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竹田青嗣の検索結果1 - 40 件 / 48件

  • [書評]中学生からの哲学「超」入門 ― 自分の意志を持つということ(竹田青嗣): 極東ブログ

    私は竹田青嗣氏の著作はデビュー作からほぼ網羅的に読んでいるので、初期の欲望論、そしてその基礎方法論としての一連のフッサール・現象学解説著作から、近年の「人間的自由の条件 ― ヘーゲルとポストモダン思想」(参照)による、フッサールからヘーゲルに至る社会思想への深化・変遷のあたりで、竹田氏は一つの頂点を迎えたのか、あるいは学生や実際上のお弟子さんたちの教育に忙しくなったか、しばらく思想的な展開は見られないものだろうと思っていた。 そうした流れで、本書「中学生からの哲学「超」入門 ― 自分の意志を持つということ」(参照)も見ていたので、書店で見かけたときは、またこれも初期の副産物的な作品かと思っていた。実際、本書はかつての類書「「自分」を生きるための思想入門」(参照)とよく似ている。なお、同書については「極東ブログ: 社会システムとルール社会を越えていくもの」(参照)で触れたことがある。また竹田

    • Amazon.co.jp: ニーチェ入門; 竹田 青嗣

        Amazon.co.jp: ニーチェ入門; 竹田 青嗣
      • 竹田青嗣「自分を知るための哲学入門」感想 哲学は身近で実践的なものであることを教えてくれる。 - うさるの厨二病な読書日記

        なぜこの本を読みなおそうかと思ったかというと、笠井潔の「哲学者の密室」のことを思い出し、もう一度読みたいと思ったからだ。 哲学者の密室 (創元推理文庫) posted with ヨメレバ 笠井 潔 東京創元社 2002-04-12 Amazon Kindle 最初読んだときはハイデガーのことなど何も知らず読んだので、イマイチ話の概要がつかめなかった。 せっかくなのでハイデガーの考えを分かったうえで読みたいと思い、一回読んで途中で挫折した「ハイデガー入門」を読み始めた。 ハイデガー入門 (講談社学術文庫) posted with ヨメレバ 竹田 青嗣 講談社 2017-04-11 Amazon Kindle しかし読んでいくと、元々はフッサールの弟子だったハイデガーは、存在分析の方法として現象学を使っているなど他の思想家から多大な影響を受けている。 哲学の全体的な流れをつかんでいないと、なぜ

          竹田青嗣「自分を知るための哲学入門」感想 哲学は身近で実践的なものであることを教えてくれる。 - うさるの厨二病な読書日記
        • Amazon.co.jp: 中学生からの哲学「超」入門―自分の意志を持つということ (ちくまプリマー新書): 竹田青嗣: 本

            Amazon.co.jp: 中学生からの哲学「超」入門―自分の意志を持つということ (ちくまプリマー新書): 竹田青嗣: 本
          • 竹田青嗣氏の著書に関する思い出 - 🍉しいたげられたしいたけ

            今回は dk4130523 (id:cj3029412)さんのエントリーに乗っからせてもらいます。 dk4130523.hatenablog.com dk4130523 さんの思想遍歴というべき幅広い内容を扱っているのですが、その中に竹田青嗣氏についてごく簡潔に触れている部分があって、ピンポイントでそこに反応してしまいました。 「キリスト教」「ロゴス」「N個の性と自己了解」 - illegal function call in 1980s 竹田青嗣いいですよね。「あれは竹田青嗣オリジナルであって、フッサールでも現象学でもない」みたいな批判はよく目にしますが知ったことかというやつで、実感を伴ってわかりやすいのが何よりなんです。 2016/04/09 21:06 b.hatena.ne.jp スポンサーリンク そうしたら、即座に新たなエントリーを起こして応答いただきました。感謝です。 dk41

              竹田青嗣氏の著書に関する思い出 - 🍉しいたげられたしいたけ
            • RANDOM TALK in RANDOM WALK 対談:夏目房之介(漫画評論家)×竹田青嗣(哲学者/文芸評論家)

