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篠田博之の検索結果1 - 40 件 / 132件

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篠田博之に関するエントリは132件あります。 事件社会犯罪 などが関連タグです。 人気エントリには 『「街の書店が消えてゆく」…書店をめぐる状況は今、とても深刻だ(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース』などがあります。
  • 「街の書店が消えてゆく」…書店をめぐる状況は今、とても深刻だ(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    発売中の月刊『創』(つくる)2021年12月号の特集は「街の書店が消えてゆく」。出版関係者などよく読んでくれて反響も大きいのだが、この問題、とても深刻なので少しでも多くの方に知ってもらいたいと、ここに一文をしたためることにした。 『創』編集部周辺にもついに書店が皆無に 例えば『創』編集部のある四谷の最寄りの書店「あおい書店四谷三丁目店」が9月に閉店した。もともと四谷駅前には2件の書店があったのだが、いずれも閉店。本を買う時には「あおい書店四谷三丁目店」にまで足を運んでいたのだが、それもついに閉店になり、これで近くにもう書店がなくなってしまった。 何年か前、書店のない街が増えていると新聞が報じて話題になったことがあったが、事態はその後も加速度的に進行している。編集部にもこの何年か、「近くに書店がないのですが、どこで本を買えばいいですか」という問いあわせがとても増えた。ネットを使っていない人は

      「街の書店が消えてゆく」…書店をめぐる状況は今、とても深刻だ(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
    • 性犯罪で再び逮捕された元ヒステリックブルーのナオキに警察署で接見した(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

      9月24日、警察署でナオキに接見した 9月24日、前日に性犯罪で逮捕された元ヒステリックブルーのナオキに接見した。逮捕翌日に接見に行ったので本人は驚いていたが、そんなことより今回の逮捕には私の方が驚いた。割としっかりした男なので、もう更生は大丈夫と思っていたからだ。それを話すと、彼は「自分自身ももう大丈夫と思っていたんですけどねえ」と言った。 彼は前の性犯罪で懲役12年の実刑を受け、服役中に性犯罪の治療プログラムを受講。更生することにそれなりの自信を持っていた。自分の更生の意志を社会に示そうと思って出所前に『創』2016年8月号に手記も発表した。そうした経緯については下記の記事をご覧いただきたい。 https://news.yahoo.co.jp/byline/shinodahiroyuki/20160706-00059689/ 元ヒステリックブルーのナオキが出所を前に獄中12年の心情と事

        性犯罪で再び逮捕された元ヒステリックブルーのナオキに警察署で接見した(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
      • マンガの売り上げが2020年、過去最高になったことはもっと取り上げるべきニュースだ(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

        月刊『創』(つくる)最新号の5月号は特集「マンガ・アニメ市場の変貌」。毎年この時期に掲載しているマンガ特集だが、この何年か、デジタル化の影響でマンガ界に大きな変化が現れつつある。 というより、マンガはいま大きな歴史的局面を迎えているのだが、どうも新聞などの大手メディアではあまりそのことが大きなニュースになっていない。ここで『創』5月号特集の総論をもとに、そのことの意味を考えてみたい。ちなみにマンガだけでなくアニメもまた、今大きな変革期を迎えている。日本テレビやテレビ朝日などテレビ局が次々とアニメ事業部といったものを社内に設けるようになっているのもその現れだ。 2020年はまさにマンガの歴史においてエポックメイクな年と言えるだろう。 マンガ黄金時代の総販売額を上回ったという驚き 出版科学研究所の調査データによると、電子を含めたマンガ全体の推定販売金額が、これまでピークとされてきた1995年を

          マンガの売り上げが2020年、過去最高になったことはもっと取り上げるべきニュースだ(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
        • 芸能界を一変させかねないジャニーズ「性加害」スキャンダルは今、大事な局面を迎えている(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

          『週刊文春』告発キャンペーンの影響拡大 ジャニーズ事務所のカリスマ創業者ジャニー喜多川氏(故人)による性加害スキャンダルは今、大事な局面を迎えている。所属タレントがテレビ界、映画界を席巻している現実から見れば、同事務所がメディアに対していまだ大きな支配力を持っているのは確かだが、このところ新聞報道や、あるいは様々な領域での識者の発言など、告発の影響は広がっており、これまでのように告発した側が一方的に押さえこまれてしまうという状況ではなくなりつつある。 民放の場合は、ジャニーズタレントなしにはドラマもバラエティも成立しない状況だから、ジャニーズ事務所への「忖度」はかなり大きい。告発キャンペーンを続ける『週刊文春』は4月27日号で「“報道のTBS”は会見にカメラ出さず、“共犯者”民放テレビはいまだ放送ゼロ」と、メディア批判を展開した。ただ名指しで批判されたTBSは、それを気にしたのか、発売後放

            芸能界を一変させかねないジャニーズ「性加害」スキャンダルは今、大事な局面を迎えている(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
          • 約30年前に起きた日野不倫殺人事件の無期懲役の女性受刑者から届いた衝撃の手紙(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

            無期懲役の北村受刑者から衝撃の手紙 死刑執行まで12年間つきあった埼玉連続幼女殺害事件の宮﨑勤元死刑囚を始め、重大事件の当事者と10年20年つきあうというのは、私の場合、そう珍しいことではない。今回報告する日野不倫殺人事件の北村有紀恵受刑者とも、彼女が未決の時代からのつきあいだから、もう20年以上になる。 事件は1993年に起きた。有紀恵さんは不倫相手の男性宅に放火し、結果的に何の罪もない2人の子どもが亡くなってしまうという、凄惨な事件だった。 翌年2月に逮捕されてからずっと獄中生活を送っている有紀恵さんは、月刊『創』(つくる)を愛読し、感想などを手紙で送ってくれる。同時に、彼女が起こした事件とどう向き合い、罪を償おうとしているかについても心情をつづってくる。 北村有紀恵さんの刑は無期懲役なのだが、これは文字通り、刑期に終わりがない懲役だ。ただ仮釈放という制度があって、罪の償いの状況によっ

