汽車道は近年人気のプロムナードで、土日休日は行列のように通行人が繋がる。桜木町駅前から新港埠頭を繋ぐ約500mの遊歩道で、感覚的には「赤レンガ倉庫」がゴールのように感じられるが、手間で終点となる。 大正期に完成した新港埠頭倉庫群(赤レンガ倉庫他)と当時の横浜駅を繋ぐために整備された鉄道路線で 当初の計画書には「横浜鉄道海陸連絡線」(以下連絡線)とある。この「連絡線」、現在の横浜線と深い関係にあり多くのエピソードを持っているが、詳しくは別の機会にしたい。 ネット検索でもかなり面白い説明に出会える。例えば京急(京浜電気鉄道)の高架化顛末 この連絡線「汽車道はもともと「ウィンナープロムナード」と呼ばれていた(wikipedia)」 とあるが俗称で正式名称では無かったと思う(資料無し)。税関線と呼ばれていたこともある。 連絡線は複線仕様で新港埠頭に入って複数に分岐していた。その中で、主に日本郵船が