臆病さと自信のなさを振り払った人生の筋トレ。柴田聡子が「取扱注意な表現」を真顔で歌うまで | CINRA

                フルアルバムとしては『がんばれ!メロディー』以来、およそ3年ぶりとなる柴田聡子のアルバム『ぼちぼち銀河』がリリースされた。 凡庸な想像をにこやかにひらりとかわすような柴田聡子らしい軽やかさがありながらも、これまでにない切々とした情感もこもったこのアルバムは、2021年8月に柴田が行きあたった「ぼちぼち銀河」と表される感覚が核になっているという。 今年デビュー10周年を迎え、誰にも真似のできない表現を続けながらも、インタビュー中たびたび「臆病」「自信がない」といった言葉で自身を形容する柴田聡子は、一方で、本作制作時の心境について「音楽をつくるうえで自分の欲望が濃くなってきたんです」と話す。 『ぼちぼち銀河』制作に際しての彼女の変化や心持ちとともに、いまの柴田聡子が、これまでの自身の作品や、音楽、そして言葉とどのように向き合っているか、その現在地を聞いた。 柴田聡子(しばた さとこ) シンガー

                  臆病さと自信のなさを振り払った人生の筋トレ。柴田聡子が「取扱注意な表現」を真顔で歌うまで | CINRA
                • 世界の快適音楽セレクション 2020年8月29日(ビル・エヴァンス、柴田聡子) - ラジオと音楽

                  音楽って素晴らしい(4) Bill Evans「Easy To Love」 三上さんの選曲。三上さんの小テーマは「自宅でピアノ音楽に浸る」 。 ビル・エヴァンスのアルバム『Time Remembered』からソロピアノ作品。 三上さん「ソロピアノだけどソロピアノでない。これで十分という感じ。」 松村さん「尽きないフレーズとコード感がすごい。」 三上さん「真の天才だと思います。」 Time Remembered アーティスト:Evans, Bill Trio 発売日: 1999/11/02 メディア: CD トピックス(湯浅学) 柴田聡子『スロー・イン』 女性シンガーソングライター:柴田聡子さんの4曲入りミニアルバム。自分で多重録音して演奏も積極的にやられているそうです。「内向的ですが屈折した優しさが少しずつ出ていて、面白い世界が拡張されたなと思いました」と湯浅さん。 スロー・イン アーティ

                    世界の快適音楽セレクション 2020年8月29日(ビル・エヴァンス、柴田聡子) - ラジオと音楽
                  • 柴田聡子『雑感』の歌詞は「くるくると話題が変わる」? 心を動かされたはてなブロガーが、その思いを語ります - 週刊はてなブログ

                    2021年10月6日にリリースされた柴田聡子さんの新曲『雑感』。 昨年6月に作られたというこの曲は、淡々としているようで情熱的なアンサンブルに乗せて歌われる、一見まとまりのないように思える歌詞の連なりが印象的です。 はてなブログにも、この曲の歌詞について語るエントリーが数多く寄せられました。 共感してほしいけどしてほしくない、ほどよく重ねて考えてくれるようなものだったらなんだか嬉しい。 「天」空を見ながら「点々」と星があるから、年金が「天」引かれていることを思い出したのではないか。 同じ時代に生きれることを、もっと大げさに喜んだほうがいいのかもしれない。 今回紹介した記事 共感してほしいけどしてほしくない、ほどよく重ねて考えてくれるようなものだったらなんだか嬉しい。 juno.hatenadiary.jp 私も聞いた人があ、ここって自分に似てるな思えるような歌詞をかけていたらいいなと思う。

                      柴田聡子『雑感』の歌詞は「くるくると話題が変わる」? 心を動かされたはてなブロガーが、その思いを語ります - 週刊はてなブログ
                    • RYUTist『ファルセット』特集① 柴田聡子と語る、歌うのがすごく楽しい曲“ナイスポーズ” | Mikiki by TOWER RECORDS

