今回はソクラテスに学ぶシリーズ第2弾、あらゆる勉強に効く思考法についてです。 ソクラテスの生きた社会 ソクラテスが求めたこと 無知の知の効用 ソクラテスの生きた社会 ここからしばらくはソクラテスが無知の知に至るまでの歴史です。飛ばしたい人は飛ばして次の見出しへどうぞ。 ソクラテスは約2500~2400年前に活躍した古代ギリシャの哲学者です。 ソクラテスが生きた古代ギリシャにはポリスという小さな共同体が点在していました。 現在でいうと、市区町村が一つの国としてまとまっているイメージです。渋谷国や名古屋国、京都国って感じでしょうか。 その中でもソクラテスはアテネというポリスに暮らしていました。 さて、当時の古代ギリシャではある考えが浸透していました。 それは、「人それぞれ考え方は違うよね」という思想です。相対主義といいます。 そして、この相対主義というロジックで金儲けや権力闘争に明け暮れていた