              約30年前に起きた日野不倫殺人事件の無期懲役の女性受刑者から届いた衝撃の手紙(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
            • 日本では書店の閉店が続いているが、欧米では書店市場が拡大しているという驚くべき違いは何故?(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

              今も続く書店の減少と一方で、それに抗する動き 次第に社会的関心が広がりつつあるとはいえ、「街の書店が消えてゆく」流れはまだ止まっていない。 ただ、このところ、新聞やテレビがこの問題を大きく報じるようになってから、それに対抗する動きも拡大しつつある。 ひとつ大事な点は、市民や自治体が支える体制を作ることで街の書店を存続させるということだ。本を入手する利便性などではネット書店にも優位性があるが、街のリアル書店は、単にそれだけではない、地域の文化的拠点としての側面も持っている。そうした機能に、住民がどれだけ自覚的になれるかは、書店再生のための大きな要素だ。 しかし、そうはいっても、街の書店が存続の危機にさらされている現実はある。続けたいとは思うが、経営的に成り立たないという書店も少なくない。 そうした状況をどうやって変えていくか。個々の書店の取り組みだけでなく、もっと大きな構造的改革が必要ではな

                日本では書店の閉店が続いているが、欧米では書店市場が拡大しているという驚くべき違いは何故?(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
              • 大反響だった元体操五輪・岡崎聡子さん獄中薬物手記を改めて全文公開する(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                先頃掲載した下記記事に約100万のアクセスがあった。 https://news.yahoo.co.jp/byline/shinodahiroyuki/20191109-00150103/ 田代まさしさん逮捕も驚いたが、岡崎聡子さんの薬物依存獄中手記はさらに深刻だ この記事は月刊『創』12月号に掲載した元体操五輪代表の岡崎聡子さんの獄中手記の前半を公開したものだが、反響が大きかったために改めて手記全文を公開することにした。 というのも、手記は前半で母親との確執など自分の薬物人生を振り返り、後半で何とかそこから脱出したいという思いを書いたものだ。前半の薬物人生の話も壮絶なのだが、今回、彼女がそこから何とかして脱したい、これを転機にしたいと訴えた部分もあわせて読まないと、彼女の転落人生ばかりが多くの人に印象づけられてしまう気がしたからだ。確かに逮捕歴14回と報道された(面会でそのことを話したら、

                  大反響だった元体操五輪・岡崎聡子さん獄中薬物手記を改めて全文公開する(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                • 神田沙也加さんの死と『週刊文春』自殺報道の衝撃(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                  神田沙也加さんの報道についての事務所と両親の要望 年の瀬に衝撃の事件が相次いだ。ひとつは12月17日に起きた大阪ビル放火殺人事件だ。そしてもうひとつは18日に松田聖子さんの娘、神田沙也加さんが亡くなったことだ。 21日に沙也加さんの事務所はこういうコメントを発表している。 《本日、ご親族のご希望により、密葬という形で家族にて葬儀を執り行わせていただきましたことをご報告申し上げます。 警察による詳細な検証の結果、事件性はなく、転落による多発外傷性ショックが死因であるとの報告を受けました。転落の原因につきましては、神田本人の名誉と周囲の方々への影響を踏まえて公表を控えたく、お含みいただけましたら幸いです。》 そして最後にこう付け加えた。 《なお、ご親族やご友人のプライバシーに関わるような記事の掲載、過剰な取材行為、インターネット上での根拠のない誹謗中傷に関しまして、お控えいただけますよう改めて

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                  • 元講談社社員「妻殺害」裁判が最高裁で逆転の可能性!最高裁が弁論を開くことを決定!(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                    びっくりするニュースが飛び込んできた。 月刊『創』(つくる)で昨年来、キャンペーンを張り、最近は『週刊朝日』やNHK「クローズアップ現代」でも取り上げられて話題になっていた元講談社社員・朴鐘顕さんの「妻殺し」裁判について、最高裁が10月27日13時半より弁論を開くことを決めたという。 最高裁が弁論を開くというのは、2審の有罪判決を差し戻すか、または無罪判決を出す可能性が極めて高いということだ。この裁判、どう考えてもおかしいとこれまで何度も書いてきたが、1・2審の判決がひっくり返る可能性が高くなったといえる。 6月30日の昼頃、朴鐘顕被告の母親から報告とお礼の電話があり、弁護人からも報告があった。「クロ現」にも出演して裁判に疑問を呈していた水野智幸元裁判官に先ほどメールでお知らせしたら「弁論を開くのは、何らかの形で高裁判決を見直す場合ですので、無罪方向の判断(自判か差戻しかは分かりませんが)

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                    • Netflix『ルーシー・ブラックマン事件』世界的ヒットで日本のドキュメンタリー映画に新たな可能性(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                      日本のドキュメンタリー映画が世界的ヒットに 山本兵衛監督のドキュメンタリー映画『警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件』が7月26日よりNetflixで配信され、世界50の国や地域でトップ10に入るという快挙を成し遂げた。 日本でもこの10年ほど次々とヒットが出るなど、ドキュメンタリー映画が見直されているが、海外市場で大ヒットというのは日本初の出来事だという。そもそも日本のドキュメンタリー映画の海外進出ということ自体、これまであまり想定されなかったことだ。 もちろんイギリス人女性をめぐる犯罪ものであることなど、この作品ならではの要素はあるのだが、どのように制作され、海外でどう見られたのか。ドキュメンタリー映画の新しい可能性を切り開いたという意味で大変興味深いこのケースについて、山本監督に話をうかがった。 山本監督は1973年生まれ。2015年ドキュメンタリー映画『サムライと愚か者―オリ