                      7月14日(火)にリリースされるRYUTistの4作目のアルバム『ファルセット』は、宇野友恵、佐藤乃々子、五十嵐夢羽、横山実郁、ちょっと大人になった4人の〈刹那的な青春〉をテーマにした作品でありながら、蓮沼執太や弓木英梨乃、シンリズム、清浦夏実(TWEEDEES)、沖井礼二(TWEEDEES)、Kan Sano、パソコン音楽クラブなど、現在のインディー・ポップ・シーンを支える若き作家が集結した渾身の作品だ。2回にわたる『ファルセット』特集の1回目は、そんな中から先行配信曲“ナイスポーズ”の作詞・作曲・編曲を担当した柴田聡子と、RYUTistの4人がリモートで対談。PENGUIN DISCの主宰でもある南波一海が5人に話を訊く。 *Mikiki編集部 一発で柴田さんだってわかりました ――今年1月に友恵さんが新潟から東京に遊びに来ていて、僕と友恵さんで柴田さんが出演する〈さるハゲロックフェス

                        RYUTist『ファルセット』特集① 柴田聡子と語る、歌うのがすごく楽しい曲“ナイスポーズ” | Mikiki by TOWER RECORDS
                      • 柴田聡子インタビュー 飛躍のアルバム『ぼちぼち銀河』で本格導入したDTMの「雑感」を訊く

                        昨年リリースした6枚目のアルバム『ぼちぼち銀河』が反響を呼び続けている柴田聡子。すでにキャリア10年以上を数えるが、音源を重ねるごとに作風は変化を見せ、いよいよ彼女でしか表現し得ない唯一無二の音楽が生まれつつある。 柴田聡子 – ぼちぼち銀河 実はその変化の大きなポイントとなっているのが、数年前から取り入れ始めたといういわゆる「打ち込みサウンド」へのアプローチ。そもそもなぜ柴田聡子はDAWを導入したのか、どのように曲制作に活かしているのか、これまで明かされることのなかった制作の裏側をDTM視点で探ってみた。 DAWを使うようになって「コミュニケーションの手段が増えた」 DAWに触れるようになったきっかけを教えてください。 大学時代からなんとなくGarageBandやLogicを触ってはいたのですが、2018年に大瀧詠一さんのトリビュートアルバムで「風立ちぬ」をカバーした時、ベース、ドラム、

                          柴田聡子インタビュー 飛躍のアルバム『ぼちぼち銀河』で本格導入したDTMの「雑感」を訊く
                        • Interview | 三沢洋紀 + 柴田聡子 | AVE | CORNER PRINTING

                          6枚目のアルバム『ぼちぼち銀河』(AWDR/LR2)を5月にリリースした柴田聡子(以下 S)。2022年は彼女にとって、シンガー・ソングライターとして本格的に足を踏み出すことになった(そしてその個性を世に広く知らしめることになった)デビュー・アルバム『しばたさとこ島』(2012, 浅草橋天才算数塾)のリリースから10周年にあたる意義深い年である。付け加えておくと『しばたさとこ島』のアナログ・レコードは「なりすレコード」の第1弾作品であり、同レーベル始動のきっかけにもなった重要作だ。 そしてその『しばたさとこ島』のプロデュースを務めていたのが、三沢洋紀(以下 M)。ラブクライ、LETTER、真夜中ミュージック、岡林ロックンロールセンター、川本真琴 with ゴロにゃんず、国際オバケ連合、PONY、わびさびくらぶ、ゆふいんの森など数々のバンドで活躍し、神奈川・横浜 日ノ出町のライヴ・バー「試聴

                            Interview | 三沢洋紀 + 柴田聡子 | AVE | CORNER PRINTING
                          • 柴田聡子が綴る、サンティアゴ・バスケスに学んだ音楽の原始的姿 | CINRA