              <第7回> 日時:2004年11月5日(金) 対談:夏目房之介(漫画評論家)×竹田青嗣(哲学者/文芸評論家) テーマ:「マンガ論、思想に出会う」 本日の対談は「ぜひ竹田さんとお話したい」と僕の方からお願いして実現しました。なぜ夏目房之介が竹田青嗣さんとお会いしたいのか、というところからお話します。いま僕は、マンガの研究がある程度進んできたことによって、あそこにもここにも出てきた問題を、なんとか橋渡しをしないとならない状況にあるんです。そのためには、全体像を見通すなり、原理的に考えることが必要になってきた。そんなとき、竹田さんの『よみがえれ、哲学』(西研共著:NHKブックス)を読んで、今まで僕がマンガ論を通じて、どうもしっくりこないことや違和感があったりしたことが、「これなら分かるかも知れない」というかたちで分かりやすく書いてあったので、非常に感動したんです。あわてて竹田さんの『近代哲

              • 竹田青嗣嗣

                第52題竹田青嗣氏の在日朝鮮人論 1995年8月23日の毎日新聞の文化欄に、竹田青嗣さんの『<在日コリアン>の戦後50年 アイデンティティは多様化 徐々に日本社会の中へ』と題する投稿があった。彼の在日に対する認識は私とかなり共通する。私はこれを読んで自分の認識について自信を深めた。彼の文章のさわりを青色字で紹介し、私なりのコメントを書きたい。 「あるところでわたしは、日本人が在日の問題を理解するとき、戦中・戦前の日韓(朝)関係を起点にするのはもはや適切とは言えない、と述べたことがある。強制連行などで連れてこられ、日本社会の差別と悪意にさらされながら、民族としての誇りを保ちつつ生きる少数民族。 これが今でも日本人のごく一般的な「在日」像だが、しかし、これは実情とはそうとう隔たった像だというほかない。」 今の在日朝鮮人はいわゆる「強制連行」の歴史とは関係ない、ということは私もずいぶん前から主張

                • Amazon.co.jp: 現代思想の冒険 (ちくま学芸文庫 た 1-1): 竹田青嗣: 本

                    Amazon.co.jp: 現代思想の冒険 (ちくま学芸文庫 た 1-1): 竹田青嗣: 本
                  • 「多様な価値観」は絵空事? 現代思想が犯している本質的な誤ち(竹田 青嗣)

                    現代思想の行きづまりを打破し、根本的に刷新する——。哲学者・竹田青嗣氏が、哲学のまったく「新しい入門書」であるとともに、「新しい哲学」の扉を開くための書を目指して書いたのが、現代新書の新刊『新・哲学入門』です。同書から、相対主義を批判し、現代哲学の挫折の本質を看破する第1章の一部をお届けします。 相対主義の根本的な誤り *現代思想における相対主義は、哲学の「普遍洞察」の考えを、独断論あるいは形而上学として批判してきた。理由は一つで、相対主義自身が、認識を、「本体」の認識かその不可能のいずれかしかないと考えるためだ。しかしこれは誤りである。 人間だけが言語ゲームによって世界を描く。その意味は、言語は世界を写す「鏡」ではありえず、ただ世界の「絵」を描くことができるだけだ、ということである。独断論と相対主義は、そもそもこの事態への根本的な無理解から現われる。 *たとえば、現代の相対主義はこう主張

                      「多様な価値観」は絵空事? 現代思想が犯している本質的な誤ち(竹田 青嗣)
                    • 【読書】竹田青嗣著『ニーチェ入門』を読みました: 意外と分かりやすい思想でした - 煩悩退散!