                        Netflix『ルーシー・ブラックマン事件』世界的ヒットで日本のドキュメンタリー映画に新たな可能性(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                      • 森達也監督の映画で話題の「福田村事件」について調査・執筆した本の著者が語った驚くべきこと(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                        今年は関東大震災100年とあって、その時に起きた朝鮮人虐殺を含めて関連報道も増えている。また私の編集する月刊『創』(つくる)の執筆者でもある森達也監督の9月1日公開映画『福田村事件』も大きな話題になっている。9月1日からテアトル新宿、ユーロスペースほか全国公開される映画『福田村事件』の公式サイトは下記だ。 https://www.fukudamura1923.jp/ この映画についてはいろいろな媒体で特集を組んでいる。『映画芸術』最新号の「福田村事件」特集は非常に面白かった。最新の月刊『創』9月号でも森さんと、映画監督の瀬々敬久さんとの、とても深くて面白い対談を掲載している。 それがきっかけで「福田村事件」という、これまであまり知られていなかった事件がにわかに知られるようになりつつある。関東大震災を機に朝鮮人に対する虐殺が広がる中で、香川県から行商に来ていた人たちが、朝鮮人とまちがえられ虐

                          森達也監督の映画で話題の「福田村事件」について調査・執筆した本の著者が語った驚くべきこと(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                        • 大手3社の後を追って次々と中堅出版社がマンガへ参入する背景と実情(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                          日本のマンガ市場は極端な寡占化が進行しており、集英社、講談社、小学館の大手3社によって市場の6割が占有されている。マンガのベストセラーの大半がこの3社から出版されているし、マンガは薄利多売の商品ゆえに発行元の総合力が問われ、新規参入がなかなか難しかった。 ところがこの数年、状況は大きく変わりつつある。デジタルコミックの拡大によって、紙が当たり前だった時代に比べてリスクが軽減され参入がしやすくなったのだ。それゆえに中堅出版社のマンガ市場への参入が相次いでいる。 そのうちの文藝春秋、主婦と生活社、マガジンハウス、光文社、新潮社について、ここでレポートしよう。新潮社は後発組といっても20年の歴史を持ち、いまや成功事例として語られる存在になっている。それゆえこのレポートで一緒に扱うのはどうなのか、と思ったが、一つの成功事例として報告する。 文藝春秋コミック編集局とBUNCOMI 2019年7月にコ

                            大手3社の後を追って次々と中堅出版社がマンガへ参入する背景と実情(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                          • テレビ各局がアニメに一気に注力!新しい動きのTBS、日本テレビ、NHKを追った(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                            『鬼滅の刃』の世界的大ヒットを受けて日本のアニメに対する国際的な需要が伸び、アニメビジネスが爆発的に拡大している。配信の環境が整ったことや、コンテンツが海外市場に売れるようになってビジネスの規模が大きくなったことなど、様々な要因が重なり、テレビ局はアニメビジネスを一気に加速しつつある。 これまで比較的後発と言われてきた局も、日本テレビがアニメ事業部を新設して快進撃を行っていたり、TBSが水面下でかなり取り組みの体制を作っていたりと、アニメビジネスへのシフトを急速に強めている。 ここではその中から、TBS、日本テレビ、NHKの取り組みを紹介しよう。 ちなみに冒頭に掲げた写真は左が日本テレビが関わる『劇場版 転生したらスライムだった件』(C:川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会)、右がTBSが放送していた『プラチナエンド』(C:大場つぐみ・小畑健/集英社・プラチナエンド製作委員会)だ。 さ

                              テレビ各局がアニメに一気に注力!新しい動きのTBS、日本テレビ、NHKを追った(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                            • 『週刊文春』「上野千鶴子反論の衝撃中身」、何が「衝撃」だったのか背景を探った(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                              「おひとりさま」が実は…という最初の暴露記事 3月23日発売の『週刊文春』3月30日号が「文春は『卑しい人々』 上野千鶴子反論の衝撃中身」という記事を掲載していた。上野千鶴子さんが『婦人公論』4月号に寄稿した記事を「衝撃中身」と言っているのだが、そのどこが「衝撃」なのか。週刊誌のありようを考えさせる記事なので論評しておこう。 そもそものきっかけは2月22日発売の『週刊文春』3月2日号「おひとりさまの教祖 上野千鶴子が入籍していた」だった。発売当時ネットで大きな反響を呼んだ。「おひとりさま」シリーズで知られる上野さんが、実は「おひとりさま」でなく「密かに入籍していた」というもので、このタイトルだけでインパクト十分だった。 中身の方は、本人に取材拒否されたため、なかなか苦しい記事なのだが、「密かに入籍していた」というファクトだけでいけると編集部は判断したのだろう。その号の右トップは「安倍暗殺『

                                『週刊文春』「上野千鶴子反論の衝撃中身」、何が「衝撃」だったのか背景を探った(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                              • 映画「ケイコ 目を澄ませて」異例の大ヒット! 口コミで評判が広がり上映館が続々拡大(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                「ケイコ 目を澄ませて」が異例の大ヒット 三宅唱監督、岸井ゆきの主演の映画「ケイコ 目を澄ませて」が異例の大ヒットとなっている。12月16日に超大作「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」と同日公開されたが、filmarks調査の初日満足度ランキングで「アバター」を抑えて第1位にランキングされた。 https://filmaga.filmarks.com/articles/210936/ テアトル新宿では公開後も平日昼も含めてほぼ満席状態が続き、「こんなにたくさんのお客さんが来たのは久しぶり」と嬉しい悲鳴があがっている。有楽町や渋谷など他の上映館でもヒットしており、1月以降の上映館がどんどん拡大している。 テアトル新宿発の大ヒットといえば「この世界の片隅に」が有名だが、果たしてそのレベルの大ヒットになるのかどうか。こんなふうに口コミで評判が広がり大ヒットという事例は、この社会の文化や芸術への