                            天皇御即位の儀式の日の、国会議事堂前にて 2019年10月22日、地下鉄の国会議事堂前駅、出口への階段を登って外に出ると、人がほとんどおらずしーんとしている。首相官邸の前を通って坂を下っていくと報道陣っぽい集団が道端で何かを待っている様子。あ、今日は天皇御即位の儀式があるんだっけ。もしかしてこの道、通ってはいけなかったのでは。こそこそ小走りで坂を下りきる。横断歩道の前に立っていた警察官は柔らかい口調で「通りますか~?」と尋ねてくれたし、渡った先の警察官は片一方の靴を脱いで小石か何か取り出そうとしていて私には目もくれていなかったので、まあ大丈夫なんだろうと道を進んでいくと日本財団のビルが見えた。 柴田聡子(しばた さとこ) 1986年札幌市生まれ。大学時代の恩師の一言をきっかけに、2010年より都内を中心に活動を始める。最新作『がんばれ!メロディー』まで、5枚のアルバムをリリースしている。

                              柴田聡子が綴る、サンティアゴ・バスケスに学んだ音楽の原始的姿 | CINRA
                            • 柴田聡子の鯖江周遊記~メガネの聖地巡礼~ - YouTube

                              柴田聡子がめがねの街・鯖江を聖地巡礼! ライブ映像や即興ソングも収録した旅の記録。 鯖江の眼鏡ブランドとオリジナルコラボレーションメガネを発売したこともある柴田聡子にとっては聖地でもある福井県鯖江市。念願のめがねの聖地巡礼の様子に加え、2022年8月28日に福井県・武生で行われた音楽イベント「Millennium Deadstock Festival」に出演した際のライブの模様も収録。 鯖江での出会いが生んだ即興で書き下ろされた楽曲「めがねのふるさと」はここでしか聴けない名曲となっており、ドキュメンタリー部分の無防備すぎる柴田と合わせてこの旅のハイライトとなっている。 柴田聡子 | Satoko Shibata - ぼちぼち銀河 | Bochi Bochi Galaxy https://youtu.be/lXzEGB7QWYs 柴田聡子の四万十周遊記 [Digest] https:/

                                柴田聡子の鯖江周遊記~メガネの聖地巡礼~ - YouTube
                              • RYUTist - WOOT!【Official Video】作詞・作曲 : 柴田聡子

                                WOOT! 作詞・作曲:柴田聡子 Streaming/DL : https://linkcloud.mu/a8365596 ぎらぎらしてるひとみ うずうずしてるAlWAYS やってやるぜ 響く鼓動がみちびく はやし立てるステージへ ぎらぎらしてるのって それもそれでいいね よっしゃのったきみの燃える夢 こっちゃ生まれながら抱きこんだ夢 親愛なるみなさま 目かっぴろげて見ろ〜 わたしたちはいまたのしいの! (WOOT!WOOT!WOOT!WOOT!) みくびらないでこのPASSION 止められないのもうこれ以上 無我夢中で気の向くままの高鳴りで (WOOT!WOOT!WOOT!WOOT!) 予言は神様でも NO NO わたしたちが決めるのきっと YEAH! 行こう 行こう KEEP ON! たがを外せよここで あるようでないもんさ 波風立てろ 起こせHAPPENING 騒げAU

                                  RYUTist - WOOT!【Official Video】作詞・作曲 : 柴田聡子
                                • 柴田聡子を紐解く5通の手紙。音楽も詩も、子どもが戯れるように | Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA

                                  シンガーソングライター、そして、最近では文筆家としても活躍している柴田聡子。その独特の言語感覚が注目を集めてきたが、最近では曲作りにも磨きがかかり、ミュージシャンとしてひとまわり大きくなった。その背景には、ここ数年、活動を共にしてきたバンド「inFIRE」の存在がある。岡田拓郎(Gt)、かわいしのぶ(Ba)、イトケン(Dr)、ラミ子(Cho)といった個性豊かなメンバーとの関係が、柴田の作り出す音楽に豊かな奥行きを生み出しているのだ。今年5月に行われたツアーファイナルの模様を収録した新作『SATOKO SHIBATA TOUR 2019 "GANBARE! MELODY" FINAL at LIQUIDROOM』を聴けば、そんな柴田とバンドの充実ぶりが伝わってくる。 そこで今回は、4人のバンドメンバーとツアーでPAとダブエフェクトを担当したDub Master Xに柴田宛の手紙を書いてもらい

