1949年創刊。硬派な人文書からホットなサブカルチャーまで紹介する週刊の書評新聞「図書新聞」とe-honのコラボ企画! 「図書新聞」の紙面で紹介した書評や、対談記事をご紹介します。【週1回更新】 取り上げる本や評者を厳選し、確かな見識で深く掘り下げた書評は「読み応えアリ」です! ⇒「図書新聞」定期購読はこちら ◆ 3359号(7月7日発売号掲載) ⇒過去の掲載記事はこちら ちょっと、垂直 ――二〇一〇年代の思想と臨床、そして政治をつなぐキーワードは何か 対談:松本卓也×東畑開人 ■松本卓也著『享楽社会論――現代ラカン派の展開』(人文書院)と松本卓也+山本圭編著『〈つながり〉の現代思想――社会的紐帯をめぐる哲学・政治・精神分析』(明石書店)が、ほぼ同時期に刊行された。相変わらず、飛ぶ鳥を落とす勢いの松本卓也である。上記二冊の刊行を記念して、松本氏と、『野の医者は笑う』などで、独自の大変に興味