昔はなあ、年に100万ほどボーナスの出る会社が普通にあってのう、丸の内のOLは暇さえあれば海外旅行をしてブランド物を買いあさっておったのじゃよ。 とか言っても、若い人たちには「またおばあちゃんたら、そんなホラ話を」と笑われるんだろうなあ。この国はそこまで貧しくなってしまったのだ。
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前回は笙野頼子がジョージ・ソロス陰謀論(ユダヤ陰謀論の一種)にハマってるのではないか?という記事を書いたわけですが やはり注目すべきはなんといってもここでしょう。 しかし性同一性の定義はまだ循環論のままです。悪用できますね?ていうか、おそらく何を作っても運用でめちゃくちゃしてきますからね。 ていうか法律に勝手に横文字を入れてはいけません。ここは日本、独立国、たとえLGBT当事者であってもGHQの支配は受けられません。 https://femalelibjp.org/nf/?p=1084 まず、「法律に勝手に横文字を入れてはいけません。」という部分についてです。 言うまでもありませんが、新しくできた法律にはすでに横文字が大量に入っています。 例えばマイナンバー法を見てみましょう。 この法律において「個人情報ファイル」とは、個人情報保護法第六十条第二項に規定する個人情報ファイルであって行政機関
切迫感に満ちた1冊である。タイトルに「発禁」とあるのは、「このようなご主張のある」作品を含んだ刊行はしない、と40年来付き合いのある某出版社に単行本の企画を断られたことが大きいだろう。内容が主に同社発行の文芸雑誌に既に掲載された作品にかかわらず、である。 その「ご主張」とは、女性であり、純文学の作家である自らの立ち位置からの、痛烈な政治批判。特に新世紀以降、新自由主義にて経済原理が台頭し、国が弱きものを守るのを放棄し始めたことを、そこから予想される未来を、強く危惧している。 しかし、主にジェンダー保護の解釈を巡って(これはあまりに複雑で難解である)「差別」「ヘイト」と糾弾されることとなり、だんだんと仕事は減ってゆく。コロナも相まって手元の現金が枯渇し、息詰まる綱渡りの金策が続く。加えて自身の難病、飼い猫の病気、訴訟を抱える。政府は無策どころか、何か邪悪な宗教じみている。そんな中に、はかなき
笙野頼子氏芥川賞作家で、男性との格差や性差といった女性問題について文学者として発言している笙野(しょうの)頼子氏が、性的少数者(LGBT)のうちトランスジェンダー(生来の性別と本人が思う性別=「性自認」が異なる人)の権利拡大を目指す運動について、「女を消す運動だ」と批判している。名付けて「女消」(メケシ)。自民・公明両党が国会に提出したLGBT法案が女性の安全を脅かすとの懸念が高まる中、笙野氏は産経新聞のインタビューに応じ、「いまのフェミニズムは女性のためのものではない」などと語り、法案への反対を表明した。 LGBTはレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字をあわせた略称。自民党が用意した法案は当初、「性的指向及び性自認を理由とする差別は許されない」としていた。性自認は自分の認識する性別に過ぎず、男性が自身は女性だと偽称して女子トイレや女湯に入ることを防ぐことができな
十代の終わりに地元中野区内の書店で、ミルキィ・イソベ氏によるきらびやかな装幀のその本に惹かれて手にとり、頁をひらけば文字の大きさが自由自在に変化し、それ以上に紙面を縦横無尽に飛びまわることばに一瞬で恋に落ちてすぐさまレジへとむかい、純文学こそが目指すべき言語芸術のありかたなのだと蒙を啓かれてから、笙野頼子は唯一無二の憧れの存在であった。『タイムスリップ・コンビナート』を読んで沢野千本が辿った通りに中野から海芝浦駅へと「聖地巡礼」をおこない、『夢の死体』で描かれるY――つまりは職も持たずに親の脛を囓って自室にひきこもり、ひたすら本を読んで小説を書いた笙野頼子に自身をかさね、「皇帝」に倣えば「性的死者」として生きてしまっていることへの孤独さや後ろめたさを本を読むことでどうにかこうにかまぎらわした日々は、いまでさえ遠ざかったのだとはおもわれない。これまでの人生のほぼ半分は笙野頼子によってはげまさ