                                    柴田聡子を紐解く5通の手紙。音楽も詩も、子どもが戯れるように | Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA
                                  • 柴田聡子が日記を書き続けた7年の変化。「面白い」が保証される時代への違和感と抵抗 | NiEW(ニュー)

                                    『文學界』での連載を書籍化した、柴田聡子初となるエッセイ集『きれぎれのダイアリー 2017〜2023』(文藝春秋)。シャネルの9色のアイシャドウから自立心に思いを馳せたことや、独立洗面台のある理想の家について。ひさしぶりの飲酒をきっかけに考えた才能というもののありよう、ビキニで海岸に行った日のこと、手持ちの服をすべて捨てて生まれ変わりを夢見ること、なぜか引っ越しの手伝いに呼ばれないこと。およそ7年にわたる日々の中での、さまざまな発見や世界への手触りが、軽やかに綴られている。 音楽家であるとともに、詩人であり、近年は小説や絵本の文章の執筆も行なうなど、文筆家としての印象も強い柴田だが、エッセイの執筆には、音楽をつくることとは違う難しさがあったと話す。日頃から日記をつけることを習慣にしているという柴田が、どのような姿勢でこのエッセイに取り組んだのかを聞いた。 「面白くないと意味がない」と、さく

                                      柴田聡子が日記を書き続けた7年の変化。「面白い」が保証される時代への違和感と抵抗 | NiEW(ニュー)
                                    • 柴田聡子 | Satoko Shibata - ジャケット | Jacket _ Official Music Video

                                      2022年3月30日に配信リリースされた「ジャケット」のオフィシャル・ミュージック・ビデオです。 A music video of "Jacket" released on March 30, 2022. https://ssm.lnk.to/JACKET ------------------------------------------------------------------------------------------------ 「ジャケット」 ジャケット 最高のジャケット ジャケット ジャケット 最高のジャケット ジャケット 銀河から落っこちてみたとばかり気取って揺れている 木が刺さったとこから見える真っ暗闇が誘ってくる 完全な姿で著しく欠けているのにお澄まし顔 君は君の魅力のたった1%すら分かっていない 風はずっと向かい風 寸前にちょっとつむじ風 握った手の中

                                        柴田聡子 | Satoko Shibata - ジャケット | Jacket _ Official Music Video
                                      • 高知・四万十川の町で、6か月だけ働いたデザイン事務所。柴田聡子の記憶 | CINRA

                                        日常が大きく変化するいま、「どこで誰と何をして生きていくか」という話題は、多くの人に共通するテーマに発展したように思います。知らない街の景色を思い浮かべてみたり、そこに生きる人々の温度を感じたりすることは、これからの生き方を考える、ひとつのヒントになるのかもしれません。 この連載「あの人と街の記憶」では、さまざまな表現者が、思い入れのある街と、そこで出会った人との思い出やエピソードを私的に綴ります。第1回目は、音楽家 / 文筆家の柴田聡子さん。音楽家としてデビューする以前に6か月生活した、高知の西土佐での記憶について。 柴田聡子(しばた さとこ) 1986年札幌市生まれ。シンガー・ソングライター。恩師の助言により2010年より音楽活動を開始。現在までに5枚のオリジナルアルバムをリリース。最新作はデジタルシングル『雑感』。2016年に上梓した初の詩集『さばーく』でエルスール財団新人賞現代詩部

                                          高知・四万十川の町で、6か月だけ働いたデザイン事務所。柴田聡子の記憶 | CINRA
                                        • 柴田聡子が紡ぐ“欲望に素直な作品”――唯一無二の音楽を生み出すソングライターの真摯な表現