                      ニーチェが有名な哲学者であるということは知っていても、この人が具体的にどんなことを主張したのかということは全く知らなかったので、この本がKindleの7月の月替りセールの対象に入っていた機会に購入して、ちびちびと読んでいました。 ニーチェ入門 (ちくま新書) 作者: 竹田青嗣出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2014/01/24メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 専門家のありがたさ まず、この本を読んで感じたのが、専門家・研究者のありがたさです。 この本の中では、ニーチェやその他の哲学者の著書の(の翻訳)がいくつかの場面で引用されているのですが、私には、最初何を言っているのかさっぱり分からないというものばかりでした(もちろん、断片的な引用であることによる難しさもあるとは思いますが)。 しかしこの本では、専門家の著者が、初学者の私にも分かりやすいようにそれを噛み砕いて解

                        【読書】竹田青嗣著『ニーチェ入門』を読みました: 意外と分かりやすい思想でした - 煩悩退散!
                      • Amazon.co.jp: プラトン入門 (ちくま新書 190): 竹田青嗣: 本

                          Amazon.co.jp: プラトン入門 (ちくま新書 190): 竹田青嗣: 本
                        • 『「自分」を生きるための思想入門』 竹田青嗣著 「自分」を読み解くステップ第一段階 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

                          昔、岡田斗司夫さんが、「自分探し」というのは答えのない永久運動みたいなもので、僕はこれを「趣味」にしているといった、ことを言っていて偉く感心したことがある。趣味、自分探し。・・・・これいいフレーズかも。というのは、ダイエットと同じで、これはマッチポンプ型の永久運動で、「答えが出る」というものではなく、いつまでも同じ次元でものを考え続けるというものだから。「これ」と、現実で決断して行動しているところは、「位相」が違うんだ。同じものとして現実をとらえてしまうと、人生を消耗してしまい、貴重な自分の「生きている時間」を消耗してしまう。 けれども、人間にはステージというか段階みたいなものがあって、「こういうこと」をちゃんと抽象的に悩んだ経験がないと、そもそも頭が悪くなるし、なによりも、様々な人生の試練に会った時に、どう考えればいいのか?ということが分からなくなって成長や成熟が止まってしまう。いまさら

                            『「自分」を生きるための思想入門』 竹田青嗣著 「自分」を読み解くステップ第一段階 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
                          • Amazon.co.jp: 現象学は思考の原理である (ちくま新書): 竹田青嗣: 本

                              Amazon.co.jp: 現象学は思考の原理である (ちくま新書): 竹田青嗣: 本
                            • これからは哲学の時代——根拠なき時代、ほんとうの土台を築くには?(竹田 青嗣)

                              価値不在の現代にこそ、哲学が必要である——構想から完成に至るまで40年もの時を経て、2017年に刊行された竹田青嗣氏の大著『欲望論』。哲学の究極の問いへの回答の提示に挑んだ竹田氏への特別インタビューを公開! 〈前編〉では、出発点としての最初の哲学的体験、本書の核となった二人の哲学者フッサールとニーチェとの出会いを語る。 なぜこの本を書いたのか? ――2017年10月に、1、2巻合計で1300ページ超という「大著」『欲望論』を出版されました。最初の構想から完成までになんと40年もかかったということですが、なぜこの本を書くに至ったのか、その経緯からお話して頂けますか。 『欲望論』の構想の始まりは、私の記憶では27、28歳の時でした(1974、5年頃)。そのころのノートが残っています。大学を出てフリーターでブラブラしていた頃で、いろんなアルバイトをしていたけれど、ずっとメンタルの調子が悪かった。

                                これからは哲学の時代——根拠なき時代、ほんとうの土台を築くには?(竹田 青嗣)
                              • 【はじめてのヘーゲル『精神現象学』:竹田青嗣/西研】さらに分かりやすく解説してみる - THE INYOSHOTEN PLUS