わたしたちフェミニズム×トランスライツ勉強会は10月25日に、笙野頼子氏による「共産党の見解」という記事( https://femalelibjp.org/nf/2020/10/18/共産党の見解/ )に関して、日本共産党と日本共産党ジェンダー平等委員会へ問い合わせのメールを送信いたしました。以下はその内容についてのご報告です。 ーーーーーーーー 日本共産党御中 日本共産党ジェンダー平等委員会御中 こんにちは。フェミニズム×トランスライツ勉強会と申します。わたしたちは、現実に起こっている深刻なトランスジェンダー当事者に対する人権侵害をフェミニズムの問題でもあるととらえ、それらに抵抗するために集まった有志フェミニストのグループです。今年2月末の結成以降は、定期的な内部勉強会やイベントの開催などを行ってきました。本日は、「Female Liberation Japan」というサイトに掲載され
文藝2022年春号に水上文氏によって書かれた「たったひとり、私だけの部屋で」という文章に群像12月号に掲載された笙野頼子氏の小説「質屋七回、ワクチン二回」の一部内容についての批判が載っている。 文藝 2022年春季号 河出書房新社 Amazon 群像 2021年 12 月号 [雑誌] 講談社 Amazon 批判するのはなんの問題もない。 しかし、水上氏は笙野氏のことを理解しようともせずに批判しているように見える。 読んで思ったことを書いてみる。 ①「生物学的性別に基づく女性の権利」を守ること=トランス女性に対する差別? ➁J.K.ローリング氏の発言について ③「世界中で女を消す運動」は陰謀なのか? (1)「女を消す運動」は確かにある (2)女性専用スペースについて ④既に「自由」は奪われている まとめー女は消されるのかもしれない ①「生物学的性別に基づく女性の権利」を守ること=トランス女性
はじめに 女児が可愛いと思い友達にするもの、掌に乗せて慈しむもの、それを女児自身を穢けがす形に作り込んで販売している、この国の文化の殆どがそういう構造になってしまっていた。子供が慈しむものを、子供を弄ぶ手がかりにする。そして加害者は被害者面をする。 (笙野頼子『だいにっほん、ろんちくおげれつ記』講談社、2007年、46頁) 2021年12月に放送が終了したTVアニメ『逆転世界ノ電池少女』は、現代のオタクの夜郎自大について再考するきっかけを与えてくれる作品だった。本作は平行世界より現れた「真国日本」の「真誅軍」の侵略・征服を受け、「幻国日本」と呼ばれるようになった近未来の日本を舞台に、真誅軍とレジスタンスとの戦いを描くロボットアニメである。軍国主義を維持し、「永世昭和」の世が続く真国日本は、位相空間からエネルギーを取り出す実験の際、平行世界に存在するもう一つの日本を発見した。そこは第二次世界
―――― 金がなかったらまず時間が止まってしまう。支払うまで何も出来ない。誰にも連絡出来ないし気軽に現状の説明も出来ない。どこにも出ていけない。誰かに説明すると相手も気の毒に黙るしかない。対処しようないもの。(中略)貧乏とは何だろう。もう死ぬかもしれないのにケチのまま死ぬ事だ。残っているおいしいものを食べようとしていきなり吐き気がして来る事。自分の健全な欲望というか生きている肉体を罰したくなっている。が、……。 しかしこの危機の以前私はどうすれば良かったのか、何か対策の方法があったであろうか。結局は時間も世の中も止まったまま、自分だけがダメな人として輪の外にいる。 ―――― 「群像」2021年12月号p.223 シリーズ“笙野頼子を読む!”第137回。 「お金がない。毎月が危機。カード破産したり住宅ローン事故ったりになりかねない連続」(「群像」2021年12月号p.214) 長編原稿の連続
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