                                          毎月テーマを設けてインタビューやコラム、プレイリストを掲載していく特集企画。2024年3月の特集テーマは“One and Only”。今回は、独特な歌詞の世界観や耳馴染みの良いメロディでリスナーを虜にする柴田聡子をカバーアーティストに。彼女の現在のモードを探りつつ、最新アルバム『Your Favorite Things』に込めた想いについて語ってもらった。 柴田聡子が、7枚目のフルアルバム『Your Favorite Things』を2024年2月28日にリリースした。『ぼちぼち銀河』を経て、これまで以上に「楽曲に対する欲望」や「自分自身が書きたいもの」を色濃く反映させたという本作。日常に寄り添ってくれるような親近感や温かみがありつつ、何年経っても色褪せないような魅力を備えた作品に仕上がっている。 共同プロデューサー・岡田拓郎と地道なやり取りを重ねながら創作を行った本作は、彼女自身の今の心

                                            柴田聡子が紡ぐ“欲望に素直な作品”――唯一無二の音楽を生み出すソングライターの真摯な表現
                                          • 柴田聡子 | Satoko Shibata - ぼちぼち銀河 | Bochi Bochi Galaxy _ Official Music Video

                                            2022年11月11日にLP盤がリリースされたアルバム「ぼちぼち銀河」からタイトル曲『ぼちぼち銀河』のオフィシャル・ミュージック・ビデオです。 A music video of "Bochi Bochi Galaxy" from the album "Bochi Bochi Galaxy" LP released on November 11, 2022. https://ssm.lnk.to/BochiBochiLP ------------------------------------------------------------------------------------------------ ぼちぼち銀河 Bochi Bochi Galaxy ぱらぱらぱらと鳴り出した拍手に 連なる熱のお下がり 伸ばす手は当たっちゃうガラス張り ここはまさか銀河 ララルラ ゴールデ

                                              柴田聡子 | Satoko Shibata - ぼちぼち銀河 | Bochi Bochi Galaxy _ Official Music Video
                                            • 柴田聡子 | Satoko Shibata - 雑感 | Understood _ Official Music Video

                                              2022年5月25日にリリースされたアルバム「ぼちぼち銀河」から『雑感』のオフィシャル・ミュージック・ビデオです。 A music video of "Understood" from the album "Bochi Bochi Galaxy" released on May 25, 2022. https://ssm.lnk.to/BochiBochiGalaxy ------------------------------------------------------------------------------------------------ 雑感 Understood だんだんと消える霧の中を走って行く この調子なら明日には静岡くらいには着くはず 私ほど運転が上手い人もなかなかいないです 車よりバイクの方がぜったい速いときがあります どこにだってあるものでもここと

                                                柴田聡子 | Satoko Shibata - 雑感 | Understood _ Official Music Video
                                              • 柴田聡子が語る、歌に対する意識の変化――憧れや情熱に身を任せた『Your Favorite Things』 | Mikiki by TOWER RECORDS

                                                リリース毎に異なる表情を見せてきたシンガー・ソングライターが今回めざした場所は? 手繰り寄せられた新しいグルーヴ、新しい声――この歌はきっと君のお気に入りになる! ギターの弾き語りを出発点にして、作品ごとに新境地を切り拓いてきた柴田聡子。特にバンドと一緒にやるようになってからは進化が加速しているが、今回のニュー・アルバム『Your Favorite Things』はもっとも驚異的な跳躍を見せたアルバムだ。前作『ぼちぼち銀河』(2022年)で垣間見せたブラック・ミュージックへのアプローチを追求しつつ、またしても新しい世界を生み出している。 「『ぼちぼち銀河』を作っている頃から、自分は10代の頃からR&Bやブラック・ミュージックに接して育ってきたんだなって改めて感じていたんです。デスティニーズ・チャイルドとかデビューした頃から聴いてたんですよね。ただ、自分には合わないスタイルだな、と思っていて