                                ヘーゲル『精神現象学』は哲学書のなかでも難解といわれている。 それを分かりやすく解説した本が「はじめてのヘーゲル『精神現象学』」である。そしてさらに分かりやすく解説してみようというのが、この記事での試みである。もちろん解説する部分はかなり限定されている。 超解読! はじめてのヘーゲル『精神現象学』 (講談社現代新書) posted with ヨメレバ 竹田 青嗣,西 研 講談社 2010-05-19 Amazon Kindle 楽天ブックス 7net 《目次》 仮説自体が主観によるもの 仮説をアップデートし続ける 仮説自体が主観によるもの 「対象」には二つの契機があって、一つが「対他存在」(=知)、もう一つが「自体存在」(=真)である。 つまり、あるモノに対する自分の認識である「知」と、モノの本質である「真」の2つのあり方が存在するのである。 われわれは自分の主観である「知」の世界から脱出

                                  【はじめてのヘーゲル『精神現象学』:竹田青嗣/西研】さらに分かりやすく解説してみる - THE INYOSHOTEN PLUS
                                • 【対談】竹田青嗣×苫野一徳①〜哲学はこう修行する!〜

                                  2014年 7月12日、哲学者の竹田青嗣氏と苫野一徳のトークイベントが、リブロ池袋本店にて開催されました。 「自由」になるための哲学~ヘーゲルから社会構想まで~ 以下では、今回が初となった、スリリングな公開師弟対談の一部始終をお届けします。 〜哲学はこう修行する!〜 苫野: 今日は、僕の新刊『自由はいかに可能か――社会構想のための哲学』の刊行記念と、NHKブックスの創刊50周年記念ということで、このようなイベントを開催していただきました。 まず、竹田先生との出会いからお話したいと思うんですが、2004年に『人間的自由の条件』(講談社)という竹田先生の本が出たんですね。 これを読んで、非常な衝撃を受けました。ちょっと大げさな言い方なんですが、今まで自分の積み上げてきたものが全部崩壊するという、ひどい自己崩壊が起こりました。 ただ、最初は「くそー」と反発したんですね。「いつか必ず竹田青嗣を論駁

                                    【対談】竹田青嗣×苫野一徳①〜哲学はこう修行する!〜
                                  • Amazon.co.jp: はじめての哲学史: 強く深く考えるために (有斐閣アルマ): 竹田青嗣, 西研: 本

                                      Amazon.co.jp: はじめての哲学史: 強く深く考えるために (有斐閣アルマ): 竹田青嗣, 西研: 本
                                    • 現代哲学は死に瀕している——相対主義を克服しなければならない理由(竹田 青嗣)

                                      現代思想の行きづまりを打破し、根本的に刷新する——。哲学者・竹田青嗣氏による、哲学のまったく「新しい入門書」であるとともに、「新しい哲学」の扉を開くための書、『新・哲学入門』より、同書の目的を宣言する「マニフェスト」をお届けします。 *二一世紀の現在、哲学はその本質を見失い、自壊し、死に瀕している。なぜか。哲学の本義は普遍認識を目がける普遍洞察の方法にある。だが、現代哲学では、稀な例外を除いて、哲学の根本方法を否定する相対主義哲学がその舞台を席巻してきた。普遍認識の否定、これが相対主義哲学の旗印である。それは現代の流行思想だったが、現代哲学の最大の病でもあった。だが、哲学の偉大な達成は、相対主義が克服された時代においてのみ現われる。いまわれわれは、哲学の概念と像を根本的に刷新しなければならず、そのため、根本的に新しい哲学を必要としている。本書は、まさしくこの意味で、哲学についてのまったく「

                                        現代哲学は死に瀕している——相対主義を克服しなければならない理由(竹田 青嗣)
                                      • Amazon.co.jp: 「自分」を生きるための思想入門 (ちくま文庫): 竹田青嗣: 本

                                          Amazon.co.jp: 「自分」を生きるための思想入門 (ちくま文庫): 竹田青嗣: 本
                                        • 竹田青嗣の名誉のために - illegal function call in 1980s