                                  映画「ケイコ 目を澄ませて」異例の大ヒット! 口コミで評判が広がり上映館が続々拡大(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                • 田代まさしさん逮捕も驚いたが、岡崎聡子さんの薬物依存獄中手記はさらに深刻だ(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                  田代まさしさんが薬物所持容疑で逮捕されて、私のところへも取材が幾つかあった。「アエラドット」「Nスタ」、そして「ミヤネ屋」などだ。ただ今回の逮捕については田代さん本人が否認しているようだし、そもそも私はこの3年ほど連絡も取ってないのであまり発言するのは控えようと思っていた。 最後に会ったのは3~4年前、民間の薬物治療サポート機関「ダルク」の本部でだった。近藤恒夫代表にインタビューするために行ったら、田代さんが来ていて、久しぶりに話をした。田代さんは毎日、本部に来て電話取りなどいろいろな仕事をこなしているとのことだった。自分が電話口に出ているのに知らずに「田代まさしさんに取材をお願いできないでしょうか」などと言ってくるマスコミが結構あって、それに対して「わかりました。検討のうえ連絡します」などと知らんふりして答えているんだ、と笑って言っていた。 今回の逮捕は関係者には衝撃だったのでは 田代さ

                                    田代まさしさん逮捕も驚いたが、岡崎聡子さんの薬物依存獄中手記はさらに深刻だ(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                  • 秋葉原事件・加藤死刑囚、寝屋川事件・山田死刑囚らが死刑囚表現展に出品した作品とは(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                    寝屋川市で男女2人の中学生を殺害したとして死刑判決を受けた山田浩二死刑囚が、2019年5月、看守と口論になって気が動転して控訴を取り下げてしまった騒動については何度か書いた。山田死刑囚はその後、自ら死刑を確定させてしまったことをひどく後悔し、取り下げの全経緯を書いた手記を月刊『創』に掲載した。内容についてはヤフーニュースの下記の記事でも紹介した。 https://news.yahoo.co.jp/byline/shinodahiroyuki/20190606-00129115/ 控訴取り下げ死刑を確定させた寝屋川事件・山田浩二元被告が最後に書いた手記の中身 その山田死刑囚が先頃、「死刑囚表現展」に応募した。応募作品は自分の描いたイラストで、「どうして死刑確定者になってしまったんだろう」「淋しいよぉ」「悲しいよぉ」「助けて下さい!」などと、先頃の手記と同じく後悔と恐怖の思いを書き込んでいる。

                                      秋葉原事件・加藤死刑囚、寝屋川事件・山田死刑囚らが死刑囚表現展に出品した作品とは(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                    • 元ヒスブル・ナオキ、性犯罪再犯事件公判での検察官の激しい追及と応酬(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                      2021年5月20日午後、さいたま地方裁判所で、昨年9月に逮捕され、強制わいせつ未遂で起訴された二階堂直樹被告の第2回公判が開かれた。私はナオキと呼んでいるが、かつてヒステリックブルーという人気バンドで活躍し、紅白歌合戦にも出場した元ミュージシャンだ。かつて2004年に性犯罪で逮捕され12年間服役し、4年半前に出所したのだが、昨年、再び性犯罪で逮捕された。 刑務所でR3という治療プログラムを受講し、更生を誓って月刊『創』(つくる)に決意を書いた手記を発表して出所した彼が、なぜ再犯に走ってしまったのか。いろいろな波紋を広げたこの裁判を、初公判に続いて傍聴した。前回の初公判の報告は下記をご覧いただきたい。 https://news.yahoo.co.jp/byline/shinodahiroyuki/20210330-00230085/ 性犯罪の再犯事件、元ヒスブル・ナオキの初公判を傍聴 彼は

                                        元ヒスブル・ナオキ、性犯罪再犯事件公判での検察官の激しい追及と応酬(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                      • テレビ界の激変ぶりを象徴するテレビ東京『シナぷしゅ』をめぐる異例の展開(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                        テレビ界のこの1~2年の激変ぶりはすさまじい。かつて最強のメディアと言われたテレビ界では「視聴率至上主義」という言葉もあったほど、視聴率が極めて重要な指標だった。それが最近は、視聴率だけでなく、配信がどのくらい回ったかも大きな指標になりつつある。若い人たちの「テレビ離れ」も加速している。 2023年11月、月刊『創』(つくる)1月号のテレビ局特集の取材で、キー局全局を回ったが、テレビ界の変貌ぶりには驚くばかりだった。ここで紹介するテレビ東京の番組『シナぷしゅ』もそうした変化の産物だ。何しろ視聴対象が0~2歳児で、もともとこの年齢層は視聴率から除外されていた。いわば視聴率が測れない層向けの番組なのだ。 従来のテレビの常識から言えばありえない番組なのだが、何とそれをテレビ東京は、平日朝7時半から30分間の帯番組として毎朝、放送しているのだ。他局が情報番組でしのぎを削っている時間帯に、なぜテレビ

                                          テレビ界の激変ぶりを象徴するテレビ東京『シナぷしゅ』をめぐる異例の展開(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                        • 作家3団体がロシアのウクライナ侵攻に抗議する共同声明と会見。いま表現者に何ができるのか(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                          戦争を止めるために表現者として何ができるのか 2022年3月10日、日本ペンクラブ、日本文藝家協会、日本推理作家協会の3団体が「ロシアによるウクライナ侵攻に関する共同声明」を発表し、3団体の代表が会見を行った。 新聞・テレビでも報じられてはいるが、会見内容は要約されたものしか紹介されていないので、ここでその詳細を報告しよう。会場で録音したものを文字起こししたものだ。多忙のあいまをぬってテープ起こしをしたのは、質疑応答を含めたその会見が、表現者としての思いが伝わるとても良い内容だったからだ。 私は月刊『創』(つくる)編集部として会見に参加したのだが、個人として日本ペンクラブに属してもいる。会見終了後、桐野夏生会長と話をした。会場を出る時は前々会長の浅田次郎さんと一緒になって少し話した。浅田さんも今回のウクライナ侵攻とその後の事態には憤りを感じているようで、わざわざ駆け付けたという。 連日、テ