                                                  柴田聡子が語る、歌に対する意識の変化――憧れや情熱に身を任せた『Your Favorite Things』 | Mikiki by TOWER RECORDS
                                                • 文筆家でアーティスト、柴田聡子の視点が光る『きれぎれのダイアリー』 | 文春オンライン

                                                  ミュージシャンとしての顔だけではなく、文筆家としても注目される柴田聡子さん。日常生活の中で見過ごされがちな細やかな瞬間を捉え、それらを繊細な感性で綴り合わせる彼女の作品は、多くの人々に深い共感を呼んでいる。エッセイ集『きれぎれのダイアリー2017~2023』で光った彼女の鋭い観察眼と豊かな表現力然り、これまでのアルバム制作においてもその才能は随所に現れている。 また、2024年2月27日に発売された「ユリイカ」3月号では、音楽と文学の世界で独自の足跡を残し続ける柴田聡子さんに焦点を当てた特集が展開される。この特集は、音楽界と文学界の両方で彼女が築き上げてきたキャリアに焦点を当て、新アルバム『Your Favorite Things』のリリースという新たな節目に至るまでの彼女の旅路を追う。今回の取材では文筆家・アーティストとして、柴田さんがこれまでに辿ってきた道のりと今後の展望について話を聞

                                                    文筆家でアーティスト、柴田聡子の視点が光る『きれぎれのダイアリー』 | 文春オンライン
                                                  • 木下百花、音楽に溶け込むアイドル時代のトラウマや人生観 奥田健介や柴田聡子との交流で掴んだソングライターとしての転機

                                                    木下百花というシンガーソングライターの存在がどういうものであるのか、それを言葉で定義づけるのは非常に難しい。元々はNMB48というアイドルグループのメンバーであったというバックグラウンドも含めて、前にも後にも似たものがいないし、木下百花自身、他の何者かに近づくというよりは、彼女自身の王道を歩み続けようとしているように思える。私は以前、彼女についてこう書いたことがあるーー「明快な形に自分を閉じ込めない淡い光のような存在感」と。この認識は今でも変わっていない。彼女は他者から照らされるスポットライトよりも、自分の内側から発する光で自分を照らし出そうとするし、彼女の作る音楽は、その柔らかに変容し続ける光の姿を、とても魅惑的な形で私たちに伝えてくれる。 そんな木下百花の新曲「悪い友達」がリリースされた。編曲まで木下自身で手掛けたというが、かなりいい曲だ。洗練されたメロウなフォルムの中にも、彼女らしい

                                                      木下百花、音楽に溶け込むアイドル時代のトラウマや人生観 奥田健介や柴田聡子との交流で掴んだソングライターとしての転機
                                                    • 柴田聡子が明かす、“ひとりぼっち”配信の手ごたえ 自粛生活への不安と気づきも

                                                      シンガーソングライターの柴田聡子が、5月22日から配信ライブ「弾き語りツアー風 "柴田聡子のインターネットひとりぼっち'20"」をスタートさせた。 5月から6月にかけて予定されていた弾き語りツアー『柴田聡子のひとりぼっち'20』は、新型コロナウイルスの影響で全公演延期。今回の企画は、本来のツアースケジュール通り、全日程、開演時間に合わせて弾き語りライブを生配信するというものだ。 柴田聡子の自宅から、セッティングからライブまですべて“ひとりぼっち”で配信。背景に訪れるはずだったライブハウスの写真を使うなど、まさに“弾き語りツアー風”の演出が施されている。またアーカイブは残さないため、“その時間にしか観られない”臨場感を味わうこともできる。 ツアーの全公演を疑似体験できる今回の試み、コロナ禍の影響による日常の変化などについて柴田聡子本人に話を聞いた。(森朋之) 「今日は良かった」という感じはま