                                          しいたけ先生からブコメをいただいた。深く宇奈月温泉。うんうん。 id:watto 竹田青嗣いいですよね。「あれは竹田青嗣オリジナルであって、フッサールでも現象学でもない」みたいな批判はよく目にしますが知ったことかというやつで、実感を伴ってわかりやすいのが何よりなんです。 うんうん。あれはフッサールでも現象学でもないです。でも、竹田がフッサールを読み進める中でつかんだ世界了解の仕方、そのつかんでいくプロセスは、いつ読んでも「ほんもの」だなという気がします。出来不出来もあるけれど。 2点、紹介します。 現代日本の感覚と思想 (講談社学術文庫) 作者: 見田宗介 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1995/04 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (8件) を見る まず1点めは、見田先生のこれ、85年頃の時評集です。しかし30年が過ぎたいまでもまったく色あせるところがない。いま、書庫を漁

                                          • 竹田青嗣『哲学は資本主義を変えられるか』を読む - mmpoloの日記

                                            竹田青嗣『哲学は資本主義を変えられるか』(角川ソフィア文庫)を読む。副題が「ヘーゲル哲学再考」とある。角川ソフィア文庫の解説から、 大量生産、大量消費、大量廃棄を特徴とする現行の資本主義は、格差の拡大、資源と環境の限界を生んだ。この矛盾を克服する手がかりは、近代社会の根本理念を作った、ホッブス、ルソー、ヘーゲルの近代哲学にある。国家=権力の廃絶ではなく、人民権力=市民国家を成立させることで、万人の人間的「自由」を実現する。今、これをいかに国家間へ、世界大の原理へと拡大できるか、哲学的観点からわかりやすく考察する。近代哲学、とりわけヘーゲルは「自由の相互承認」という重要概念を示した。こうした観点から、誤解にさらされてきた近代社会の本質を明らかにし、巨大な矛盾を生む現代資本主義をどう修正すべきか、その原理を探る。 本書は2009年に『人間の未来』という題名でちくま新書として発行されていた。その

                                              竹田青嗣『哲学は資本主義を変えられるか』を読む - mmpoloの日記
                                            • 09. 竹田青嗣の現象学を読む ―『現象学入門』『はじめての現象学』 | 山竹伸二の心理学サイト

                                              ■メニュー 精神分析研究 ・精神分析の基礎(2) ・精神分析を読む(15) ・『精神分析入門』完全読解(2) ・フロイト「自己を語る」(6) 精神病理学と心理療法研究 ・神経症・精神病を知るために(4) ・心理的治療を知るために(6) 哲学研究 ・哲学書を読むために(5) オリジナル論文・著作など ・発表著作と論文(4) ・書評とエッセイ(17) ・インタビュー(1) 著者プロフィール 公開講座のお知らせ 関連リンク集 たとえば目の前に赤いリンゴがあるとする。そこにリンゴがあることは確かなように思える。しかし本当にリンゴがあるかどうかは証明できない。私の視覚が狂っていて、本当のリンゴとは似ても似つかないリンゴを見ている可能性もあるからだ。だとしたら、私たちは本当のリンゴをどこまで正確に認識できるのだろうか? こうした問題を、哲学では「主観と客観は一致するのか」といった難しい言い方で問い続け

                                              • Amazon.co.jp: 超解読! はじめてのヘーゲル『精神現象学』 (講談社現代新書): 竹田青嗣, 西研: 本

                                                  Amazon.co.jp: 超解読! はじめてのヘーゲル『精神現象学』 (講談社現代新書): 竹田青嗣, 西研: 本
                                                • Amazon.co.jp: ハイデガ-入門 (講談社選書メチエ): 竹田青嗣: 本

                                                    Amazon.co.jp: ハイデガ-入門 (講談社選書メチエ): 竹田青嗣: 本
                                                  • Amazon.co.jp: 哲学ってなんだ: 自分と社会を知る (岩波ジュニア新書 415): 竹田青嗣: 本

                                                      Amazon.co.jp: 哲学ってなんだ: 自分と社会を知る (岩波ジュニア新書 415): 竹田青嗣: 本
                                                    • 「真理や客観などない」―『「自分」を生きるための思想入門』 竹田 青嗣 | 考えるための書評集