                                            作家3団体がロシアのウクライナ侵攻に抗議する共同声明と会見。いま表現者に何ができるのか(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                          • 日本アニメが海外で爆発的人気でテレビ各局の大きな取り組みに驚くばかりだ(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                            (冒頭写真のクレジットは『ザ・ファブル』がC:南勝久・講談社/アニメ「ザ・ファブル」製作委員会、『怪獣8号』ガC:防衛隊第3部隊 C:松本直也/・集英社) 『ニューズウィーク日本版』の日本アニメ特集 4月23日発売の『ニューズウィーク日本版』4月30日・5月7日号の日本アニメの特集が充実していて面白い。アニメ特集は『AERA』4月8日号も掲載していたが、いずれも日本アニメがいかに海外で爆発的人気を博しているかという内容だ。その背景として世界的な映像配信プラットフォームの普及があるのだが、例えば『ニューズウィーク日本版』では宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』についてこう書いている。 「昨年12月8日の北米公開後の興行収入は2月20日までに4674万ドルを超え、これまで北米で最もヒットした宮崎アニメ『崖の上のポニョ』の約3倍にも達した。今年4月に全国公開した中国本土の興行収入はそれを上回る」

                                              日本アニメが海外で爆発的人気でテレビ各局の大きな取り組みに驚くばかりだ(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                            • 黒川前検事長と賭け麻雀した朝日・産経記者3人が匿名で、取材をめぐる議論もなされないのはおかしい(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                              賭け麻雀3人の記者の実名を報じた  発売中の月刊『創』7月号でジャーナリストの浅野健一さんが「黒川検事長と記者の賭けマージャンはキシャクラブの産物だ」という記事を書き、その中で、黒川前検事長と賭け麻雀した朝日・産経記者3人の実名を明らかにしている。掲載誌を朝日・産経の広報と当事者である記者3人に送った。抗議も含めて彼らが何か言ってきたらそれをきっかけに議論したいと思う。 というのも、この件、報道に携わる者にとって難しいけれど大事な問題を提起しているのに、ジャーナリズム界でもきちんとした議論がなされていないからだ。この間、市民が黒川前検事長を告発するケースが幾つか出ているのだが、一緒に記者3人も告発の対象になっていたりしている。「密着か癒着か」という問題を含めて、今回の問題は、きちんと議論する必要があるし、市民に対してももう少し説明すべきだと思う。 多くの論者が言っているように、取材というの

                                                黒川前検事長と賭け麻雀した朝日・産経記者3人が匿名で、取材をめぐる議論もなされないのはおかしい(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                              • 7・26を前に、相模原障害者殺傷事件・植松聖死刑囚が最近、獄中で描いた表現について考える(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                今年も7・26前後に様々な取り組みが 今年もあの凄惨な相模原障害者殺傷事件が起きた7月26日がもうすぐやってくる。社会的には風化が進み、忘れられつつあるが、障害者支援などに関わってきた人たちにとっては忘れることができない日だ。この事件を一貫して追ってきた月刊『創』(つくる)にとってもやはりこの時期になるとこの事件について考えざるをえない。 7月26日(水)当日は、津久井やまゆり園では、かながわ共同会主催の追悼式が予定されている。式典は10時半から11時40分に行われるが、その前後の時間、9時から10時半と12時半から17時までは鎮魂のモニュメントに献花も行われる。 詳しくは津久井やまゆり園のホームページを参照いただきたい。 https://tsukui.kyoudoukai.jp/news/20230623-1.html 津久井やまゆり園の鎮魂のモニュメント(筆者撮影) また同日、元職員の

                                                  7・26を前に、相模原障害者殺傷事件・植松聖死刑囚が最近、獄中で描いた表現について考える(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                • 『鬼滅の刃』『五等分の花嫁』大ヒット、『ドラえもん』50周年、マンガ界の新たな 隆盛とは(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                  文藝春秋と光文社に新たなコミックの部署が誕生  2019年、文藝春秋にコミック編集部が、そして光文社にコミック編集室が立ち上がったことが出版界で話題になった。両社ともかつて一時期、コミック誌を発行していた時期があるが、その後撤退していた。今回はいずれも紙の雑誌は出さずにデジタルで展開しようという方針だ。 不況と言われる出版界でこのところ好調ぶりが改めて注目されているのがコミックだ。講談社・集英社・小学館の大手3社の経営の屋台骨をいまやコミックが支えていると言ってよい。しかも、この1~2年、紙とデジタルの連動だけでなく、アニメのヒットが紙の単行本に大きく跳ね返るという、ヒットの方程式が息を吹き返し、改めて注目されている。市場参入する出版社はこれからも増えそうだ。 2020年1月7日発売の月刊『創』(つくる)2月号は特集が「出版社の徹底研究」。出版界の動向や話題を大きな特集にしているのだが、業

                                                    『鬼滅の刃』『五等分の花嫁』大ヒット、『ドラえもん』50周年、マンガ界の新たな 隆盛とは(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                  • #排除する政治~学術会議問題を考える:学者の次はメディア 「理念なき暴走」止めるため今やるべきこと 篠田博之・創出版代表 | 毎日新聞

                                                    日本学術会議の新会員候補6人が菅義偉首相に任命拒否された問題は、拒否そのものの是非から日本学術会議のあり方にまで議論が及び、連日報道が続いている。言論の自由を巡る特集を数多く手がけ、メディア業界を長年見続けてきた月刊誌「創(つくる)」編集長の篠田博之・創出版代表(69)は、菅政権の狙いを「官僚組織の次は、在野の学者やメディアを意のままに動かしたいと考えている」と指摘する。学問の自由から言論、表現の自由にまで及ぶ危機的状況の中で、メディアはどう行動すべきか。出版人の提言を聞いた。【五味香織/統合デジタル取材センター】 批判的な学者とメディアを…