                                                        柴田聡子が明かす、“ひとりぼっち”配信の手ごたえ 自粛生活への不安と気づきも
                                                      • インタビュー:柴田聡子、新しい試みとニューEP - CDJournal CDJ PUSH

                                                        昨年、『がんばれ!メロディー』とライヴ・アルバム『SATOKO SHIBATA TOUR 2019 “GANBARE! MELODY” FINAL at LIQUIDROOM』と2枚の新作を立て続けに発表。絶好調ぶりを発揮したシンガー・ソングライター、柴田聡子。その勢いに乗って、今年5月から日本を縦断する弾き語りツアー〈ひとりぼっち'20〉が予定されていたが、コロナの影響で中止になってしまう。不安だらけのステイホームな日々で、柴田は歌とどんなふうに向き合ってきたのか。自宅で“ひとりぼっち”で始めた新しい試みや新作EP『スロー・イン』について、zoomで話を訊いた。

                                                          インタビュー:柴田聡子、新しい試みとニューEP - CDJournal CDJ PUSH
                                                        • 柴田聡子『Your Favorite Things』から聴こえるR&B――ネオシティポップ、アリアナ、マック・ミラーをキーワードに | Mikiki by TOWER RECORDS

                                                          雑誌「ユリイカ」の特集号が刊行されるなど、注目を集めるシンガーソングライター柴田聡子が7作目のアルバム『Your Favorite Things』を発表、リリース直後から高い評価を受けている。岡田拓郎が共同プロデュースし、変化と深化が聴ける本作の音楽面について、音楽ブロガーのアボかどが寄稿してくれた。 *Mikiki編集部 R&B文脈の中のネオシティポップ 3月29日に刊行される2010年代以降のR&Bの潮流を追う書籍「オルタナティヴR&Bディスクガイド」は、R&Bという音楽の偉大さを改めて感じることができる一冊だ。この10数年、R&Bは隣接ジャンルであるヒップホップはもちろん、ベッドルームポップやK-POPなどにも影響を与えてきた。シティポップリバイバルもそれと全く無関係ではないだろう。 そして2024年、また一枚R&Bの影響を感じさせる傑作が生まれた。柴田聡子の『Your Favori

                                                            柴田聡子『Your Favorite Things』から聴こえるR&B――ネオシティポップ、アリアナ、マック・ミラーをキーワードに | Mikiki by TOWER RECORDS
                                                          • SPECIAL TALK SESSION – かわいしのぶ × 柴田聡子[柴田聡子inFIRE]

                                                            鋭利な言語感覚で注目を集めてきたシンガー・ソングライターの柴田聡子がニュー・アルバム『ぼちぼち銀河』を完成させた。同作でベーシストを務めるのは、1991年にSuper Junky Monkeyのメンバーとして活動を開始し、現在は“柴田聡子inFIRE”のほか、大友良英スペシャルビッグバンドなどでも活躍する、かわいしのぶ。前々作の『愛の休日』(2016年)のレコーディングへの参加に始まり、“inFIRE”としての近年のライヴ活動、そして前作『がんばれ!メロディー』(2019年)では全篇でベースをプレイするなど、彼女は現在の柴田聡子の活動を語るうえで欠かせない存在だ。ここでは『ぼちぼち銀河』をリリースしたばかりの“柴田聡子inFIRE”の現在地に迫るべく、かわいしのぶと柴田聡子の対談をお届けする。“ソロ・アーティストとそのバック・バンド”というただの関係性では到達できないような濃密なアンサンブ

                                                              SPECIAL TALK SESSION – かわいしのぶ × 柴田聡子[柴田聡子inFIRE]
                                                            • 7th Album「Your Favorite Things」 | 柴田聡子 / SHIBATA SATOKO | 柴田聡子オフィシャルウエブサイト