                                                      竹田青嗣は現代思想を勉強するさい、今村仁司とともに参考にさせてもらった。内田樹はそのあとに出てきた哲学者なのでブログはよく読んだが、書籍では読む機会を逸した。 竹田青嗣の紹介でいちばん知りたかったことは、客観や真理が現代思想ではすでにそんなものはないと宣言されていたことだ。「言語ゲーム」や「ルールの網の目」でしかないというポストモダンの思想をいちばん確認したかった。 でも学校や世間ではどうも「正解」や「真理」がある、わかるという前提で了解されているようで、この思想と常識のギャップってなんなんでしょうね。学校って「近代」までのもので、ポスト近代になったら学校というところでものを教えられないのでしょうか。 この「真理なんてない」という考え方を確認したくて、思想のいろいろな本を漁った。やはりこの点で宣言したのは岸田秀の「唯幻論」であり、リオタールの『ポストモダンの条件』であり、ニーチェの『権力へ

                                                      • 【対談】竹田青嗣×苫野一徳③〜ポストモダン思想を乗り越える〜

                                                        〜ポストモダン思想を乗り越える〜 竹田: 私の『人間的自由の条件』という本の力点を自分なりにいうと、近代哲学者たちが考えた哲学的原理をもういっぺんすべて掘り出して、その意味をはっきりさせることで、社会論を一からやり直そうということでした。 その背景をちょっとだけ言います。 私は二十歳代の頃、マルクス主義者でした。当時は、マルクス主義の思想が、世の中の矛盾を克服してその先に進める唯一の希望の考え方だと、ほとんどの人が思っていたんですね。 けれども、だんだん、マルクス主義は資本主義を克服することもできないし、マルクス主義国家をも克服することもできないことがはっきりしてきて、非常に困っていたときに、フランスからポストモダン思想が入ってきました。そして今度はこの思想が、私の世代だけではなく、少し下の世代にとっても新しい希望の星になった。 マルクス主義の、いわば教条主義的、権力主義的なところを批判す

                                                          【対談】竹田青嗣×苫野一徳③〜ポストモダン思想を乗り越える〜
                                                        • 竹田青嗣 - Wikipedia

                                                          この存命人物の記事には検証可能な出典が不足しています。信頼できる情報源の提供に協力をお願いします。存命人物に関する出典の無い、もしくは不完全な情報に基づいた論争の材料、特に潜在的に中傷・誹謗・名誉毀損あるいは有害となるものはすぐに除去する必要があります。 出典検索?: "竹田青嗣" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2022年6月) 竹田 青嗣(たけだ せいじ、1947年〈昭和22年〉10月29日 - )は、日本の哲学者・文芸評論家・音楽評論家。早稲田大学名誉教授。元早稲田大学国際教養学部教授。大学院大学至善館教授。在日韓国人二世。 『〈在日〉という根拠』(1983年)で登場し、フッサールの現象学に影響を受けて独自の現象学を構築。人間論を中心に幅広く批評を展開する。著書に『自分を知るため

                                                          • Amazon.co.jp: 超解読! はじめてのカント『純粋理性批判』 (講談社現代新書): 竹田青嗣: 本

                                                              Amazon.co.jp: 超解読! はじめてのカント『純粋理性批判』 (講談社現代新書): 竹田青嗣: 本
                                                            • Amazon.co.jp: 完全解読 ヘーゲル『精神現象学』 (講談社選書メチエ): 竹田青嗣, 西研: 本

                                                                Amazon.co.jp: 完全解読 ヘーゲル『精神現象学』 (講談社選書メチエ): 竹田青嗣, 西研: 本
                                                              • なぜいま『法の哲学』か──多様な価値の共存可能性について(竹田 青嗣)