                                                      #排除する政治~学術会議問題を考える:学者の次はメディア 「理念なき暴走」止めるため今やるべきこと 篠田博之・創出版代表 | 毎日新聞
                                                    • 死刑執行されてしまった冤罪・飯塚事件、第2次再審請求の新証拠(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                      冤罪の可能性が高いのに死刑執行されたという衝撃 死刑囚とのつきあいが比較的多い私だが、死刑という刑罰が無期懲役や有期刑と決定的に違うのは、万が一冤罪だったとしても取り返しがつかないことだ。冤罪なのに死刑が執行されてしまうというのは考えるだけで恐ろしいが、実はそれは決して想像の世界の話ではない。今年7月に第2次再審請求が起こされた飯塚事件がまさに、その可能性が高いのだ。 さる9月4日に行われた「飯塚事件の再審を求める東京集会」での弁護団報告を発売中の月刊『創』(つくる)11月号にほぼ全文掲載した。「西の飯塚、東の足利」と言われるように、飯塚事件は、再審無罪が確定した足利事件と並び称されるが、それは両事件とも同じ時期に同じ鑑定方法によって有罪判決が出され、その後、そのDNA鑑定がずさんだったことが明らかになった、という経緯があるからだ。 足利事件の菅家利和さんについては、再審が開かれ、無罪だっ

                                                        死刑執行されてしまった冤罪・飯塚事件、第2次再審請求の新証拠(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                      • 相模原事件裁判の被告人質問で植松聖被告が語った証言の気になる点(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                        2020年1月24日、横浜地裁で行われている相模原障害者殺傷事件の公判で、ひとつの山場とされる被告人質問が始まった。初公判で2000人近い傍聴希望者が訪れた後、一時は減っていたのだが、再び大勢の傍聴希望者が列を作った。 植松被告本人が初めて公的な場で事件について語るというニュースバリューもあって、テレビ各局の中継車が裁判所前にズラリと並んだのも印象的だった。恐らく昼のニュースで現場から伝えるためなのだろう。 「新日本秩序」に沿って細かい質疑   さて、公判は午前10時半から始まり、何度かの休憩をはさんで午後4時頃まで行われた。異例だったのは、弁護人が植松被告の体調を気遣って、何度も「大丈夫ですか?」と声をかけ、昼の休憩も早めにとることになったり、午後も休憩を増やし、さらには最後にあと1時間くらいと言っていたのを、突然、終わりにしてしまったことだ。弁護人が要求したらしい。 植松被告は緊張して

                                                          相模原事件裁判の被告人質問で植松聖被告が語った証言の気になる点(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                        • 23年前の集団レイプ事件被害者が語った性暴力被害女性の衝撃の座談会(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                          8月7日発売の月刊『創』(つくる)9月号に「性暴力被害女性の衝撃の座談会」という記事を掲載した。性暴力の被害にあった女性3人の鼎談だ。いまだに心の傷が癒えていないために事件を語るたびにすすり泣きが漏れるという壮絶な座談会だった。 『創』は大きな事件の様々な当事者の手記を掲載してきたのがひとつの特徴だが、もうひとつそれを10年20年と長期にわたってフォローし続けることが多いのも特徴かもしれない。担当者が3年ごとに異動する新聞・テレビにはできないことだ。 1997年に起きた集団レイプ事件のA子さんのケースも、『創』では何度か取り上げてきた。性暴力は「魂も犯す」と言われるように、被害者が事件後、長年にわたって苦しめられることが多い。被害が、その人の人生を大きく変えてしまうのだ。 もともとその事件を取り上げたのは、加害者とされた男子学生が次々と逮捕され、連日、ワイドショーや週刊誌が大報道を展開した

                                                            23年前の集団レイプ事件被害者が語った性暴力被害女性の衝撃の座談会(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                          • 今年はBL勝負の年?公開された『映画 ギヴン』の健闘とフジテレビBLアニメレーベル(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                            フジテレビ製作の劇場アニメ『映画 ギヴン』が8月22日に公開されたが、映画ランキングベスト10に初登場で食い込むなど健闘している。もともと公開館数を30館に限定し、固定ファンを意識した上映なのだが、それを考えると好調な滑り出しと言える。 この夏は、コロナ禍の影響を受けて延期されていた映画が続々と公開されつつある。エンターテインメント大作はなるべく公開を延期する傾向があるが、固定客を見込める作品はそうした中でもいけるという判断がなされているようだ。 今年、話題になっているのは、男性同士の恋愛を描いた映像作品だ。BLというジャンルにくくられるのだが、『おっさんずラブ』などのヒットを受けて、9月には『窮鼠はチーズの夢を見る』というマンガ原作の実写映画も公開予定だ。 その中で、異彩を放っているのがフジテレビの取り組みだ。もともとテレビアニメと劇場アニメの連動という戦略で知られる同局のアニメ開発部が

                                                              今年はBL勝負の年?公開された『映画 ギヴン』の健闘とフジテレビBLアニメレーベル(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                            • 芥川賞・市川沙央さんの衝撃の告発にペンクラブなどが取り組み!11月20日に桐野夏生会長と公開トーク(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                              作家・ジャーナリスト団体の本格的取り組み 芥川賞を受賞した『ハンチバック』作者・市川沙央さんの告発は衝撃だった。 これまで障害者の問題にはいろいろ関わってきたつもりだったが、私たちが読書という営みから障害者を排除し、しかもそのことに全く無自覚だという告発は、「目からうろこ」でもあった。 この告発を受けて、私が所属する日本ペンクラブの言論表現委員会で、読書バリアフリーの問題に取り組むべきではないかという意見が出て、この何カ月か、日本文藝家協会とも話し合いを重ねてきた。そして、いよいよ11月20日(月)、日本ペンクラブの会議室に桐野夏生会長や文藝家協会の三田誠広・副理事長らが顔を揃え、市川さんもオンラインで参加するという試みを行うことになった。その一部始終はYouTubeで配信を行うので、ぜひ多くの人に視聴してほしい。 ペンクラブでは今、日本推理作家協会にも呼びかけを行っているが、作家・ジャー

