「頭に入らない」とか「集中できない」とか、あるいは「やる気が出ない」とか。 他にも理由はいろいろあるでしょうが、「勉強はどうも苦手だな」と感じている方は、決して少なくないはずです。 『絶対忘れない勉強法』(堀田秀吾 著、アスコム)の著者によれば、それは勉強のやり方が間違っているから。 しかも現在、絶対的に正しいと断言できる勉強法はきちんと確立されていないのだとか。 そこで、私は、記憶術や適切な学習スケジュール、モチベーションの高め方など、勉強に関する世界中の科学論文のリサーチをスタートしました。 心理学、脳科学、教育学、言語学など、勉強に関わる幅広い分野を網羅したつもりです。(「はじめに」より) つまり明治大学法学部教授である著者は、勉強の指標として「そのやり方には科学的に根拠があるか」を重視しているのです。 そのため本書においては、優秀な学者によって書かれたもの、学術誌で査読を経たもの(