                                                                資本主義の進展によって格差が拡大し、健全な民主主義と自由な市民社会が危機に陥っている現在の世界。「マルクス主義」「ポストモダン思想」といった20世紀の大きな思想が挫折していくなかで、新たな社会批判の思想を構築するにはどうすればよいのでしょうか? 『超解読! はじめてのヘーゲル『法の哲学』』の著者・竹田青嗣さんによる特別寄稿です。 日本の思想・哲学は「死に体」にある 昨年12月、私は西研との共著『超解読!はじめてのヘーゲル「法の哲学」』を出した。これはいわば筆後エッセイなので、その趣意を述べてみたい。 われわれはこの本で、いまこそ、ルソーの『社会契約論』、ヘーゲルの『法の哲学』を現代の政治・社会思想にとって枢要の古典として読み直すべき必要を強調した。なぜなら、現在われわれが立っている社会的状況の中で、日本の思想・哲学がほぼ「死に体」にあるからだ。 現在、われわれが歴史の中でどういう場所に立っ

                                                                  なぜいま『法の哲学』か──多様な価値の共存可能性について(竹田 青嗣)
                                                                • Amazon.co.jp: 図解 哲学がわかる本: 竹田青嗣 (読み手), 竹田青嗣 (その他): Digital Ebook Purchas

                                                                    Amazon.co.jp: 図解 哲学がわかる本: 竹田青嗣 (読み手), 竹田青嗣 (その他): Digital Ebook Purchas
                                                                  • 竹田青嗣の現象学は異端なのか?標準的な現象学と何が違うのか?|ラファ鉄

                                                                    ■ はじめに 竹田青嗣(以下「竹田」と記載)と言えば、難解な哲学書を一般人にも分かりやすく解説している入門書が多いことで知られています。 その中でもフッサールの現象学は彼の哲学に大きな影響を与え、数ある著者の入門書の中でもとりわけ現象学に関する内容が多い印象があります。 しかし、学者の評判は決して良いとは言えず、彼の書籍(あるいは論文)が参考文献(文献案内)に掲載されているのを私自身は一度も見たことがありません。 たまたまTwitterを見ていた時、 「学生時代、現象学を専門としている教授から「竹田の本は読むな」と言われた」 というツイートを発見したのですが、このことからもやはり学者の間では評判があまり良くないのかと思います。 以上のことから当然の疑問として出てくるのは、 ・なぜ竹田の現象学は不評なのか? ・竹田の現象学は伝統的な現象学の解釈(標準的な解釈)と具体的に何が違うのか? という

                                                                      竹田青嗣の現象学は異端なのか?標準的な現象学と何が違うのか?|ラファ鉄
                                                                    • Amazon.co.jp: 愚か者の哲学: 竹田青嗣: 本

                                                                        Amazon.co.jp: 愚か者の哲学: 竹田青嗣: 本
                                                                      • Amazon.co.jp: 人間的自由の条件: 竹田青嗣: 本

                                                                          Amazon.co.jp: 人間的自由の条件: 竹田青嗣: 本
                                                                        • Amazon.co.jp: ニーチェ入門; 竹田 青嗣

                                                                          下に表示されている文字を入力してください 申し訳ありませんが、お客様がロボットでないことを確認させていただく必要があります。最良のかたちでアクセスしていただくために、お使いのブラウザがクッキーを受け入れていることをご確認ください。

                                                                          • 20世紀の哲学は「哲学の墓場」である——新たな原理の構想に向けて(竹田 青嗣)

                                                                            「20世紀の哲学は哲学の墓場である」…哲学は今、死に瀕している。現代思想が相対主義に陥り、問題解決が放棄された現状を打破するためには、哲学の根本的な立て直しを図り、新たな原理を構想しなくてはならない——。 2017年刊行の『欲望論』において、4000ページにわたり現代社会における哲学と思想の再生を打ち立てた、竹田青嗣氏への特別インタビュー〈中編〉。 人間の「本質」は「欲望」です ――では本題に入って。まず、なぜタイトルは『欲望論』なのでしょうか? と言うのも、「欲望」と言うと、なんか俗な、エロなものとか、パッと見たらそういうふうにとられるかなぁと思うのです。竹田さんのおっしゃる「欲望」とは、そもそもどう理解すればよいのでしょう? 思想の世界では「欲求」と「欲望」を区別します。動物の、飢えたから食べたいというような身体的な必要を「欲求」と呼び、意味の世界の中で人間化された諸「欲求」を「欲望」