                                                                芥川賞・市川沙央さんの衝撃の告発にペンクラブなどが取り組み!11月20日に桐野夏生会長と公開トーク(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                              • 相模原事件・植松聖死刑囚が初出展した「死刑囚表現展」について接見時に本人と話したこと(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                今年は注目されたが故に誤解も気になった 2020年10月23~25日、都内で第16回死刑囚表現展が開催された。今年は、3月末に死刑が確定した相模原障害者殺傷事件の植松聖死刑囚らが初出展したというので、新聞が報道したため、例年になく注目された。 注目されるのは良いことなのだが、その後、死刑囚の作品をこんなふうに展示することは被害者感情に反するのでは、という視点から幾つかの報道がなされている。私は死刑囚表現展には以前から関心を持ってきたが、こういう取り上げられ方をされたのが残念で、それについて書いておこうと思った。月刊『創』(つくる)では昨年もそうだったが、今年も11月7日発売の12月号で、表現展の運営にあたっている太田昌国さんの報告を掲載している。 死刑囚の作品を展示する表現展を、被害者感情から見ていかがなものか、という問題の立て方は、この表現展がどういう経緯で行われ、どんな意図で運営されて

                                                                  相模原事件・植松聖死刑囚が初出展した「死刑囚表現展」について接見時に本人と話したこと(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                • 相模原事件、植松聖被告の元交際相手女性が証人として法廷で語った衝撃内容(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                  相模原事件の裁判が始まってから、ほぼ毎日、横浜に通う日々だ。公判のなかった1月14日は植松聖被告の接見に行ったから、1月8日以降、平日は毎日、横浜に行っていることになる。続いて1月20日以降も毎日、公判が入っている。しかも、いよいよ山場の被告人質問が始まる。 植松被告が事件後初めて、刃をふるった障害者に謝罪する意向であることは、1月14日の接見でわかったが、さてそれを彼はどう語るのか、ぜひ傍聴したいが、またものすごい倍率の抽選になるのだろう。行ってみないと傍聴できるかどうかわからない。ちなみに14日の接見については下記で報告したので未読の方はご覧いただきたい。 https://news.yahoo.co.jp/byline/shinodahiroyuki/20200114-00158929/ 翌朝小指は噛みちぎったー相模原事件・植松聖被告が面会室で語った驚くべき話 1月15日の第3回公判で

                                                                    相模原事件、植松聖被告の元交際相手女性が証人として法廷で語った衝撃内容(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                  • 異色の裁判官と弁護士が議論した岡口裁判官「弾劾裁判」と三権分立の危機(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                    一般にはいまひとつ知られていないが、いま司法界で大きな議論になっているのが、岡口基一裁判官の「弾劾裁判」だ。既に「不当な訴追から岡口基一裁判官を守る会」が発足、弁護士やジャーナリストなど多くの人が賛同している(ホームページは下記)。 https://okaguchi.net/ この9月8日には岡口裁判官の弁護団が会見を行い、問題点を訴えた。 「弾劾裁判」自体があまり知られていないのだが、当事者である岡口基一裁判官と、大崎事件再審などで知られる鴨志田祐美弁護士が、月刊『創』(つくる)10月号でこの問題を巡って議論した。2人とも異色の裁判官、異色の弁護士だが、この弾劾裁判が三権分立を危うくし、司法の危機をもたらしかねない、という点では一致した。 対談が企画された背景には月刊『創』9月号の連載コラムで、鴨志田弁護士が裁判官のあり方について触れ、岡口裁判官について「言動全てに賛同するものではないが

                                                                      異色の裁判官と弁護士が議論した岡口裁判官「弾劾裁判」と三権分立の危機(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                    • 翌朝小指は噛みちぎったー相模原事件・植松聖被告が面会室で語った驚くべき話(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                      2020年1月14日、横浜拘置支所で相模原障害者殺傷事件の植松聖被告に接見した。連日公判が続いているので植松被告に接見するのは1月末でいい、と当初は思っていたのだが、1月8日の第1回公判で、彼が法廷で右手の小指を噛みちぎろうとして取り押さえられた事件があったので、急遽接見することにした。マスコミには植松被告が法廷で「暴れた」としか報道されておらず、意図が全く伝わっていないので、もう少しきちんと意思の伝え方を考えないとだめだ、とアドバイスするつもりだった。 朝に人身事故があって電車が遅れ、8時半頃、拘置所に着くと、9日に接見予定だったのに断られた新聞とテレビの記者が来ており、一緒に接見した。立ち入った話をするつもりだったので、大手マスコミと一緒というのはどうなのかと一瞬思ったが、9日に約束を守れなかった記者に対して植松被告なりに気を使ったらしい。私が前もって送っておいた電報も祝日が重なって本

                                                                        翌朝小指は噛みちぎったー相模原事件・植松聖被告が面会室で語った驚くべき話(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                      • 「うずしお先生」事件で逮捕された性犯罪更生支援団体代表と妻との涙の面会に同席した(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                        松本容疑者の妻と一緒に面会室を訪れた 大阪にある都島警察署の2階の面会室に入ると、既に彼は椅子に座って待機していた。2021年7月17日土曜日に強制性交容疑で逮捕された松本学容疑者だ。今回、実名報道されたのだが、月刊『創』(つくる)にはこれまで樹月(きづき)カインという筆名で登場していたので、ここでも主にそう呼ぶことにしよう。その『創』の記事の一部は、このヤフーニュースでも取り上げてきた。 今回の事件は、樹月さんが「さなぎの樹」という性犯罪更生支援の社団法人代表だったことや、過去の性犯罪歴との関係などがあって警察も重く受けとめているし、関西では新聞・テレビが大きく報道している。大阪のマスコミはいま松本容疑者について懸命に調べているところのようだが、参考のために幾つか提供しよう。 https://news.yahoo.co.jp/byline/shinodahiroyuki/20181109