                                                              Title : Your Favorite Things Release Date : 2024年2月28日 Label : AWDR/LR2 Catalog ref. : DDCB-12121 Format : CD Price : Dave Cooley, Elysian Masters, Haruna Makiyama, Hiraku Yamamoto, Karito Ohmitsu, Katsuhide Morimoto, Kazuhiko Masumura, Kazuhiro Bessho, Kei Sakawaki, Koki Hama, Koko Maiwa, Naomu Soeda, Nori Takabayashi, Satoko Shibata, Takuro Okada, UDA, Yoichi Miyazaki, Yu Taniguchi, Yuma Koda, ま

                                                                7th Album「Your Favorite Things」 | 柴田聡子 / SHIBATA SATOKO | 柴田聡子オフィシャルウエブサイト
                                                              • 柴田聡子×吉開菜央 プレイリストを見せ合いながら音楽話に花が咲く | Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA

                                                                どんな音楽を、どんなふうに聴いているのか。プレイリストから、その人の素顔が垣間見えることがある。Spotifyの「メイド・フォー・ユー」コーナーには、リスナーの再生履歴やリスニング傾向、好みの似ている他のリスナーの再生履歴をもとにして、その人だけにパーソナライズされたさまざまなプレイリストが並びます。データから導かれるプレイリストだけに、そこには思いがけない発見もある。 今回、シンガーソングライターの柴田聡子とダンサー / 映像作家の吉開菜央が、お互いの「メイド・フォー・ユー」をチェックしながら対談を行った。東京芸術大学の大学院で知り合ったふたりは、それぞれ別の分野で活躍しながら、コラボレートもしてきた古くからの友人だ。柴田のK-POPアイドルへの熱い想い、吉開がダンスを始めたきっかけなど、プレイリストを通じて音楽話に花が咲いた。 柴田聡子(しばた さとこ) 1986年札幌市生まれ。恩師の

                                                                  柴田聡子×吉開菜央 プレイリストを見せ合いながら音楽話に花が咲く | Kompass(コンパス) ミュージックガイドマガジン by Spotify&CINRA
                                                                • 柴田聡子 - どうして (Official Music Video)

                                                                  ※こちらはオリジナルの投稿がYouTubeアカウントの不具合により削除されてしまったため再掲載いたしました。 柴田聡子 - どうして (Official Music Video) 2020年7月3日にリリースされたEP「スロー・イン」から「どうして」のミュージックビデオ。 5~6月に配信された「弾き語りツアー風 “柴田聡子のインターネットひとりぼっち’20”」で映像制作の楽しさを再認識した柴田聡子がかつて学んだ映像制作スキルを総動員し、自宅でひとりで完成させた作品。 監督・撮影・編集・出演:柴田聡子 ----------------------------------------------------------- EP『スロー・イン』 (CD) 2020年7月3日発売 / ¥1,500+tax / PCD-4555 / P-VINE, Inc. JAPAN (7”) 2020年

                                                                    柴田聡子 - どうして (Official Music Video)
                                                                  • 柴田聡子『Your Favorite Things』クロス・レヴュー | TURN

                                                                    柴田聡子のコペルニクス的転回 もともと柴田聡子の音楽については、柴田聡子、としか言いようがない観察眼と感性で選び取られた言葉が音楽本体から生々しく浮き出ているような印象を持っていて、筆者としてはそれこそが彼女の個性、と理解しており、ゆえに「自分の歌だけが“音”になっていない感じがしていた」と、別誌で違和感を語っていたのを読んで意外に思った。が、だからこそ、岡田拓郎にミックスを託したという意図には直ぐにピンときた。岡田は、洋楽由来のポップスの中で日本語の響きをどう扱うか、ということにキャリアを通じて呻吟してきた、まさにその人だからである。密室ではないものの親密さを抱かせる距離感の空間づくりに、何れかの音色・どこかの帯域が突出することはないものの楽器一つひとつの響きは精彩、かつ風通しよく感じられるミックス。まさに岡田印な仕上がりの今作だが、加えて、ウィスパー気味に変化した彼女の歌唱も奏功し、歌

                                                                      柴田聡子『Your Favorite Things』クロス・レヴュー | TURN
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