                                                                              20世紀の哲学は「哲学の墓場」である——新たな原理の構想に向けて(竹田 青嗣)
                                                                            • 【対談】竹田青嗣×苫野一徳⑤〜現代の政治哲学を乗り越える〜

                                                                              〜現代の政治哲学を乗り越える〜 竹田: 少し前に、アメリカから正義についてのマイケル・サンデルの議論なんかが、話題を呼びましたね。 われわれもアメリカ現代政治哲学を大分まとめて読んだけど、近代哲学をおさえた立場からいうと、だいぶピントがずれている。 アメリカでは、乱暴にいうと、ノージックからはじまった「リバタリアニズム」(自由至上主義)とマッキンタイヤーから出た「コミュニタリアニズム」の対立があって、そこで「正義」か「公正」かということが議論のキーワードになっている。 これはじつは、ヨーロッパで「自由」か「平等」かという形で議論されていたことと、本質的に同形です。 リバタリアンが依拠するのは、基本ジョン・ロックです。 天賦人権論、人間は生まれつき自由の権利を神から与えられている。これが第一。第二が、汗水たらして働いて得たものについては、その人間が所有の権利を神から得る、です。 ロックの人権

                                                                                【対談】竹田青嗣×苫野一徳⑤〜現代の政治哲学を乗り越える〜
                                                                              • 【対談】竹田青嗣×苫野一徳⑥〜どうすれば自由に生きられるのか?〜

                                                                                〜どうすれば自由に生きられるのか?〜 苫野: せっかく、「どうすれば自由になれるのか」がテーマのイベントなので、その話をしないとダメですね。 そのためには2つの観点があります。 1つは、僕たちが自由になれる社会って、どういう社会か、という点。で、それは一番根本的には、「自由の相互承認」をどんどん充実させていく必要がある、ということになる。 「自由の相互承認」をより可能にする社会を、どう作っていけばいいんだろう、どういう世界を作っていけばいいんだろうっていうふうに、問いを展開していくんですね。その具体的な展開は、この本の中に書いているので、ご興味のある方に読んでいただければうれしいです。 もう1つの観点はこうです。社会がどれだけ「自由の相互承認」を充実させても、僕たち自身が自由を感じられないことがある。つまり自由のための「実存的条件」が整っていない、と。 現代はそういう時代ですよね。僕たちは

                                                                                  【対談】竹田青嗣×苫野一徳⑥〜どうすれば自由に生きられるのか?〜
                                                                                • 200年前の名著、ヘーゲル『法の哲学』を「今」読むべきワケ(竹田 青嗣,西研)

                                                                                  現代資本主義は、富の格差の一方的な拡大を抑止できないことによって大きな矛盾を露呈し、現代の民主主義の理念に深刻な疑義がもたらされています。そんな今だからこそ、近代政治の本質理論としての民主主義理念の内実を本質的に吟味しなおす必要があると、著者の一人である竹田青嗣さんは言います。現代に生きるわれわれは『法の哲学』から何を学びうるのでしょうか? 近代哲学の重要な原理を平易に読み解く大好評シリーズ第4弾!本日発売の『超解読! はじめてのヘーゲル『法の哲学』』より「まえがき」を一部抜粋してお届けします。 いまなぜ『法の哲学』か われわれ(竹田・西)は、すでにヘーゲルの『精神現象学』の超解読版を出しているが、もう一つの代表作『法の哲学』の超解読版をなんとしても出したいという思いを長くもっていた。 その理由は、ルソーの『社会契約論』とヘーゲル『法の哲学』は、現代の市民国家あるいは民主主義国家の「正当性

                                                                                    200年前の名著、ヘーゲル『法の哲学』を「今」読むべきワケ(竹田 青嗣,西研)