                                                                          「うずしお先生」事件で逮捕された性犯罪更生支援団体代表と妻との涙の面会に同席した(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                        • やまゆり園障害者殺傷事件から5年、大規模施設の内部告発が相次ぐことで事件の本質が見えてきた(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                          やまゆり園障害者殺傷事件から5年、裁判では植松聖死刑囚の、刑事責任能力の有無に論点が絞られてしまい、背景や真相についてはほとんど触れられないまま、事件は風化しつつある。しかし、この事件に衝撃を受けた、障害者問題に長年取り組んできた人たちの思いもあって、この1年ほど、いろいろな事実が明らかになりつつある。 月刊『創』(つくる)では2021年8月号で、植松死刑囚が勤務していた当時に書いた支援報告の内部資料を、関係者の内部告発を通じて明らかにし、発売中の12月号では、それを受けて『こんな夜更けにバナナかよ』作者の渡辺一史さん、この秋に別のやまゆり園施設の内部告発を報じた共同通信の市川亨記者、そしてやまゆり園の元職員Tさんの座談会を掲載した。 この記事も大きな反響を呼び、障害者施設関係者の間で、それをもとに議論が広がっている。植松死刑囚は、支援現場でどういう状況に接して、重度障害者は生きていても仕

                                                                            やまゆり園障害者殺傷事件から5年、大規模施設の内部告発が相次ぐことで事件の本質が見えてきた(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                          • 一時は「無書店」となった富山県立山町に再び書店がオープンした注目すべき経緯(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                            自治体が誘致して新たに書店がオープン 街の書店が次々と閉店に追い込まれている。2024年4月末にも仙台の老舗である金港堂本店や、弘前市のジュンク堂書店などが閉店。金港堂本店は建物の老朽化という事情もあるようで、他の店舗は営業を続けるというが、よく知られた書店ゆえに話題になった。 全国各地での書店の減少は加速しており、深刻な問題になっているのだが、それに対して何とかしようという動きも様々な形で生まれつつある。ここで紹介する動きもそのひとつだ。 富山県立山町で自治体が誘致した書店が4月26日にオープンしたというニュースが全国で報じられた。オープンしたのはコンビニ大手ローソンの「LAWSONマチの本屋さん」という事業による書店併設のコンビニだ。9年間も無書店だった立山町に自治体とコンビニの連携で書店がオープンしたわけだ。自治体が関わって書店誘致に成功したことは今後、ひとつのモデルケースになる可能

                                                                              一時は「無書店」となった富山県立山町に再び書店がオープンした注目すべき経緯(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                            • 実情がわかってきた日本学術会議への菅政権の「恐怖の人事介入」(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                              政権側も巻き返しのキャンペーン 日本学術会議の会員候補6名を菅首相が任命拒否したことが、いまだに大きな問題になっている。批判を浴びて政権側も巻き返しを図っているようで、学術会議という組織の問題点を指摘する論調もネットなどでは目立つ。学術会議に問題があるのならそれは改善すべきだが、それは今回の問題に対する議論のすり替えだろう。 任命拒否問題の本質とは何だったのか。この間の報道を通じて様々なことが明らかになりつつある。ここで一度整理しておこう。 10月16日付東京新聞特報面。筆者撮影 菅首相は会見でうっかり、自分は6名が既に除かれた名簿しか見ていないと口を滑らせ、では誰が6名を拒否したのかと問題になった。6名を名簿から削除したキーパーソンは杉田和博官房副長官であるらしいことが報道で明らかになっている。これはこの問題を理解する重要なポイントだ。10月16日付の東京新聞が特報面で杉田副長官について

                                                                                実情がわかってきた日本学術会議への菅政権の「恐怖の人事介入」(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                              • 教育への政治介入を告発した『教育と愛国』は二重の意味ですごい映画だ(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                                テレビ現場からテレビを問い直す動きが MBS(毎日放送)製作のドキュメンタリー映画『教育と愛国』が5月13日より全国公開される。教育の現場を長年追い続けた斉加尚代ディレクターが監督を務めたものだ。 この20年ほど政権が意図して激しい政治介入を行ってきたのは教育とメディアだ。教育については、日の丸君が代が踏み絵とされてそれに抵抗する教師が次々とパージされた。同時に教科書検定への介入も行われ、従軍慰安婦などの記述は削除されていった。 映画『教育と愛国』は、そうした教育現場への政治介入の動きを追ったものだ。何が起きていたのか経緯が丁寧にまとめられている。 教育へのそういう介入については、一時期社会的話題になったが、ここしばらくは正面から批判の声もあがらず何となくタブーになってきた観がある。恐らくそれだけ支配が貫徹したということなのだろう。映画『教育と愛国』はそうした流れに対して正面から批判的に取

                                                                                  教育への政治介入を告発した『教育と愛国』は二重の意味ですごい映画だ(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                                • 元裁判員による、かつて自分が関わった裁判へのある意味衝撃の内部告発(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                                  元裁判員が裁判の内情を異例の告発 ここで取り上げる事件は、2016年12月に長崎県対馬市で起きた父娘放火殺人事件だ。逮捕され裁判で無期懲役が確定した須川泰伸受刑者やその家族とは半年前からやりとりをしているが、今回の主要テーマはその事件そのものではない。 その1審で裁判員に選ばれた人物が、自分が関わって被告が有罪になった裁判をめぐって、本当にこれで良かったのかと疑問を呈し、内部告発を行っているのだ。 裁判員制度が始まってもう14年になる。最近はそのあり方をめぐっていろいろな議論が起きているが、元裁判員がこんなふうに赤裸々に告発を行うのは異例のことだ。そもそも裁判員裁判での評議内容などは守秘義務が課せられており、裁判員経験者が発言すること自体そう多くはないのが実情だ。 そもそもこの事件は決定的な証拠がなく、元被告は一貫して無罪を主張、服役するようになってからも、これは冤罪だと叫び続けている。も

                                                                                    元裁判員による、かつて自分が関わった裁判へのある意味衝撃の内部告発(篠田博之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                                  新着記事